2022年9月18日日曜日

第41回はたらく女性の兵庫県集会:話し合い、つながり、共感し、問題点明らかにし、世論動かしていこう

第四十一回はたらく女性の兵庫県集会を九月十一日、長田区文化センターで開催しました。コロナ禍が続く中でしたが、今年度もリモート併用となり、会場とあわせて三十人の参加で開催できました。
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講師は、元全労連副議長の長尾ゆりさんです。「コロナ禍で可視化された問題」と題して特に女性に起きた被害などについてお話を聴きました――
二〇二〇年三月の全国一斉休校以降その被害が顕著になったと言い、四月以降には非正規の女性が雇い止めの狙い撃ちとなりました。また、休業手当も支給されない、もともとの賃金が低すぎる、女性が育児・介護にかかわるケア労働の安くて当たり前の賃金は、命にかかわるケア労働を軽視し、命を大切にしない社会の在りようを明らかにしました。
しかし、私たちはこの間「声を上げれば変えられる」ということも経験しつつあります。森喜朗氏の発言による「#わきまえない女性」で森氏を辞任に追い込みました。選択的夫婦別姓やLGBT法についても世論の変化は大きく、今の政治の現状の方が遅れています。
国連女性機関(国連ウィメン)では二〇二〇年三月に「COVID19声明」を出しています。非正規など弱い立場の女性、仕事に行けなくなった女性への援助、DVから被害者を守ること、政策過程で女性の声を集める、女性が何を必要としているのかを女性に聞くことなど、私たち女性が必要としていることが書かれていました。
しかし、その時、日本国内ではアベノマスクの配布が行われただけでした。
安倍元首相の国葬は、憲法十四条(法の下の平等)、十九条(内心の自由)、八十三条(財政処理の基本原則)にいずれも違反しています。加えて、旧統一協会の内容が明らかになるにつれ、自民党の政策に、「家族重視」や「ジェンダー差別」が深く浸透していることも明らかになってきました。
――などが語られました。
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今、様々な職場で人員不足や派遣社員の増加で正規職員に負担が大きくなっているところもありますが、私たち女性はコロナ禍であっても楽天的に、話し合うことでつながり、共感し、本当の問題点を明らかにし、これまでのように少しずつでも世論を動かしていこう。と参加者で共感しあいました。〔川村淑子=実行委員会事務局(高教組)〕

(兵庫民報2022年9月18日付)13:00