2022年1月23日日曜日

すべての災害被災者に暮らし再建できる公的支援を:阪神・淡路大震災27年メモリアル集会


六千四百三十四人が亡くなった阪神・淡路大震災から十七日で二十七年を迎えました。
阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議は十六日、「すべての災害被災者に、暮らし再建できる公的支援を」をテーマに神戸市勤労会館で大震災二十七年メモリアル集会を開き、百二十人が参加しました。
代表委員の畦布和隆さんが主催者挨拶。だれしも自然災害の被災者になる可能性があると指摘。支援金の五百万円引き上げや一部損壊への支給適用など被災者支援法の改善、公的支援の拡充を訴えました。
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全国災対連から川村好伸・全労連副議長が連帯挨拶。日本共産党のこくた恵二衆院議員が来賓挨拶。「安全は政治のカナメ。憲法十三条、二十五条をいかし、公的責任をはたす政治を実現しよう」などと訴えました。
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神戸大学名誉教授の塩崎賢明さんが「大震災と復興災害――住宅・生活再建と復興予算」と題してオンラインで記念講演しました。塩崎さんは、震災直後の避難生活の実態にもふれながら自力仮設住宅への支援の必要性にも言及。被災者不在の復興都市計画決定や新長田駅南の巨大再開発の失敗を告発しました。「創造的復興」の名で神戸空港など開発やインフラ中心の事業がすすめられ、被災者救済が軽視され「復興災害」がもたらされたと指摘。借り上げ復興住宅からの強制退去はその最たるものと指摘しました。東日本大震災の復興の問題点も指摘し、「日本では膨大なお金を使いながら、震災をチャンスとして違う事業に使い、被災者の救済に結びついていない」と述べました。
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「東日本大震災復旧・復興みやぎ県民センター」事務局長の小川静治さんが「『創造的復興』は惨事に便乗した過剰復興」と題してオンラインで報告。大震災から十一年を迎える宮城県の現状について、「創造的復興」の名で「水道民営化」まですすめようとする復興施策のゆがみ、インフラ偏重の無駄づかいのリアルな実態を告発しました。
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「ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会」運営委員の段野太一さんが「『借り上げ住宅』問題の総括的検証」と題して報告しました。県や市による借り上げ復興住宅からの追い出しにたいし、入居者自ら立ち上がった十年間の運動の意義、日本共産党県・市議団などの奮闘、入居者に権利意識をめざめさせた弁護団の役割などを語りました。URから神戸市が買い取り継続入居が実現した事例や、兵庫県が提訴しなかったなどの成果を語り、「最後まで被災者に寄り添って支えていく」と述べました。
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集会では「自己責任論と棄民政策を転換させよう」「暮らしの再建を求めるたたかいを」と呼びかけた集会アピールを採択しました。
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集会には、日本共産党のこむら潤さんも参加しました。〔森勇治〕

(兵庫民報2022年1月23日付)14:00

1・17に心をよせて:バリ舞踊とクラリネット演奏:尼崎でつどい

バリ舞踊「ガボール」を踊るこむら潤さん

「1・17に心よせて バリ舞踊とクラリネットを楽しむつどい」を一月十六日、尼崎のピッコロシアターでひらきました。
例年、阪神・淡路大震災を追悼する「あの日を忘れない 1・17メモリアルコンサート(同実行委員会主催)」を行っているのですが、コロナ禍のもと、昨年、今年と中止をしました。そうした中、昨年の総選挙で候補者として奮闘したこむら潤さん(今年は参院兵庫選挙区予定候補)を応援した「政治を変えよう!尼崎市民交流会」のみなさんから、バリ舞踊のインストラクターでもあるこむらさんの舞踊を「ぜひ見たい」とリクエストがあり、クラリネット奏者の竹内久力さんの協力を得て、今年は「つどい」を開くことにしました。
こむらさんが披露したバリ舞踊はウエルカムダンス「ガボール」。バリ島で信仰されているバリ・ヒンドゥー教の神々へ奉納する舞として発祥し、現在では、お客様に感謝と祝福の気持ちを込めて祈り、花びらを撒く歓迎の舞にもなっているそうです。明るくあでやかな中にも、厳かな雰囲気が伝わる踊りです。
竹内さんは、東京芸大卒業。数々の賞を受賞し、今は、関西を中心に活躍している若手奏者です。ピアノ伴奏は、国内外で活躍する音楽家と多数共演、管・弦・声楽の伴奏や室内楽などの演奏を続けている天野圭子さん。
 
バスクラリネットを奏でる竹内久力さん、ピアノは天野圭子さん

讃美歌の祈りを込めた曲をバスクラリネットで。スタンダードクラリネットで「心の瞳」「花は咲く」を。そして圧巻は、ウェーバーの「クラリネット協奏曲第一番」。おふたりの息の合った演奏に、思わずアンコールをお願いしました。今度は「花は咲く」をバスクラリネットで演奏して下さいました。
参加者から「バリ舞踊って気品があって素晴らしいね」「こむらさんをますます応援したくなった」「クラリネットの演奏者が輝いていた」「クラリネットの和らかい体にしみこむような音色を堪能した」「来年もぜひやってほしい」などの感想が寄せられました。
バリ舞踊とクラリネットとともに、「1・17」に心をよせた「つどい」になりました。
〔庄本えつこ=兵庫県議〕

(兵庫民報2022年1月23日付)13:30

神戸市は自衛隊への個人情報提供は、やめて!:「神戸市民の会」が街頭宣伝


「私たちの個人情報をわたさない 神戸市民の会」は元町大丸前で、神戸市が電子データにして神戸市内の十八歳、二十二歳の個人情報(氏名、住所、生年月日、性別)を自衛隊に提供していることを市民に知らせるとともに、提供の中止を求めて宣伝を行いました。
一月十七日は、阪神・淡路大震災から二十七年目の日。阪神・淡路被災地に自衛隊が災害派遣されました。その後も各地で自然災害などの災害救助として派遣される自衛隊の姿を見て自衛隊へ入隊した若者もいたと思います。
しかし今の自衛隊はその姿とは大きく変わりました。二〇一五年の戦争法など安倍政権下で推し進められた〝戦争する国づくり〟により、若者が描く自衛隊とは異なる組織となっています。そのため、毎年一万人の退官者が発生し、その補充のため、毎年四万人の応募者を集めなければならないのが実情です。
神戸市は、個人情報を自衛隊から求められるままに、電子データとして提供していますが、そのことを具体的に定めた法律はありません。
今ある自衛隊法を利用し提供していることは、憲法十三条に由来するプライバシー権の侵害です。
大丸前での宣伝では、自由法曹団兵庫県支部の松山秀樹弁護士が、本人の了承なく個人情報を提供している神戸市の態度を批判し、自治体として憲法を守り、住民のプライバシーや安寧に暮らせる権利を守る立場に立つべきだと訴えました。
兵庫県平和委員会の梶本修史代表理事は、自衛隊への個人情報提供は安倍元首相の国会での答弁が契機となり自治体が自衛隊に情報を提供するようになったと経過を説明し、自衛隊だけに個人情報を提供している神戸市の姿勢を批判しました。
最後に、兵庫労連の成山太志議長が、アメリカ軍とともに地球の裏側まで行って武力行使できる自衛隊に神戸市が協力していることに疑問を投げかけ個人情報の提供を中止するよう訴えました。
宣伝には十三人が参加し、気温が低い中でも市民に知らせなければとチラシを配っていました。会では次回の宣伝を、神戸市が自衛隊と個人情報の提供について「覚書」を交わした二月十日におこなうことを計画しています。
〔岡崎史典=同会〕

(兵庫民報2022年1月23日付)13:00

市民にあたたかい神戸をつくる灘区の会が緊急交流集会:みんなの王子公園・動物園を守ろう

報告するあじぐち市議

市民にあたたかい神戸をつくる灘区の会は、王子公園・動物園問題の緊急交流集会を一月十日、灘区内で開催しました。集会には、動物園の専門家、「みんなの王子公園・動物園の会」のメンバー、地元の自治会長など多彩な方が集まり、活発な交流会となりました。
味口としゆき市議が「王子公園 再整備基本方針(素案)」の概要と問題点を報告するとともに、この間の運動で市民意見募集には多数の批判の声が寄せられ、「テニスコートをまもって」という自主的なオンライン署名など大きな変化が生まれていることを紹介。「運動をさらにひろげれば、神戸市方針は変えられる」ことが強調されました。
「みんなの王子公園・動物園の会」を立ち上げた女性からは、「パンダを見に来ているのではなくタンタンを見に来ている、象を見に来ているのではなくマックを見に来ている。そんな動物大好きな人によって王子動物園は成り立っている」「住民の意見も聞かずに、大学誘致を優先させるのは机上の空論です」「教育施設である動物園は神戸市が守るべきです」と王子動物園への熱い思いが話されました。地元の自治会長は「私の家は、フラミンゴやアシカの声が聞こえます」「動物園が近所にあるから孫も遊びにきてくれる」「遊園地が老朽化しているのなら、駐車場にするのではなく、リニューアルすればいい」と話されました。
灘区の会は、王子動物園前の宣伝を強めるとともに、「みんなの王子公園・動物園の会」が呼びかける署名を集め、市民不在の神戸市の整備計画の撤回を求めてがんばろうと語りあいました。
〔岡民雄〕

