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2022年1月1日土曜日
憲法を守り、子どもたちに平和な日本を引き継ぎたい:兵庫県国政委員長(選挙区予定候補)こむら潤
昨年の総選挙では、近畿比例代表と兵庫八区の重複候補としてたたかいました。結果は議席に届かず残念でしたが、多くの皆さんに支えられ、「野党共闘で政権交代」のはじめの一歩となる選挙をたたかい抜くことができました。
選挙中に訴えた「四つのチェンジ」は、どれも待ったなしの課題です。命と平和を守り、誰もがその人らしく生きられる社会の実現と、美しい快適な地球環境を未来につなげていくために引き続き力を尽くします。
私の政治活動の原点は、「憲法を守り、子どもたちに平和な日本を引き継ぎたい」という思いです。私は子を産み育てる一人の母親として、戦争や暴力のない、一人ひとりが大切にされる国を実現したいと、今夏の参院選へ挑戦することを決意しました。市民と野党の共同で勝利し、政権交代への足がかりをつくるため全力で頑張ります。
(兵庫民報2022年1月2日付)14:00
今度こそ新自由主義を終わらせたい:参議院議員(比例予定候補)大門みきし
いよいよ参院選の年。市民と野党の共同で勝利し、憲法改悪をくい止め、くらしを守る政治に変えましょう。兵庫ではこむら潤さんを皆で押し上げ、兵庫の日本共産党の議席を奪還しましょう。
岸田政権は弱肉強食、何でも自己責任の冷たい新自由主義を継承しようとしています。このままでは低賃金と不安定雇用がつづき、社会保障も改悪の一途をたどってしまいます。
私は小泉・竹中「構造改革」以来、新自由主義勢力と正面から対決してきました。竹中平蔵さんとは五十回以上、お互い顔も見たくないほど論戦し、安倍元首相のアベノミクスも追及の急先鋒を果たしました。一方、コロナ禍の中小企業支援策などを現場の運動と力を合わせて実現しました。
参院選に何としても勝利し、今度こそ新自由主義を終わらせたいと決意しています。
(兵庫民報2022年1月2日付)13:30
日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:副委員長・参議院議員 山下よしき
昨年の総選挙では、市民と野党の間で、共通政策、政権協力、選挙協力の合意が初めて実現し、支配勢力の心胆を寒からしめました。彼らの必死の反撃に、後退を喫したことは残念ですが、大局的に見るなら、私たちが攻め込む過程で起こったことです。
党創立百周年の年、兵庫のみなさんとともに一回り成長し、必ず勝利者に。
(兵庫民報2022年1月2日付)13:00
日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:衆議院議員 穀田恵二
こ 国民主権、反戦平和
む 胸に刻みて立候補
ら 羅針盤を持つ人生
じ JCPサポーターと
ゅ 夢と希望を語りあう
ん んだ! 団結スクラム
こ 今年は党創立百年
く 苦難軽減が立党精神
た 闘いの旗印は
け 憲法九条を守れ
い 今こそ実現 気候正義
じ ジェンダー平等社会
*
参院選兵庫選挙区は、こむら潤さん、比例代表五議席実現で、兵庫から政治を変える狼煙を!
