2022年10月9日日曜日

市民の声代弁する こせき和夫さんを必ず:市議選告示迫る加東市で日本共産党が演説会

こせき和夫市議

十月十六日告示・二十三日投票の加東市議会議員選挙を前に十月二日、日本共産党加東市委員会はこむら潤兵庫県国政委員長を迎えて「演説会」を社・福祉センターで開催しました。
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農業を営んでいる出井利之さんが無農薬、化学肥料を使わない有機農業でつくった安全な食べ物を学校給食で子どもたちに提供したい、その実現のためにも、こせき和夫さんを議会に送ってほしいと訴えました。
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二期目に挑戦する、こせき和夫さんは、
――農業は加東市の重要な産業。しかしこの十年間で農家が五百軒減っています。まともな農業ができるようにするために、これからも農業問題を正面に掲げてとり組みます。
――買い物や病院行きで困ることのないように公共の乗り合いタクシーを充実させるなど市民の足を守るために頑張ります。
――コロナ禍の中、発熱外来で二十四時間対応して頑張っている加東市民病院の存続・充実、また市として資金的にも援助できるように力を尽くします。
――国保税の引き下げ、十八歳以下の子どもの均等割をなくす、保育料の無料化、給食費の無償化、また中小業者を助ける施策など安心して暮らしやすい加東市にするために頑張ります。
と決意と公約を述べ、支援を訴えました。
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こむら潤兵庫県国政委員長は、
――憲法違反の「国葬」について、日本共産党は国会に諮りもせずに強行した岸田文雄内閣を追及していきます。
――十月一日から高齢者の医療費窓口負担が二倍化されて困るという声が寄せられています。物価は上がる。賃金は上がらない。円安に取り組まない、物価高に取り組まない政府へ怒りの声を上げていきましょう。まずは消費税を五%に。
――銃で脅した投票でウクライナの四州を併合するというロシアの蛮行に対し日本共産党は国連憲章違反であると断固反対し、即時撤回を要求しています。憲法九条をいかし、戦争に反対するすべての人たちと力を合わせて頑張っていきます。
――岸田自公政権は大企業、富裕層の大もうけを優先する新自由主義の政治で貧困と格差を広げ、私たちを苦しめています。今こそ、市民の立場に立ってモノが言える議員を増やさなければなりません。こせき和夫さんをぜひ議会に送ってください。周りの人に支持を広げてください。
――日本共産党に入っていない人はこの機会にぜひ日本共産党に加わってください。
と訴えました。
九十八人が参加し会場一杯になりました。演説会のあと、参加者は地域でビラ加東民報を配布しました。
〔隅信〕

(兵庫民報2022年10月9日付)16:00

兵庫県議会で日本共産党のきだ結議員が一般質問:コロナ、痴漢・賃金格差、高校統廃合、防災など多岐にわたり県民要求実現迫る

きだ結県議

日本共産党のきだ結議員は九月三十日、兵庫県議会本会議で日本共産党県議団を代表して一般質問に立ち、新型コロナウイルス感染症対策、高齢者補聴器購入補助の恒久化、男女の賃金格差是正、痴漢対策の強化、学校給食無償化、高校統廃合計画、土砂災害など防災対策予算について質問しました。

新型コロナウイルス感染症対策について

きだ議員は、兵庫県独自の「自主療養制度」について、これは軽症で基礎疾患がなく重症化リスクが小さいとされる方に、自己検査を勧め、陽性の場合は保健所の介入なしに療養に入り、食料支援や宿泊療養入所の調整もせず、パルスオキシメーターの貸し出しもないもので、「症状悪化時に改めて医療機関を受診しなければならず、手遅れになりかねない」と指摘し、①検査体制の拡充・保健所の医師、看護師の体制強化を図ること②「自主療養制度」を改め、受診調整や食料支援など療養支援を行うこと③高齢者等施設の感染者留め置きをやめ、必要なケアを確保した療養施設を整備すること―を求めました。
答弁に立った齋藤元彦知事は、「自主療養制度は、一定の評価を得ている」と答えました。