(兵庫民報2022年1月23日付)12:30

金田峰生「素人イカナゴ(玉筋魚)考」(下)


三、海砂採取問題

イカナゴは概ね生まれたところで大きくなり、一生を終える魚で、海底が砂質かきれいな砂泥質の海域に生息し、一年で成魚となり十二月~一月に深水十㍍~三十㍍の砂底で産卵します。卵の表面が粘着質で覆われているため、産卵・受精し海底に沈むと、砂礫にくっつき、一カ月弱でふ化し、瀬戸内海では、春には六㌢㍍程になります。
夜は砂に潜り、海水温が十九℃になる六月頃から、砂に潜り、夏眠をします。だからイカナゴは海底が砂地、もしくは砂泥の海域にしかいません。そして瀬戸内海では、かつて、その海砂を大量に採取していました。その量は六億立方㍍以上(東京ドーム四百八十四個分)だそうです。
兵庫県は一九七六年に瀬戸内海海砂採取を禁止していますが、最後の愛媛県は二〇〇六年四月でした。
瀬戸内海は閉鎖性海域であり、元々陸地でした。大量に採取された海砂は、元々陸地だったところが海底になり、潮の流れによって長きにわたり削られ、粉砕されてできた、「海からのきた砂」と呼ばれるもので、これはいったん取ってしまうと、ほとんど供給されないそうです。一方、「山から来た砂」は河口付近から岸に向かって運ばれ、私達が目にする砂浜を形成しますが、沖合の海底を砂地にすることはほぼないことが、これも調査でわかっています。
備讃瀬戸と呼ばれる海域では、一九七〇年以前はイカナゴのふ化が年平均十一兆尾だったのが、八〇年代には二兆尾に激減していました。その頃、明石海峡のふ化数が増えたので、備讃瀬戸のイカナゴが引っ越してきたのだろうと言われましたが、それでも備讃瀬戸で減った数を補う数字では全くなかったそうです。

四、乱獲ではない

兵庫の漁獲量をみると、二〇一七年から極端に減り、それが五年間続いています(三面のグラフ)。
瀬戸内海では大概、イカナゴは船曳網あるいは船曳と言われる漁法で捕ります。
昔は兵庫も込網漁だったようですが、船曳に変えたとのことです。船曳の方が効率よく、たくさん獲れるそうです。
一方で一九九三年頃から大阪府と兵庫県の漁業者、専門家、行政が協議して、イカナゴ漁の解禁日を決めるようになりました。その頃は、毎年新鮮なイカナゴ・シンコをより多くの消費者に提供することが目的でした。二〇一七年からは、漁獲量減少を受けて、取り過ぎないように、水産資源を大切にして持続可能な漁業を行う努力として解禁日だけでなく、漁を終える日を例年より早めに設定し始めました。
少し前の論文ですが、明石海峡で生まれるイカナゴは年平均約一兆尾と推計されています。そのうちの約六〇%を人間が三カ月程で獲り、約三〇%が他の魚に食べられる事も含めて自然死亡し、生存率は一〇%だと言われています。
十兆尾ふ化していた頃は、その一〇%の一兆尾が生き残り、産卵していました。それが今はふ化するのが一兆尾で、生き残るのは一千万尾とすれば、到底、昔の様にはいかないでしょう。

五、気候変動とイカナゴ

先日テレビで、カニが不漁だという報道がされ、漁師は海の水温が高くてカニがいつもの漁場にいないのではないかと話していました。
今年、北海道で赤潮が発生し、サケやウニがかなりやられ、損害が八十億円程に上ったという報道もありました。(三面に続く)
閉鎖性ではない、しかも日本海や北海道で昨今、赤潮が発生しているというのは、やはり気候変動の影響ではないかと思わざるを得ません。
イカナゴが夏眠から覚めるのは、海水温が十三℃を下回る頃だと言われています。夏眠から覚めたイカナゴは、今はさほど痩せてはいないそうですが、海水温が上昇し、夏眠の期間が長くなれば、痩せて産卵の体力が無くなります。環境省のデータによると、瀬戸内海の海水温は緩やかであっても上昇傾向にあります。
初摘み海苔の入札を遅らせたというニュースもありました。
報道では、植物性プランクトンが異常増殖し、海水の栄養塩濃度が低くなったことが原因と思われるとありました。
植物性プランクトン異常発生の原因は記事に書かれていませんでしたが、今までなかったことが起き始めているのは、気候変動による海洋環境の変化が目に見えだしたということではないかと感じています。やはり海底の状況、人工物と潮流の関係、陸との関係など、総合的な調査・研究による対策、そして気候変動への本気の対応が必要だと思います。
漁業関係者は、市民と一緒に瀬戸内海の環境をより良くして、美味しい海産物を食べて欲しいと願っています。
私たちも、本当に瀬戸内海と瀬戸内の漁業を大切にする取り組みを進めていきたいと思います。
上は一月十六日付
(日本共産党国会議員団兵庫事務所長)


(兵庫民報2022年1月23日付)12:00

青年の生の声聞き取り連帯つくり、新自由主義乗り越えへ決定的な一年に:日本民主青年同盟兵庫県委員長 上園 隆

アンケートで対話し、声を聞く

日本民主青年同盟第四十五回全国大会(昨年十二月十一、十二日)の大きな成功とそこで決定された大会方針を受け、民青同盟兵庫県委員会は一月九日、第六十二回県代表者会議を開きました。

第45回全国大会決定の特徴について:「今の暮らしと政治について。新自由主義を乗り越えるための青年の生の声」運動を提起

第四十五回全国大会決議の大きな特徴は、この一年を新自由主義からの転換への決定的な一年にするため、「今の暮らしと政治について。新自由主義を乗り越えるための青年の生の声」運動に取り組むことや、学費の値下げなど様々な要求実現活動に取り組むことなどです。
また組織づくりでは「班が主人公」の活動を軸に、毎週の班会開催にこだわり、仲間を増やす独自追求を班で広げること、同盟費の納入数を二〇一七年比一・七五倍に前進させることを目標としています。
大会決議全文(PDF)
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この大会決議に基づいて、昨年一年間の活動を振り返り、第六十二期兵庫県同盟の年間活動方針を決めました。 