(兵庫民報2022年1月2日付)12:30
日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:兵庫県後援会長 森原健一
日本共産党創立百周年の新年をともに喜び合いたいと思います。
昨年の総選挙は、本格的な野党共闘の態勢でたたかいましたが、不当な反共攻撃と主体的力量の不足によって、いくつかの課題を残しました。
日本共産党のたたかいは権力の弾圧に屈せず、弾圧をのりこえて強くなる歴史を繰り返してきました。
今年の参院選は、野党共闘のいっそうの前進と日本共産党の躍進を実現させなければならない選挙です。綱領と党史に確信をもち、中央と県の後援会ニュースを武器に、後援会員を訪問し、積極的支持者をふやす活動で展望を切り開いていきましょう。
(兵庫民報2022年1月2日付)12:00
日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:兵庫県委員長 松田隆彦
『兵庫民報』読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、コロナ禍の困難な中、総選挙、県知事選、神戸市長選、各議員選挙で、大変お力添えをいただき、ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
昨年発足した岸田自公政権は、維新など補完勢力の加勢も得て、新自由主義の継続・強化、敵基地攻撃能力の検討と大軍拡、憲法改定への道を進めています。またメディアも巻き込んで、その最大の障害となる野党共闘と、日本共産党への攻撃を強めています。県内で五十万筆の新憲法署名をめざす活動など、草の根からのたたかいがいっそう重要です。
日本共産党は反戦平和、自由と民主主義、生活の向上をめざし、文字どおり命がけでたたかい続け、今年創立百周年を迎えます。その革命的伝統にかけて、夏の参院選では、何としてもこの流れを押し返し、一人区での野党共闘勝利と比例区・複数区での日本共産党の躍進で、改憲勢力を三分の二以下に押し止めなければなりません。
比例で全国六百五十万票、兵庫県三十六万票を獲得し、五議席絶対確保・大門みきし参院議員の再選、選挙区こむら潤さんの勝利のために、今年も大きなご支援、お力添えをいただけますようお願い申し上げます。
(兵庫民報2022年1月2日付)11:30
日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:学生 反原 発太郎
民青同盟の食料支援活動で対話をすると、「政治に関心がない」「政治との繋がりを見出せない」という学生の声を多く聞きます。
私は参院選を通じて彼らに夢を見せてあげたい。野党共闘による新自由主義からの転換で、大多数の市民に背を向ける政治に訣別し、政治が自分や周囲の人を助ける力であることに気付いてほしいのです。食料支援活動で対話する学生相手なら最低賃金の引き上げなどは分かりやすいでしょうか。どれか一つ、「こんなことが実現したら嬉しい」というものを見つけ、政治を身近に感じてほしいのです。生きづらいと思わせるものが政治ならば、生きづらさを解消するのもまた政治です。
野党共闘は市民が生きる権利を保障する灯です。民主主義の夜明けとなりますように。
(そりはら・はつたろう)
(兵庫民報2022年1月2日付)11:00
兵庫の地学散歩……大地を科学する:第七回 東六甲山麓の「残念石」:觜本 格(かがく教育研究所)
徳川大坂城の石垣
大坂城は豊臣秀吉が一五八三年(天正十一年)に築城を開始し、十五年以上かけて完成した。一六一五年(慶長二十年)に徳川家康による大坂夏の陣によって落城、天守閣は焼失し豊臣氏は滅びた。大坂城の再築に取り掛かったのは徳川秀忠で、完成までに十年の歳月を要した。再築というより新築に近い大工事で、現在の城の枠組みは大改修後のものである。特に、総延長が一万一千二百㍍におよぶ石垣は、石割りと石組みの高度な技術を駆使して完成したものだった。豊臣大坂城の石垣は地下で発掘されたが、天然石を組み立てる「野づら積み」であったのに対して、徳川大坂城は成形した石を使った「切り石積み」であった。
工事にあたっては「天下普請」と呼ばれる方法で、幕府の大号令のもと、西日本の六十五藩の大名たちに工事エリア(丁場)が割り振られ、分担して請け負うことになった。
徳川秀忠は「秀吉のつくった石垣の倍の高さにするように」指示を出したとも伝えられており、文字通り幕府の威信を誇示する工事で、総数二百八十万個とも四百万個とも推定される石材が集められた。
運ばれなかった「刻印石」「矢穴石」
