2021年5月30日日曜日

兵庫県AALA連帯委員会総会と学習講演会:はじめてのオンライン:中南米でのコロナとの闘いと国際連帯


兵庫県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA)は五月二十三日、総会と「中南米における新型コロナウイルス感染との闘いと国際連帯」学習講演会を開催。緊急事態宣言下での開催となり、兵庫県AALAとしては初のオンライン総会・学習講演会となりました。
講師の山崎圭一教授(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院)は、英国を抜いて世界第三位(五月十四日時点)という深刻な感染状況となっているブラジルに焦点をあて、ボルソナロ大統領による新型コロナ軽視の発言・行動を紹介。一方、従来からの制度として国民の七五%をカバーする公的健康保険(窓口負担ゼロ、外国人も無料)や、貧困地区もしっかりカバーする保健委員の制度なども紹介されました。コロナ禍においては妊婦のリモートワークを要請する法律が国会を通過しています。
さらに、非常に多いブラジルの政党のなかで左派政党に焦点をあて、ブラジルにおける野党共闘の状況についても報告されました。
参加者からはブラジルにおけるワクチン開発の状況や貧富の格差の状況、人種差別についてなど質問が出され、オンラインでしたが活発な質問交流となりました。
学習講演会に先立って開かれた兵庫県AALA第四十回定期総会では、この一年間の活動を振り返り、二〇二一年度活動方針を採択。新役員を選出しました。総会冒頭には、先日急逝された貫名初子会長へ黙禱を捧げました。〔佐藤結=同委員会常任理事〕

(兵庫民報2021年5月30日付)