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花束を贈られた、こむら潤選挙区候補(中央)と赤田勝紀比例候補(左) |
新型コロナや猛暑の困難な状況の下で、ご支持・支援をいただいたみなさん、「しんぶん赤旗」読者、後援会員、サポーター、党員の皆さんに、心から感謝を申し上げます。
参議院選挙の結果、わが党は比例代表選挙で改選五議席から三議席に後退し、再選を勝ちとった東京選挙区をあわせて四議席にとどまりました。
兵庫県で比例三十六万票(得票率一五%)を目標にしましたが、得票は比例十四万五千二百五十一票(得票率六・三三%)、選挙区十五万四十票(同・六・五二%)でした。
こむら潤兵庫選挙区候補は議席に届かず、また比例代表で近畿から送り出していただいていた大門みきし候補も議席を失う結果となりました。ご支持いただいたみなさんのご期待に添うことができず、責任を痛感しています。
日本共産党は、今回の選挙を「戦争か平和か」を問う選挙、物価高から国民のくらしを守る選挙として位置付け、こむら候補を先頭に正面から大軍拡に反対し、憲法九条を生かした平和外交と東アジアの平和体制づくりを訴えました。また物価高騰に苦しむ国民のくらしを支えるため、新自由主義経済の転換とやさしく強い経済の実現を訴えてきました。
日本共産党とこむら候補が訴えた政策は、国民の皆さんの切実な願いであり、こうした訴えが伝わったところでは、大きな共感が寄せられました。それを結果に実らせられなかった要因は、その「訴え」を届けきれなかった党としての力不足にありました。
今後、この弱点を打開していくために、ぜひ党内外から率直なご意見・ご提案をお寄せ下さい。
大軍拡・改憲に反対し、国民生活を守るために、私たちは立ち止まるわけにはいきません。選挙中に掲げた政策・公約の実現のために力をつくすことを決意しています。とりわけ、憲法九条改悪反対の一点での運動を県民の皆さんとともに発展させることは、待ったなしの重大課題です。
また、先進性と不屈性を発揮する百年の歴史を持つ党として、必ずや自力の不足を克服し、捲土重来を期して奮闘いたします。