2022年9月11日日曜日

兵庫県原水協「原水爆禁止2022年世界大会 報告・交流のつどい」:市民社会の運動が核兵器廃絶の国連議論の〝主役〟に


兵庫県原水協は三日、神戸市内で「原水爆禁止二〇二二年世界大会報告・交流のつどい」を行いました。
今年の世界大会は三年ぶりの現地開催(オンライン参加と併用)で、コロナ禍を配慮して全国二千名規模での取り組みでした。兵庫県原水協は、「過去最大の代表団」をめざして「百人の代表、四百人のオンライン参加」を目標に取り組み、広島に七十九人、オンライン五十四カ所・約二百五十人の参加となりました。

兵庫県代表団の津川知久団長の講演

津川知久・世界大会兵庫県代表団団長(兵庫県原水協筆頭代表理事)が、「二〇二二年、時代は核兵器廃絶の新たなステージへ」と題する講演を行いました。
津川さんは、「三年ぶりに対面実施の世界大会は〝胸のキュンとなる場面が続出〟」として、小学生が「ロシアで「市民の権利が剝奪されている」ってどういうことですか」と堂々と質問に出て、ロシア代表が真面目に真剣に回答したこと、中学生が、「非核三原則を学校で習ったが詳しく聞けなかった。この大会で米国から原爆を落とされたのに、今は媚びを売っているのはなぜかわかった。同級生にも話してみます」と発言した場面などを紹介しました。
核兵器禁止条約第一回締約国会議(六月)には、米国と軍事同盟を結ぶドイツやベルギー、オーストラリアなどもオブザーバー参加し、「禁止条約は法的拘束力を持ち不可逆的であり、核兵器廃絶の基本的土台である」「ウクライナ問題は核抑止論が幻想であることをこれまでになく浮き彫りにした」「一部の非核武装国(日本など)が核保有を奨励するのは遺憾」など重要な合意、前進があったことを明らかにしました。
さらに、広島平和記念式典での市長、県知事、グテレス国連事務総長の挨拶とくらべて、岸田首相の挨拶が「見苦しいほどの落差があった」ときびしく批判しました。
世界大会が採択した「広島宣言」が、締約国会議の成果を受けとめ、充実させ、同時開催中だったNPT(核不拡散条約)再検討会議に反映させられたことを示しました。そして、NPT再検討会議はロシアの反対で合意できなかったが、「失敗でなく、非人道的核兵器が国際法上違法とされ、いよいよ廃絶に動き出した、市民社会の運動が核兵器廃絶の国連議論の〝主役〟の位置にたったという「新しいステージ」の二大特徴を活かして、核兵器禁止条約に参加する日本を実現する原水協の奮闘が世界から注目されている」と訴えました。

世界大会参加者の報告

つどいでは、これまでの平和大行進、「平和の波」行動、世界大会の取り組みをスライドで紹介したあと、世界大会参加者からの発言、活動交流が行われました。
「市民運動が世界に影響を与える前進をとげていることに感銘した」(芦屋市)
「四十年ぶりに世界大会に参加し、みんなの発言は鳥肌がたつほど素晴らしかった。世界中の運動をやさしい言葉で、自分の言葉で伝えられるようにがんばりたい」(西区)
「平和の波行動に三十二人参加し五十八筆の署名が集まった。大勢で楽しく活動するのが大事。署名を伸ばすために高校門前行動を計画。チラシでは反応が鈍いので、動画視聴につながりQRコード付きの栞を作る。青年が観て反応する動画がほしい」(須磨区)
「事務局体制の強化もめざして世界大会に複数で参加。オンライン視聴会には申し込まなかった人も来て八人が参加。少し明るい見通しができた」(但馬/その後、豊岡市議会が「平和都市宣言」を採択)
「核兵器、軍事費よりも国民を救済する方を優先するべきだと実感できた」(民青同盟)
「若い人のがんばりが見えた大会で希望が持てた。豪州が政権交代を実現して締約国会議にオブザーバー参加させた。核兵器は非人道的という見地から働きかけることの重要さを実感した。ジェンダーの視点が一貫して強調されたことに共感した」(AALA連帯委)
――など十人の報告はいずれも世界大会の感動を語り、次の運動の決意とアイデアを表明するものでした。
小村潤さん(さきの参院選兵庫選挙区候補)も長崎大会に参加し、現地でナガサキ・デー行動に加わって署名行動を行った経験を報告しました。
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兵庫県原水協は、県下各地で報告会と「広島宣言」の学習・具体的実践の話し合いを進めることにしています。〔梶本修史=県原水協事務局長〕

