Web版の発行はしばらく休止します

「兵庫民報」編集部は2012年11月から専任1人で続けてきましたが、その1人も2020年末で退職し、2021年1月からは嘱託となりました。編集業務の整理のため、「兵庫民報Web版」はしばらく休止いたします。それにともないTwitterへの転送も休止します。 紙版の通常号のご購読をお願いします。

2021年12月28日火曜日

明石で「年越し助け合い村」:貧困の広がり感じるなか、人々の笑顔と優しさで暖かな空気に包まれる


十二月二十六日(日)、午前十一時から午後一時まで明石市西新町一丁目公園で「年越し助け合い村」を開催しました。主催は、明石民主商工会、新婦人の会明石支部、明石年金者組合、明石生活と健康を守る会、神戸医療生協明石ブロックなどの実行委員会です。

参加者は四十六名、ボランティアが約三十名で、「ビラをみて」「新聞(神戸新聞12/25朝刊)をみて」という方が多かったです。お米や野菜、インスタントラーメン、カレー、トイレットペーパー、マスクなど、おにぎりと豚汁、ひきたてコーヒーも用意しました。百人分用意した物品は一時間ほどでほとんどなくなりました。

同時におこなったアンケートでは、「仕事がない(みつからない)」「食費を削っている」「消費税の減税してほしい」「こういった企画を今後も続けてほしい」という声が多く寄せられました。子ども連れのお母さんも来られて、貧困の広がりを実感させられました。生活相談コーナーでは、生活と健康を守る会や楠本美紀市会議員が対応しました。

厳寒の日、西新町一丁目公園は人々の笑顔と優しさで、暖かな空気に包まれました。また春にとりくむ予定です。

〔北後直子=明石市衣川後援会〕

(兵庫民報Web版先行公開)