2021年12月12日日曜日

ジェンダー平等社会へ政治の力を:県女性後援会と党県ジェンダー平等委員会が女性に対する暴力撤廃国際デー宣伝


日本共産党兵庫県女性後援会と党県ジェンダー平等委員会が十二月四日、神戸大丸前で街頭宣伝を行いました。十一月二十五日から十二月十日までの国連「女性に対する暴力撤廃国際デー」に呼応しての行動です。
ジェンダー平等委員会責任者の、こむら潤さん(参院兵庫選挙区予定候補)、きだ結県議、中央区女性後援会の上岡美奈さん、平松順子党ジェンダー平等委員会責任者代行がマイクで訴え、中央区・垂水区の女性後援会会員六人が、『ジェンダーパンフレット』を配布しました。
こむらさんは、被害を訴えにくい障害者の女性が性暴力にあった事例などを紹介し、家父長制の名残をのこす刑法では「不同意」であるだけでは罰せられないという遅れた状況を政治の力で正すことが求められているが、自民党政治がそれをはばんでいると述べ、野党共闘で政権交代するために日本共産党は全力をあげると、参議院選挙に向けての決意を表明しました。
若い男女が手を振ってくれたり、高齢男性が「総選挙では共産党に投票した」と声をかけてくれるなど、多くの激励が寄せられました。〔平松順子〕

(兵庫民報2021年12月12日付)20:00

党姫路市委員会が総選挙報告会:野党共闘の前進、自力の不足……参院選へ決意あらたに


日本共産党姫路市委員会は十二月五日、姫路市内で兵庫十一区総選挙報告会を開き、二十八人が参加しました。苦瓜一成姫路市委員長(姫路市議)が報告を行い、立候補表明後十六カ月にわたり奮闘した太田清幸さんがお礼と感想を述べました。
太田さんは、他党派からの推薦や応援を受ける初めての経験や気候危機やジェンダー平等政策への学生青年からの関心が高かったこと、ツイッターを見て街頭演説の追っかけに来た人もありSNSの活用が今後一層望まれること、また、選挙後には地区事務所に入党したいと三十代男性から電話があったこと―などを報告しました。
参加者からも意見、感想が述べられました。
――野党共闘ができたことで空想的楽観的に過ぎた。日常活動が弱く、自力不足で支持拡大が延びなかった。自力をどうして付けたらよいか。
――必死にがんばったが新しい層への切り込みも弱く、支持拡大が終盤になってしまった。選挙はがきは若い層にこだわって送ったが、これには大きな効果を感じた。
――後援会ニュースを毎月発行して十三年になる。ニュースにはあて名とともに配達担当者名を書いた帯封を付けているが、これが訪問活動に役立つと思う。
――選挙の度に感じるが、選挙は日常活動の総決算だと思う。政権交代と意気込んで訴えたが十分に届かなかった。選挙結果で改憲の危険が迫っている。憲法署名を持って訪問対話を進め、ニュース読者を増やし、参議院選挙にがんばりたい。〔苦瓜一成〕

(兵庫民報2021年12月12日付)19:30

北区2カ所で総選挙報告会:こむらさん参院選への決意も語る


日本共産党兵庫・長田・北地区委員会は十二月五日、北区のすずらんホールと北神区文化センターの二カ所で総選挙報告会を開き、近畿比例・兵庫八区重複候補として奮闘した、こむら潤さんが尼崎での市民と野党の共同候補としてたたかった経験などを報告しました。
そのなかで、ツイッターで街頭演説の時間と場所を知ったという若い人が聞きにきてくれることが何度もあり、ネットの効果を実感したことも紹介しました。
ジェンダー平等、気候危機をはじめとする課題の解決を目指し、政治を変えるには次の衆議院選挙を待っているわけにはいかないと参議院選挙兵庫選挙区に立候補を決意したことを表明し、引き続きの支援を訴えました。
フリートークでは、参加者から「いまの年金では暮らせない。年金制度の改革にも取り組んで欲しい」「メガソーラー開発が北区でも進んでいるがどうとりくみをしたらよいか」など要望や質問もだされ、こむらさんとともに考えました。
朝倉えつ子市議も済生会病院問題など神戸市政について報告しました。

