近畿オンライン演説会

3.20日本共産党近畿オンライン演説会:録画公開中



3月20日に行われた日本共産党近畿オンライン演説会の録画がYouTubeで公開されています。上の画像をクリックすると視聴できます。

2021年1月17日日曜日

民青同盟が新成人にアンケート:「アルバイトが減っている」「オンライン講義の課題が多くたいへん」「学術会議や原発も気になる」:声集め要求実現へ


「成人おめでとうございます!」――民青兵庫県委員会は一月十一日・成人の日にベイコム総合体育館前(尼崎市)で宣伝に取り組みました。
成人を迎えた方にアンケートに答えてもらい、コロナ禍のもとで受けた影響や、社会について気になることを聞きました。
コロナの影響によって困ったこととしては「飲食のアルバイトをしていてシフトが減っている」「収入が減って結構ぎりぎりです」「オンライン講義の課題が多くて、今日も早く帰ってやらないといけない」「医療の専門学校に通っていて今年卒業だが、インターンがなくて学校の求人でやっと就職が決まった」など様々な実態が語られました。
「学校の施設が使えないのに授業料が下がらないのはおかしい」「政治家の不祥事が色々あって税金の使い方をちゃんとしてほしい」「自分は大丈夫だが経済的に困っている人が沢山いるから給付金など出してほしい」「学術会議や原発の問題も気になっている」と政治や社会に対して感じていることも話されました。
この日のアンケートには日本共産党も協力しました。
民青県委員会は引き続き実態調査に取り組み、自治体や行政に届け、青年の切実な要求の実現を求めて行動していきます。

(兵庫民報2021年1月17日付)

民青兵庫県代表者会議:希望ある新しい社会へ仲間増やそう

民青同盟兵庫県委員会は一月十日、昨年十一月の第四十四回全国大会を受け、県代表者会議を開催しました。
上園隆県委員長が第六十一期兵庫県活動方針案の提案報告を行い、「同盟員現勢の前進のために必要な年間四十人の仲間を増やすこと」「コロナ禍のもとでの青年の苦難を可視化し解決を求める運動」「学生への食料支援活動」「班が主人公の活動を楽しく豊かに発展させよう」などの方針を提案しました。
報告を受けた討論では、
▽民青に受験の帰りに加盟した。第一志望は落ちてしまって、希望する学部に入れずなんとなく過ごしていた時に民青からの連絡があって班会に参加した。参加してみると、こんなにハードルが低く社会や政治について学べる場所があるんだと気がついた。いま通っている学部での授業も興味が持てるようになった。せっかくいい場所なのに、ここにたどり着けない人がいるのはもったいない。先日食料支援の取り組みを行い、そこでつながった青年が次の班会に来てくれることになった。仲間に迎えていきたい。(大学一回生)
▽自分がやっている活動をちゃんと友達に知って欲しいと思って、友達を誘う企画を開いた。企画を開くにあたってクリアな意見を聞いてみたかったし、なぜ自分が共産党の政策を支持しているのかを改めて考えたいと思って、各政党の政策を比べて議論する企画を開いた。友達は「すごく新鮮で楽しかった」と良い反応だった。(高校二年生)
▽学園都市には学生がたくさんいるし、ここでもやりたいと思って食料支援の取り組みをすることを決めた。「学生を単なる援助の対象としてみるのではなく、一緒に社会を変える主体として見ていく」ということを大事にした。実際に開いたら七十人程が参加して、「オンライン授業でほとんど人と話す機会がなくて、今日のこの企画で久しぶりに人と話した」「バイトを削られた」などの実態が寄せられた。今後も続けていきたい。(神戸西地域の県役員)
―などの発言や、各地の班で友達を誘った経験や食料配布の取り組みを行なった経験が交流されました。
討論の後は選挙を行い、上園隆さんを県委員長に選出しました。
日本共産党兵庫県委員会から松田隆彦県委員長が来賓挨拶をして激励しました。

(兵庫民報2021年1月17日付)