高齢者補聴器購入補助の恒久化について

きだ議員は、日本共産党県議団が本会議などあらゆる場面で制度化を求め、今年度、調査事業として実現した補聴器購入補助について、「国の制度創設を求めるとともに、補聴器購入補助を一年限りの調査事業で終わらせず、恒久的な制度にすること」を求めました。

男女の賃金格差是正について

きだ議員は、「男女の賃金格差是正は、女性差別の解消、女性の地位向上、真の女性活躍へ、政治が正面から取り組むべき課題だ」とし、女性の賃金向上、正規雇用増、上級管理職の登用を促す企業・事業者への奨励金制度など、インセンティブ制度をつくることや、国の助成金の活用を提案しました。
齋藤知事は、「男女の賃金格差是正は、企業が自主的に取り組むのが基本であって、奨励金などを県独自で行うことは考えていない」と述べました。

痴漢対策の強化について

きだ議員は、大学入試に遅れられない受験生を狙う卑劣な痴漢加害、それをあおるネットの書き込みがあると昨年十二月に相談を受け、各鉄道事業者に赴き、痴漢対策強化や「痴漢は犯罪」「被害に遭ったら、見たら通報を」と呼び掛けるアナウンスや、ホーム・車内のパトロール強化などを要望。その結果、消極的だった鉄道事業者も変化し、県内ほぼすべての駅・ホームや電車内でアナウンスが流れ、鉄道警察隊はホームや車内で、地域交番は構内外で警備するなど対策が講じられた。しかし、痴漢は性暴力、犯罪でありながら、被害後は圧倒的に多くの女性が通報も相談もしていないのが実態だとし、「通報しようと思える環境づくりが必要」と訴え、痴漢対策強化や鉄道事業者と県警の連携強化、鉄道警察隊の増員、また加害根絶のため、今策定中の「兵庫県再犯防止推進計画」に痴漢加害者の更生を位置付けることを求めました。
答弁に立った県警担当者は、「鉄道事業者と連携を強化し、被害防止のための対策の推進、被害に遭った場合の通報や相談しやすい環境の整備等に努めていく」と答えました。

学校給食無償化について

次にきだ議員は、兵庫県下では相生市・加西市が小中学校で、明石市・たつの市が中学校で給食の無償化を実施し、一部補助を合わせると十七市町が負担軽減を実施、また西宮市・川西市など新たに六市町が交付金活用で無償化を実施、兵庫県議会も六月議会で日本共産党県議団が提案した「国に学校給食の無償化を求める意見書」を全会一致で採択していることをあげ、「義務教育の一環である学校給食の無償化を国に求めること、県として市町への支援を決断するべき」と迫りました。

高校統廃合計画について

きだ議員は、「県立高等学校教育改革第三次実施計画」で二〇二五年度に統廃合する学校名を発表するとしていることについて、「対象校では生徒・保護者・教職員・地域住民に十分な情報提供もせず、説明会も開いていない」「住民説明会等を求める声が相次ぎ、県教委は説明会を行うことを表明したが、統合前提の「基本計画」策定後では意味がない」「それぞれ地域から高校の存続を求める要望が広がっている」と述べ、「説明会を開き、丁寧に県民の意見を聞くこと、高校の存続、知事公約の三十人学級を県立高校で早急に取り組むこと」を求めました。

土砂災害など防災対策予算について

最後にきだ議員は、「兵庫県では砂防関係の整備率が土石流対策三七・二%、地滑り対策三四・三%、急傾斜地・がけ崩れ対策二四・一%に留まり、このペースでは百年以上かかる」と指摘。公共事業政策を大きく転換し、予算と人的資源の重点、優先的な配分で防災・減災事業の加速化を求めました。
〔三富智恵子〕

