2021年5月2日日曜日

食料支援、各地で多様に:世代を問わず困っている人に――フードバンク灘を立ち上げ


兵庫県に緊急事態宣言が再発出された前日の四月二十四日、下河原公園で第一回フードバンクを開催しました。
コロナ禍で食べるにも事欠く人たちに少しでもお役に立ちたいと、灘・生活と健康を守る会、灘民主商工会、新日本婦人の会灘支部、年金者組合灘支部、国民救援会灘支部の五団体が「フードバンク灘」を立ち上げました。
計画から二カ月、食品が集まるのか、人が集まるのかなど不安の種は尽きません。ところが、食品を並べる手作りのテーブルや当日のボランティアなどに協力してくれる方、「困っている人にあげて下さい」と多くの方からフードドライブへの協力、本当に見知らぬたくさんの方からの善意で無事開催できました。
フードバンクに来た就学前の子どもを連れたお母さん「本当にいただいていいんですか?」「助かります、ありがとうございます」大学院生は「授業はオンラインでも授業料は変わらない、バイトが無くて困っています。本当に嬉しい。次はお手伝いさせて下さい。」若い女性は「コロナで仕事が無くなりました。助かります」などスタッフに感謝の言葉をかけて帰って行きました。ビラの配布は五千枚、ほとんどの方が「ビラを見て来ました」とアンケートに記入。子どもから高齢者まで世代を問わずくらしに困っている事を実感しています。生活と健康を守る会が相談会を同時開催。高齢者のワクチン接種に関する相談があり味口市議が対応。
政治の無策が招いたコロナ禍の逼迫した現実。全世代への支援が緊急に求められます。食品はほとんど無くなり、みなさんに喜んでいただけた事をスタッフ一同次へのステップ台にしてがんばろうと気持ちを新たにしています。
〔近藤秀子=フードバンク灘実行委員会事務局長〕

(兵庫民報2021年5月2日付)