2021年9月12日日曜日

第40回はたらく女性の兵庫県集会:SDGsの鍵は1m以内に


第四十回はたらく女性の兵庫県集会を九月五日、神戸市内で開催しました。
記念講演は、大阪産業大学准教授の花嶋温子先生に「ゴミから考えるジェンダー――SDGsの鍵は一メートル以内にある――」と題してお話ししていただきました。
――最近、SDGsという言葉は随分知られてきましたが、学校で学ぶ十代は七〇%以上知っているものの、まだ五五%の人にしか知られていません。
――各自治体では、環境基本計画など、SDGsに関連付けた計画が策定されていますが、SDGsの五番目の目標「ジェンダー平等の達成」について盛り込んでいる自治体は、まだほとんどありません。
――二〇二一年のジェンダーギャップ指数で日本は百五十六カ国中百二十位。G7各国中ではもちろん最下位です。
――十七あるSDGsの目標の中でも、「目標5」は一番関心の低い目標となっています。
自らゴミ屋と言われる花嶋先生が、ゴミ回収を体験された時、市民からギョっと驚かれたそうです。私たちの方にも「ゴミ回収は男性の仕事」という気持ちがあるのかと気づかされました。地域で取り組まれているゴミを活用した発電や堆肥作りの事業も、女性が主体となっているところでは継続されていることも紹介されました。
「SDGsを進めていくには、全ての場面で『目標5』を考えるべきです。気がついたら声を上げましょう」の言葉に参加者一同納得し前を向く思いでした。
〔川村淑子=はたらく女性の兵庫県集会実行委員会〕

(兵庫民報2021年9月12日付)14:30