灘区日本共産党後援会が新春のつどい:比例を軸に野党連合政権実現へ、心ひとつに


神戸市の灘区日本共産党後援会は一月十日、灘区文化センターに大門みきし参議院議員を迎え、新春のつどいを開催しました。例年なら会食や歌、踊りなど新年らしい催しが繰り広げられますが、コロナ感染が広がる中、会食はもちろん、催し物も中止となりました。
田付宣雄後援会長の開会挨拶に続いて大門みきし参議院議員(写真左)が記念講演をしました。 
大門さんは冒頭、総選挙について、比例近畿ブロックで四議席を必ず勝ち取ろうと訴えました。
その上で、菅政権を三つの角度から分析しました。
▽一つはコロナ危機への対応ができない危険さ。
▽二つは戦争する国づくりの推進。
▽三つは自助を国民に求め、自己責任を押し付ける政治。
安倍政権より危険なこうした菅政権をどう倒すか、野党共闘で力を合わせて倒すしかない、日本共産党だけでは倒せないと強調しました。
国会の首班指名で、全員が「枝野」さんと書いたことについて、二十二年ぶりに他党党首の名前を書いたのは、絆の表れであり、野党が共通の政権構想を示す事が大事だと話しました。
最後に消費税について、今五十カ国がコロナ対策として消費税減税に踏み込んでいることを五十カ国の国旗を並べて見せ、明るい政治を一緒につくろうと訴えました。
二部は筑田良二さんのピアノ演奏(写真右)で心を和ませました。六人の衆議院近畿ブロック比例予定候補の紹介DVDは初めての試みでしたが、とても共感が持てたとの感想でした。
味口としゆき神戸市議、竹田雅洋地区委員長が挨拶。単位後援会を代表して鶴甲後援会が決意表明し、最後は三本締めで新春のつどいは盛況の内に幕を閉じました。
「大門さんの話を聞けて良かった。野党共闘ももちろん大事やけど、共産党の国会議員を増やさないと」「『赤旗』記者が全世界にいて情報の発信や他の国の政策など調査して翻訳して報告するなんて初めて知った。『赤旗』は凄い」――参加されたみなさんから寄せられた声です。
灘区後援会として比例を軸に、野党連合政権実現に向け、心ひとつにがんばる決意です。
〔近藤秀子〕

(兵庫民報2021年1月17日付)

シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(14)「コロナ禍で考える、労働者から見た兵庫県政」兵庫県労働組合総連合議長 成山太志


兵庫労連では、「誰でも八時間働けば普通にくらせる社会の実現」のために「賃金の底上げ」を運動の中心に取り組んでいます。
労働局に対し、最低賃金の大幅な引き上げと全国一律を実現することを求めて、署名や要請、最賃審議会での意見陳述、傍聴などに毎年取り組んでいます。

公契約条例

また、兵庫県に対しては、県として賃金の底上げのためにできることとして「公契約条例」の制定を求めてきました。
公契約条例によって、県の仕事を受注する業者に最低賃金を大幅に上回る水準の賃金の支払いを義務付ければ、兵庫県内の賃金水準を引き上げる効果があると私は考えています。
兵庫労連として県への要請を繰り返していますが、県は、二〇一六年(平成二十八年)四月から施行されている「県契約における適正な労働条件の確保に関する要綱」があるため「公契約条例」は必要ないという態度です。
しかし「要綱」の内容は理念的なものでしかなく、賃金については最低賃金を守ればよしとするもので、賃金の底上げには何の力にもなりません。
県の労政福祉課は「賃金は労使の交渉で決まるもので県が介入するものではない」などと繰り返します。
賃金の底上げは、格差と貧困を是正し、地域経済の活性化に直結する重要課題ですが、労政福祉課はそのことを理解していません。