(兵庫民報2021年12月12日付)19:00

「職員の期末手当引き下げ」に反対:日本共産党の入江次郎県議が県議会本会議で討論


兵庫県議会で十二月一日、「職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例案」について、日本共産党の入江次郎議員(写真)が反対討論を行いました。
県当局は、県人事委員会勧告を踏まえ、▽一般職員の期末・勤勉手当の年間支給月数を四・四五月から四・三〇月へ〇・一五月引き下げる▽会計年度任用職員については二・五五月から二・四〇月へ〇・一五月引き下げる▽知事等、常勤の特別職の期末手当は三・三五月から三・二五月へ〇・一〇月引き下げる――ことを提案。入江議員は、「知事や特別職の給与は高すぎるという県民の声がある中で期末手当引き下げは当然だが、一般職員や会計年度任用職員の期末手当は引き下げるべきではない」と、反対しました。
入江議員は、「災害対応、新型コロナ対策、鳥インフルエンザ対応等、ひとたび災害が発生すれば、民間では認められない過労死ラインを超える業務量が発生し、その過酷な職場環境の中で県職員は卓越した働きをしてくれた。知事は民間準拠だけでなく、災害対応が頻発する中での公務員労働者の働きを正当に評価すべきだ」「県職員、会計年度任用職員の期末手当引き下げは地域の賃金相場、地域経済にも悪影響を及ぼし、男女の賃金格差解消にも逆行する」と述べました。
さらに入江議員は、「コロナ禍でその脆弱な部分を露わにしたのが非正規雇用であり、非正規雇用の多くは女性。兵庫県で非正規で働く会計年度任用職員の平均年収は約百八十五万円で、今回の引き下げで約百八十三万円へと約二万円引き下げられる。ジェンダー不平等の根底にあるのが男女の雇用形態の格差、男女の賃金格差にあり、社会全体で男女の賃金格差解消が求められている中で、民間のモデルとなる県職場で女性が多くを占める会計年度任用職員の賃金を引き下げることは男女の賃金格差をさらに拡大するものであり認められない」と主張しました。
採択の結果、日本共産党以外のすべての会派が賛成し、可決されました。
〔三富智恵子〕

(兵庫民報2021年12月12日付)18:30

市民と野党の共闘は大きな成果:各地で総選挙結果に学び課題を考える学習会:西宮革新懇と7区市民連合が共催で学習会


西宮革新懇と七区市民連合は四日、共催で「総選挙の結果から学ぶこと 今後の課題は?」と題して、関西学院大学法学部教授の冨田宏治さんを講師に講演会を西宮市内で開催。約百名の方が参加しました。
*
代表世話人の立垣満里さん(新婦人西宮支部長)の開会挨拶に続いて、総選挙で野党統一候補として奮闘した安田真理(立憲民主党)さんが挨拶。安田さんは西宮革新懇や七区市民連合の支えに感謝とお礼を述べ、「野党共闘という枠組みの中で、立憲主義・民主主義を市民の手に取り戻す闘いの中に、身を置きたいと思います」と述べ、大きな拍手につつまれました。
*
冨田宏治教授は、兵庫七区の特徴の一つは投票率が上がったが、その分が「維新」に〝途中下車〟したことにあると指摘。今度の総選挙はコロナ禍の中で闘われ、格差と貧困、医療崩壊などをもたらした新自由主義の問題が問われたが、「人の命、尊厳を守る方向なのか、新自由主義の方向か」を有権者に鮮明にできなかったことが「維新」に途中下車した要因のひとつではないかと、問題提起しました。
選挙結果について、議席数だけでなしに投票数・率、得票数・率で見ることが重要だとし、野党共闘は自民党の大物政治家を落選させるとともに、三十一選挙区であと一万票上積みすれば勝利できた可能性があったなど大きな成果をあげたと指摘。「ちょっとした違いで、別の景色が見えていた。あとわずかに迫っていたが、攻めきれなかった」とその理由も解明しました。
「なぜ維新が強かったのか」と問いかけ、「維新こそ改革政党」というアピールに対して、コロナでの百万人あたりの死亡率などの大阪の数字も上げながら、「こうした事を有権者に知らせきることができなかった」ことや、「維新議員」の集票実態も明らかにしながら、自公と維新に対峙していくことの重要性を訴え、二千万人の大量棄権層や政治に関心をもつ余裕さえ奪われた人々にどう寄り添うかが大事でその可能性は広がっていると強調しました。
最後に、改憲阻止運動・来年の夏の参院選の重要性や次の総選挙にむけての取り組みについて提起しました。
*
「今回の総選挙結果、よく理解できました」「市民と野党の共闘の重要性など大変勉強になりました」「維新の問題、具体的数字をあげての説明、納得できました」などの感想が寄せられ、革新懇ニュース読者も増えました。〔樫村庸一=西宮革新懇〕