(兵庫民報2022年9月11日付)16:00

民青同盟兵庫県委員会はオンラインで原水爆禁止世界大会報告会――「来年は自分も行きたい」

民青兵庫県委員会は、原水爆禁止世界大会に参加した同盟員による大会報告会をオンラインで開催しました。
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まず、現地参加の五人が、総会や分科会などをテーマにそれぞれ報告しました。
――ベルギー代表の方がNATOを批判されていて印象的だった。アメリカの実質的支配のもとで国民の合意なしに核共有を強要しているとあった。憲法九条は世界でも応用可能とあり、その通りだと思う。(二十代労働者)
――碑めぐりの分科会に参加。原爆の爆風によってガラスやレンガがミサイルのように飛んでくると聞いた。「この川はたくさんの人や遺体で埋もれていた」と聞き、本で読んだことが本当にあったと実感した。核兵器は世に存在するべきではない。(学生)
――大会に参加してよかったのは、当事者の声を痛いほど聞けたこと。たくさんの運動が集まっていて、この運動が大きくなると、軍事同盟にも圧力がかかるし、さらに世論も活性化すると思う。(学生)
――小学生の時、溶けたレンガを手にした被爆者から証言を聞いた。今回は、当時二十三歳だった被爆者の話を聞いた。原爆の悲惨さを伝える活動にも力を入れていきたい。(学生)
――青年のつどいは民青からの参加者が多かったが、もっと広範な若い人に戦争や平和について興味を持ってもらいたい。周りの友人に話をするなど、こちらから働きかけることが重要だと思った。(学生)
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今回、世界大会に参加できなかった学生から「来年は自分も行きたい」と希望が出されたり、核兵器をなくすためにどんなとりくみができるだろうかと相談もされました。 〔伊木さち〕

(兵庫民報2022年9月11日付)15:30


神戸憲法集会:日本国憲法施行75年 いまこそ憲法9条を活かすとき/11月3日13時30分、長田区文化センター+オンライン配信/記念講演:伊藤千尋さん


「日本国憲法施行七十五年 いまこそ憲法九条を活かすとき」をテーマに十一月三日、神戸憲法集会を開催します。主催は憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議(兵庫県憲法会議)です。
講演は伊藤千尋さん(ジャーナリスト・元朝日新聞記者、「九条の会」世話人)で、「日本を戦争に向かわせないために――今こそ市民が前面にたつとき」と題して話していただきます。
会場は長田区文化センター(定員四百名)でオンライン配信も行います。十三時三十分開演。資料代は千円(学生五百円)。文化行事では、竹内久力さんのクラリネット演奏と安達萌さんのピアノ演奏をお楽しみください。
〔速水二郎=憲法共同センター〕

(兵庫民報2022年9月11日付)15:00

研究系職員雇い止め問題で理研と懇談――世界トップレベルの研究切り捨て:森本真(日本共産党神戸市議)