行革と大型開発――間違った二つの道

「県行革に反対する連絡会」で行った学習会で、講師の奈良女子大学教授の中山徹さんは、日本が人口減少期に入った中、各自治体は地域経済をいかに活性化させるかを課題と考えているが、二つの間違った道を歩んでいる自治体が多いと話されていました――
間違った道の第一は、人口が減り税収が減る中で、経費削減を最優先して、職員を削り住民サービスを削るというやり方で、それをやると地域経済が一層落ち込み税収が減るという出口の無い悪循環に陥る。
第二は、駅前再開発などの大型開発で人を呼び込もうとするやり方だが、人口減の中での大型開発は成功する可能性は少なく、失敗に終わり借金だけが残り、借金を返すために住民サービス削減の道に進んでいく。
―そのようなお話でした。
兵庫県政はこの間違った二つの道を合わせ技で行っていると、私は思っています。
職員と住民サービスを削るという点では、「県行革」で職員を三割近く減らし、医療費助成の削減や学校予算の削減などを行い、地域経済を一層疲弊させてきました。
大型開発では、淡路島の七十億円の「交流の翼港」建設や、総延長距離が北海道に次ぐ全国二位になった高層道路建設、大企業呼び込みのためにパナソニック一社に百三十一億円の補助などを続けてきました。
そして今後やろうとしていることは県庁周辺の大規模再開発です。県庁跡地に高級ホテルを建てる計画など、コロナ禍を経て人が集まるでしょうか、見直しが求められると思います。

コロナの影響で増加する労働相談

兵庫労連では常時、労働相談センターを開いており、普段は月五十件程度の相談が寄せられています。昨年は、新型コロナの影響で三月半ばから相談件数が増加、三月から六月までの四カ月で約四百件の相談が寄せられました。
そのうちの百四十件が休業手当・補償、雇い止め・派遣切り、内定取り消しなどの新型コロナ関連と思われます。
七月以降の労働相談件数は落ち着いていますが、再燃する感染拡大の中、政府の直接支援が無ければ、倒産による失業、雇い止め・解雇などが急増するのではないかと心配しています。

庶民のくらし底から引き上げる施策を

新型コロナパンデミックの中、政治のあり方が問われています。大企業や富裕層が儲かればそのおこぼれがしたたり落ちるというやり方はやめて、庶民のくらしを底から引き上げる税金の使い方に変えるときです。

(兵庫民報2021年1月17日付)


ジェンダーわたしの視点「声をあげよう 選挙で変えよう!」(上):新日本婦人の会兵庫県本部事務局長 桜井文子


女性たちの多くが、女性であるがゆえに、理不尽な行為に怒り震え、悔しさで涙する「生きづらい」状況を体験している。
二十七年前、私は、最愛の父を亡くした。当時、病院側に説明を求め、母と姉と三人で病院に出向いたところ、担当医は、「あなた方、女三人が何しにきたのですか」と門前払いした。この言葉に失意のどん底にいた私たちは、さらに屈辱感に打ちのめされた。女性は、「半人前、ものを言うには値しないのか」と。
*
いつの時代も、女性たちが勇気を振り絞って、声をあげ、歴史をつなげてきた。その力は、いま「ジェンダー平等」「女性がカギ」を世界の主流に押しあげた。
北欧、ドイツ、フランスでは、女性の首相が当たり前となり、組閣も女性たちが過半数を占め、女性が意思決定過程の先頭に立つ。「ジェンダー平等」を国策にして、「男女同一賃金」やクオーター制、パリテ法など、法整備を整えてきた。アメリカでは、史上初の女性副大統領が誕生し、報道官はすべて女性で占める。コロナ対策でも、国連はジェンダー対策を各国に呼びかけ、ドイツやニュージーランド、台湾などの女性首相が、国民のいのちを守るために必死で矢面に立っている。
それに比べ、日本はどうだろう。ジェンダー平等度は世界百五十三カ国中、百二十一位まで下落した。恐ろしい数字だ。女性の指導的地位の三〇%目標は先送りしてしまい、閣僚は二十人中、女性はたった二人の菅政権は日本の遅れそのものを体現している。
日本のジェンダー施策の遅れは、いまコロナ禍で、あらゆる女性たちを直撃し、非正規労働者の失職や女性の自殺が急増して、国の脆弱さを浮き彫りにしている。今の菅政権のままでは、ますます、ジェンダー平等度は下がり続け、国力の大きな損失となってしまうだろう。
*
新婦人県本部は、いま、コロナ禍の中だからこそ、支部・班がおしゃべりして、国・自治体に「声をあげよう」と、「ジェンダーカフェ」にとりくんでいる。
新婦人創立五十周年を記念して、県と全支部が協力して作った『ジェンダーかるた』で大いに楽しみながら、ジェンダーについておしゃべり。「あかちゃんはまだ? それって ジェンダーですよ お義母さま」から始まり、「きめたのは誰? 男らしさや 女らしさ」「しぬまで続く 現役時代の賃金差別」「にん 忍と 耐えるばかりじゃ 変わらない」など、ジェンダー視点で政治を鋭く見つめている。女性はなんてたくましいのだろう。
*
昨年十一月八日、新婦人も参加する女性団体三十四団体が、「2020NGO日本女性大会」を開催して、「私たちは黙らない、女性の権利を国際水準に」と五つの行動目標を決議した。
遅れた日本を世界水準に引き上げていくには、社会的制度や法整備の確立が必要だ。遅れた旧態依然の法律を変えることだ。なによりも、日本は世界に先駆けて、憲法十三条、二十四条に「個人の尊厳」を規定する日本国憲法を手にしているのだから。
続きは2021年1月31日付