(兵庫民報2021年12月12日付)18:00

市民と野党の共闘は大きな成果:各地で総選挙結果に学び課題を考える学習会:第13回加印革新懇総会――学習し、話し合い、前進したい


加印革新懇は十一月二十七日、第十三回総会を開催しました。総会に先立ち、冨田宏治関西学院大学副学長・法学部教授が「衆議院総選挙の結果をどう見るか――人間の尊厳を合い言葉に政治を変える――」と題して講演しました。
参加者からは「選挙結果をどう見るのか、マスコミに流されることなく確信をもって今後やるべきことを話し合い、前進したい」「冨田先生の資料をもう一度、よく見直し、行動の方向性を見いだしていきます。学習が大事ですね」などの感想が寄せられました。
〔櫻本美都恵=同革新懇〕

(兵庫民報2021年12月12日付)17:30

ヤマサクラ81:演習の中止を防衛省に求める:伊丹市議 上原秀樹


十二月五日~十三日に伊丹駐屯地で行われる日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ81)に関して、日本共産党の大門みきし参議院議員(写真左)が十一月二十五日に防衛省から受けたレクチャーに同席しました。金田峰生国会議員団兵庫事務所長(写真右)も一緒です。防衛政策局訓練課の若いまじめな職員が対応してくれました。(写真右から2人目:上原市議)
演習の中止を求めることを基本に、演習の内容についていくつか質問しました。米陸軍が行う「マルチドメインオペレーション」とは何か、今回の演習で大型のプレハブが建てられる理由、コロナ感染対策は日本がきちんと検証するようになっているのか――などです。
「この演習はアメリカの求めでアメリカの指揮のもとで行われるのではないか」との問いには、そんなことはないと回答。防衛省としては当然の答えでしょうが。
十分答えられなかった点は後日、回答をいただくことになりました。
〔上原市議のフェイスブック記事をもとにしました〕

(兵庫民報2021年12月12日付)17:00

2022春闘討論集会:全組合員が参加する春闘で全労働者の賃上げ勝ち取ろう


国民春闘兵庫県共闘委員会は「2022春闘討論集会」を十二月四日、神戸市内で開催しました。
主催者挨拶で成山太志代表幹事(兵庫労連議長)は、「富の公正な配分を求め、そのためには労組が力をつけることが大事だ」と強調しました。また、来年七月の参議院選挙では知恵を出しあい、楽しくたたかおうと呼びかけました。
*
討論に先だって講演した中田進さん(関西勤労者教育協会講師)は、総選挙後の情勢と労働組合の役割について語りました。
 

総選挙結果について中田さんは野党共闘についての報道を批判。立憲野党の票が前回と比べて増えたことを示し、野党共闘は前進したのであり、「失敗」との報道はデマであると断じました。また、野党四党の合意した政策を丁寧に語り、これを広められたらと悔しがる場面もありました。
中田さんは、国民春闘共闘の春闘方針や、憲法、ジェンダー、原発や気候変動の問題も触れながら、「社会を変える事はできる。労働組合は組織を拡大し、学習してたたかおう」と労働者にエールを送りました。
*
土井直樹事務局長が春闘方針について提案しました。
最賃を含む賃金の大幅アップ、職場での賃金底上げを重視し、特にケア労働者や非正規雇用労働者の賃上げを後押しし、全労働者の賃上げを勝ち取ろうと呼びかけました。
憲法については、新しい「憲法改悪を許さない全国署名」を取り組もうと提案し、ハラスメントの根絶、ジェンダー・気候危機の問題も取り組み、全組合員が参加する春闘をたたかおうと提起しました。
*
討論では、今春闘の方向性や、公務の賃金闘争、非正規差別のたたかいなどが報告されました。ローカルユニオンの組合加入からの様々なたたかいや、地域総行動の取り組みについても発言がありました。
クリスマス闘争や、「軍事費削って暮らしへまわせ」の運動の必要性など、平和を求める取り組みについても議論されるなど、職場や地域から今春闘での課題が出され、活発な討論会となりました。
*
最後に、代表幹事の本田信幸国労兵庫地区本部委員長が春闘勝利に向けて、各組織の奮闘を期待し閉会の挨拶をされ、団結カンバローと参加者一同で声を上げ終了しました。
〔土井直樹=国民春闘兵庫県共闘委員会事務局長(兵庫労連)〕

