2021年11月21日日曜日

観感楽学「ぶれない」


「ぶれない」―総選挙を終えて、異常なほどの野党共闘攻撃が続く。支配勢力が脅威に感じている証でもあるだろう。選挙は終わったが、今こそぶれずに進むことが大切なのでは▼原水爆禁止運動でも一九六〇年代にソ連、中国からの干渉、分裂の攻撃にさらされ、「××系」との偏見に満ちた印象操作もひどかった。核兵器廃絶なんて「夢物語」「空想論」などの根深い不信も。「世論と運動」が勝負と精力的に署名が取り組まれた▼国民過半数を目標にした「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名は、八〇年代十だけだった非核宣言自治体を全自治体の八割に及ぶ二千四百以上に拡大させ非核の世論を築いた▼二〇〇〇年十月、六千万に達した「アピール」署名を国連に提出。〇五年NPT再検討会議へ署名五百三万八千百八筆、一〇年五月には六百九十万千三十七筆、一五年五月には六百三十三万六千二百五筆、二〇年に千三百七十万二千三百四十五筆と届け続けた▼平和首長会議加盟自治体は全国で九九・六%の千七百十一。関西六府県でも九九・五%。世論調査で七割の国民が賛成する核兵器禁止条約に日本政府が参加すれば国ぐるみの非核の国になる▼ぶれずに「世論と運動」を築く努力が世界を変え、禁止条約を実らせた。腹をくくってその道を進むことが勝利の道だ。(K)


(兵庫民報2021年11月21日付)11:00