一年間の兵庫県同盟の活動の振り返り:学生の深いところでの変化にこたえ/日本共産党と一緒に政治変えようと総選挙にたちあがり

昨年一年間の活動では二十七人の仲間を迎え、三つの学園班を再建しました。二十七人という到達は二〇一五年以降最も高い到達で、学生の拡大数に絞ると二〇〇〇年代以降最高の到達となっています。
こうした高い到達を築いた背景には、主に学生の中の深いところでの変化があります。コロナ禍が三年目に入りましたが、オンライン授業で通常とは全く違う授業のあり方になっています。キャンパス内での人と人との出会いや、休み時間に友人と交わす何気ない会話など、人間関係を涵養する場が失われました。さらにコロナ禍でアルバイトができなくなり、世界一高い学費と貧弱な奨学金制度によって元々厳しかった学生生活は、さらに追い打ちをかけられました。こうした状況に置かれ、「政治に無関心ではいられない」客観的な条件が生まれています。
もちろん、だからと言って自動的に政治的関心が高まるわけではありません。私たちが取り組んできた学生への食料支援活動では、実態アンケートを書いてもらいながら対話することで、学生生活が苦しい背景には政治の責任があり、これは決して自己責任ではないことを伝えてきました。
「そういう話は難しい」「政治とか正直あまり興味ない」という反応も少なくありませんが、そうした対話の中で丁寧に展望を伝えると変化する学生も多く「政治に興味なかったけど、ここでの話を聞いて興味を持って初めて選挙に行きました」という声も寄せられました。代表者会議の討論である学生は「生活に余裕がなくて政治的関心を持つことができない人にこそ対話が大事。こうした活動は地味だけど、地道な積み重ねが大事だと思う」と発言しました。このような対話の中で「個人の責任ではなくて社会の責任というところに共感しました」「社会保障を北欧のように充実させてほしい」といった反応も寄せられ、その場で民青に加盟する経験も県内各地で生まれました。
また、学生への食料支援活動でつかんできた切実な実態は、二月に兵庫県議会請願に、四月には県内の主要国政政党への要請行動に取り組み、政治に届けてきました。
総選挙のたたかいでは、総選挙アピールを討議して、班で「日本共産党と一緒に政治を変えよう決議」をあげることにこだわって取り組み、千百四十四人の青年と対話し、展望を伝えてきました。野党共闘の中での日本共産党の議席の役割や、日本共産党躍進によって政権交代を実現する意義をつかむために、山添拓参議院議員をゲストに迎えた「オンラインつどい」や、中央委員会主催の「キックオフ集会」などに取り組んできました。
こうした取り組みが力になり、少なくない同盟員が今回初めて総選挙のたたかいに立ち上がり「友達に日本共産党の政策について伝えたけど、まだ半信半疑で選挙にいかなさそうだったので、投票日当日に遊びにいく約束をとって投票所に一緒に行った」「高校時代の友達に呼びかけたら支持してくれた」など周りの青年に支持を呼びかける経験が生まれました。また、シールアンケートを使って街頭で対話に踏み出す経験も各地で生まれ、ジェンダー平等や気候危機についての鋭い反応も寄せられました。同時に「政治とかあまり興味ない」「選挙行かないと思う」という声にも丁寧に展望を伝える対話も取り組まれました。
兵庫県委員会としてSNSを活用し、Instagramでのインスタライブにも今回初挑戦しました。インスタライブでは、同盟員が自分のアカウントからゲストで配信に参加し「学生生活と政治」「働き方と政治」をテーマに語り合う企画も実施しました。ゲストで配信に参加した同盟員の友人からも「配信見たよ」「選挙行ったよ」と反応がありました。
こむら潤さんを迎えインスタライブ

これから一年間の活動方針:「生の声」運動推進/「仲間を増やす独自追求」を「班が主人公」で

こうした活動の到達の上に、これから一年間の活動として、運動ではまず「今の暮らしと政治について。新自由主義を乗り越えるための青年の生の声」運動を推進していきます。学生同盟員から「最近ひろゆき氏がもてはやされるのは、新自由主義的な影響や自己責任論と無縁じゃないと思う」「政治や社会の話が友達とできないのは、中途半端な知識で話して相手にツッコまれたり論破されたりするのが怖くて話せないというのもある」などの声が出されています。こうした状況があるだけに、この「生の声運動」で青年のありのままの声を聞き取り、そのことを通じて連帯を作っていくことは、新自由主義を乗り越えるためにも、また参院選に向けて青年の要求をつかんでいく上でも重要な取り組みです。ぜひ県内でこの運動を広げていきたいです。
他にも、気候危機やジェンダー平等については学習を中心に運動を広げ、これまで取り組んできた学生への食料支援活動は引き続き重視して取り組みます。また、今年完成する映画『伊藤千代子の生涯』の上映会も計画中です。
組織づくりでは、仲間を増やす目標は年間四十人以上として、この数年来努力してきた、「班が主人公」の組織づくりを発展させます。特に、第四十五回大会決議でも強調されているのが「仲間を増やす独自追求」を班でもできるようにすることです。仲間を増やす活動は、まだまだ一部の役員が頑張る活動にとどまっています。これを「班が主人公」で取り組めるようにすれば、加速度的に民青の組織は大きくなります。そのためにも「毎週班会」の開催が重要です。代表者会議の討論では「毎週班会に挑戦し始めてから、ある班員が自分のことをいきいきと話してくれるように変化した」と班が変化し活力が生まれていることを発言しました。
そして、これらの努力の上に、同盟費納入を二〇一七年十二月比で一・七五倍の組織へと発展させます。二〇二一年十二月の同盟費納入は二〇一七年十二月比一・二九倍の目標で取り組み、この数年できなかった目標を突破して達成しました。兵庫県同盟内に生まれている活力に依拠し、青年の中に生まれている変化に働きかけ、年間四十人以上の仲間を迎え、同盟費納入二〇一七年比一・七五倍の組織へと発展させるという目標を達成させるために全力を尽くす決意です。

(兵庫民報2022年1月23日付)11:30

若者たちの活動と発言に学ぶ:原発をなくす会恒常的講座


原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会が恒常的に行っている講座の第十八回目は、原発問題・地球温暖化防止でがんばる若者たちの活動と発言を学び合いました。

関電前行動五百夜の成功へ向けて

はじめに「ゼロこねっと」の橋本銀河さんがリモート講演。関電神戸支社前で、二〇一二年七月六日から毎週金曜日、一度もかかさず「原発反対の一致点」で多彩な人々で続け一月二十八日に五百回目となる原発反対行動を報告しました。
その中で、二〇一七年県知事選以来、神戸市長選、国政選挙、計六回、候補者に「①原発の安全をどう思いますか②未来に向けて核のゴミや原発をどのようにすべきと思いますか」と公開質問。回答をありのまま多くの有権者に伝えようと記者クラブなどに届けてきたことも紹介しました。
橋本さんはハーバード大学の研究者の言葉を引用し「二十世紀は社会変革のため行われた非暴力キャンペーンの五三%が成功した。現在は人口の少なくとも三・五%が積極的に参加するキャンペーンは成功する」実態となっていると述べ、「政府・規制委・電力会社・自治体」へ向けて、「個人・団体・多数の人々」の働きかけをどう強めるかが課題だと結びました。

腰の引けた兵庫県の温暖化対策

門屋史明日本共産党兵庫県議団事務局長は会場で「兵庫県の温暖化対策の弱点や克服すべき方向」を詳しく解説しました。
兵庫県は日本国内で温室効果ガス排出量は全国第五位。世界が一九九〇年を基準に排出目標を掲げているのに、県は二〇一三年の七千五百十八万㌧という最大排出量から削減目標をつくっていること、県内排出量の六割強を占める神鋼・住友セメント・日本製鉄・関電に「すべて自主性におまかせ」という腰が引けた対策となっていると批判。
門屋さんは、「兵庫県地球温暖対策推進計画の見直し」について二月上旬からの意見募集には大きく取り組んでほしい訴えました。

若者として自治体の温暖化対策強化を求める

三人目は、以前FFF神戸で活躍し、現在も神鋼石炭火力発電所行政訴訟の原告として取り組んでいる今井絵里奈さんが東京からスピーチ。その中で、地域から脱炭素社会へ向けたロードマップをつくるには、自治体の役割が重要であり、地域住民の力が必要だと指摘。若者たちとともに具体策求めていきたいと語りました。
〔速水二郎=原発なくす兵庫の会〕

(兵庫民報2022年1月23日付)11:00

淡路農林水産祭会場前でこむらさん、地元市議らと宣伝

左から近藤・まもり洲本市議、かまづか・岡田淡路市議、こむらさん、吉田南淡路市議

淡路農林水産祭が一月十五日、いざなぎ神宮で行われ、日本共産党淡路地区委員会と党地区議員団は恒例の宣伝行動を行いました。
こむら潤参院兵庫選挙区候補は、昨年の総選挙での支援に感謝を述べた後、有権者の皆さんから、コロナ禍の中で「命と暮らしを守ってほしい」との声や、岸田政権が憲法を改悪しようとしている中「憲法を守って、平和を守って」という思いを受け止め、参院選へ頑張る決意と、支援を訴えました。
こむら候補は、コロナ感染と気候危機の中で、農家や漁師の方が大きな打撃を受けており、ルールなき資本主義が原因であること、それを押し進めてきたのが自公政権であり、持続可能な経済社会への転換を呼びかけました。
こむら候補は、岸田政権が進める敵基地攻撃能力に危険を感じると語り、人権侵害である戦争を起こさせないためにも「世界に誇る九条を守っていきたい」と述べました。さらに電鉄会社に要請して、痴漢防止の車内放送を約束させるなどの実績を語り、ジェンダー平等社会実現に向けて、党とこむら候補への支援を訴えました。
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この宣伝には、岡田のりお・かまづか聡淡路市議、まもり和生・近藤あきふみ洲本市議、吉田よし子南あわじ市議がそれぞれお祝いの挨拶を行いました。
〔岡田のりお=淡路市議〕

(兵庫民報2022年1月23日付)10:30

日本共産党兵庫県文化後援会『風を起す』第百十八号


日本共産党兵庫県文化後援会が会誌『風を起す』第百十八号(二〇二二年一月)を発行しました。
今回のテーマは「憲法改悪許すな! 参院選で新たな前進を」。兵庫選挙区に立候補を表明している、こむら潤さんの決意表明「私の原点は、憲法を守りたい」をはじめ、会員のエッセイ、詩歌、評論などが収録されています。
また、昨年秋の第十三回作品展での丸川楠美さんの漫画「マルクス&エンゲルス」原画など出展作品もカラーページで紹介されています。
『風を起す』は年四回発行。問い合わせは党県委員会まで。

