2022年3月20日日曜日

たじま平和の集い:ロシアの暴挙に抗議!

たじま平和の集いは新婦人など平和愛好団体が集い、平和を楽しむため行われ、八回目ですが、それがロシアの暴挙により一転、平和を求め、ロシアに抗議する集いになりました。
コロナ禍のもと五十名が参加。広島基町高校生が描いた原爆絵展と津川知久氏の講演をメインに、ハーモニカ、手品、作品展などを配しました。
後半は労連、母連、共産党など八団体から決意表明。手製のプラスターを掲げ、シュプレヒコールをおこなうなど、ロシアのウクライナ侵略への抗議集会となりました。
「ロシアの軍事行動を直ちに止めさせ、人民の命を救うことが第一であるが、歯車を逆転させるロシアの暴挙は必ず失敗する。同時にわが国の九条改憲、敵基地攻撃力、核兵器共同管理などの武力対抗路線はとるべきではない。そのため、改憲阻止署名、核禁条約日本参加署名、参院選、全地域にセンター結成を」などの集会アピールを採択しました。
〔曽我一作〕

(兵庫民報2022年3月20日付)16:00

兵庫県議会予算特別委員会:日本共産党きだ・庄本両議員が連日質疑(上):県政改革方針による新たな県民サービス切り捨て許せない

兵庫県議会は、三月一日に予算特別委員会を設置し、四日から十八日にかけて、二〇二二年度兵庫県予算案について部局別に審議を行い、日本共産党からは、きだ結、庄本えつこ議員が、委員に選出され、連日質疑に立ちました。
〔門屋史明〕

◇財政状況

賃上げ、消費税減税、税収構造の転換を

財政状況審査で、庄本議員は兵庫県経済について、この二十年間で実質賃金は、一四・三ポイント低下している一方、消費者物価指数は、三十年間で八・四ポイント上昇、その結果、個人消費が低迷し、県内GDPは二十年以上にわたり、二十兆円前後で成長が止まったままとなっていると指摘。
 
庄本議員

労働者の賃金引き上げ、消費税の減税で個人消費を回復させるとともに、コロナ禍でもため込みを増額している大企業の内部留保に応分の課税を行い、税収構造の転換を国に求めるべきだと主張しました。

高速道路網整備やめ高齢者・福祉施策存続を

また庄本議員は、齋藤元彦知事が財政運営方針として打ち出した県政改革方針を新たな県民サービス切り捨てを含むとして批判。投資的事業を抑制しているとするが、過大な需要見込みですすめている基幹道路八連携軸という高速道路網の整備には、新年度九十九億円の予算を計上していると指摘。質疑で確認した県費負担も四十六億円となることが明らかになり、「それだけの予算があれば、障害者小規模通所援護事業、百歳高齢者祝福事業、音楽療法定着促進事業など高齢者・福祉、医療施策等は削減せず存続できる。県政改革方針の名で、高齢者・福祉施策などの削減はあってはならない」としました。

保健師の抜本的増員を

庄本議員は、保健師の増員について、国の地方財政計画では、この二年間で二十四人の増員措置がされているのに、県での実際の増員は、十八人にとどまっていると指摘。「少なくとも地財計画どおりの増員を行うべきであり、コロナの対応含め、さらなる増員を」と求めました。

◇健康福祉部

コロナ対策――高齢者施設等での感染者への医療保障、検査の拡充

きだ議員は、高齢者施設でのコロナ対策について質疑を行いました。東灘区の複数の高齢者入所施設から「感染者が出て入院をお願いしたが、酸素飽和度が八〇%を切っても入院させてもらえなかった」など、切実な実態をあげ、「高齢者施設への早期介入、早期治療の徹底が必要ではないか。入所高齢者の入院医療を保障すべきだ」と強調し、高齢者施設への医療支援の強化等を求めました。

きだ議員

当局は、「新たに窓口を設置する」と答弁しました。

病床削減を中止せよ

庄本議員は、地域医療構想にもとづき、二〇二〇年に百二十床、二〇二一年には三百七十六床の急性期病床の削減を決定したことを批判。「コロナ禍のもと急性期病床の削減は中止し、病床確保をすすめることを求める」と強調。
当局は、「地域が、機能転換も含め決定したことで、効率的な医療提供体制として必要な措置」と答弁しました。