理化学研究所(理研)が来年三月に約六百人の研究系職員の雇い止めを計画している問題で、私は八月二十六日、日本共産党の田村智子政策委員長、宮本岳志衆議院議員に同行し、ポートアイランド・医療産業都市にある理研神戸キャンパス・生命機能科学研究センターを視察、理事やセンター長らと懇談しました。
今回の理研全体の雇い止めのうち、神戸の生命機能科学研究センターの研究室などサイクロトロン(イオンを加速するための円形加速器)を利用した「分子イメージング分野」(→注)の雇い止めが半数近くを占めています。
懇談で、理事らは「分子イメージングの研究は、二〇一三年からの研究でちょうど十年を迎える。計画上の廃止だ」と回答しました。
しかし、二〇〇八年に理研は、医療産業都市に鳴り物入りで「分子イメージング科学研究センター」を開設し、二〇一三年(四月一日)に「ライフサイエンス技術基盤研究センター」に再編。二〇一八年、神戸を生命機能動的イメージング部門として生命機能科学研究センターに改組して、分子イメージング研究を続けています。
今まで続けていた研究をなぜ十年で廃止するのかについての説明はありませんでした。任期付の研究系職員の無期転換を逃れるために十年の雇用上限を設置し、大量の雇い止めを実施しようとしています。
私たちは、「世界トップレベルの研究を切り捨てるのはあまりにも大きな損失だ。雇い止めされる研究者だけの問題ではなく、社会貢献を掲げる理研は国民に対する説明責任がある」と述べ、雇い止め撤回を求めました。
また、神戸市立中央市民病院では、二〇〇八年に「分子イメージング科学研究センター」が開設されたと同時に小型サイクロトロンと二つのPET薬剤製造ホットラボエリアを備えた分子イメージング研究部(当時は先端医療センター・理研との共同研究)が発足、PETに関する治験薬製造と治験実施、臨床研究などを現在も行っています。今後この部門がどうなるのかも不安です。
[注] 分子イメージングとは、生体内で起こる様々な生命現象を分子レベルで捉えて身体を傷つけることなく画像化するもので、これを応用したPET(陽電子画像法)やMRI(磁気共鳴画像)などの診断法は幅広く臨床応用されてきました。

(兵庫民報2022年9月11日付)14:30

政治変える共同づくりへ「いま、読まなあかん」――『新版 資本論』オンライン連続講座


石川康宏神戸女学院大学名誉教授を講師に招いての『新版 資本論』講座が日本共産党兵庫県委員会YouTubeチャンネルで続いています。九月十八日が第五回です。
先日の日本共産党兵庫県労働者後援会の会合でこの講座の第四回を視聴した方々が感想を述べ合って話題になりました。「川崎重工の過労自死、長時間残業、賃金未払いの相次ぐ相談の実態と、マルクスが書いている当時のイギリスの実態があまりにもそっくりや」「石川先生が説明した、労働者が健康だけでなく命も奪われる凄まじい実態、女性・児童労働を温存する資本の悪どさ・資本の暴走は今も同じ。非正規労働者がカップ麺の安いスーパーの情報交換を労働組合に聞いてくる」「労働者の自覚の高まり、共同のたたかいの発展、十時間労働制ができていくことを『資本論』をもとに石川先生が語られたことが良かった」――など、後援会の会合での議論は、労働者の共同のたたかいの大切さと、いまの政治を変える共同をつくることまで発展。「いま読まなあかん」「視聴する人をもっと増やさんとあかん」と大いに盛り上がりました。
誰でも石川先生の講演が視聴できます。過去回もプレイリストから視聴できます。今からでも遅くありません、いま、マルクスを深く学んで資本主義を変える展望をつかむためにも挑戦しましょう。〔小林明男〕

第5回
https://youtu.be/Kn-l1zVEcE8
連続講座(全回)プレイリスト
https://youtube.com/playlist?list=PL4XZmbMo-al5FiHNBfzlBEtoASodN8e5i