(兵庫民報2022年10月9日付)15:30

憲法を生かし民主主義に基づく日本へ:兵庫県憲法共同センターが神戸市9区交流会議

憲法改悪ストップ!兵庫憲法共同センターは神戸市九区交流会議を十月一日に開きました。
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はじめに津川知久代表から「「聞く力」も「ていねいな説明」も放棄し、立憲主義の破壊、大軍拡と九条改定ねらう岸田政治をさらに追いつめよう」のテーマで、十月三日からの臨時国会をめぐる情勢を解説しました。そのうえで、支持率大幅低下の岸田政権を追いつめ、改憲阻止・憲法通りの政治をめざそうと提起しました。その内容は九月二十八日付けの兵庫憲法共同センター津川代表声明にまとめています(別添参照)。
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中央区 九月二十七日は、県センター主催の神戸大丸前に合流。七十人もの参加で元気が出た。毎月ダイエー前「三の日」行動は二〇〇四年から計二百五十六回、延べ千九百七十三人が参加、憲法署名は四千九百八十一筆もの累計。九月は木曜ごと三回にわたり神戸駅で革新懇中心に国葬反対宣伝を行った。

兵庫区 九月二十五日、兵庫駅で二十五人で国葬反対を訴え。今まで通り第二火曜宣伝は継続しているが限られた人となっている。荒田や夢野地域で頑張っているので、区内七地域ごとに運動できるよう定例団体会議で議論していく。

長田区 ウクライナ戦争の街頭宣伝は非常に反応が大きく各野党や代表スピーチもいろいろな角度からの話となり大変好評。だから「戦争させない長田の会」では憲法と軍事費二倍問題をもっと前面に出して訴えたい。
毎月十九日行動は地域九条の会からも参加してくれ広がりは大きい。問題は全国憲法署名目標四万をどうするのかだ。これはやはり地域ごとに全戸を対象とした創意ある活動が必要なので議論を深めている。
当面は兵庫県憲法会議の十一月三日憲法集会、十一月二十日の「市民と野党の共同アクション、前川喜平講演会」を成功させるため頑張る。

北区 十月二日の「第十六回北区九条のつどい・すずらんホール・津田大介さんの講演」は区内の六つの「九条の会」が共催する。「戦争法に反対する北区の会」が毎月十九日行動を成功させていて、九月は台風のため宣伝カーを区内で回して訴えた。

須磨区 「国葬」当日の九月二十七日に前川喜平さんの講演会を行い三百人もの参加となった。神戸新聞や毎日新聞も前川さんの講演を詳しく報道してくれた。参加者は、統一協会との関係やアベ政治との関わりで詳しく話されて「つじつまが合った」との感想も。アベ政治を精算するために行った集会だったので、しっかりとした柱ができたと思う。区内の諸団体による共同を強めもっと幅広く動きたい。
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以上のほか、いまこそ「九条の会」の出番となっているが長年の活動で「閉店」も多くなっています。それで各区でばらつきもあるが「九条の会」の再開・再建・強化についても話し合いたいとの意向が出されました。
〔速水二郎=憲法共同センター〕

(兵庫民報2022年10月9日付)15:00


「聞く力」を放棄し、立憲主義を破壊し憲法九条改定をねらう岸田政権をさらに追いつめよう:憲法改悪ストップ! 兵庫県共同センター代表 津川知久

改憲許さず、憲法どおりの政治をめざすみなさんへ

九月二十七日、安倍元首相の「国葬」は終わりました。会場の武道館内においては安倍政治礼賛の大合唱でしたが、国会前をはじめ全国・全県各地で行われた無数の反対・抗議の集会はそれを大きく包み込みました。「国葬」にかけた岸田政権のねらい、憲法に基づく政治をこわし憲法九条改定のテコにしようとするもくろみは、わたしたちの取り組みと圧倒的多数の世論によって大きく挫折させることができました。
たたかいは、いよいよこれからです。この秋、改憲許さず憲法どおりのあたり前の政治を求め、地に落ちた岸田政権をさらに追いつめていきましょう。

今秋の臨時国会で問われていることは?