補聴器購入補助を恒久制度に

きだ議員は、新年度当初予算案に高齢難聴者の補聴器購入補助が盛り込まれたことについて「国に要望するためのモデル事業だが、県民から期待されている」と述べ、募集人数(四百人)と、補助額(二万円)の拡充を求めました。
明石市など補助制度を持っている自治体(表)の住民は、制度の併用もできるのかとの問いに、担当者は「検討している」と述べました。
きだ議員は、最後に国に実施を迫るとともに、高齢者の尊厳を守るために、県の恒久制度とすることを求めました。

ヤングケアラー支援

国の通知などに基づき、自治体の取り組みなどが具体化され、兵庫県も「ケアラー支援に関する検討委員会」を設置、今年二月、二十代から三十代前半までを対象にする「兵庫県ケアラー・ヤングケアラー支援推進方策」をまとめました。
庄本議員は、埼玉県が二〇二〇年二月に全国初となる埼玉県ケアラー支援条例を制定し、二〇二一年三月には、埼玉県ケアラー支援計画を策定していることを紹介し、「兵庫県でも、支援推進方策に基づき包括的な対応を行うための条例等の制定も検討するべきではないか」と提起しました。
当局は、「ヤングケアラーへのさらなる支援は必要であると考えており、条例については必要性などを検討し、取り組みをすすめていく」と答えました。

◇病院局

「最後の砦」としての県立病院の病床確保を

きだ議員は、この十年来、地域医療構想等にもとづく県立病院の病院統廃合で病床削減がどのくらい行われているのかと質問。県当局は、四百九十四床の病床削減を行ってきたと答弁。きだ議員は「加古川医療センターでは、コロナ病床の使用率が急増するもとで、三次救急が原則停止されるなど、一般医療を止め、医療逼迫が起きる事態になっている」と指摘。県立病院においては、病床削減ではなく、しっかりと確保を行い、「最後の砦」としての県立病院の役割を果たせるよう求めました。

◇産業労働部

コロナ禍のもとでの事業者支援

庄本議員は、コロナ禍での事業者支援の拡充、中小・小規模事業者への信用保証料と利息を支援する「ゼロゼロ融資」、条件変更時の保証料の県負担制度の創設などを求めました。

兵庫型奨学金返済支援制度の充実

きだ議員は、兵庫型奨学金返済支援制度の本人への支援額(上限月額五千円)の増額と企業には社会保険料の支援等、導入企業を増やす取り組みを求めました。

◇企画県民部

大学生支援

きだ結議員は、二〇二〇年四月から始まった「高等教育修学支援新制度」、コロナ禍のもと家計やアルバイト収入が減った学生への十万円の「学びを継続するための緊急給付金」は、いずれも要件が厳しく対象が狭すぎると批判。甲南大学では全学生約八千六百人のうち「高等教育の修学支援新制度」「学びの緊急給付金」を受けている学生は合計で一千八人、全学生の一一・七%に過ぎないことをあげ、齋藤知事が公約に掲げる県独自の学生支援制度を求めました。

災害時の公衆電話

公衆電話は阪神・淡路大震災や東日本大震災で大きな役割を果たしました。しかし、総務省が設置義務を緩和。利用額が低い公衆電話が撤去されています。
庄本議員は「災害時の避難所などに設置される特設公衆電話(事前設置)は、設管理者が電話機がどこにあるか知らないなど、すぐに設置できない場合が多々ある。だから常設の緑の公衆電話が必要。安易に撤去するのではなく、災害時などに避難所になるところなどへの設置を支援すべきだ」と要望しました。
(次号へ続く)