(兵庫民報2021年1月17日付)

コロナ対策で日本共産党が申し入れ(第10次):検査・医療体制と事業所支援の充実など


日本共産党兵庫県議団は一月十二日、年末年始の新型コロナウイルス感染拡大をうけて、井戸敏三県知事に対し、検査・医療体制の充実、事業所支援の充実などを求めて申し入れました。

検査・医療体制

兵庫県は、昨年十一月からの感染拡大第三波がひろがるなか、十一、十二月で医療機関二十一カ所、福祉施設で三十一カ所、全体では九十四カ所のクラスターが発生し、医療機関や介護施設では、自院や施設で感染者治療に当たらざるを得ないほど、コロナ病床がひっ迫しているという実態となっています。
こうした状況もふまえ、申し入れでは、――
▽無症状感染者を早期に保護・隔離するために、医療機関、介護施設等の入院・入所・利用者と職員全員に頻回のPCR等検査を実施し感染拡大を防ぎ、ハイリスク者の命を守ること。
▽院内感染が起きている医療機関への財政支援の抜本的強化、緊急包括交付金の積極的活用を確実に行うこと。また介護施設等への財政支援を強化すること。
▽県として新型コロナ感染拡大防止チームを構成・増強し、現場支援を行うこと。クラスターが発生し、患者を留め置いて治療にあたっている病院や介護施設等の支援を強化すること。
▽コロナ病床、宿泊療養施設をさらに増床し、介護施設等の留め置きを改善すること。
―などを要請しました。
対応した県当局者は、検査等の拡充について「社会的検査について、意味がないとはいわないが、県内の福祉施設で試算すると三、四カ月に一回程度の検査にしかならない。キャパシティの問題だ」としつつも、「検査の拡充についてはさらに検討が必要とは考えている」と述べました。

事業所支援

県は、九日に緊急事態宣言の発出を国へ要請し、飲食店等への時短要請とともに、要請に応じた事業所に一店舗当たり一日四万円の協力金の支給を行うことを決めました。
これに関わり党県議団は十二日の申し入れで、――
▽時短営業を要請する飲食店業には、事業規模、雇用者等に見合った十分な補償を行うこと。神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市に限定している要請対象地域を必要に応じて拡大すること。時短開始日を、柔軟に認めること。
▽納入業者、生産者をはじめ関連事業者や集客制限を要請するライブ・イベント事業者なども補償の対象とすること。
―などもあわせて求めました。

(兵庫民報2021年1月17日付)