(兵庫民報2022年1月23日付)10:00

藤田佳代舞踊研究所公演創作実験劇場:不思議な文字と7つのダンス

昨年の創作実験劇場から(撮影:中野良彦さん)

藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演、ことしの創作実験劇場のテーマは「不思議な文字と七つのダンス」。三月十二日夕、神戸ファッション美術館オルビスホールでおこなわれます。
書家・和田彩さんの書を作舞者がそれぞれ一字ずつ選び、それをテーマに作品をつくりました。
選んだ字は「雨」「鳥」「観」「贈」「遊」「海」「空」。篆書、草書、行書、楷書と書体もさまざま。物珍しい字、読めない字、知っている字……それぞれどんな踊りになるのでしょうか。

公演に先立って二月二十七日には同じ会場での和田さんによる講演会も計画されています。

藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演創作実験劇場

3月12日(土)17時開場・17時30分開演、神戸ファッション美術館オルビスホール/入場料2,500円(当日3,000円)

書家和田彩さん講演会

2月27日(日)16時~17時、同ホール/参加無料/要予約(30人限定)

→公演チケット購入、講演会参加予約は藤田佳代舞踊研究所 Tel.&Fax: 078-822-2066、HP: http://www2s.biglobe.ne.jp/~fkmds/

(兵庫民報2022年1月23日付)9:30

観感楽学


米軍基地由来とみられるオミクロン株が沖縄県はじめ全国各地で急拡大している。米軍が海外から基地に直接入る場合、日米地位協定で検疫法などの日本の国内法が適用されず基地経由で自由に出入国している。全米軍関係者が出国前のPCR検査を免除されていたなどのずさんさも発覚した▼国は、沖縄県などが求める米軍関係者の入国停止、外出禁止などを一切米側に伝えず、具体的なやりとりもしていない。「日米同盟の抑止力の観点からも入国禁止という話とは違う」とまで言い、国民のいのちよりも米軍優先のひどい姿勢だ▼ビキニ水爆実験が続いた一九五六年五月、神戸港の労働組合は、在神戸の米総領事に水爆実験計画の中止を要求するとともに、神戸市に対し米軍基地でもあった神戸港に入港する全船舶・積荷の放射能被害の有無の検査、被曝船舶の入港・荷役拒否などを要求し、国には安全証明を出す措置を要求した。後の非核証明書方式に結実した▼かつて宮崎辰雄神戸市長は、非核証明書を出さずに米艦船が入港したらと問われ、「当然拒否する。それでも入って来るというなら…こちらも抗議する」と明快な態度を表明していた。アメリカにであれ国にであれ、国民のいのちを守るために厳正な態度をとるように迫ることは当然だ。(K)


(兵庫民報2022年1月23日付)9:00

2022年1月16日日曜日

憲法改悪を許さない! 全国署名ひろげよう


「9条改憲NO!全国市民アクション」がよびかけた「憲法改悪を許さない 全国署名」を訴え、一月七日、日本共産党が全国でいっせい行動にとりくみ、兵庫県委員会は参院兵庫選挙区に挑むこむら潤さん(写真左)を先頭に、十人で寒風のなかJR神戸駅前で宣伝をおこないました。
「岸田首相は、敵基地攻撃能力などと憲法・国際法を無視しアメリカとともに戦争できる国へ暴走しようとしています。改憲勢力に参院選で審判を」と、こむらさんと松田隆彦県委員長が訴えました。
県内あわせて二十九カ所で二百十七人が参加し、署名百七十人分を集めました。
署名に応じた人の中にはミャンマー出身の人も(県委員会)、女性がよく協力してくれた(東灘・灘・中央地区委員会)、「政府は何を考えている。共産党がんばれ」(兵庫・長田・北地区委員会)、成人式会場前で宣伝(淡路地区委員会)などの報告がありました。

(兵庫民報2022年1月16日付)16:30

こむらさんと県議団が県庁前宣伝:医療・公衆衛生充実させる強い経済に


一月六日、日本共産党兵庫県会議員団とこむら潤参院兵庫選挙区予定候補が、県庁前で新年の宣伝を行いました。
こむらさんは、改憲に前のめりの岸田首相を批判し、「侵略戦争を反省し、二度と戦争を起こさないと誓った憲法九条は、子どもたちに平和な未来を引き継ぐためにも、なんとしても守らなければならない」と訴え。新自由主義を転換し、医療や公衆衛生を充実させるやさしく強い経済にしたいと強調。男女賃金格差の是正、選択的夫婦別姓の制定などジェンダー平等社会の実現のために奮闘する決意を述べました。
また、神戸で石炭火力発電所を新設しようとしていることを指摘し、「石炭火力発電に固執している岸田首相は世界から批判されています。日本共産党は気候危機打開『2030戦略』で、石炭火力発電を全廃、二〇三〇年度までに六〇%(二〇一〇年比)の二酸化炭素排出を削減する政策を示しています」と紹介し、気候危機打開を訴えました。
各県議からは、「コロナ感染拡大がすすんでいる。コロナ対策の強化を」「県民の命と暮らしが守られる県政に、力をあわせましょう」など訴えました。
〔門屋史明〕

(兵庫民報2022年1月16日付)16:00

憲法守り平和な港に:神戸港平和のためのクリスマス闘争市民集会


第六十一回神戸港平和のためのクリスマス闘争市民集会が十二月二十四日、神戸市中央区の波止場町広場でひらかれました。
神戸港は、戦後すぐに米軍(連合軍)の占領のもとにおかれました。以来、一九七四年に神戸市へ全面返還されるまで、米軍の補給・休養基地として重要な役割を果たしました。クリスマスイブぐらい平和な街にとはじまった集会です。その後、通信基地のあった六甲山山頂も返還、非核「神戸方式」も実現しました。
今回の集会は、改憲・戦争する国づくりへ暴走する自公政権のもとでの開催。こむら潤共産党県国政委員長(写真手前)、あわはら富夫新社会党県本部委員長も挨拶しました。真っ暗ななか目立つように松田隆彦党県委員長は自作のLEDプラカードで参加しました。
集会後、参加者は元町商店街をパレードして「憲法守れ!」「非核『神戸方式』を守れ!」と市民に訴えました。〔小林明男〕

(兵庫民報2022年1月16日付)15:30

県行財政運営調査特別委員会:住民サービスのための事業を安易に削減するべきではない:日本共産党入江県議が質疑


兵庫県行財政運営調査特別委員会が十二月二十三日に行われ、見直し案として提出されている「県政改革方針 (仮称)」「県政改革方針実施計画(仮称)」などについて、日本共産党の入江次郎議員が、質疑を行いました。
入江議員は、税収の伸びが鈍化したことにより、二〇二八年度までに四百四十億円の税収不足が発生するという見込みについて、「税収は、ここ二十年延びておらず、GDPも横ばい。兵庫県では、産業立地条例や基幹道路八連携軸のような施策を行ってきたが、大企業を支援すれば、経済が潤うというトリクルダウン経済政策が失敗してきたことによるものだ」と指摘。そのうえで、高速道路をさらに延長する基幹道路八連携軸について、「二〇二八年までの県費支出がいくらになるのか」と問いました。
県当局は、「二〇二八年までの総事業費、千六百億円で、その約四割が県費支出になる」と答弁。入江議員は「約六百四十億円の県費を支出することになる」と明らかにし、「財政厳しいおりに、高速道路の延伸のみ追求するのではなく、八連携基幹軸などの事業を見直し、不足額を補い、今回、予算が削られようとしている防災・減災対策や、事務事業等県民サービスに資する削減をやめるべきだ」と述べました。
また、県が所有する公共施設について、見直し案で指定管理の原則公募化やPFIの推進等を検討するとしていることに対し、入江議員は「民間活力を導入し、コストとともにサービス向上を進めるとしているが、現に指定管理者制度を活用している六十九施設のうち、四十一施設では利用者が減っている。サービス向上も図られていない。そのうえ、五年で雇い止めが起こるなど、労働条件も悪化している施設もある。県所有の公共施設は、利益追求ではなく公共福祉につとめるべきもので、すべてを民間に移譲していいわけではない」と強調しました。
また入江議員は、阪神北県民局、阪神南県民センターの統合に伴う伊丹新庁舎建設の凍結に関わって、「県民局の新庁舎建設を行う前提で、芦屋健康福祉事務所の宝塚健康福祉事務所への分室化計画があった。新庁舎建設を凍結というのなら、なおさら、芦屋健康福祉事務所の分室化も中止し、存続させるべきだ」と訴えました。県当局は、「芦屋健康福祉事務所については、コロナの状況をふまえ、分室化の時期については、検討したい」と答弁しました。
入江議員は、県民交流バス、障害者小規模通所援護事業、百歳高齢者祝福事業、老人クラブ活動強化推進事業、音楽療法定着促進事業など今回廃止・見直しが検討されている事務事業について、「齋藤知事は、『誰も取り残さない』をキャッチフレーズにしている。その立場に立てば、こうした住民サービスのための事務事業を安易に削減するべきではない。ぜひ、県民一人ひとりに心の通った施策充実を求める」と述べました。〔門屋史明〕