(兵庫民報2022年3月20日付)15:30

ニュース手渡し、折り入って「担い手」にと旺盛に:兵庫県日本共産党後援会が総会


兵庫県日本共産党後援会は三月十二日、長田区文化ホールで、六十一人の参加のもと第四十三回総会を開きました。
総会では小松埼久二夫全国後援会事務局長が記念講演を行い、「後援会ニュースを直接手渡しする活動の重要性」を紹介しつつ、「折り入って」作戦を通じて、あらためて「担い手」の要請を旺盛に行い、あと百日と迫った参院選でしっかり結果を出そうとの呼びかけがなされました。
これに先立って大門みきし参院議員・比例候補が挨拶し、国会論戦での岸田首相の言動にふれつつ、ロシアの「ウクライナ侵略」を口実に「なし崩し的に武器輸出につながりかねない」と危険性を指摘しました。

こむら潤参院兵庫選挙区候補は、この間の街頭での視聴者の反応を紹介しつつ、「子どもを持つ母親として、何としても憲法九条を護りぬく」との決意に大きな拍手がわきました。
活動方針では「全国六百五十万票で五議席確保と、兵庫の比例三十六万でこむら候補の必勝を」との得票目標を掲げ、「後援会ニュース」の発行、各候補者リーフや「?」リーフなどを使って、地域での旺盛な対話活動をとの運動方針を提起しました。
発言では、それぞれの行政区や単位後援会での後援会ニュースを携えての訪問や「担い手」作りの現況が、女性後援会では、この間の、ジェンダー問題や「真ん中世代中心の宣伝」や「集い」の取り組みについて報告がなされました。
最後に総会は、森原健一会長(再任)を選出し、「がんばろう」を三唱、参院選勝利の奮闘を誓い合いました。
〔松村佳人=県後援会事務局〕

(兵庫民報2022年3月20日付)15:00

平和・国際友好団体有志日本共産党後援会が街頭で訴え


兵庫県の平和団体、国際友好・連帯団体の有志による日本共産党後援会は三月十日午後、神戸市中央区で、来る参院選挙での日本共産党の躍進を訴える街頭宣伝行動を行いました。
井村弘子さん(AALA連帯委員会事務局長)、岡崎史典さん(兵庫労連事務局次長)、梶本修史さん(兵庫県原水協事務局長)が、ロシアのウクライナ侵略をきびしく糾弾し、安倍元首相や日本維新の会などが「核共有」論や非核三原則見直しを表明していることを批判しました。「核兵器禁止条約に参加してプーチン政権の核脅迫、北朝鮮の核兵器開発を許さない外交を行う政治を行え。そのためにも参議院選挙での日本共産党の躍進を」と訴えました。さらに日本共産党が創立百年を迎え、侵略戦争反対の闘い、ソ連・中国の覇権主義との闘いなどを紹介し、「日本共産党の躍進で、日米の軍事同盟を強め、改憲をめざす自公政権の危険な政治を変えましょう」と呼びかけました。さらに、三月二十三日の市田忠義副委員長を迎えての大演説会への参加を呼びかけました。
ロシアのプーチン大統領への抗議ハガキを訴えると、その場でメッセージを書き、「郵送代にして…」と募金を置いていった人もいました。通りがかった中学生グループが「頑張って下さい」と声をかけたので立ち止まって対話する場面もありました。
平和・国際友好後援会は、毎月第三木曜日に宣伝行動を行うことを合意しており、ニュースも発行し、より多くの会員が参加する活動を繰り広げる計画です。
〔梶本修史〕

(兵庫民報2022年3月20日付)14:30

垂水革新懇「いかなご学習会」


垂水革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす垂水区の会)は三月六日、兵庫県農林水産技術総合センター参与の反田實氏(写真)を招き、「いかなご問題を考える」学習会をひらきました。
いかなごは垂水区でも早春の風物詩ですが、近年、不漁が続き、以前は一キロ千円程だった価格が今年も三千円前後と高騰、くぎ煮を楽しみにしている人々から心配の声がよせられています。
「いかなごが減っていることも、海苔が黒くならない色落ちも、海の状態に関係しています」と切り出した反田氏は、スライドを使い、約五年間の調査・研究で瀬戸内海の栄養塩、なかでも窒素が減少していることが海苔の色落ちや、いかなごの減少に影響していることをわかりやすく解説。 また、それらの調査・研究結果を踏まえて、瀬戸内海環境保全特別措置法や県条例の改正、下水道管理計画の一部変更などが行われたことを紹介しました。
反田氏は会場からの質問にも丁寧に答え、参加者からは「よくわかる講義で良かった。引き続き瀬戸内海の環境改善のために調査・研究を進めて欲しい」「色々な取り組みがされていることがわかった。できることは協力したい」などの感想が出されました。
垂水革新懇は引き続き、暮らしの身近な事から環境問題に取り組んでいきたいと考えています。
〔高橋道雄=垂水革新懇事務局長〕