民主主義の日本めざして:「川崎・三菱大争議」100年:第二回 プロローグ(2)二〇二〇年代:アジアと日本の平和と個人の尊厳を破壊した治安維持法体制の歴史に決着をつける時代に

岡 正信(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部会長)


二千万人をこえるアジア諸国民と三百万人をこえる日本国民の生命を奪ったアジア・太平洋戦争が終結した一九四五年八月十五日、その二カ月後の状況を、不破哲三氏は「『治安維持法』が連合軍の命令で廃止され、獄中にあった闘士の人びとを中心に、日本共産党が初めて日本の国民の前に公然と姿を現したのです。あの時代に、主権在民の民主主義の旗、侵略戦争反対の平和の旗を断固として掲げ、民主主義の日本のために、命をかけてたたかった人びとが、そしてその政党があった、『ポツダム宣言』以前の日本に、先駆的な人びとによる平和と民主主義のたたかいの伝統があった」(『日本共産党創立九十五周年記念講演』)と語っている。戦前の治安維持法下の闘いは、日本国憲法に結実した。
『兵庫県労働運動史』(前述)の「編さんのことば」(森脇甚一)は、「終りに、『無名戦士の碑』が建設される機運となったが、その名も残らず消え去った多くの労働者・農民運動の先駆者(家族を含めて)に、深く頭をたれてその冥福をいのる」と締めくっている。一九六五年に建立された、この「無名戦士の碑」は労働運動の発祥の地・大倉山(写真上:大倉山公園の南西一隅)にある。
「三・一五事件」から四十周年を迎えた一九六八年三月十五日に、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟が二百人で発足。兵庫では一九八二年十月三日に兵庫県支部(後に県本部)が結成された。
今、世界は、新型コロナパンデミックを背景に、過去の植民地主義、奴隷制度などの歴史的見直しを迫る運動が発展している。一方、日本では、植民地支配と侵略戦争の過去に向き合わない政府に対して「アジアと日本の平和と個人の尊厳を破壊した治安維持法体制の歴史」に「決着」をつける情勢が目前に展開している実態がある。
菅政権による日本学術会議への人事介入は全体主義国家への道として、広範な人々から抗議の声があがっている。この根底には今日の自民党がウルトラ右翼政党に堕落している実態がある。
このもとで、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟が掲げる「二つの運動目標」である「①すべての治安維持法犠牲者等の人権の救済と名誉の回復を実現する、②治安維持法犠牲者等の生命を賭して侵略戦争に反対し、平和と民主主義と働く者のために闘い抵抗した歴史の成果を顕彰し、財政措置を行うという『国家賠償法』を制定する」展望が開かれつつある。政権交代、野党連合政権を実現することである。
「治安維持法犠牲者の闘いと抵抗の歴史」の「源流の地」から、二〇二一年を政権交代、野党連合政権実現にむけて奮闘する決意である。
(連載)

(兵庫民報2021年1月17日付)

大門みきし「9人目の総理は最も危険」連載エッセイ58


菅義偉さんは私が対峙した九人目の総理大臣です。
一人目は森喜朗さんで、クリントン米大統領(当時)が訪日した際に「How are you?(お元気ですか)」というのを間違えて、「Who are you?(あんた誰)」と言ってしまったという漫画のような人でした。
次の小泉純一郎さんは「構造改革で景気はいつよくなるのか?」という私の質問に「桃栗三年柿八年と申します」と珍答弁を平気でする人でした。
三人目の安倍晋三さんはよくわからないうちに辞めてしまいました。
四人目の福田康夫さんはすぐイライラする性格で、怒ったまま辞めてしまいました。
五人目の麻生太郎さんは、今のように暴言は吐かないのに、何か言うたびに支持率が下がる人でした。
政権交代した民主党の三人の総理大臣(鳩山、菅、野田)も、消費税増税の道筋をつけるなど国民の失望を買いました。
その後が第二次安倍政権と現在の菅政権ですが、それまでの政権とは全く違う危険さを持っています。「戦争する国づくり」と「自己責任押し付け政治」の推進です。菅さんは安倍さん以上にこれらのことに執念を燃やしています。
さらに今、「コロナ危機に対応する能力がない」という危険性も加わり、私にとって今までの九人のうちで最も危険な総理大臣だと思っています。
総選挙まで早ければあと三カ月。菅政権を倒し、コロナ危機を乗り越え、国民にやさしい新しい政治を実現するため頑張ってまいりましょう。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2021年1月17日付)