十月三日から臨時国会が始まります。いま私たちを苦しめ解決してほしいと切実に求めているのは新型コロナ対策であり物価急騰問題です。もちろん統一協会と自民党の癒着や東京五輪汚職、そしてこのたびの「国葬」問題も済んだこととするわけにはいきません。
しかし岸田政権は国民の声を「聞く力」をもたず、格差と負担増のアベノミクスを堅持し、なにより六兆円超に軍事予算を拡大し敵基地攻撃能力をつけること、戦争する国づくりの仕上げとして憲法九条改定・国会発議の道づくりをねらっています。

人間らしい生活を!それは憲法が生きる政治への転換を求める声!――私たちは求めます

1.自民党は統一協会問題を議員の自己申告で糊塗せず、癒着の中心にいたとされる安倍氏関連の解明など徹底調査を行うこと。反社会的カルト集団統一協会の解散を求めます。
2.新型コロナで苦闘する医療・福祉機関そして国民に心を寄せ、誠実に情報提供をし、科学的な対策をとること。
3.物価高で生活も営業もたいへん。世界の多くの国で実施されている消費減税を。
4.東京五輪汚職では森元首相の追及など政治家の関与にもメスを入れること。
5.軍拡と軍事同盟強化では戦争を防ぐことはできません。軍事費を削減し、日本政府は「核兵器禁止条約」に参加して世界で核兵器廃絶の先導役を果たすこと。
6.統一協会・勝共連合の改憲案と、うり二つの自民改憲案をこれ以上憲法審査会で審査するのは中止すること。

共同の力で民意無視の政治を終わらせよう!

臨時国会開会中の十一月三日には兵庫県憲法会議主催の「憲法集会」があり、十一月三十日には総がかり行動兵庫県実行委員会の「憲法学習会」があります。また各地で様々な行動が予定されています。これらを節目として、地域・職場・各界から生活と憲法を守る共同の取り組みを進めていきましょう。
安倍・菅・岸田と続いた民意無視の政治を終わらせるため、共同の「憲法署名」を入り口にし、シール投票なども使って大いに対話を広げましょう。
二〇二二年九月二十八日

(兵庫民報2022年10月9日付)14:30


神戸大丸前で「国葬」に抗議:70人がスタンディング


「国葬」当日の九月二十七日、憲法改悪ストップ!兵庫県共同センターは、十二時から神戸大丸前で憲法違反の「国葬」強行に抗議するスタンディング宣伝を七十人の参加で行いました。各弁士が、法的根拠のない「国葬」は憲法、法の平等に反する、国民に弔意を強制することは憲法違反と開催強行に反対と訴えました。行ったシール投票は国葬賛成は十六、反対が百六十六でした。訴えに通行人やバスからも手を振って激励がありました。弁士には津川知久共同センター代表のほか荻野潤子新婦人兵庫県本部事務局長、日本共産党からはこむら潤国政委員長、松田隆彦県委員長が訴えました。
〔小林明男〕

(兵庫民報2022年10月9日付)14:00

請願署名活動スタート!:県立高校統廃合計画の見直しと少人数学級を

署名を呼びかける入江次郎県議(右)

公立高校を考える会は十月二日、JR姫路駅ピオレ前で、県立高校統廃合計画見直しと少人数学級実現を求める請願署名活動を行いました。
▽網干高校生「網干で生まれて、地元の網干高校へ通っている。地元の高校なくなるのは寂しい」▽二十代女性教員「学校はブラック職場だから年々教員応募者が減っている。その結果、必要な教員数を確保できなくなってよりブラックになるという悪循環になっている。少人数学級で職場に余裕できてこそ教員の応募者も増え、必要な教員数が確保できる。少人数学級実現して一人ひとりの子ども達に寄り添える教育をしたい。頑張って下さい!」▽子どもが五人いるという若いお父さん「学校が遠くなれば通学費だけでも大変。地域の高校残して欲しい」―等々たくさんの声が寄せられました。
二十名の参加で二百十二筆の署名が集まりました。
県教委は年内に基本計画を作成し発表するとしています。そのため、会では十一月二十日頃に開会される県議会へ請願署名を提出することを目標にし、短期間でたくさんの署名を集め県議会を動かすため引き続き駅前、学校前、地域で署名活動に取り組みます。
また、十日には統廃合対象校のある家島町へ船で渡り、署名集めと「私たちの高校をなくさないで」ポスター貼り、そして十五日に家島町で計画している統廃合反対学習会への案内に回る予定です。
〔入江次郎=県議〕