(兵庫民報2022年1月16日付)14:30

済生会兵庫県病院、三田市民病院を残して!:浜本宏(済生会病院の存続と充実を求める会)


三田市民病院と済生会兵庫県病院の統合・再編に関する第四回「検討委員会」(北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会)が一月七日、神戸市で開かれました。
今回、座長が「再編統合が望ましい」とのまとめを強引に行い、市民無視の態度をあからさまにしました。
「資料」(神戸市と三田市が指示してコンサルが作成したもの)では三田市民病院と済生会兵庫県病院の両病院を残すという案にはデメリットが列挙されていました。
統合再編では、加古川市と三木市・小野市の事例を紹介しながらメリットを強調しました。しかし、その事例の実態はどうでしょうか?
加古川西市民病院と神鋼加古川病院を二〇一六年に統合した加古川中央市民病院は、独立行政法人化され、もうけ優先の病院経営がなされています。点数単価の低い患者は排除されています。
北播磨総合医療センター(三木市民病院・小野市民病院 二〇一三年統合)では統合して医師数が増えていると「資料」には書かれています。、しかし、三木市民病院や小野市民病院はもともと医師が少なく、統合後は増えるのはあたりまえの話です。統合したすべての病院にはてまるのではありません。
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「検討委員会」では統合再編で突き進み、強行突破を図ってきていますが、三田市や神戸市北区での「今の場所でそれぞれの病院を存続・充実してほしい」という住民要求運動が当局を追い詰めていることも間違いありません。

(兵庫民報2022年1月16日付)14:00

旧優生保護法被害者支援へ明石市が独自の条例制定

旧優生保護法で障害などを理由に不妊や中絶の手術を強いられた市民とその配偶者にそれぞれ三百万円を支給する明石市旧優生保護法被害者等の尊厳回復及び支援に関する条例(略称=旧優生保護法被害者等支援条例)案について、明石市議会は十二月議会で可決しました。自治体が独自に被害者を救済する条例は、全国初となります。
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昨年六月、スマイル会の議員が「旧優生保護法被害者への市としてできる支援はないのか」と質問。これに対し、市長は「被害者支援という観点からは、被害者に寄り添う明石市として、私としては、犯罪被害者等支援条例に加え、アスベスト被害者支援条例と優生保護法の被害者支援条例を三つの明石市の被害者支援条例という形で位置づけられないかと考えており、これから条例の制定に向けて検討していきたいと考えている」と答え、九月議会で提出に至りました。
日本共産党市議員団は、九月議会、十二月議会それぞれ質問と賛成討論を行いました。また条例制定に向けて優生保護被害者兵庫弁護団、優生保護法による被害者とともにあゆむ兵庫の会発行の「国から子どもを作っては行けないと言われた人たち」を他会派の議員五名に購読してもらい理解を求めました。障害者支援団体へも賛同してもらえるよう働きかけを行いました。
九月議会では、「国家賠償請求訴訟が続いている中、市民の税金を充てるべきか」などの意見が出て、採決では公明会派が退席、自民会派が反対して否決となりました。
市長は再度十二月議会に条例案を提出しました。十二月議会に向けて賛同議員が集まり、パブリックコメントへ意見を提出してもらえるよう、それぞれ関係する団体、個人に働きかけることを確認しました。結果は全体で二百八十通(市内百八十四通)、賛成二百六十七、反対七、その他六でした。
十二月議会では公明会派が賛成に回り、可決となりました。
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この条例制定の目的は、明石市がこれまで「誰一人取り残さないやさしいまち」を掲げて推進してきたインクルーシブなまちづくりを踏まえて、旧優生保護法の被害者である市民に寄り添い、差別を許さないまちづくりをさらに推進するためのものです。
条例では、支援金は一人三百万円とし、国の一時金支給法の対象外の中絶手術を受けた人や、手術を受けた人の配偶者も対象に含め、申請の期限もないなど幅広く支援する内容となっています。
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条例は制定されましたが、これで終わりではありません。他の市町村にも広げていくとともに、国の極めて不十分な支援法を被害者の方たちに寄り添った内容に改正していかなければなりません。
〔楠本美紀=明石市議〕

(兵庫民報2022年1月16日付)13:30


市民アクション東灘:気候危機を兵庫から学ぶ:石炭火力発電、地球温暖化にSTOP!


市民アクション東灘は十二月二十五日、東灘文化センターで学習会「気候危機を兵庫から学ぶ」を開催しました。お話は、NPO法人気候ネットワーク主任研究員の山本元さん。
山本さんは、気候変動の直接的原因は「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」こと、産業革命前に比して地球の平均気温が一度上昇、その結果「五十年に一度の暑い日」が今日では四・八倍に増加していること――を分かりやすく説明しました。
十月三十一日から十一月十二日まで、英スコットランド・グラスゴーで開催されたCOP26についても紹介されました。COP26とは、「国連気候変動枠組条約第二十六回締約国会議」で、国連の「気候変動枠組条約」に参加している国が集まる会議で、今回で二十六回目。
山本さんは、COP26では、温室効果ガスの排出そのものを減らしつつ、すでに排出した分を森林などに吸収させたり除去したりすることで、実質的な排出量をゼロにする、いわゆる「ネットゼロ」を二〇五〇年までに実現すること、二〇三〇年までには半減することが決められと報告。日本政府の対策については、「石炭を延命させている」として二年連続して不名誉な「化石賞」がNGOから授与されるなど、欧米諸国に比して著しく立ち遅れていると批判しました。
さらに、温室効果ガスの削減対策として挙げられている水素・アンモニアなどの「脱炭素」燃料の問題や限界も指摘。省エネへの努力と再生可能エネルギーの導入の必要性を述べるとともに「関西電力から電気を買わないこと」を山本さんは力説しました。
「神戸の石炭火力発電を考える会」事務局を務め、神鋼火力発電増設に反対する運動にも取り組む山本さんは、「来春には三号機、四号機の稼働が始まる。民事・行政訴訟の控訴審も判決が出る。諦めることなくたたかい続けることで、途中で稼働停止に追い込む必要がある」と締めくくり、大きな拍手で話を終えましたた。〔藤丸徹=市民アクション東灘〕

(兵庫民報2022年1月16日付)13:00

「老朽原発動かすな」実行委員会が日本共産党兵庫県委員会に要請:できることからいっしょに


昨年大阪で集会を開催した「老朽原発うごかすな」実行委員会の中嶌哲演福井県明通寺住職(写真右端)をはじめ実行委員会の方々が一月六日、日本共産党兵庫県委員会を要請で訪問、小林明男党県常任委員(写真左)が応対しました。
木原壮林さん(写真右から2人目)が要請の趣旨を説明――昨年、コロナ禍のなかで集会を開催し多くの参加で成功させた。老朽原発完全廃炉へ今年が大事な年。参議院選挙の争点にも押し上げたい。五月末にも集会を計画するが、従来の集会の延長線上でなく、廃炉へ世論を盛り上げたい。そのために今、実行委員会への参加を広く呼びかけ、たくさんの知恵を集めたいと語りました。
実行委員会の方々からも――総選挙で野党が勝利できなかったことは残念。せっかく市民と野党が協力して提案した原発ゼロ法案が審議もなく廃案になったのも残念。今度は法案をつくる時から、市民の共同や政党の共同、多数派をつくるとりくみにしたい、兵庫の震災以降のたたかいもそうだったですね――との発言がありました。関電兵庫支社前反原発行動が一月二十八日に五百回迎えることも話題になり、できることからいっしょにとの話し合いになりました。
中嶌師は六十センチの積雪のなか来県、実行委員会は、県内諸団体、県議会へも要請を行いました。
〔小林明男〕

