2021年11月21日日曜日

三木市が国保税4割引き上げ:日本共産党市議団が学習会

三木市の国民健康保険税が四割引き上げされることについて日本共産党三木市議会議員団は十一月十二日に学習会を行いました。
三木市の国民健康保険会計が三年連続して「赤字」になったとして「赤字」解消のための「国民健康保険事業財政健全化計画」を医師や団体代表による「国民健康保険運営協議会」に諮問して計画策定し、十二月議会で条例改正して来年度の国民健康保険税から三年間引き上げしようとしています。
「財政完全化計画」では二〇二〇年度の会計が二億八千五百六十四万円の「赤字」になったのは三木市の国民健康保険税が低く抑えられており、支出額をまかなうことができないためだとしています。
二〇一八年から国民健康保険は市町で独自に運営していたのが、財政を兵庫県に移されました。
県は市町に対し、医療費に見合う「納付金」を決め、それに見合う「標準保険料」を示してきます。国民健康保険の保険税(料)はそれぞれの市町が条例で決めますが「納付金」保険税の滞納があっても義務として県に納付しなければなりません。
保険税を抑えるため一般会計からの繰り入れをすることは認められ、三木市でも約二億円を毎年繰り入れされてきました。国や県はこれを「法定外繰入金」=「赤字」としてなくすように求めてきています。県下で三木市を含む三市が「赤字」になっていると解消計画の策定が求められています。
参加者の中から、今でも「国保税が他の健康保険料と比べて高い」「年金を払わされているのに値上げでは生活が大変」という声が出されました。
日本共産党は国民健康保険税が高いのは他の保険にない、加入者一人一人にかかる「均等割」、世帯ごとにかかる「平等割」があるからだとしてこれをなくすように求めています。全国知事会も一兆円あればなくすことができると要望しています。こんな声に押されて来年度から就学前の子どもの均等割りが半額になります。
三木民商、新日本婦人の会、年金者組合は三木市長に対して▽国保税の引き上げをしないこと▽必要な一般会計からの繰り入れを行うこと▽議会提案までに広く国保加入者や市民の声を聞くこと―などを求めて要望書を提出してします。
〔大眉均=三木市議〕

(兵庫民報2021年11月21日付)14:00