原発なくす兵庫の会:寒風ついてイレブン宣伝:原発ゼロに踏み出す政治を


一月十一日昼、原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会(略称=原発なくす兵庫の会)は、元町・神戸大丸前で定例の原発ゼロを求める「イレブン宣伝」を行いました。
寒風の中、成人の日で振袖姿の女性が目立つ通行人らに、各弁士が「関電は点検で全原発が止まっていても、電気は足りている」「この三月で福島原発事故から十年になる、神戸市の倍の面積に人が住めない。いまだに四万人が全国に避難して裁判まで起こしている」「市民と野党の提案した原発ゼロ法案を審議し、原発ゼロに踏み出す政治を」と訴えました。
とくに、関電の原発再稼働に対して、丹波篠山市は市民の生命の安全を守るのは義務と表明し、全世帯に安定ヨウ素剤を配布していることを紹介するスピーチが注目をあび、原発ゼロ署名に応じる人もいました。
原発なくす兵庫の会は宣伝後に事務局会議を行い、①偶数月に行っている「連続学習会」の第十三回は発送電をテーマに二月四日十五時から兵商連会館で開催する、②四月からの「連続学習会」は開始時間を十八時にする、③二月の「イレブン宣伝」は十二時から行うこと、④「3・11行動」はコロナ感染の関係もあり十七時からの宣伝として取り組むこと――などを決めました。

(兵庫民報2021年1月17日付)

日本共産党但馬地区の議員団が雪害対策を県に申し入れ

昨年十二月十五日夕方からの雪は、但馬各地でも被害をもたらしました。
水分を多く含んだ重い雪がいきなり五十センチ以上積もった美方郡内を中心に、倒木による停電が発生。「真っ暗、暖房なし、お風呂もなし、調理もできない」状態が三日間続いた家が少なくありません。豊岡市内では、重い雪が一気に降ったため、通常行う備えが間にあわず、全長五十メートルのビニールハウスが倒壊し、イチゴやホウレンソウが出荷できなくなりました。「これを機にもう規模を縮小する」とか「この際、野菜づくりから足を洗うか」といった声が聞かれます。
地元の日本共産党議員がそれぞれ地域をまわり、被害を受けた住民にお見舞いと激励を述べながら、聞き取りを行い、一月四日に但馬県民局を訪ね、知事宛の申し入れ書を小畑県民局長らに手渡しました。
今回の申し入れ内容は次の通りです。
①倒木による停電の原因解明と防止対策を講じること。また、土地勘を持った技術職員を配置するよう関西電力に強く求めること。
②倒壊し使えなくなったビニールハウスの撤去をはじめ、農林漁業に対する被害実態に応じた救済・支援策を講じること。
③介護・看護等支援を必要とする人々への支援確保、鉄軌道の稼働確保など、過去の経験を踏まえた対策及び体制の構築を行うこと。
④民家の雪下ろしや生活道路の除雪を速やかに行えるよう、財政・マンパワーの確保などの支援を行うこと。とりわけ独居・高齢者家庭の雪下ろし対策を講じることは、高齢化・人口減少下にあって緊急的課題だと考えます。

(兵庫民報2021年1月17日付)


瀬戸恵子「ひなたぽっころりん」〈674〉


(兵庫民報2021年1月17日付)