(兵庫民報2021年12月12日付)16:30

障害者権利条約はこれからめざす社会の〝設計図〟:全国障害者問題研究会兵庫大会へのプレ企画で学習会

全国障害者問題研究会第五十六回兵庫大会が来年夏に開催されます。そのプレ企画として、同大会準備委員会と兵庫障害者センターが「障害者の人権の視点からみる障害者権利条約」の学習会を十二月五日、神戸市内の会場とオンラインの併用で開催しました。和歌山からの参加も含めて五十人が参加しました。
*
講演1は、全障研副委員長の薗部英夫さんが「パラレルレポートと障害者権利条約をめぐる現状と課題」と題して講演しました。
障害者権利条約の条項の説明や成立の過程、国連へのパラレルレポートの内容や日本政府に対する国連障害者権利委員会からの意見書などわかりやすい話でした。
とくに国連で日本の障害者の現状を訴えることができたことや、日・米・中だけが「国家人権機関が無い国」だという事実は最大の不思議だと感じた話などが印象的でした。
*
講演2は、優生保護法被害兵庫弁護団事務局次長である吉山裕さんの「兵庫における優生保護法裁判の意義とこれから」と題した話でした。旧優生保護法とはどんな法律か?兵庫の裁判はどのような裁判だったか?を解説しました。
原告はただ「間違いを認めて謝罪してほしい」ということを求めているにもかかわらず国は「除斥期間」を理由として反論。神戸地裁は、旧優生保護法が憲法違反であることと、違憲の優生条項を速やかに改廃しなかった国会議員の立法不作為責任などを認めたものの、損害賠償の除斥期間を機械的に適用して請求を棄却するという無責任な判決(八月三日)をしたことなど分かりやすい話でした。
*
コメンテーターを務めた優生保護法被害兵庫弁護団団長の藤原精吾弁護士は、権利条約は「これからめざす社会の設計図である」とし、現実の障害者をめぐる現実から深める話をしました。
*
優生保護法は国家による最大の人権侵害だということを広く国民に知らせることの重要性を感じる話でした。
〔河南勝=兵庫障害者センター副理事長〕

〈編集部注〉
パラレルレポート=国連・障害者権利委員会の条約実施状況審査にあたって、政府からの報告に併行(パラレル)して、市民社会団体が提出する報告(レポート)。→JDF(日本障害フォーラム)のパラレルレポート
優生保護法被害者兵庫訴訟=夫妻二組と女性一人の兵庫県在住障害者が、旧優生保護法(一九四八年施行・九六年廃止)のもとで不妊手術や中絶手術を強制されたとして、国に対し謝罪と賠償を求めている裁判。同様の裁判が全国で起こされています。→優生保護法による被害者とともに歩む会