(兵庫民報2022年10月9日付)13:30

亀井洋示「あまぁーい五輪」



(兵庫民報2022年10月9日付)13:00

核兵器の全面的廃絶のための国際デー:原水協などが宣伝・署名行動――勉強したいとチラシを取りに来た高校生も


兵庫県原水協は九月二十六日神戸大丸前で、国連提唱の「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にあたっての宣伝・署名行動を行いました。
この日は、二〇一三年十二月の国連総会で「九月二十六日を国際核兵器廃絶デーとして設定する」ことが決議され、核兵器完全廃絶を促進するために設けられたもので、今年九回目の国際行動になります。
兵庫県原水協の津川知久筆頭代表理事、成山太志代表理事(兵庫労連議長)、新婦人の荻野潤子事務局長などが兵庫労連の宣伝車で、「国連は核兵器廃絶デーだけでなく核兵器廃絶の取り組みを全力で進めている。日本政府は核兵器禁止条約に参加し役割を果たせ」「岸田内閣がすすめる軍事費増大でアジアの緊張を高める道をやめさせよう」などと訴え、「核兵器禁止条約に日本政府の参加を求める」署名を呼びかけました。
また、翌日の安倍元首相の「国葬」を、「どの世論調査でも反対が多数。国民の意思を無視して憲法違反を強行する政権は許せない」と訴えました。
神戸市被爆者の会の立川重則会長(県被団協理事長)はじめ兵庫労連、年金者組合、新婦人、平和委員会、日本ベトナム友好協会、共産党、いしずえ会、電力兵庫の会などから十六人が参加して署名を呼びかけました。観光客入国の規制緩和の影響か外国人の姿も目立ち、スペイン、ベトナム、中国、ガーナなどの人が署名。ガーナ人は、今日が国連の「インターナショナル・デー」と聞き、「おめでとう」と激励して署名に応じました。暑さがぶり返した炎天下で、汗を流しながしの行動でしたが、高校生グループが、「原爆のことは平和教育で習ったのでチラシを読んで勉強したい」とチラシを取りに来るなど、四十八人から署名が寄せられました。「反響の大きさに元気が出た」などの感想が出されました。
同日、姫路市原水協はJR姫路駅前で、明石原水協はJR明石駅南広場で、国際核兵器廃絶デー行動を行いました。〔梶本修史=兵庫県原水協〕

