2021年11月21日日曜日

兵庫県労働委員会:労働者委員の公正な選任を:実現する連絡会が総会


「労働者委員の公正な選任を実現する兵庫県連絡会」(以下「連絡会」)総会を十一月十三日、神戸市勤労会館で開催しました。
労働委員会は、労使間の紛争について簡易迅速かつ的確に解決するため、あっせん、調停及び仲裁や不当労働行為事件の審査などを行なっています。
兵庫県の労働委員会では労働者委員が「連合」委員で独占されているため、 連絡会は、「非連合」の労働者委員選出を求めて取り組みを進めています。今年の二月二十六日に兵庫県労働委員会、八月二十六日に齋藤兵庫県知事に労働者委員の公正な選任などを求めて懇談と申し入れを行っています。
総会では、共産党の入江次郎県議が県議会でジェンダー平等と多様性の視点から質問し、使用者、労働者側委員に女性が一人も選ばれていないこと、組合員比率(連合七割、非連合三割)や労働委員会でこれまで取り扱ったあっせん内容などを示し「連合」以外の「非連合」組織からの任命が必要だとの議会論戦を紹介。
労働委員会を活用している「建交労兵庫合同支部」や「兵庫私教連」から事例報告があり、労働者委員の中で組合の主張を否定的に捉え、使用者側の考えで終始話を進める委員がいることや審査開始までに時間がかかることなどで労働組合が不利益を被ることがあるなど労働委員会の改善点を求める事例が紹介されました。
連絡会としては、今後も「非連合」の労働者委員の任命を求めていくことや労働委員会をこれからも積極的に活用することが提起されました。
〔岡崎史典=兵庫労連〕

(兵庫民報2021年11月21日付)12:30