(兵庫民報2021年12月12日付)16:00


ジェンダーわたしの視点「「女性が取り組む運動」ではなく基本的人権を守る運動」日本共産党川西市議 吉岡けんじ



日本共産党は、第二十八回党大会で綱領を改定して「現在、日本社会が必要とする民主的改革の主要な内容」に「ジェンダー平等社会をつくる」ことを盛り込み、先の総選挙でも公約に掲げてたたかいました。
私は当初、「ジェンダー平等」を単なる男女平等のことだと浅く認識し、これは「女性が取り組む運動」だと大きな勘違いをしていました。しかし、少しずつ学習を重ねるなかで「男性の問題が大きい」「自分の中にジェンダー不平等がたくさんある」と認識を改めるようになってきました。
たとえば、子どもが小さいときは「かわいい」「かっこいい」と性別で表現を変え、洋服や遊具などを選ぶときでも不平等に囚われてしまいます。古い歌謡曲やアニメソングを聞くと、「男らしさ」「女らしさ」などといった歌詞が次々と出てきます。「男は職場」「女性は家庭」が常識とされる時代を生きてきました。振り返ると、五十年以上もジェンダー不平等な意識に漬かり続けてきたのだと痛感。その意識が言葉や態度に表れては反省する日々です。
十一月二十一日付の『しんぶん赤旗』で「マチズモ」という見慣れない単語が使われている見出しに目がとまりました。ライターの武田砂鉄さんの記事でした。「マチズモ」とは、スペイン語のマッチョ(男らしい男)に由来する言葉です。総選挙後、「ジェンダーは(争点として)難しい」など、党内外から声が聞こえるなか、「ジェンダー平等は基本的人権であり、常に争点にせざるを得ない課題だ」と訴える砂鉄さんの記事に得心しました。
資本主義社会が発展するなかで、生産性向上を名目に作り上げられてきたジェンダー(性差別)は、現在の日本社会の根幹に大きな影響を及ぼしています。自分自身にも突き刺さることが多々ありますが、「ジェンダー平等社会」をつくる側の先頭に胸を張って立てるように、学習を積み重ねていこうと思います。

(兵庫民報2021年12月12日付)15:30

倉敷民商弾圧事件:冤罪を広く知らせ、無罪勝ち取ろう:県下17カ所で一斉宣伝


市民に人権侵害の「冤罪事件」を広く知らせ、無罪を勝ちとろうと、「倉敷民商弾圧事件・無罪を勝ちとる兵庫の会」は、十二月三日に七回目となる全県一斉宣伝を県下十七カ所で取り組み、三十九団体百十人が参加しました。
神戸大丸前の宣伝では、「会」会長の松山秀樹弁護士らが「この事件は、憲法に基づく納税者の自主申告権に対する攻撃であり、消費税増税や社会保障の改悪など『税金の集め方、使い方』を見直そうと運動している団体に対する不当な弾圧です。日本を海外で戦争する国にしようとしている自公政権が、軍拡財源として消費税を流用しようとしていることと表裏一体の関係にあります。ご支援をお願いします」と訴えました。
各地から「事件の中身を詳しく知りたいとビラを受け取りにくる人が数人いた」「通行人の少ない中、よく受け取ってもらえたと思う」などの報告が寄せられました。
〔田中邦夫=兵商連〕

(兵庫民報2021年12月12日付)15:00

映画『レッド・パージ/RedPurge』(仮題):大橋さん、小西さんの証言を撮影――3月完成めざし制作中


映画『レッド・パージ/Red Purge』(仮題)制作スタッフが十二月三日・四日に兵庫県レッド・パージ懇談会を訪れ、レッド・パージ被害者の大橋豊さん(写真正面右)、小西武雄さん(同左)らの証言を撮影しました。映画は三月完成をめざし制作中。
レッド・パージは、米軍の占領政策の右転換を背景に、下山・三鷹・松川など謀略事件があった一九四九年から五十一年にかけ、閣議決定により日本共産党員とその支持者を理由に数万の労働者の職場を奪い、家族も含めた多くの生活を破壊し、自殺者も生み、平穏な生活・人生を奪った蛮行。戦後最大の思想・人権弾圧事件です。それが政府の閣議決定で行われました。日弁連からは人権救済の勧告も出されています。
大橋さんは川崎義啓さん・安原清次郎さん(二人は故人)とともに、二〇〇九年に国を相手に名誉回復と国家賠償を求めて提訴しましたが、二〇一三年に最高裁は請求を棄却しました。しかし、大橋さんらは生きている限りたたかうと闘いを続けています。
今回の撮影で、大橋さん、小西さんらは、▽給料で食べていけず栄養失調になるなど当時の劣悪な労働者の実態と苦難打開へのたたかい▽終戦後、侵略戦争に命をかけてたたかった日本共産党の存在を知って多くの若者が入党したこと▽レッド・パージで職場を追われ、次の職場にも警察が来て、また首になるなど「社会から追放」された実態▽転々としながらも節をまげずに苦闘した体験を―などを語りました。
また、職場を追われても何も語らず亡くなった人、家族のために節を曲げ職場に残る選択した人の苦悩など、まだ語られてない実態の掘り起こしもこれからだと大橋さん、小西さんはこれまでの記録・感想集を手に語りました。
いま政権交代の危機に支配者側から新たな共産党攻撃が行われているとき、歴史の経験を学ぶ映画の完成が待たれています。
〔小林明男〕