(兵庫民報2022年9月11日付)14:00

日本共産党兵庫県委員会が青年・学生党員を対象に連続学習会


日本共産党兵庫県委員会は青年・学生党員を対象に九月から連続学習会を開催しています。
第一回目は日本共産党綱領をテーマに開催し、中嘉信党県常任委員が講師を務め、質疑応答と感想交流の時間をとりながら学習しました。
質疑応答では、「日本では戦後に大政翼賛会に加わった人たちが復権しているが、なぜドイツやイタリアはそうなっていないのか?」「天皇の制度の廃止はすぐにできないのか?」などの参加者からの質問に、中さんは「自分たちで学習してもらうことも大切だ」ということを前提にしながらていねいに答えていました。
講義への感想では――
「アメリカへの従属のひどさに驚いた。知らないと動けないので学習は大事だと思った」「党に入るまではアメリカとの関係を考えることがなかったので学習の機会は重要だと思った」「日本はヨーロッパに比べて教育や福祉への予算が低い。軍事費に出す部分があるなら福祉へあててほしい」「性的少数者への差別や環境問題などに自民党や既得権益を持っている人が背を向けているが、自分たちが〝差別はダメ〟とはっきりいうことが社会を前向きにする一歩になると思う」などが語られました。
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この学習会は十二月まで毎月一回の頻度で開催し、次回は科学的社会主義をテーマに行う予定です。
〔伊木さち〕

(兵庫民報2022年9月11日付)13:30

高砂市議選:大西ゆきさん当選――日本共産党は1議席に


高砂市議選(定数十九、立候補二十三人)は九月四日、投開票が行われ、日本共産党の大西ゆき候補(56)=現=が十七位で当選しましたが、さかべ勝彦候補(64)=現=は次々点で及ばず、日本共産党議席は二から一になりました。
投票率四五・一五%(前回四六・四六%)のもと、日本共産党の得票合計は二千百十一票(前回より三百四十八票減)、得票率六・四三%(同〇・六七ポイント減)。七月の参院選比例票との比較では三百五票増やし、得票率も一・四二ポイント伸ばしています。
大西さんは、国民健康保険料の子どもの均等割の撤廃、 給食費の無償化の実現、 市民病院を公立・公営で存続、充実させることなど公約を実現し、平和・いのち・くらし第一の市政の実現へ頑張る決意を表明しています。

(兵庫民報2022年9月11日付)13:00

日本共産党県議団がコロナ第7波対応を知事に申し入れ


日本共産党兵庫県議団は、八月二十九日、齋藤元彦兵庫県知事に、これまでに経験のない感染急拡大となっているコロナ第七波への対応について、申し入れを行いました。
申し入れでは、▽発熱外来の箇所数増、PCR等臨時検査センターや臨時医療施設、医師・看護師の派遣など、早期診断・治療のためにあらゆる手立てを講じる、▽自己検査で陽性になった場合も感染者として発生届につなげ、オンライン診療などで適切な対応を行う、▽家庭内感染などを防ぐため療養施設等のさらなる確保、▽クラスター等を防ぐために医療機関、高齢者施設、障害者施設などで、頻回PCR検査を全額公費負担で行う、▽高齢者施設への抗原検査キット配布は、週一回から少なくとも週二回にふやす、▽夏休みが明ける学校や保育所、事業所等をつうじ抗原検査キット配布と積極的な活用、▽クラスターを防ぐための医療機関、高齢者施設等での定期的な検査の拡充、▽保健所での医師、保健師の臨時的増員、▽「原油価格・物価高騰対策一時支援金」は予算額を増やし、支援額や対象事業者の拡大を行う、▽コロナ感染拡大等で影響を受けている事業者への直接支援――などを求めました。
各議員からは、「コロナは若年者で自宅療養をしていても、急変し状態が悪化することもある。そうなった場合に、迅速に診療・医療を受けられる体制が必要。発熱外来の拡充や、臨時医療施設、さらには医師や保健師などが迅速に対応できるようなオンラインも含めた仕組みなど対応の検討を」など求めました。
また岸田首相が発表した全数把握見直し案をふまえ、「兵庫県では抗原検査キットによる自己検査での陽性判定時に勧めている「自主療養」として先取り的に進めているが、その場合、発生届が出されず、症状急変時に必要な医療が受けられない」「全数把握見直しは、重症者を見逃し、感染者を拡大することなどにつながる。対応方針を検討する上での疫学的データも得られなくなるのではないか。全数把握見直しは行わず、すべての感染者が、健康観察や急変時の必要な医療・診療を受けられる体制こそ必要」など述べました。
県担当者は、「国の全数把握見直しについては、フォロー体制をどうするか等明確ではなく、状況を注視している」と答えました。
〔門屋史明〕