(兵庫民報2022年10月9日付)12:30

第51回西宮母親大会:3年ぶりに分科会:交流では高校統廃合の運動も

講演する斉加尚代さん

第五十一回西宮母親大会を九月二十五日、西宮市立勤労会館で開き、百五十四人が集いました。
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午前中は三年ぶりに分科会を開き、第一分科会「私たちの税金はどう使われているか?」では、国税・地方税等のしくみを知り、何のために、またどう使うか、関心を寄せ使い方をチェックすることが大切だと改めて学びました。第二分科会「くらしの中から憲法を考えよう!」では、憲法について参加者それぞれの思いが語られ、助言者からは個人の尊重が日本国憲法の最も重要な理念であり、幸福追求権をもとに、自分の願いに目をむけ、耳を傾け声をあげて歩むことが微力ではあるが、自由・平和を守る憲法を生かすことだと語られました。
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午後は全体会。オープニングは「三線演奏と歌」に心を癒やされ、沖縄に思いを寄せることができました。また、玉城デニー知事再選に「辺野古新基地はいらない民意」に連帯の思いを強くしました。
続いて、午前中の分科会の報告と運動交流として、「県立高等学校統廃合問題を考える」報告がありました。報告では県教委が突然、県立甲山高校と県立西宮北高校を統合する案が出されて、統廃合は容認できないとして〝公立高校を考える西宮の会〟が結成されました。今後、市民運動として取り組んでいくことが発言されました。
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記念講演は、映画「教育と愛国」(二〇二二年五月公開)で、日本ジャーナリスト会議大賞を受賞した斉加尚代さん(毎日放送ドキュメンタリー担当ディレクター)の「教科書で今、何がおきているか~メディアから見た教育~」と題した映像をまじえての講演でした。
二〇一七年小学校一年生道徳教科書検定で「パン屋」さんが「和菓子屋」さんに書き換えられたのはおかしいと思い、教育への政治介入を懸念したことが映画の前の作品ドキュメンタリー番組を作るきっかけだったと話されました。
斉加さんの講演は政治の教育介入の具体的な経過と現状を映像やインタビューを交え示され子どもたちのいのちと人権に、明るい未来を見いだす努力と、それに取り組む方々とともに頑張ろうと強調されました。
とても良かったという多くの感想の中に、教育への政治介入を放置すれば、戦争をよびよせることになるのではないかとの受け止めもありました。
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最後に大会アピールを採択し、閉会しました。
大会後、六十名を超える参加者で、JR西宮駅前で、「国葬反対」「国葬中止」のシュプレヒコールを行いました。
〔渡辺玲子=西宮母親連絡会〕

(兵庫民報2022年10月9日付)12:00

国民救援会兵庫県本部大会:市民運動への警察の干渉はねかえす新パンフの普及よびかけ


十月一日、兵庫県立のじぎく会館で日本国民救援会第五十九回兵庫県本部大会が開催され、リモート会場をつなぎ七十九名が参加しました。
大会には日本共産党兵庫県委員会の浜本信義副委員長と兵庫労連、治安維持法犠牲者国賠同盟、自由法曹団から来賓挨拶。
報告と提案では、街頭宣伝や政治活動に対する警察の干渉を跳ね返すパンフレット『のびのび社会運動・市民運動をすすめる百問百答』を発行したことが強調され、討議でも、平和や人権の問題で多様な市民が立ち上がっている情勢に応え、パンフを市民運動のなかに普及し、統一地方選挙にむけて学習会も広げようとの発言が相次ぎました。
討議では、冤罪・姫路花田郵便局事件で身に覚えのない強盗事件の犯人として服役させられたうえ、国外への退去強制令で家族離散が危ぶまれるナイジェリア人のジュリアスさん(仮名)や、滋賀県の冤罪・日野町事件の故阪原弘さんの長男・弘次さんが訴えました。
十月十二日に裁判が始まる川重過労死裁判の遺族(原告)が過重労働のために自死に追い込まれた夫の最後の様子と、家族の悲しみ、憤りを語り、生存権裁判原告団の北風正二団長も支援を訴えました。
再審手続きの法改正を国に求める地方議会の意見書採択運動を地域支部がとりくんでいることも発言がありました。
最後に平和憲法が戦後最大の危機に直面するなか、改憲発議を許さず、すべての事件勝利と二千三百名会員をめざす方針案と、脇田吉隆会長をはじめとする役員案が採択されました。
〔濵嶋隆昌=同会事務局長〕

