稼働中の神鋼石炭火力発電所1・2号機を直近の住宅から見る |
Fridays For Future Kobeが「LET'S LEARN KOBE CLIMATE CASE!」として12月14日、「発電所周りを歩くツアー」「裁判の傍聴」「大阪駅前街頭アクション」の1日イベントをよびかけ、東京、神奈川、石川、関西圏などから約20人の若者が集まりました。
大阪駅前・ヨドバシカメラ前での街頭アクションでは、気候危機の打開を呼びかける映像を流しながら、NGO「350.org JAPAN」作成のリーフを配布し、スピーチをしました。
横須賀での石炭火力発電計画中止を求め運動している山崎鮎美さんは、「神戸の石炭火力発電所をはじめて直にみた。こんな街中にあるなんて驚いた。新設される神戸の石炭火力発電からは、新たに692万tものCO2が排出される。これが、日本が『化石賞』をうける現実なんだと実感した。気候危機のタイムリミットはもうすぐそこまできている。その現実をぜひ知ってほしい」と訴えました。
インスタグラムでこの企画を知り、ゼミのメンバーにも声をかけ一緒にきたという神戸の大学生は、「気候危機といわれているけど、実際にどんなことになっているのか、知ることから始めたいと参加しました。こんなに近くに石炭火力発電を建設しようとしていたなんて知らなかった。知ったことを少しでも広げていきたい」と話しました。
用意されていたリーフは、約750枚が配布されました。〔門屋史明〕
大阪駅前・ヨドバシカメラ前での街頭アクション
(兵庫民報2021年12月26日付)16:00