(兵庫民報2022年9月11日付)12:30

障害者が安心して医療を受けられるように;日本共産党がきょうされん兵庫支部と懇談


日本共産党国会議員団兵庫事務所と県議団は二日、きょうされん兵庫支部と懇談しました。
障害者の生活を支援しているグループホームなどで新型コロナ患者が出ても、そもそも医療が逼迫していて入院できない上に、障害によっては病院が対応できないため、入院を渋られることが少なくありません。療養施設も、障害によっては入れない場合があり、福祉施設職員が看護し、容体を判断しなければならない状況です。
きょうされん兵庫支部の松原健二事務局長は「医療者ではない私たちに容体を判断することは不安で、責任重大です。ちゃんと医療を受けさせて欲しい」「障害によっては福祉職員が付き添う必要がありますが、その費用は持ち出しですし、人手不足なので、一人が一人につきっきりだと、事業所がまわらなくなる恐れがあります。せめて費用補助をして欲しい」と訴えました。
また、クラスターなどで事業所を一時閉鎖した場合、電話による対応で報酬請求できるようになりましたが、請求を認めない自治体もあり、そうした自治体間格差を無くすこと、事務手続きの簡素化、発生する利用料も、コロナ禍にあっては公費負担とすることなど、具体的な話を聞きました。
きょうされん兵庫支部は七月二十六日に四十項目の要望書を齊藤知事宛に提出しています。その内容について、国会議員団兵庫事務所が「詳しい話を伺いたい」と要請し、懇談が持たれました。〔金田峰生〕

(兵庫民報2022年9月11日付)12:00

憲法違反の「国葬」中止を:平和と民主主義を守る宝塚議員有志の会+市民/伊丹革新懇/(尼崎)武庫川9条の会


宝塚市では九月二日、市民有志のみなさんと、平和と民主主義を守る宝塚議員有志の会が、憲法違反の安倍元首相の「国葬」中止を求めて街頭から訴えました。
午後六時、宝塚駅連絡橋には市民約四十人と、議員有志の会の議員九人が集まりました。
議員有志の会は久しぶりに全員集合でした(立憲=川口潤市議・北野聡子市議、社民=大島淡紅子市議・梶川みさお市議、共産=ねりき恵子県議・たぶち静子市議・となき正勝市議・横田まさのり市議・田中こう市議=筆者=)。
世論調査同様、多くの方が国葬反対の意思を示されました。
参加者のみなさん、お疲れさまでした。〔文と写真は田中こう宝塚市議のFacebook記事から〕
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伊丹市では伊丹革新懇の呼びかけでスタンディングアピール行動が阪急伊丹駅東側で八月十八日から毎週、取り組まれています。
三回目となった九月三日の行動でのシール投票でも「反対」多数でした。この後、八日、十五日、二十三日に予定されています。〔写真は上原秀樹伊丹市議・同革新懇事務局のFacebook記事から〕
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尼崎市の武庫川九条の会も八月からスタンディングにとりくんでいます。九月三日も暑い中、国道二号線と尼宝線が交わる西大島交差点でパネルを掲げて訴えました。〔写真は同会の辻おさむさんのFacebook記事から〕