パンフレットはA5判、百三十五ページ、頒価五百円、国民救援会発行です。

(兵庫民報2022年10月9日付)11:30

日本共産党兵庫県委員会に中学生たちが訪ねてきました

九月二十六日、日本共産党兵庫県委員会事務所に、東京から中学生四人が訪ねてきました。
修学旅行で関西に来て、班に分かれて自由行動。自分たちでテーマを決めて「取材」をするという企画の一環で、その班では政党に話を聞こうということにしたようです。
テーマは「神戸にはリベラリストが多いという印象があるが、本当か」というもので、そんな科学的根拠は持ち合わせていないので、そういう印象があると聞いて思い当たるエピソード(①川崎・三菱労働争議、②日本初の女性政談演説会、③非核「神戸方式」、④老人医療費無料化運動、⑤阪神・淡路大震災被災者生活再建の闘い)を紹介しました。
その後の質疑応答では、「志位さんの百周年記念講演を読みました。すごい歴史だと思います。色々誤解されている事が多いと思うので、ティックトックなどでもっと発信されたらどうでしょう」「戦後ずっと自民党政権ですが、これをどうすれば変えられると考えているのですか」「今も労働運動というのはあるのですか。その運動は広がっているのですか」「資本論で価値と使用価値という話が書かれてありましたが、何でもない靴にブランドのマークをつけるだけで高く売れた場合はどう考えるのですか」などが出されました。
中学生たちはその後、こむら潤県国政委員長の案内で、明石焼きを食べ、神戸港を見学、大倉山公園にある「解放運動無名戦士の碑」も訪ねるなどしました。
〔金田峰生〕

(兵庫民報2022年10月9日付)11:00


神戸映画サークル協議会10月例会:『ニューヨーク親切なロシア料理店』――痛みを抱えた人々を温かく見つめ寄り添う


『ニューヨーク 親切なロシア料理店』は「見知らぬ人の親切」がまさに希望の光となった作品。
デンマーク出身のロネ・シェルフィグ監督は、痛みを抱えた人々を温かく見つめ、そっと寄り添う。
クララは二人の子どもを連れて、夫のDVから逃げてくる。食べ物も買えず、泊まるところもない。そんな中、彼女は「赦しの会」を主宰する看護師アリスと出会う。
物語の核になるのは「人生をしくじった人々の再出発」。クララを救ったのは、ティモフェイら「しくじった人々」からの親切だった。彼らの親切や優しさが、クララに再出発への活力を与えた。
手を差し伸べる人たちはけっして裕福ではない。みんなある意味苦境を経験し人生の苦さを知っている人たちだ。でもそんな人たちだからこそ、クララたち親子に手を差し伸べてくれた。そしてクララのように辛い境遇にあるからこそ、自分の尊厳を取り戻すには、人の力が必要なのだ。
この物語をおとぎ話だと言い切る人もいるかもしれない。けれど人生の様々な経験を乗り越えた人は、この作品の「見知らぬ人の親切」に救いを感じるに違いない。「分断」により世界が傷ついている今こそ、こんな優しい力強い「おとぎ話」は必要なのだ。
〔桑田葉子=神戸映画サークル協議会〕

9月例会:『ニューヨーク 親切なロシア料理店』

監督・脚本:ロネ・シェルフィグ、2019年/デンマーク・カナダ・スウェーデン・ドイツ・フランス/115分/10月22日(土)①11時30分②14時30分③18時、会場:兵庫県民会館9階けんみんホール/一般1,300円/問い合わせ Tel 078-371-8550、http://kobe-eisa.com/

解説など→ https://kobe-eisa.com/?page_id=6698



(兵庫民報2022年10月9日付)10:30

藤田佳代舞踊研究所発表会:神々、人々、様々な生き物――その交流を踊りに

昨年の発表会から(撮影:中野良彦さん)

藤田佳代舞踊研究所が第四十五回発表会を十月十五日にひらきます。
出演者一人ひとりがそれぞれの力や成長に応じて、本来もっている能力を最大限にいかして、全員で作品をつくりあげていくことを目的にひらかれる「発表会」。今回の演目は次の三本です。
*
「届ける――東北の地震と津波と原発で亡くなった数限りない命たちへ」。東日本大震災への鎮魂の踊り。今回で十一回目の上演です。
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「十二神将の十二カ月」。薬師如来と薬師如来を信仰する人々を守護する十二の神将。十二神将とそれぞれが守護する月々の生き物(人、花、虫、きのこ)との交流を踊りにしています。
*
「イサラ湖の底深く」。湖に浮かぶ島の神アサキは年に一度の人間との交流を楽しみにしていましたが、ある年から人間が来なくなりました。人間どうしの衝突が湖の主の怒りをかい、人間たちの村は湖の底深くに沈められてしまったからです。そこからただひとり脱出してきた少女なずなはアサキとともに、自分の村や家族、友達を返してもらうため、湖の主のもとへ向かいます……。
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十一月二十六日には同研究所のソリスト・向井華奈子さんのリサイタルがひらかれます(詳細は次号に)。

