同交流会事務局長 松岡宗治
街頭で「憲法を守りましょう!」「九条を壊さないで!」と訴えてもなかなかビラを受け取ってもらいにくいです。若い人は特にその傾向が強いと実感します。
「あっ、また共産党がやってる」とか署名活動していても「共産党?」と、良くも悪しくも聞いてこられる方がおられます。
衆院兵庫八区(尼崎)では公明候補と共産候補が早くから名乗りを上げています。しかし他会派からも、この対決構図では、「たたかわれへん」との声が上がっていました。
その頃、県段階での野党も、八区では共産党候補への推薦を決定し、大きな動きの中で十二月に「市民と野党の共闘を進める会」が三十六名の参加で発足し、年明けの一月三十一日には「会」の呼びかけ人により「政治を変えよう!尼崎市民交流会」と改称を決め、正式に「市民と野党の共同組織」ができ、兵庫八区で「日本共産党のこむら潤さん」を推薦することを決定しました。ポスターやチラシ、ネット配信、横断幕、各地域でのミニ集会など具体的に進めることを決め、まず街頭宣伝をはじめました。
「あっ、また共産党がやってる」とか署名活動していても「共産党?」と、良くも悪しくも聞いてこられる方がおられます。
衆院兵庫八区(尼崎)では公明候補と共産候補が早くから名乗りを上げています。しかし他会派からも、この対決構図では、「たたかわれへん」との声が上がっていました。
党派や考え・立場の違い超え政権交代実現を
尼崎革新懇の呼びかけで、立憲野党会派や地域の団体などの代表に、党派や考えの違いを超え、尼崎で立憲野党の候補者を押し上げようと相談しはじめたのが、昨年の秋でした。その頃、県段階での野党も、八区では共産党候補への推薦を決定し、大きな動きの中で十二月に「市民と野党の共闘を進める会」が三十六名の参加で発足し、年明けの一月三十一日には「会」の呼びかけ人により「政治を変えよう!尼崎市民交流会」と改称を決め、正式に「市民と野党の共同組織」ができ、兵庫八区で「日本共産党のこむら潤さん」を推薦することを決定しました。ポスターやチラシ、ネット配信、横断幕、各地域でのミニ集会など具体的に進めることを決め、まず街頭宣伝をはじめました。
棄権する人の多くは政治を変えたいと思っている
尼崎の有権者数が三十八万人で、毎回ほぼ投票率が三〇%~五〇%です。投票率が一〇%上がるだけで約三万八千票が変わるのです。組織固めがしっかりしている政党以外は、投票率が上がれば上がるほど有利になります。棄権者の多くは「こんなにしんどい思いをしているのは自分たちのせいじゃない」「政治を変えたい」と思っている人たちです。だからこそ、「おかしな政治、変えてこ」なんです。初めての街頭宣伝に取り組んで
八月十七日十八時から一時間、JR尼崎駅前での宣伝をすることにし、横断幕とチラシを作り、立憲野党の議員や個人、団体に呼びかけました。県議二名(みどりの党、共産党)、現・元市議四名(新社会党、みどりの未来尼崎)、また立憲民主党からのメッセージもあり、二十七名の参加で十三名からスピーチをいただき、用意したチラシがすぐになくなってしまうほど、通行人から注目を浴びた取り組みになりました。参加者も雨の中での取り組みではありましたが、大きな盛り上がりでできたことに確信を深め、全員による集合写真にも快く応じてくださいました。実施したことで次につながる課題もたくさん見え、地域にどんどんアピールしようと意気込みを強めています。写真:8月17日、JR尼崎駅前での宣伝に取り組んだ政治を変えよう!尼崎市民交流会の人々(横断幕中央は、こむら潤さん)
(兵庫民報2021年8月29日付)18:00