(兵庫民報2022年9月11日付)11:30

神戸市九区憲法共同センター交流会:「政権の混沌状況を一気に変革したい」

神戸市九区憲法共同センター交流会を恒例の毎月第一土曜日の九月三日に開催しました。
はじめに津川知久代表から情勢と秋のたたかいを提起しました。「岸田政権を追いつめる秋へ」むけた活動の背景にある悪政の根源を、津川代表は詳しく解説しました。その上で「国民の叫びと憲法を無視する状況」をつぶさに説明しました。「国葬強行と統一協会」で混沌とした事態、岸田政権の支持は急落、それでも統一協会提案の改憲案をごり押しし、さらに大軍拡へ、これと対決する活動を真正面に据えようと強調しました。
各区のみなさんは、平和の八月で活動された経験をまずリアルに報告しあいました。中学校給食問題をさらにあと一歩強化すべき点、統一地方選目前で「自民党幹事長が統一協会との癒着」がマスコミでも大きく報道されている問題、高校生による「広島・長崎原爆」体験を絵画にした展覧会が各区で大変な参加者で盛り上がったこと、など、感動も含めて報告しあいました。
その上で秋の行動へ、創意と工夫に満ちたイベントや取り組みが紹介されました。
西区は九月十九日行動に併せて上脇博之教授と「壊憲動向」とのたたかいを討論します。須磨区は「国葬予定日」行動として前川喜平さんを講師にこれからについて意思統一します。北区は十月二日に区内六つの九条の会共催で津田大介さんの講演で秋のたたかいを盛り上げます。垂水区は十月八日に和田進神大名誉教授とともに「改憲阻止」活動強化の学習会をします。長田区も十一月二十日に前川喜平さんとこどものための教育体制強化を学び合います。
交流会議は、岸田政権の混沌状況を一気に変革したいという雰囲気でいっぱいになりました。〔速水二郎=憲法共同センター〕

(兵庫民報2022年9月11日付)11:00


姫路カンキン行動も500回に


姫路で2012年7月13日以来取り組まれてきた「関電さん原発やめて毎週金曜行動」が8月19日で「500回」となりました。関西電力の休業日を除き毎週、暑い日も寒い日も続けられ、姫路駅前ではパフォーマンスなど工夫を凝らして市民にアピールしてきました。



(兵庫民報2022年9月11日付)10:30

みんぽう川柳〈八月〉「金曜日」 選者 島村美津子

特 選
原発やめさあ出かけよう金曜日
 神戸市 小林尚子

【評】休日もなく昼も夜もがむしゃらに働いてきた月月火水木金金の時代、花金と呼ばれた時代、を過ぎて今は「金曜行動」の時です。「原発やめよう」「九条守ろう」と、金曜日は元気に出かけます。コロナ、熱中症、自然災害に翻弄される日々ですが。
揚句にリズムよく明るく声掛けられて、思わずドナドナドーナドナと口ずさんでしまいました。

入 選
解放の時を待ってる金曜日
 神戸市 兵頭和子

金曜行動9条守る親の群
 神戸市 山本尚代

急がねば近づいてくる金曜日
 尼崎市 富田 断

金曜日安否気づかうメール便
 尼崎市 富田明美

花金に友と吐き出す熱きグチ
 神戸市 玉山歳子

花金がなつかしい元サラリーマン
 神戸市 坂口和義

金曜の夜は今でもウキウキし
 神戸市 中村好孝

金曜日会議に少しおしゃれして
 神戸市 松尾美恵子

非正規は月月火水木金金
 尼崎市 大野幸雄

まだ続く離れて乾杯金曜日
 神戸市 梶山洋枝

なにこれはお題を疑う「金曜日」
 芦屋市 松田良介

バブル時代タクシー行列華金日
 芦屋市 梶原嘉代子

金金と土日なかったあの時代
 神戸市 塩谷凉子

無職でも明日は土曜日気の安め
 明石市 小西正剛

みんぽう川柳募集 ▽九月の題は「考える」、締切九月二十三日(金)=祝日ですので郵便配達がありません。二十二日までに着くよう、早めにご投函ください▽十月の題は「気候危機」、締切十月二十八日(金)▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記。葉書のみ受け付け。お体の具合などで投函に出かけられない方はいままでどおりメール・ファクスでけっこうです。