(兵庫民報2022年3月20日付)14:00

「最賃引き上げろ!」「ロシアの侵攻NO」:春闘全国統一行動:兵庫労連がスタンディング


三月十日は春闘全国統一行動として、国民春闘兵庫県共闘委員会・兵庫労連は三宮マルイ前でスタンディング行動を実施。本来は春闘パレードを予定していましたが、コロナの影響で急遽宣伝行動に変更しました。
マイクを握った成山太志代表幹事(兵庫労連議長)は、賃上げなどを求めてストライキに打って出たJMITUの職場の様子などを語り、春闘をたたかう労働組合をアピール。あわせて、ロシアのウクライナ侵攻への抗議も行い、戦争反対を訴えました。続いて土井直樹事務局長も大企業の内部留保を賃金や中小企業に回せと主張し、労働者の懐が温まれば地域の経済も回復すると述べました。また、平和でないと言論の自由が奪われる観点から労働組合も戦争反対の声を上げていることを紹介し、ロシアの即時撤退を求めました。
集まった二十名の組合員はそれぞれに、「最賃引き上げろ!」「ロシアの侵攻NO」などのプラカードを持って市民にアピールしました。
〔土井直樹=国民春闘兵庫県共闘委員会事務局長〕

(兵庫民報2022年3月20日付)13:30

JMITU通信産業本部兵庫支部:NTTの「ゼロ回答」に抗議スト


2022春闘が山場を迎えるなか三月十日、JMITU通信産業本部兵庫支部がストライキ集会をNTT新神戸ビル前で行いました。
同労組は、NTTに対し労働者への大幅賃上げ、賃下げにつながるジョブ型制度導入反対、内部留保を九兆円も貯ており、そのわずか三・八%で月額二千五百円、時給二百五十円の賃上げが実現できると要求、団体交渉をおこなってきましたが、「ゼロ回答」のため全国で抗議ストにはいったものです。大幅賃上げの正当性を訴えるとともにロシアのウクライナ侵攻反対、ウクライナからの即時撤退を訴えました。各労組が激励にかけつけ連帯の挨拶を行いました。
日本共産党からこむら潤党県国政委員長も激励に。こむらさんは、ロシアのウクライナ侵略を糾弾、「戦争はやめよ」の声を広げ、世界と連帯して世論でロシアに撤退させよう、労働者の非正規化で、貧困と格差が拡大してきた、今こそ正社員が当たり前、八時間働けば普通に暮らせる社会に政治を転換されるためともに頑張ろうと訴えました。
JMITU兵庫県本部は十日リレーストライキを実施、県内の各労組で集会も開き、夕方にはJR姫路駅前で宣伝も行いました。
〔小林明男〕

(兵庫民報2022年3月20日付)13:00

3・13重税反対全国統一行:消費税率5%への引き下げと複数税率・インボイス制度廃止で雇用と地域経済守ろう


消費税一〇%増税とコロナ禍により、国民の命と健康、暮らしと経営が大打撃を受けるなか、五十三回目となる「3・13重税反対全国統一行動」が、感染症拡大に留意しながら、三月十一日を中心に県下各地で取り組まれました。
長田集会は長田神社境内で開催され、特別決議を採択した後、横断幕を先頭に長田税務署までデモ行進。兵庫区湊川集会では「コロナ危機打開・諸費税減税・インボイス制度実施中止・社会保障の充実と地域循環型経済の確立を」とする集会アピールを採択しました。
明石集会では集会後、宣伝カー、ハンドマイクでアピールし、参加者は「インボイス中止」「NO WAR 戦争止めろ」などのプラカードを手にデモ行進。十四日の神戸市中央区集会は、「共同の輪をさらに広げ、消費税の引き下げ、インボイス制度実施中止に力を合わせよう」との集会決議を採択し、自民党兵庫県連前をとおり神戸税務署までデモ行進しました。
十一日夕方には、「消費税率五%への引き下げと複数税率・インボイス制度の廃止で雇用と地域経済を守ろう。誰一人取り残さない感染症支援策を」などをスローガンに、神戸大丸前で宣伝を行いました。

