兵庫二区「市民と野党」の共同をすすめる会(仮称)主催で合同街頭演説会を七月二十二日午後、北区鈴蘭台駅前、兵庫区東山市場前、長田区一番街入口の三カ所で行いました。
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北区と兵庫区での演説会では最初に呼びかけ人の医師・武村義人さんが街頭演説会の意義を述べました。コロナ対応やオリンピック開催で国民に背を向ける安倍・菅政権にこの国の政治を任せられないと批判。憲法九条・二十五条を生かす政治に変えるため、市民の要望と政治をつなぎ、秋の総選挙で力をひとつに奮闘しようと呼びかけました。
長田区では弁護士の羽柴修さんが、国民に冷たい異常な政治を野党共闘で変えようと呼びかけました。
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各区で、新社会党兵庫県本部委員長の、あわはら富夫さんは、「市民の中で高まりつつある政治への怒りを感じる。今日の街頭演説を歓迎。平和・人権・民主主義を守る立場で奮闘する」と演説。
日本共産党二区国政対策委員長の宮野つるおさんは、日本共産党が国民の苦難軽減、暮らしのSOSに応えて奮闘し九十九周年を迎えたことを紹介。核兵器禁止条約を批准する政府を総選挙でつくろうと呼びかけました。
立憲民主党兵庫県総支部連合会副代表の、ふなかわ治郎さんは、「都議選では野党共闘で立憲民主党も共産党も前進した。解散総選挙まで二カ月、早く野党共闘を」と述べました。
都合で長田区だけの参加になった緑の党の松本なみほさんは環境問題を分かりやすく訴えました。
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北区では済生会病院の存続・充実を求める会の浜本宏さんが署名運動などを力強く訴えました。同じ兵庫二区の西宮市北部からの参加者もありました。
長田区では神戸医療生活協同組合の井上徹さんがコロナ対応など実態を報告し、政治を変えて命を守ろうと訴えました。
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三カ所とも炎天下での開催となりましたが北区で六十人、兵庫区で三十五人、長田区で四十五人が参加しました。
〔井村弘子=同会事務局〕
写真:長田区での街頭演説会で声援にこたえる(前列右から)武村義人、羽柴修、宮野つるお、あわはら富夫、松本なみほのみなさん
(兵庫民報2021年8月1日付)
17:00