神戸演劇鑑賞会1月例会:劇団銅鑼『おとうふコーヒー』:なまの舞台をごいっしょに


特別養護老人ホームを舞台に、そこに集まってくる人々、民生委員、医者、職員、消防士、ボランティア等々を丁寧に描いている。舞台は九シーンに別れ、二〇一七年九月十七日から最後は同じ日で終わる。その四年間の舞台の時間は、行き来して進む。
そして、永谷ふみこの孫・瑞樹がプロローグとエピローグに語る言葉は耳を傾けて聞く価値がある。
もう一つ、特養や介護など福祉政策についても声を荒立てず、静かに批判の意志を示している。
とある地域にある特別養護老人ホーム〝おさんぽ〟。今夜一人の老人、永谷ふみ子が最後の時を迎えようとしている。静かに看取りの夜になるはずだったその日、大きな台風が襲来。橋の完水により、ホームは孤立無援となる……。
作者・詩森ろばは沢山の特別養護老人ホームを取材してこの作品をかきあげました。その努力と熱意に感謝すると共に、おさんぽのようなホームなら暮らしてみてもいいかな、と思うこの頃です。また、作者、演出家共々神戸演劇鑑賞会には初めての登場の方々です。
〔小谷博子=神戸演劇鑑賞会〕

劇団銅鑼 『おとうふコーヒー』
作=詩森ろば 演出=青木豪 出演=谷田川さほ、名取幸政(青年座)、栗木純ほか/①1月24日(日)14時②1月25日(月)14時③18時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生500円)/Tel. 078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2021年1月17日付)

馬毛島の軍事基地化ゆるすなオンライン全国学習交流会:須磨区でも


「馬毛島の軍事基地化ゆるすな! オンライン全国学習交流会」が一月十日、日本平和委員会・九州ブロック平和委員会の呼びかけ・主催で行われました。須磨区では須磨平和委員会準備会と須磨・沖縄の会が視聴会を共催し、十九人が参加しました。
*
鹿児島県西之表市の馬毛島(種子島の西十二キロメートル)について、防衛省は南西地域の防衛態勢強化のためだとして、FCLP(空母艦載機の陸上離着艦訓練)の恒久施設として使用することを明らかにしています。訓練施設、飛行場、港湾施設が一体となった今まで例がない「この施設を一つ整備することは、複数の防衛施設を整備することに匹敵する」とも公言しています。
これに対し、「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は、防衛省にFCLP移転反対署名三十万百二十五人分を提出。現在は反対派の市長と市会議員の選挙勝利に向けて全力で運動を続けています。
しかし、この「第二の辺野古」とも言える大問題も本土ではほとんど報道されず、反対運動が知らされる機会も無いのが現状です。
*
学習交流会では、映画「馬毛島」とボーリング調査抗議の動画を視聴し、市民・団体連絡会の三宅公人会長から現状報告とあわせて一月二十四日告示、三十一日投票で行われる西之表市長・市議会議員選挙勝利に向けての支援が呼びかけられました。
全国の平和委員会からも報告が行われ、沖縄・名護の平和委員会や岩国平和委員会からは、経験に基づいた反対運動の中での選挙戦の困難さや重要性が報告され、本土からの支援の重要性も痛感しました。
日本全土基地化が押し寄せる中で、その現状を知り日米安保、基地問題に正面から取り組むことは重要です。そのためにも全国の運動につながる平和委員会を須磨につくろうと準備を進めるなかでの取り組みです。
〔山本ふみ子=須磨平和委員会準備会〕

(兵庫民報2021年1月17日付)

