2021年7月4日日曜日

山下よしき「五輪と命とどちらが大切か」連載エッセイ36

「こんどの都議選は、みなさんの1票で命と暮らしを守る選挙です」
東京都議会議員選挙で連日そう訴えています。東京では新型コロナの感染再拡大の危険が高まっています。なんとしても抑え込まなければなりません。
菅政権は「感染拡大の波が繰り返されることはやむを得ない」という立場ですが、第四波の緊急事態宣言期間中(四月二十五日~六月二十日)に亡くなった方は全国で四千五百人。これまでの一年半に亡くなった方の三割以上が二カ月に集中したことになります。
感染拡大の波を繰り返してはならない――これが教訓です。そのために、①ワクチンの迅速接種と大規模検査をセットで、②十分な補償と生活支援、③医療への支援を提起する日本共産党の躍進が必要です。
感染拡大を抑え込む戦略がない、国民の命と暮らしを守り抜く覚悟もない菅政権が、東京五輪・パラリンピック開催に突き進んでいることも大争点です。
もちろん、五輪を楽しみにしている方も、アスリートを応援している方もあるでしょう。しかし、いま問われているのは〝五輪と命とどちらが大切か〟ということです。五輪を開催すれば感染リスクは高くなる、ゼロにはできないと政府分科会の尾身会長も述べています。そうなれば重症者が増え、亡くなる方も増えるでしょう。
そういう五輪に開催する意義はありません。「五輪は中止し、命を優先してほしい」――この願いも日本共産党へ。七月四日、世界が注目しています。
(日本共産党参院議員・党副委員長)

(兵庫民報2021年7月4日付、Web版では一部加筆)
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