(兵庫民報2021年12月12日付)14:30

みんぽう川柳〈十一月〉「憩い」

選 者 島村美津子
 

特 選

独居人暖ったか便座憩いの場
 神戸市 小林権太

【評】ひとり暮らしをしていても、ゆっくりとくつろげる場所、誰しも経験しているのではないのでしょうか。
戦争がはじまる前、私が子どもだった頃の大家族ではそうはいかなかった。朝なんかまるで運動会。とんとんとんドアを叩いたり叩かれたり、そんな事まで思い出させる一句でした。

入 選

公園が三密さけた憩いの場
 神戸市 塩谷凉子

毎日が日曜日では何時憩う
 神戸市 伊藤マツ子

戦い終り夕日を浴びてストレッチ
 神戸市 兵頭和子

巣籠りて憩の時間かみしめる
 神戸市 川上俊智

黄菊の香投票あとのティールーム
 尼崎市 中内眞佐子

選挙終え孫の手引いて紅葉狩り
 神戸市 長尾粛正

つかの間の憩いうれしや孫来たる
 尼崎市 大野幸雄

菊花展ソフトクリームとお喋りと
 明石市 上野景子

憩いの場右も左もマスク顔
 明石市 川路政行

コロナ禍のマスク憩いも通せんぼ
 明石市 小西正剛

里の家いろり端から芋匂う
 神戸市 松尾美恵子

おとなりと憩う手作りお裾分け
 神戸市 玉山歳子

青空に独りポツント落葉みる
 芦屋市 松田良介

憩う前に働き過ぎて燃え尽きて
 神戸市 北河豊治

締切日にご注意ください

締切日が過ぎてから届けられる作品が増えています、とても残念です。せっかくのあなたの名句を「みんぽう川柳」という広い場所へ出してあげましょう。

みんぽう川柳募集

▽十二月の題は「早め」、締切は十二月二十四日(第四曜日)一月の題は「考える」、締切は一月二十五日(第四曜日)▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記。締切が迫っている場合に限りメール、ファクス可です。ファクスの場合は葉書大の枠の中に必要事項を記入してください▽余裕をもって、できるだけ葉書でご応募ください。

来年1月から 締切を早めます

ことし十月から郵便サービスが縮小され、配達にかかる日数が長くなっています。そのため来年一月から締切日を毎月第四火曜日に早めます。土曜・日曜・祝休日の配達はありませんので第三金曜日が締切のつもりでご投函ください。なお、消印有効ではなく編集部へ「必着」です。

(兵庫民報2021年12月12日付)14:00

瀬戸恵子「ひなたぽっころりん」〈696〉


(兵庫民報2021年12月12日付)13:30

観感楽学


スマフォやタブレットで動画をみていると「突然動画が止まったりしないですか」と言う記事を読みました。私はこの動画が突然止まる現象に幾度となく遭遇しており、以前から気になっていたので紹介したいと思います▼私は普段リビングにいる事が多く、そこでWi-Fiで繋いだタブレットで動画をよくみています。ここでこの動画が止まる現象がよく起きていました。しばらくすると動画は普通に動き出しますが、あまり気待ちの良いものではないのは確かです▼記事ではその原因は電子レンジと書かれていました。電子レンジは「Wi-Fiの天敵」だそうです。電子レンジとWi-Fiが同じ周波数帯を使っていることで起きる電波干渉が原因だそうです。確かに自宅はリビングと言ってもキッチンと境目はなく電子レンジもすぐ近くにある配置でした。実際に電子レンジを動作させると動画が止まるか画質が悪くなりました▼電子レンジとWi-Fiの電波干渉の対策としては、単純に「電子レンジもしくはWi-Fiルーターの位置を変える」とか「Wi-Fiの周波数帯を五GHz帯に変更する」などがありました。家で「動画が止まる」が思い当たる方は、電子レンジが原因かもしれませんので確認してみても良いかもです。(ふ)

(兵庫民報2021年12月12日付)13:00