核兵器のない公正で平和な世界めざし市民レベルで交流積み重ね:兵庫県原水協と韓国のSPARK


兵庫県原水協は、韓国の平和団体(「平和と統一を開く人々」/SPARK)と交流を続けています。
二〇一八年五月、韓国で開催された「非核・平和の東アジアのための日韓国際フォーラム」で出会ったSPARKから、「非核『神戸方式』を自分のところでも実現したい」などと申し入れを受けました。SPARK釜山支部は、「非核釜山港条例」をめざしており、そのためにも神戸港の経験を学びたいとのことでした。米軍空母や原子力潜水艦の寄港地である釜山港が非核港湾になれば、非核神戸港との共同のたたかいで非核・平和の北東アジアづくりの大きな足場をつくる展望が生まれます。
昨年二月、代表団十人が、非核「神戸方式」の調査を目的に来県し、兵庫県の平和勢力と交流・懇談しました(上の写真)。十一月には「第二回交流会」を釜山市で行うことが合意され準備が進められましたが、コロナ禍のため延期になり、六月からSPARKメンバーとのオンライン交流を始め、一月九日には七回目の交流会をおこないました。
これまで、釜山港の米軍基地の実態、ミサイル防衛(韓国のサード、日本のイージス・アショア)や地位協定問題、韓国の国防費の実態、徴用工・慰安婦など日韓間の問題などについて報告、意見交換してきました。この中で、釜山市議会で非核釜山港条例への第一歩となる条例が採択されたとのうれしい報告もありました。
日韓両政権の対応で険悪な関係が続いていますが、「核兵器のない平和で公正な世界」をめざすという共通課題で、市民レベルで顔を見合わせながら交流を積み重ねることは、予想を越えた意義を持っています。
〔梶本修史=兵庫県原水協〕
*次回のオンライン交流会は二月二十日の予定です。

(兵庫民報2021年1月17日付)

こむら潤「あなたの呼び名は何ですか」:こんにちは♡こむら潤です!11


ジェンダー平等社会について考える時、「選択的夫婦別姓」の問題や、「主人」「旦那さん」「家内」「奥さん」など、呼び名について考える機会が増えました。皆さんは、ご家族や周囲の人と、何と呼び合っているでしょう。
名前や呼び名は、人が二人以上存在した時、個々を区別するために使われます。その人が集団の中でどんな役割を持つ存在なのか、集団社会のしくみによって名付け方に特徴が出てくるようです。
私が舞踊を習うインドネシアのバリ島を例に挙げたいと思います。
バリ島では、島特有の「バリ・ヒンドゥー」という信仰に基づいて、集落の規則や慣習が継承されています。カーストと呼ばれる身分制度があり、名前に性別・身分・生まれの順などが並び、その後に個人名がつきます。生まれの順は、主に農民階級につけられ、一人目から順に「ワヤン、マデ、コマン、クトゥット、ワヤン…」と五人目からは繰り返しです。家系を表す名前はなく、結婚しても名前は元のままです。
また、バリでは日本と同じように、社会的役割の呼称で「おじさん」「おねえさん」「先生」「弟分」などと呼ばれることも一般的です。日本もバリも、個人よりも集団の中の役割の方が重要だったことを表しています。
今は個をより大切にする時代になっています。たかが名前、されど名前。社会の中で、大切にされているかどうかが、名前に象徴されるのだとしたら、選択的夫婦別姓はなんの問題もないですよね。
(衆院近畿比例・兵庫8区予定候補)

(兵庫民報2021年1月17日付)

観感楽学


二〇一七年頃からレンタルDVDの有名店が全国各地で閉店しているというニュースを先日、読みました▼その閉店の最大の原因が定額制動画配信サービスの登場だそうです。映画やドラマ、いろいろな映像コンテンツをパソコンやスマホで観ることができるサービスです▼私も映画が好きでレンタルDVDをよく利用していましたが、今では動画配信サービスを利用しています。観たい映画が全てあるわけではないですが、すごく便利です。DVDを借りるためにお店に行くという手間がなくなり、自分の観たいときに観ることができることが最大の魅力です▼記事にも「DVDをレンタルする時代は終わった」「映像を楽しむスタイルが多様化している」とも書かれていましたが、このサービスの利用者が増えるのもわかります▼携帯電話が普及して三十年、ネット通信技術やデータの大容量化が進み情報の発信、取集方法も変わりました。朝の電車で紙の新聞を読んでいる人を見なくなり、ニュースはスマホで読むのが当りまえ。これも時代の流れかもしれません▼今年は大きな選挙があります。流行を追うことが全てだとは思いませんが、政党や候補者のアピールにネットの力をもっと上手に使う方法を考えていかないといけないのではないでしょうか。(ふ)

(兵庫民報2021年1月17日付)