(兵庫民報2022年9月11日付)10:00



なまの舞台をごいっしょに:神戸演劇鑑賞会9月例会(9月24日-25日):イッツフォーリーズ公演『てだのふあ』


まず、題名の「てだのふあ」ですが、沖縄の言葉で〝太陽の子〟の意味です。てだは太陽、ふあは子どもです。舞台は神戸にある沖縄料理店「てだのふあ おきなわ亭」を営む夫婦の一人娘大峯芙由子(ふうちゃん)の目を通して、ここに集まって来る沖縄の人たちの生きる姿を活き活きと描きながら、ふうちゃんのもっと沖縄のことを知りたいとの成長物語でもあります。
一九七五年、神戸の下町にある「てだのふあ おきなわ亭」には常連さんたちで賑わっていた。オジやん、ろくさん、ぎんちゃん、ゴロちゃん、ギッチョンチョン、梶山先生、桐道さん、等々。彼等は明るくて、真っ直ぐな性格ですが、それぞれに悩みを抱えている。ふうちゃんと彼等が交わす会話には、飾り気がない。鋭い言葉を突きつけながら、底に潜んでいる相手への限りない信頼と愛に溢れている。
ふうちゃんが小学六年生になった頃、お父さんの様子がおかしくなった。お父さんはどうしたのだろう。疑問を感じたふうちゃんは沖縄のことをもっと深くしりたくなり、ギッチョンチョンの助けを借りた。ここから、ふうちゃんの沖縄への勉強が始まった。そして……。
舞台全体が人間への愛に包まれ、観客は優しい心になる。今年は沖縄が日本に返還されて五十年になる。それにしてはあまりにも報道の仕方の緩いのを感じた。沖縄の悲劇はけっして終わっていない。今後沖縄はどうなるのか。同じ日本人として悩むこの頃です。
作者・灰谷健次郎は神戸が生んだ作家です。神戸の言葉が舞台を包む。
〔小谷博子〕

イッツフォーリーズ公演 『てだのふあ』

原作=灰谷健次郎(『太陽の子』理論社・角川書店) 脚本・作詞=ラサール石井 演出=鵜山仁 出演=普天間かおり、石井愃一、藤森裕美 ほか/①9月24日(土)18時30分、②9月25日(日)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生500円)/Tel. 078-381-8244、Fax 078-381-8246

(兵庫民報2022年9月11日付)9:30

観感楽学「自動運転」


自動車の自動運転について書かれた記事を読みました。自動運転とは自動車が自力で目的地まで行くということです▼自動車の自動運転はゼロ~五のレベルで六段階に区別しているそうです。レベルゼロは自動運転技術のない車。レベル一~二は衝突被害軽減や車間距離を保ち車線の維持をするため、アクセルやブレーキ、ハンドル操作の支援をします。レベル一もレベル二も車がドライバーにとって代わるものではなく、あくまでも運転操作の主体はドライバーだそうです▼レベル三でも高速道路などの限定された条件でのみ自動運転システムによる自動運転が可能となりますが、ドライバーはいつでも運転に戻れる状態でないといけません▼レベル四でドライバーの介在の条件がもっと少なくなります。レベル五が「完全自動運転車」と呼ばれ、全ての条件でシステムが自動運転するものを指すそうです▼現状、売られている車はレベル三までです。レベル五となるとまだ時間がかかりそうです。完全自動運転が実現すると交通事故の大幅な低減という大きなメリットがあるそうです。温暖化ガス排出の削減対策も含めて新しい技術開発をメーカーさんには頑張って欲しいです。(ふ)

(兵庫民報2022年9月11日付)9:00