第45回藤田佳代舞踊研究所発表会

10月15日(土)17時開演、神戸文化ホール大ホール/無料/参加申し込み・招待券などの問い合わせ:藤田佳代舞踊研究所 Tel & Fax 078-822-2066 Email fkmds@muf.biglobe.ne.jp

(兵庫民報2022年10月9日付)10:00

みんぽう川柳〈九月〉「考える」 選者 島村美津子

特 選

考えるほど国葬の価値見当らぬ
 神戸市 玉山歳子

【評】普通の人間がごく普通に考えれば考えるほど国葬の価値はどこにも見当たらない。十六億円ともいわれる税金が使われ、憲法違反の国葬は強行されました。「国会軽視」「民主主義の破壊」「国民無視」全国各地から猛烈な抗議の声が上がっています。揚句は淡々と詠まれた句の中に激しい怒りを感じさせられます。

入 選

考えに考えぬいたがなぜ国葬
 神戸市 梶山洋枝

国葬を考え人気下降する
 神戸市 兵頭和子

毎日のレシピに苦慮の物価高
 神戸市 塩谷凉子

物価上り年金は減り生きずらいな
 芦屋市 梶原嘉代子

困ったら考えとくわと返事して
 神戸市 紙本辰雄

考える暇もぜいたく勘でいく
 芦屋市 松田良介

限界を越えて考え脳パンク
 稲美町 川島八重子

考えて考える間に期日過ぎ
 宝塚市 白井正登

過ぎた日々考えたって戻らない
 神戸市 中村好孝

走る走る考えながら着地する
 尼崎市 富田明美

ゆっくりと次なにするか考える
 尼崎市 富田 断

空見上げ一句考え地を見つめ
 明石市 上河規江

異常気象孫の時代を考える
 神戸市 長尾粛正

考えの浮かばぬ時は寝てしまう
 明石市 小西正剛

みんぽう川柳募集

▽十月の題は「気候危機」、締切十月二十八日(金)▽十一月の題は「動く」、締切は十一月二十五日(金)▼一週間前には投函してください▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記。葉書のみ受け付け。お体の具合などで投函に出かけられない方はいままでどおりメール・ファクスでけっこうです。

(兵庫民報2022年10月9日付)9:30


観感楽学:その情報の信頼性は


先日、インターネット上にある膨大な情報の信頼性という記事を読みました▼ある国の調査では、週にインターネットを使用する平均時間が二十年前とくらべ約五倍になっており、この増加率からみてもインターネットの情報が人々に与える影響は非常に大きい。その膨大なネット上の情報は、はたしてどれだけ信頼できるのかというものでした▼確かに、私もおおよそ信じ難い情報が事実かのようにアップされていることや、何か偏り過ぎた偏見的で悪意のある情報を見たことがあります▼実際の調査でもインターネットを利用する人々の約半数は、インターネットは間違った情報の拡散に加担しており、多くの間違った情報があるとの認識だそうです▼以前、私は開発の仕事をしていました。誰も見ないような専門的な内容が調べたい事が多々ありました。こんな情報は無いと思いつつもネットで検索するとアップされていることがあり重宝していました▼ただ会社からは、それらは責任のない情報なので参考程度にとどめ、最終的には専門書で確認するようにと言われていました▼皆さんも重要な情報はネット情報だけではなく、書籍なども併せて調べることをお勧めします。
(ふ)

(兵庫民報2022年10月9日付)9:00