(兵庫民報2022年1月16日付)12:30

年越し助け合い村:明石の民商、新婦人、生健会、医療生協など


「年越し助け合い村」を十二月二十六日午前十一時から午後一時まで、明石市西新町一丁目公園で開催しました。
主催は、明石民主商工会、新婦人の会明石支部、明石年金者組合、明石生活と健康を守る会、神戸医療生協明石ブロックなどの実行委員会です。
参加者は四十六名、ボランティアが約三十名で、「ビラをみて」「新聞(神戸新聞)をみて」という方が多かったです。お米や野菜、インスタントラーメン、カレー、トイレットペーパー、マスクなど、おにぎりと豚汁、ひきたてコーヒーも用意しました。百人分用意した物品は一時間ほどでほとんどなくなりました。
同時に行ったアンケートでは、「仕事がない(みつからない)」「食費を削っている」「消費税の減税してほしい」「こういった企画を今後も続けてほしい」という声が多く寄せられました。子ども連れのお母さんも来られて、貧困の広がりを実感させられました。生活相談コーナーでは、生活と健康を守る会や楠本美紀市会議員が対応しました。
厳寒の日、西新町一丁目公園は人々の笑顔と優しさで、暖かな空気に包まれました。また春にとりくむ予定です。
〔北後直子=明石市衣川後援会〕

(兵庫民報2022年1月16日付)12:00

亀井洋示「米軍はフリーパスだぞ、オーマイゴッド」


(兵庫民報2022年1月16日付)11:00

ジェンダーわたしの視点「日々の暮らしの中で気付き、乗り越えていく積み重ねを」日本共産党阪神北地区委員会 三富稔之


日本共産党は第二十八回党大会で「ジェンダー平等」を綱領に明記し、先の総選挙で「ジェンダー平等社会の実現」を公約に掲げたたかいました。この間「ジェンダー」の問題について考えたり学んだりする機会が増え、私も少しずつ理解を深めているところですが、これまでの自分の半生を振り返ってみると、「これってジェンダーの問題なんだな」と感じることがたくさんあります。
私は子ども時代、両親から「男がベラベラ喋るのはみっともない」「男はすぐに泣いたらあかん」といったことを繰り返し言われました。これも「男性らしさ=強く逞しくあれ」という価値観の押し付けだったのだと今は思います。
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中学生時代、今でも記憶に残る印象的なでき事がありました。英語の時間、授業をしていた女性教諭がある女子生徒を指名して、英文を和訳するよう求めました。当てられた女子生徒は教科書に記された英文を日本語に訳して読み上げるのですが、husbandという単語を「旦那さん」と訳しました。すると先生はすかさず「いやいや違うよ。husbandは夫やで」と訂正しました。生徒は止められた直前のところからまた読み始めたのですが、husbandをまたまた「旦那さん」と訳し、またまた「旦那さんちゃうで。夫やで」と訂正されたのです。
私が中学生の頃ですから時は昭和後期、バブル時代の始まりの頃でした。生徒の意識の中に「旦那さん」という言葉が持つ男尊女卑的な家父長制のイメージがどれほど意識されていたか分かりませんが、戦後四十年を経たバブルの始まりの頃のその生徒は、「結婚している男性」を「旦那さん」と呼ぶことが当たり前だと恐らく思っていたのでしょう。それから三十五年ほど経った現在、ネットなどを見ると「旦那」や「主人」といった言い方に主従関係を想起して違和感を持つ人も一定数いるようですが、未だに「旦那」と呼ぶのがメジャーなようです。
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原稿を書くにあたり色々と思いを巡らせ、日本社会にはまだまだ、「男らしさ」「女らしさ」といった性別役割分担意識や、男尊女卑的で家父長制的な価値観が底深く根付いていることを改めて認識しました。「ジェンダー平等」という言葉が今年の新語流行語大賞のトップ10に選出されるぐらいですから、「ジェンダー平等社会」実現に向けた取り組みは緒についたところだと言わなければなりません。「ジェンダー平等」という言葉だけをひとり歩きさせることなく、日々の暮らしの中にある「ジェンダーの問題」に気付き、乗り越えていくことの積み重ねが大事なのだと思います。

(兵庫民報2022年1月16日付)11:30

みんぽう川柳〈一月〉「早め」

選 者 島村美津子

特 選

早い目に解いたクイズは出し忘れ
 明石市 小西正剛

【評】一見なんでもないようなこの句に立ちどまってしまいました。人生ってこんなことあるあると妙に納得。そして一生懸命生きていながら失敗ばかり重ねる自分を重ねてしまいました。
今回の兼題「早め」ですが、「早い」「早く」とかとは微妙に違ってきますね。留の句の凉子さんが「早め」と少しずれてしまったように思いますと投句ハガキに書かれていましたが、そう思われる句がたくさんありました。
はじめての方の投句が増えて楽しみです。指を折ってでも五・七・五のリズムを身になじませて下さい。
あとになりましたが、新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

入 選

早めにと思へばこける青い空
 明石市 上河規江

何事も早めにできぬ歳悲し
 明石市 植木多佳子

早めでもやっておこうよガン検診
 神戸市 長尾粛正

コロナ禍で早め縮めた生命あり
 神戸市 梶山洋枝

鬼笑おうと準備着々参院選
 明石市 上野景子

参院選傘寿の坂をかけ登る
 明石市 川路政行

早早の改憲発議許さない
 尼崎市 大野幸雄

大企業成長早め事故多発
 芦屋市 梶原嘉代子

弁証法早めと遅め矛盾なく
 神戸市 北河豊治

密を避け早めガマンの年暮れる
 神戸市 兵頭和子

早めにと思うばかりの本の終活
 尼崎市 富田明美

早いめに片付けかけて手が止まる
 尼崎市 富田 断

這い這いの孫の来る日は早めの掃除
 神戸市 山本尚代

早く花咲けよと春を首長く
 神戸市 塩谷凉子

みんぽう川柳募集

▽一月の題は「考える」、締切は一月二十五日(火)▽二月の題は「書く」、締切は二月二十二日(火)▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記。締切が迫っている場合に限りメール、ファクス可です。ファクスの場合は葉書大の枠の中に必要事項を記入してください▽余裕をもって、できるだけ葉書でご応募ください。

締切は第四火曜日

郵便サービスが縮小され、配達にかかる日数が長くなっています。そのため来年一月から締切日を毎月第四火曜日に早めています。編集部必着です。

(兵庫民報2022年1月16日付)10:30


金田峰生「素人イカナゴ(玉筋魚)考」(上)

イカナゴ(photo ACより)

一、はじめに

垂水革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす垂水区の会)世話人会から「イカナゴがこの数年不漁で心配している。イカナゴについて話が聞きたい」という相談があり、ちょうど海苔漁が始まっていて、漁業関係者に来て頂くのは難しいだろうということで、二〇二一年十二月十六日に、まず私から話題提供として話しました。本稿は、その話を整理したものです。
全くの「門前の小僧」で、見聞きした事から私なりに感じた事ですので、間違っている点もあると思いますがご容赦下さい。

