日本共産党のこむら潤さん(衆院兵庫八区・比例重複予定候補)の事務所びらきが十月三日、尼崎市西難波町三丁目29-8(国道2号線昭和通9丁目交差点北西角、尼崎西難波郵便局の東並び)の事務所前で行われ、政権交代を願う仲間が熱い激励をおくりました。
市民も参加している「政治を変えよう!尼崎市民交流会」代表世話人の今西正行さんは、
「日本は被爆国なのに広島出身の岸田新総裁も核兵器禁止条約について口にしない。そのような自民党に何でもかんでもついていく尼崎にしてはいけない。こむらさんをみんなの力で国会に押し上げていただきたい」と訴えました。
弁護士で立憲民主党尼崎総支部代表代行の弘川欣絵さんは、
日本共産党と立憲民主党の政権合意について、「今回が初めて。本当に今まさに政権交代の機運が高まっている」と語り、こむらさんについて、「三人の子育てをし、先輩のお母さんとしても尊敬しています。保育士の待遇改善をしないと子どもたちを充分に見ることができません。立憲民主党としても個人としても応援します」と力強い訴えがありました。
医師で日本共産党尼崎後援会長の上山桂さんは、日本の政治を変えるために大臣ポストにこだわらない日本共産党の姿勢は「本当に太っ腹でクール、ほれぼれする」と語り、「コロナが原因で特に二十代の女性の自殺が多い。今、政治からもっとも取り残されている人に私たちの魂を届けましょう」と呼びかけました。
自身も近畿ブロック比例予定候補の宮本たけし前衆議院議員は、「国民の苦難軽減のために頑張るのが日本共産党。私も二年前にバッジをはずし野党共闘の現場に立ちました。こむらさんも決意して尼崎市議を辞しました。立憲民主党との政権合意も大臣のポストが欲しくてやったわけではない」と語り、「赤木ファイル」のコピーを高く掲げ、「ゆがんだ政治で公務員が命を落とす、国民が命を落とすそんな政治は我慢できません。市民連合と野党との間で交わされた共通政策にはモリカケ・サクラの徹底解明もしっかり盛り込まれました。これをやれば政治は変わります。『なによりいのち。ぶれずにつらぬく』日本共産党を伸ばしてください」と熱く訴えました。
激励をうけたこむら潤さんは、核兵器禁止条約、文化芸術への支援、保育環境について語り、「家庭の中で女性が担ってきた保育や介護などケア労働の賃金が低すぎます。女性の地位向上や性の多様性も認めていけるような寛容な社会をつくっていきたい」と決意を語り「日本共産党の輪を広げに広げてください」と訴えました。
松田隆彦党県委員長、松沢千鶴尼崎市議団長、鳴神志保子どんぐり保育園園長、大澤芳清尼崎医療生協病院院長(メッセージ)、からも熱いスピーチがあり、オンライン視聴合わせて二百四十人の参加がありました。
市内からバスでやってきたと言う若い女性は、「病弱のため生活保護を受けています。生活保護費が低く食費を節約しています。生活が苦しいので共産党に何とかしてほしいという思いです」と共産党への願いを語ってくれました。
〔佐藤貴志=尼崎地区委員会〕
(兵庫民報2021年10月10日付)17:00