2021年11月21日日曜日

神戸港を平和の砦に:港湾労働者の闘いの歴史に学ぶ――九条の会.ひがしなだ

「神戸港を平和の砦に~港湾労働者の闘いから、非核神戸方式へ」と題して、港湾労働者の闘いの歴史を学ぶ講演会を十一月十四日、東灘区文化センターで「九条の会.ひがしなだ」が開催しました。講師は、神戸港湾関係労働組合共闘会議議長の谷口利之さん。
谷口さんは、戦後まもない一九四五年頃には、米艦船が年中停泊中の神戸港ではトラブルが頻繁に起こり、暴力的支配がまかり通る神戸港で反合理化闘争と結合した港の民主化を求める闘いが始まっていったこと、米兵のいない静かなクリスマスイブを求める市民と屈辱的な支配の労働を強いられた港湾労働者の平和を求める「クリスマス闘争市民集会」が綿々と受け継がれ今年で六十一回を迎えること、一九七〇年代には六大都市での革新自治体首長の誕生と革新勢力の躍進で「六突(第六突堤)返還」や非核「神戸方式」という行政措置が具体化されたことなど闘いの歴史を古い写真も用いて説明しました。


会場には、当時若い頃に港湾共闘として闘った方々も参加しており、「全税関」の労働者であった松本公さん(年金者組合東灘支部長)も飛び入り参加で、当時の実体験に基づいた話を披露し、懐かしいといった声が聞かれました。
谷口さんは神戸港が誇れる「三つの宝」として①6・9行動②クリスマス闘争③非核「神戸方式」がありますとして、総選挙後の改憲勢力が前のめりの発言を繰り返すなかで、これらの闘いの経験を学び「神戸港に永遠の平和を」と強調されました。
〔西谷利文=九条の会.ひがしなだ〕

(兵庫民報2021年11月21日付)17:00

第61回神戸港平和のためのクリスマス闘争市民集会

12月24日(金)18時、波止場町緑地/集会後の元町商店街までデモ/実行委員会主催 Tel. 078-333-5478(神戸港湾関係労働組合共闘会議)