二、海の力が落ちている

イカナゴが激減している原因として、今一番言われているのは、「海がきれいになりすぎた」というものです。
私は十年程前に、海苔の色落ちという話を聞いて、辻本達也明石市議会議員と共に現地を訪問し、聞き取りを始めました。その時、漁師から「海の力が落ちている」と言われました。
海がきれいになりすぎて、リンや窒素などの栄養塩がなくなり、海苔が黒くならない「色落ち」といわれる現象が起こるという話です。
イカナゴの餌は動物性プランクトンですが、その餌は植物性プランクトンですから、海に栄養塩が少ないと、イカナゴも成長できない。イカナゴは中型魚、大型魚の餌でもありますから、食物連鎖のバランスが崩れます。海が栄養を失って、生物を育てる力がなくなってきているとのことです。
瀬戸内海は一九六〇年代から七〇年代にかけて赤潮被害が深刻になりました。
水質汚濁防止法と瀬戸内海環境保全特別措置法によって、排水に含まれるリン、窒素、有機物の基準値が定められるなどの結果、赤潮被害は概ね収まりましたが、リンや窒素は栄養塩でもあるので、今度は栄養が不足しているのは規制が過ぎるからではないかという論が出て来て、今年六月に瀬戸環法が改定され、基準上限値は変えないが、それまでの総量規制方式を、適切なリン・窒素の濃度を設定してコントロールしようという事になりました。
実は、栄養塩が少なくなっているようだから、瀬戸内海の栄養塩がどうなっているのか、それはなぜかということを調査・研究し、対策を講じるべきだという事と、瀬戸内海といっても、それぞれ海域の状態は違いますから、海域を分け、メッシュで海の状態を捉えて、海域毎に対策を考えるべきだという事を、私達も遅くとも十年前に提起していました。今回の法改正はそうした私達の提案が一定反映されていると評価し、賛成しました。
ただ、今回の法改正だけでは、根本的な解決にならず、本当にかつての豊かな瀬戸内海の姿を取り戻し、持続可能な環境にすることにはならないと思います。
そもそもなぜ、赤潮が発生し漁業被害を及ぼしたのか。沿岸部をはじめ、陸地にどんどん工場を建て、人間が集中して住み、事業排水・生活排水を海に流したからです。
栄養塩が足りなくなったのには、山を削り、河川をコンクリートで三面張りに固め、砂浜や干潟、藻場を埋め立てたことが関係しているのではないでしょうか。
陸からの栄養塩は、地に降った雨が地面にしみこみ、川に合流し海へ達する間に溶け込むのが主でした。ところが、草木の伐採や山自体を削ることで雨水が十分に栄養を溶け込ませるに至らなくなりました。川をコンクリート三面張りにしたことで雨水が海に到達する時間が早くなったことの影響も排除できません。
その一方で、工業廃水や生活排水などでかなり大量のリン、窒素が流れ込むようになりました。
干潟は、そこに生息する貝類が有機物を吸収し、海の富栄養化を防止する機能を持っていました。藻場も有機物を吸収し、海水を浄化すると共に、逆に栄養塩を吸収した藻、海草が沖へ流れて行って、あるいは動物性プランクトンが表層にある栄養塩を食べて、河口から遠く離れた比較的栄養塩の少ない沖合に栄養を届けます。
また、植物は海水中に酸素を供給する、産卵場や稚仔魚を守るなどの役割も果たしていましたが、それがほとんど潰されています。
青潮(低酸素もしくは無酸素の海水の塊)も発生頻度が増えているようです。
富栄養化で海水面付近に植物性プランクトンや海藻類が多く繁殖することで、海底まで日光が届かず、そこに生息する植物が光合成を行えなくなる等で海底の酸素供給が途絶えてしまい、青潮が出現し、そこにいる魚等は窒息死してしまいます。
つまり、リンや窒素などの栄養塩は、多すぎても少なすぎてもイカナゴには直接的に影響する訳です。従って、山を崩し、川をコンクリートで固め、海を埋め立てたことの影響を科学的に調査・分析し、反省するべきを反省した上で、元に戻すことは非常に難しいけれど、でき得る限りの手立てをまじめに講じるべきではないかと思います。
(次号に続く)
 
漁港で海苔の様子を調査する筆者

〔日本共産党国会議員団兵庫事務所長〕

(兵庫民報2022年1月16日付)9:30

観感楽学


一月になると二十七年前に体験した阪神・淡路大震災を思い出します。あの日は地震の揺れで目を覚ますことになりました。地響きのような大きな音で始まり、すぐ後に縦に激しく揺れたように記憶しています▼一分ぐらいは揺れ続けたように思っていましたが、実際にはそれほどは長く揺れてはいないそうです。揺れが収まるとすぐに家を出ました▼幸い私の近所では、家が崩れるようなことはなかったので、少し近所の方と話をして家に入りました。しかし、家の中はと言うと食器類は割れ、タンスなどの家具は倒れ、物が散乱した状態でした。それでも家族や友人知人に怪我がなく家も崩れることもなかったので、大きな被害にあった方々に比べれば最小限で済んだと思っています▼仕事は一週間ほど休みましたが、忙しい時だったので使える交通手段と歩きで通勤し、製品を完成させ神戸を離れ、県外の客先へ納品に行きました。阪神地域の大混乱に比べ県外の平常さに驚いたのを思い出します▼いま東京では一極集中で人が集まり、再開発が進められていますが、南海トラフ地震や関東方面での大地震の発生時の対策はどうなのでしょうか。阪神地域と限られた地域であの長い混乱が続いたことを思うと本当に大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。(ふ)

(兵庫民報2022年1月16日付)9:00

2022年1月1日土曜日

憲法を守り、子どもたちに平和な日本を引き継ぎたい:兵庫県国政委員長(選挙区予定候補)こむら潤


昨年の総選挙では、近畿比例代表と兵庫八区の重複候補としてたたかいました。結果は議席に届かず残念でしたが、多くの皆さんに支えられ、「野党共闘で政権交代」のはじめの一歩となる選挙をたたかい抜くことができました。
選挙中に訴えた「四つのチェンジ」は、どれも待ったなしの課題です。命と平和を守り、誰もがその人らしく生きられる社会の実現と、美しい快適な地球環境を未来につなげていくために引き続き力を尽くします。
私の政治活動の原点は、「憲法を守り、子どもたちに平和な日本を引き継ぎたい」という思いです。私は子を産み育てる一人の母親として、戦争や暴力のない、一人ひとりが大切にされる国を実現したいと、今夏の参院選へ挑戦することを決意しました。市民と野党の共同で勝利し、政権交代への足がかりをつくるため全力で頑張ります。

(兵庫民報2022年1月2日付)14:00

今度こそ新自由主義を終わらせたい:参議院議員(比例予定候補)大門みきし


いよいよ参院選の年。市民と野党の共同で勝利し、憲法改悪をくい止め、くらしを守る政治に変えましょう。兵庫ではこむら潤さんを皆で押し上げ、兵庫の日本共産党の議席を奪還しましょう。
岸田政権は弱肉強食、何でも自己責任の冷たい新自由主義を継承しようとしています。このままでは低賃金と不安定雇用がつづき、社会保障も改悪の一途をたどってしまいます。
私は小泉・竹中「構造改革」以来、新自由主義勢力と正面から対決してきました。竹中平蔵さんとは五十回以上、お互い顔も見たくないほど論戦し、安倍元首相のアベノミクスも追及の急先鋒を果たしました。一方、コロナ禍の中小企業支援策などを現場の運動と力を合わせて実現しました。
参院選に何としても勝利し、今度こそ新自由主義を終わらせたいと決意しています。

(兵庫民報2022年1月2日付)13:30

日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:副委員長・参議院議員 山下よしき


昨年の総選挙では、市民と野党の間で、共通政策、政権協力、選挙協力の合意が初めて実現し、支配勢力の心胆を寒からしめました。彼らの必死の反撃に、後退を喫したことは残念ですが、大局的に見るなら、私たちが攻め込む過程で起こったことです。
党創立百周年の年、兵庫のみなさんとともに一回り成長し、必ず勝利者に。

(兵庫民報2022年1月2日付)13:00

日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:衆議院議員 穀田恵二


 国民主権、反戦平和
 胸に刻みて立候補
 羅針盤を持つ人生
 JCPサポーターと
 夢と希望を語りあう
 んだ! 団結スクラム

 今年は党創立百年
 苦難軽減が立党精神
 闘いの旗印は
 憲法九条を守れ
 今こそ実現 気候正義
 ジェンダー平等社会
*
参院選兵庫選挙区は、こむら潤さん、比例代表五議席実現で、兵庫から政治を変える狼煙を!

(兵庫民報2022年1月2日付)12:30

日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:兵庫県後援会長 森原健一


日本共産党創立百周年の新年をともに喜び合いたいと思います。
昨年の総選挙は、本格的な野党共闘の態勢でたたかいましたが、不当な反共攻撃と主体的力量の不足によって、いくつかの課題を残しました。
日本共産党のたたかいは権力の弾圧に屈せず、弾圧をのりこえて強くなる歴史を繰り返してきました。
今年の参院選は、野党共闘のいっそうの前進と日本共産党の躍進を実現させなければならない選挙です。綱領と党史に確信をもち、中央と県の後援会ニュースを武器に、後援会員を訪問し、積極的支持者をふやす活動で展望を切り開いていきましょう。

(兵庫民報2022年1月2日付)12:00

日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:兵庫県委員長 松田隆彦


『兵庫民報』読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、コロナ禍の困難な中、総選挙、県知事選、神戸市長選、各議員選挙で、大変お力添えをいただき、ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
昨年発足した岸田自公政権は、維新など補完勢力の加勢も得て、新自由主義の継続・強化、敵基地攻撃能力の検討と大軍拡、憲法改定への道を進めています。またメディアも巻き込んで、その最大の障害となる野党共闘と、日本共産党への攻撃を強めています。県内で五十万筆の新憲法署名をめざす活動など、草の根からのたたかいがいっそう重要です。
日本共産党は反戦平和、自由と民主主義、生活の向上をめざし、文字どおり命がけでたたかい続け、今年創立百周年を迎えます。その革命的伝統にかけて、夏の参院選では、何としてもこの流れを押し返し、一人区での野党共闘勝利と比例区・複数区での日本共産党の躍進で、改憲勢力を三分の二以下に押し止めなければなりません。
比例で全国六百五十万票、兵庫県三十六万票を獲得し、五議席絶対確保・大門みきし参院議員の再選、選挙区こむら潤さんの勝利のために、今年も大きなご支援、お力添えをいただけますようお願い申し上げます。