兵庫県保険医協会、年金者組合兵庫県本部、兵商連、共産党県委員会の役員らが、「感染症拡大の中、苦境にあえぐ国民、中小業者への十分な補償と負担軽減が必要。世界七十六の国と地域が実施している消費税の減税を求めます。また、急性期病床二十万床削減計画、七十五歳以上の医療費二倍化、公的年金の引き下げ、インボイス制度の導入など、国民の苦難に背を向けた税・社会保障制度の改悪は許されない」と市民にアピール。
また、東日本大震災から十一年にあたり、原発ゼロ、被災者支援の強化を呼びかけるとともに、ロシア大統領への抗議ハガキ運動にも取り組みました。
「3・13県実行委員会」は斎藤元彦兵庫県知事に対し、コロナ禍で世界七十六カ国に広がる消費税・付加価値税の引き下げを表明するよう要請しましたが、知事からの回答は「消費税率の引き下げは困難」というものでした。
「3・13兵庫県実行委員会」は、統一行動を機に、くらしと営業、雇用、そして命と健康を守る草の根の運動に全力を尽くすこと、夏の参議院選挙に向けて世論と運動を大きく広げ、国民本位の政治に転換していくことを呼びかけています。
〔田中邦夫=兵商連〕

(兵庫民報2022年3月20日付)12:30

国際女性デー兵庫県集会:ジェンダー平等が切り開く平和の地平

3・8国際女性デー兵庫県集会が実行委員会主催で行われ、会場とオンラインで百十三人が参加しました。
新婦人伊丹支部朗読小組の「平和の朗読」で開会。中村治子実行委員長(母親連絡会会長)の開会挨拶のあと、川田忠明(日本平和委員会常任理事)さんが「ジェンダー平等が切り開く平和の地平」と題して講演しました。
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ロシアのウクライナ侵略という国際法や国連憲章違反の暴挙を食い止める力はどこにあるかについて川田さんは「反戦の声が発展してきた世界世論の変化にあります。ベトナム戦争のときはなにもできなかった国連も今回百四十一カ国の賛成でロシアへの抗議決議を採択しました。ここに確信をもって、反戦の世論をひろげましょう」と呼びかけました。
一方、日本国内で米国との「核共有」の発言などが相次いでいることについて川田さんは、憲法九条でこそ日本の平和は守れることを解明し、中国や北朝鮮に対しても、日本が核兵器禁止条約に参加して外交でせまることこそが日本を守る道だと説きました。
また、アジアには平和の基盤があること、ASEANではこの間一度も戦争をしていないことを紹介しました。
さらに川田さんは、平和問題でのジェンダー平等の重要性について語りました。
核兵器禁止条約も女性がポイントだったこと、ロシアでも世界でも反戦の最前線に女性がいることを指摘。アントニオ・グテレス国連事務総長の「意思決定における女性の有意な参加は、効率と有効性とを高め、交渉に新しい解決策をもたらす」との発言を紹介し、「ジェンダー平等の実現は多様性への入り口になり、決定機関に女性が参加することは、平和と安定の大きな力になります」と強調しました。
戦争とコロナの先に新しい日本と世界をつくるためにも、「まずは日本を変える一歩を参議院選挙から。改憲・翼賛体制を許さず、憲法にもとづく政治・外交の実現へ、ともに行動しましょう」と訴えました。
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こむら潤参議院選挙区予定候補と国連事務総長からのメッセージがよせられていることが紹介され、国際女性デー中央集会からの連帯のメッセージが読みあげられました。
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運動交流には神戸石炭火力発電を考える会の松本なみほさん、王子公園・動物園を守ろうと大野さとみさんがそれぞれ訴えました。
集会アピールとロシア大使館への抗議のアピールを拍手で採択。ロシア大使館への抗議ハガキへの記入を訴えました。
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会場参加者にはかわいいスミレの花がプレゼントされました。
参加者からは、「ロシアの侵略行為をやめさせるためには、軍事力ではなく、草の根で戦争反対の声をあげ、世界的な世論で包囲することが一番大きな力になることに確信が持てた」「女性が声をあげて行動することが大事」等々たくさんの感想がよせられました。
〔平松順子〕