石材は小豆島や犬島、豊島など瀬戸内海一帯、生駒山地からも集められたが、半数は六甲山地の採石場から供給されたと考えられている。西宮市、芦屋市、神戸市東灘区の六甲山地山麓に「石切場」「石丁場」「石曳き道」「飯場」跡などが発見されている。「徳川大坂城東六甲採石場遺跡」である。石を成型して割り出すための「矢穴」が残る「矢穴石」(写真1)や、工事を担当した大名の目印である「刻印」が刻まれた「刻印石」が六甲山地の山麓部から数多く見つかっている。刻印石の分布や地形などから「甲山刻印群」「北山刻印群」「越木岩刻印群」「岩が平刻印群」「奥山刻印群」「城山刻印群」などが設定されている。東灘区でも採石跡が見つかっている。(図)
写真1:六麓荘町浄水場の「矢穴石」 |
何らかの理由で大坂城の石垣として使われず途中で放棄された石材は「残念石」とも呼ばれている。
芦屋市では、集石場であり海上輸送の船着き場であった呉川遺跡から見つかった出雲松江藩堀江家の刻印石が芦屋市立美術館に野外展示されている。六麓荘町の浄水場敷地や芦屋大学校門の近くの石垣にも刻印石を「残念石」として見ることができる。西宮市では越木岩神社の境内や甲山八十八カ所めぐりなどに「残念石」がある。甲山森林公園内では二〇一八年に石丁場跡が調査され、国指定の史跡名勝の天然記念物として登録された。
土石流堆積物の石材・御影石
これらの石切場から運び出された石材は、どれもが六甲山地をつくる六甲花こう岩である。甲山森林公園の採石場のものを除き、その大部分は山地内部の岩盤から切り出されたものではないと思われる。山麓部に堆積した地層中のレキが運び出された。六甲山地から流れ出す夙川や芦屋川、住吉川などで発生した土石流が運び出した石である。繰り返し発生した土石流は、山地から大小の花こう岩のレキを堆積して、扇状地をつくった。現在でもさまざまな大きさの花こう岩のレキからなる土石流堆積物が山麓部で確認できる。そのレキを利用して石垣を積んでいる建物も多数見かける。神戸市東灘区の住吉川近くの白鶴美術館の石垣(写真2)は見事なものだ。芦屋市六麓荘町の屋敷には現地で掘り出された花こう岩のレキを石垣として組み合わせ、庭園にもこの石を配置しているところが多い。
六甲山地の花こう岩の岩盤は激しく風化し、石材として適していないものが多い。土石流堆積物のレキなら、風化部分は削り取られ、目的の大きさの良質の石材を確保しやすい。運搬や積み出しにも便利なこの土地は、徳川大坂城の石垣の石材の最高の供給地となる条件を備えていた。
観感楽学
兵庫県の借り上げ住宅入居者のHさんは震災後ずっと高齢の母親と暮らしてきた。ところが、年初に母親がなくなった途端、県から「お母さまがなくなられ入居資格がなくなったので転居を」との通告をうけた。驚いた彼女は、「母がなくなってまだ三十日も経っていないのに……非常識だ」と怒った。県担当者は「四十九日後にお訪ねします」と電話を切った。Hさんは借り上げ住宅兵庫区連絡会のYさんに「どうしよう」と泣きついてきた。Yさんは居住者集会を開き、協議会とともに対策を練った▼Hさんは若くても県の借り上げ住宅「継続入居条件」に合致している。日常的に「ふれあい喫茶」の世話役をし、民生委員として住宅全体の世話をしている当該住宅には欠かせない存在。きだ結県議の協力を得ながら、居住者が中心になって嘆願署名を集め県に提出することにした。四十九日法要後に県職員がHさんを訪問。Yさんも立ち会った。Hさんが「民生委員をしている」と職員に伝えると「民生委員ってなに?」と聞き返され唖然としたが、その後、県は判定委員会を開催、十二月十日に「Hさんを対象に判定した結果「継続入居可」と判定した」との県知事通知が届いた。区連絡会のYさんに伝えてきたHさんの声が少し潤んでいたという。(D)
(兵庫民報2022年1月2日付)10:00
阪神・淡路大震災27年メモリアル集会:1月16日(日)13時~16時、神戸市勤労会館:すべての災害被災者に暮らし再建できる公的支援を
1月16日(日)13時~16時、神戸市勤労会館7階大ホール/記念講演「大震災と復興災害――住宅・生活再建と復興予算――」塩崎賢明(神戸大学名誉教授)/報告「「創造的復興」は惨事に便乗した過剰復興」小川静治(東日本大震災復旧・復興みやぎ県民センター)、「阪神・淡路:借り上げ住宅協議会100回」段野太一(借り上げ住宅協議会運営委員)/資料代1,000円/主催:阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議、後援:災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会/問い合わせTel. 078-335-3770、Fax 078-335-3830
(兵庫民報2022年1月2日付)9:30
ひと・街・くらし 1・17長田メモリアル集会:1月17日(月)10時30分~、ピフレ新長田
1月17日(月)10時30分~、ピフレ新長田3階A会議室/「災害復興再開発事業を検証する――どうなる新長田――」/主催:震災復興長田の会、長田1・17実行委員会/問い合わせ Tel. 090-3626-4866(江口)
(兵庫民報2022年1月2日付)9:00
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