(兵庫民報2022年1月2日付)11:30

日本共産党創立百周年の年 ひとまわり成長し勝利へ:学生 反原 発太郎


民青同盟の食料支援活動で対話をすると、「政治に関心がない」「政治との繋がりを見出せない」という学生の声を多く聞きます。
私は参院選を通じて彼らに夢を見せてあげたい。野党共闘による新自由主義からの転換で、大多数の市民に背を向ける政治に訣別し、政治が自分や周囲の人を助ける力であることに気付いてほしいのです。食料支援活動で対話する学生相手なら最低賃金の引き上げなどは分かりやすいでしょうか。どれか一つ、「こんなことが実現したら嬉しい」というものを見つけ、政治を身近に感じてほしいのです。生きづらいと思わせるものが政治ならば、生きづらさを解消するのもまた政治です。
野党共闘は市民が生きる権利を保障する灯です。民主主義の夜明けとなりますように。
(そりはら・はつたろう)

(兵庫民報2022年1月2日付)11:00

兵庫の地学散歩……大地を科学する:第七回 東六甲山麓の「残念石」:觜本 格(かがく教育研究所)


徳川大坂城の石垣

大坂城は豊臣秀吉が一五八三年(天正十一年)に築城を開始し、十五年以上かけて完成した。一六一五年(慶長二十年)に徳川家康による大坂夏の陣によって落城、天守閣は焼失し豊臣氏は滅びた。大坂城の再築に取り掛かったのは徳川秀忠で、完成までに十年の歳月を要した。再築というより新築に近い大工事で、現在の城の枠組みは大改修後のものである。
特に、総延長が一万一千二百㍍におよぶ石垣は、石割りと石組みの高度な技術を駆使して完成したものだった。豊臣大坂城の石垣は地下で発掘されたが、天然石を組み立てる「野づら積み」であったのに対して、徳川大坂城は成形した石を使った「切り石積み」であった。
工事にあたっては「天下普請」と呼ばれる方法で、幕府の大号令のもと、西日本の六十五藩の大名たちに工事エリア(丁場)が割り振られ、分担して請け負うことになった。
徳川秀忠は「秀吉のつくった石垣の倍の高さにするように」指示を出したとも伝えられており、文字通り幕府の威信を誇示する工事で、総数二百八十万個とも四百万個とも推定される石材が集められた。

運ばれなかった「刻印石」「矢穴石」

石材は小豆島や犬島、豊島など瀬戸内海一帯、生駒山地からも集められたが、半数は六甲山地の採石場から供給されたと考えられている。西宮市、芦屋市、神戸市東灘区の六甲山地山麓に「石切場」「石丁場」「石曳き道」「飯場」跡などが発見されている。「徳川大坂城東六甲採石場遺跡」である。
石を成型して割り出すための「矢穴」が残る「矢穴石」(写真1)や、工事を担当した大名の目印である「刻印」が刻まれた「刻印石」が六甲山地の山麓部から数多く見つかっている。刻印石の分布や地形などから「甲山刻印群」「北山刻印群」「越木岩刻印群」「岩が平刻印群」「奥山刻印群」「城山刻印群」などが設定されている。東灘区でも採石跡が見つかっている。(図)
 
写真1:六麓荘町浄水場の「矢穴石」

何らかの理由で大坂城の石垣として使われず途中で放棄された石材は「残念石」とも呼ばれている。
芦屋市では、集石場であり海上輸送の船着き場であった呉川遺跡から見つかった出雲松江藩堀江家の刻印石が芦屋市立美術館に野外展示されている。六麓荘町の浄水場敷地や芦屋大学校門の近くの石垣にも刻印石を「残念石」として見ることができる。西宮市では越木岩神社の境内や甲山八十八カ所めぐりなどに「残念石」がある。甲山森林公園内では二〇一八年に石丁場跡が調査され、国指定の史跡名勝の天然記念物として登録された。

土石流堆積物の石材・御影石

これらの石切場から運び出された石材は、どれもが六甲山地をつくる六甲花こう岩である。甲山森林公園の採石場のものを除き、その大部分は山地内部の岩盤から切り出されたものではないと思われる。山麓部に堆積した地層中のレキが運び出された。
六甲山地から流れ出す夙川や芦屋川、住吉川などで発生した土石流が運び出した石である。繰り返し発生した土石流は、山地から大小の花こう岩のレキを堆積して、扇状地をつくった。現在でもさまざまな大きさの花こう岩のレキからなる土石流堆積物が山麓部で確認できる。そのレキを利用して石垣を積んでいる建物も多数見かける。神戸市東灘区の住吉川近くの白鶴美術館の石垣(写真2)は見事なものだ。芦屋市六麓荘町の屋敷には現地で掘り出された花こう岩のレキを石垣として組み合わせ、庭園にもこの石を配置しているところが多い。
六甲山地の花こう岩の岩盤は激しく風化し、石材として適していないものが多い。土石流堆積物のレキなら、風化部分は削り取られ、目的の大きさの良質の石材を確保しやすい。運搬や積み出しにも便利なこの土地は、徳川大坂城の石垣の石材の最高の供給地となる条件を備えていた。

写真2:白鶴美術館の石垣

花こう岩が「御影石」と呼ばれるのは、この石材が御影の浜から積み出されたことに由来している。石屋川は御影石を加工する石職人が集まっていたことからついた名前である。
近年、敷地を分割し再開発をする工事がひんぱんに行われ、刻印石や矢穴石が見つかることも少なくない。また自然の土石流堆積物が分かりやすい露頭として出現することがあるが、工事の進展とともに、次々と失われていった。

写真3:芦屋病院前の「残念石」

芦屋市朝日ヶ丘町にある市立芦屋病院の前には、矢穴と刻印のある八㍍もの巨石(残念石=写真1)と土石流堆積物を自然状態で見ることのできる公園がある。貴重な遺跡だが、その解説がなく、草むらとなっているのは惜しいことだ。
(元神戸市立中学校理科教員・元神戸親和女子大学教授)

(兵庫民報2022年1月2日付)10:30

観感楽学


兵庫県の借り上げ住宅入居者のHさんは震災後ずっと高齢の母親と暮らしてきた。ところが、年初に母親がなくなった途端、県から「お母さまがなくなられ入居資格がなくなったので転居を」との通告をうけた。驚いた彼女は、「母がなくなってまだ三十日も経っていないのに……非常識だ」と怒った。県担当者は「四十九日後にお訪ねします」と電話を切った。Hさんは借り上げ住宅兵庫区連絡会のYさんに「どうしよう」と泣きついてきた。Yさんは居住者集会を開き、協議会とともに対策を練った▼Hさんは若くても県の借り上げ住宅「継続入居条件」に合致している。日常的に「ふれあい喫茶」の世話役をし、民生委員として住宅全体の世話をしている当該住宅には欠かせない存在。きだ結県議の協力を得ながら、居住者が中心になって嘆願署名を集め県に提出することにした。四十九日法要後に県職員がHさんを訪問。Yさんも立ち会った。Hさんが「民生委員をしている」と職員に伝えると「民生委員ってなに?」と聞き返され唖然としたが、その後、県は判定委員会を開催、十二月十日に「Hさんを対象に判定した結果「継続入居可」と判定した」との県知事通知が届いた。区連絡会のYさんに伝えてきたHさんの声が少し潤んでいたという。(D)

(兵庫民報2022年1月2日付)10:00

阪神・淡路大震災27年メモリアル集会:1月16日(日)13時~16時、神戸市勤労会館:すべての災害被災者に暮らし再建できる公的支援を


1月16日(日)13時~16時、神戸市勤労会館7階大ホール/記念講演「大震災と復興災害――住宅・生活再建と復興予算――」塩崎賢明(神戸大学名誉教授)/報告「「創造的復興」は惨事に便乗した過剰復興」小川静治(東日本大震災復旧・復興みやぎ県民センター)、「阪神・淡路:借り上げ住宅協議会100回」段野太一(借り上げ住宅協議会運営委員)/資料代1,000円/主催:阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議、後援:災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会/問い合わせTel. 078-335-3770、Fax 078-335-3830

(兵庫民報2022年1月2日付)9:30

ひと・街・くらし 1・17長田メモリアル集会:1月17日(月)10時30分~、ピフレ新長田


1月17日(月)10時30分~、ピフレ新長田3階A会議室/「災害復興再開発事業を検証する――どうなる新長田――」/主催:震災復興長田の会、長田1・17実行委員会/問い合わせ Tel. 090-3626-4866(江口)

(兵庫民報2022年1月2日付)9:00

謹賀新年


明けましておめでとうございます。『兵庫民報』1月2日付はカラー2面建てです。次号は1週置いて1月16日付、通常どおり単色4面建てです。

(兵庫民報2022年1月2日付)8:30