(兵庫民報2022年3月20日付)12:00


姫路駅前にウクライナ侵略への怒りの声


三月十二日、四回目となる「プーチン政権のウクライナ侵略に抗議する」スタンディング行動をお昼の二時からJR姫路ピオレ前で行いました。
大きなプラスターとハンドマイクを抱えて向かう途中、「娘がチェコにいる。SNSで毎日のように連絡が入る。心配している。頑張って」と声をかけられました。
ピオレ前に集まった約三十人の人たちは、各自が作ったプラカードを掲げ「プーチン政権は、病院を破壊し、赤ちゃんやこども、お年寄りまでをも攻撃しています」「原発を攻撃、破壊し、核攻撃も辞さないという姿勢に、国際社会から大きな批判の声が上がっています」「もちろん、ロシア国内からも」「あなたも、プーチン大統領に怒りの声を上げましょう。ロシア大使館への抗議はがきもあります、ご協力を。ウクライナへの人道支援カンパ募金も取り組んでいます」とマイクリレーで訴えました。
SNSで今日の行動を知ったという神戸の女性が、ウクライナ国旗の小旗をたくさん作って参加。道行く人に「戦争はダメ!」と声をかけながら配っていました。
気候はあたたかくて気持ちも良い行動でした。次回は十九日の土曜日、お昼の二時からです。天気が少し悪くなるかもしれませんが、軒のあるところで頑張りましょう。
〔谷口善弘=姫路革新懇〕

(兵庫民報2022年3月20日付)11:30

ロシアによるウクライナ侵攻に対する県内大学の学長らの声明(続報)

ロシアのウクライナ侵攻にたいし、兵庫県内の大学が学長名の声明・メッセージをホームページに掲載しています。本紙三月十三日既報(五大学)の続報です。
兵庫県立大学は「ロシアによるウクライナ侵攻は、私たち兵庫県立大学が希求する世界平和を根本から脅かすもので、全く容認できるものではありません。武力によって一方的に現状変更を迫り、ウクライナの人たちの生存権を侵害する行為は国際法違反です」と指摘。「私たちは戦火を逃れて日本に来るウクライナの若者の向学心に応えるために学内に迎え入れる用意があります」とのべ「武力行使の即時停止と対話による平和的な解決を強く求めます」と訴えています。
神戸市看護大学は「ウクライナの国内外の人々が安寧な生活ができるように強力な国際的協力・連携を期待します」「現地の看護師たちと手当をうけている人々に思いを馳せ、同じ思いを抱く世界の看護団体や学会と連帯しながら支援をしてまいります」としています。
神戸国際大学は、理事長らの連名で「侵略による紛争解決は到底認められません」「ウクライナ国民が恐怖による支配や命を奪われる状況にあることを深く憂慮し、早期の平和的な解決を深く祈り求める」とのべています。

(兵庫民報2022年3月20日付)11:00


東日本大震災・福島第一原発事故から11年:原発なくす兵庫の会がイレブン宣伝:青年が飛び入りで訴え


三月十一日、神戸大丸前で「原発なくす兵庫の会」は原発ゼロ、老朽原発再稼働反対、汚染水の海洋放出反対の宣伝を行いました。
岡﨑史典事務局長がロシアのウクライナ侵略で原発が攻撃対象になったなかで、原発なくす兵庫の会として抗議の声明も発表したことも紹介。ロシアの侵略に加え、原発攻撃をやめることを求める項目も入れた抗議はがきも作成したと協力も訴えました。これには若者などが次々と受け取り、さっそくその場で書いていました。
兵庫県保険医協会の医師のみなさんも参加し、「原発事故はまだ収束も見えないままなのに、老朽原発を稼働させ、汚染水を海洋放出しようとしている政府の方針は間違っている」と批判。国民の声で原発から撤退へ政治を変えようと訴えました。
抗議はがきを書いた若者がマイクで訴えたいと飛び入り。「安保関連法強行で戦争しないと決めた憲法九条が危ない。原発事故は収束もしていない。夏の参院選では憲法を守り、原発廃止を訴える人を送り出そう」と訴えました。
〔小林明男〕

(兵庫民報2022年3月20日付)10:30

東日本大震災・福島第一原発事故から11年:「神戸からの祈り」:気仙沼からのロウソク灯し思い語る


東京電力福島第一原発事故から十一年目の三月十一日、神戸三宮マルイ前で、「神戸からの祈り」が行われました。
毎週金曜、関電兵庫支社前で原発ゼロ、老朽原発再稼働反対の行動を続けている若者や市民のグループと東北や全国に避難した被災者の支援を行う市民とがいっしょに開催したものです。
関電前で原発ゼロを求める行動を行いパレードが到着すると、路上に気仙沼から届いたロウソクなどキャンドルを並べ、初めに参加者で震災で亡くなった方に黙祷。参加者が、福島原発事故から十一年の思いを交流し訴えました。

「ロシアのウクライナ侵略への抗議、特に原発への攻撃で原発の危険性がさらに明らかになった」「原発からの撤退しかない」との発言が相次ぎ、いまだに東北から避難された方が裁判でたたかっていることも紹介されました。世論をさらに広げ、原発をなくすまで頑張ろうと決意を固めあいました。
〔小林明男〕

(兵庫民報2022年3月20日付)10:00

兵庫山河の会 〈三月〉

孫の来て秋刀魚一匹平らげるその食べっぷり心地よきかな
 鵜尾和代

風のない穏やかな日に散歩してミモザの花に会えた嬉しさ
 古谷さだよ

ぶなしめじの干籠部屋にたちこめる滋味ここちよし歌集をひらく
 石井敏子

梅林に見つけし名札「思いのまま」我も生きたし思いのままに
 塩谷凉子

百年の風雪にたえひるがえる深紅の旗風魂できく
 山下 勇

ロシア軍首都キエフ侵略すロシア糾弾侵略やめろ
 岸本 守

機嫌よく一日がすめばよしとする馬鈴薯をむく厨にふたり
 山下洋美

二万円のポイント餌にマイナンバーの申請迫るなぜに政府は
 山下直子

コロナ禍のおさまりたれば会いましょういつも電話の最後の言葉
 古賀悦子

憲法を戦争できるものにする止めねばならぬイマジンを聞く
 山下正弘

なすすべは一人ひとりが立ち上がり拳をあげて「侵略はノー!」
 大中 肇

沖縄は今も占領されており憲法の上に地位協定あり
 西澤 愼

(兵庫民報2022年3月20日付)9:30


観感楽学


昨年、原水爆禁止世界大会オンラインに参加して驚いた。国際会議で報告したロシアのオレグ・ボドロフ氏の背後に兵庫県原水協のゼッケンが飾られていた。二〇一二年に神戸市を訪れ交流した際に贈呈したものだ▼ロシアの原潜建造に携わり、チェルノブイリ事故後に原子力業界から離脱。ロシアの核開発による環境破壊、健康被害を告発する環境保護運動に飛び込まれた▼ボドロフ氏は、「ロシア政府はロシア市民に、周りを敵に囲まれているため軍事的準備を加速させる必要があると宣伝している」「ロシア大統領は、ヨーロッパだけでなく米国へも報復核攻撃を行うと公に述べている。国民の伝統的な生活が破壊されるだけでなく、世界的な核戦争の始まりになるかもしれない」と警告していた▼一九七五年、ロシア含む欧米諸国は国家主権の尊重、武力不行使、国境の不可侵、紛争の平和的解決などのヘルシンキ宣言を結び欧州安全保障協力会議を設立していた。ロシアの侵略はこれにも反するものだ▼神戸では旧ソ連の原水爆実験場セミパラチンスクのあるカザフスタンの反核団体、核兵器工場のあるチェリャビンクスの核被害団体などとも交流した。いずれも時の政権と闘った人たち。かの地で侵略戦争反対の声をあげている彼らとさらに連帯を。(K)

(兵庫民報2022年3月20日付)9:00