近畿オンライン演説会

3.20日本共産党近畿オンライン演説会:録画公開中



3月20日に行われた日本共産党近畿オンライン演説会の録画がYouTubeで公開されています。上の画像をクリックすると視聴できます。

2021年4月4日日曜日

コロナ禍のなか広がる学生支援:兵庫県立大学の取り組み:ティーチング・アシスタントなど学生を積極的に活用

コロナ禍で学生の苦難が広がっているもとで、大学独自の学生支援に取り組む大学が生まれています。
兵庫県立大学の学生支援の取り組みを紹介します。

Web授業受講環境への支援

兵庫県立大学は、前期授業について全学で昨年五月七日から(一部は四月二十日頃から先行で)Web授業を実施。このWeb授業開始に当たって、全学生の受講環境を調査・確認し、経済的な理由等によりWeb授業の受講が困難な学生に対して、パソコンやルーターを無償で貸与しています。(最大時:パソコン約百台、ルーター約二百五十台)
後期授業からは、対面授業を基本とするよう各キャンパスにおいて感染防止対策を行い、学部では約六〇%、大学院では約九五%、全体で約七〇%を対面授業により実施していますが、一部でWeb授業も続いていることから、後期もパソコンやルーターの無償貸与の制度は継続して実施しています。

授業料等の減免制度の拡充

学生と家計の経済的困窮が広がる中で、従来は減免の対象外としていた、新入生に係る入学料・前期授業料について、減免申請を可能としました。
また、国の修学支援新制度の動きに合わせて、新たに全学生を対象として新型コロナウイルス感染症の影響による家計急変を理由とする授業料の減免申請を可能としました。(後期授業料も対象)

学生を活用する諸制度の新設・拡充

県立大学の学生支援で特徴的な取り組みが、学生活用制度の新設・拡充、いわゆる「ティーチング・アシスタント等での学生活用」の取り組みです。
学生のアルバイトを行う場が減少していることに伴い、経済的に困窮する学生が生じるおそれが出たため、昨年六月一日から、学生活用制度の新設・拡充を行っています。(下の一覧)
今年度、学部生・大学院生をあわせて三百六十三人(実人数)が、これらの「ティーチング・アシスタント等での学生活用」の諸制度を活用しています。このうち、新設された制度を活用した学生は百七十九人にのぼっています。

1. 新設した学生活用制度
①リサーチ・アシスタント(RA)
大学が行う研究プロジェクト等における研究補助。対象は博士後期課程在籍者。時給1,200円。
②オンライン・アシスタント(OA)
オンラインによる講義、実験、実習等における機器操作補助等。対象は2年生以上の学部生、大学院生。時給1,000円。
③ピア・メンター(PM)制度
新入生が大学生活に適応できるよう支援するため、学習、生活、課外活動等の学生生活全般での相談・助言等。対象:2年生以上の学部生。月額20,000円。
④キャンパス・アシスタント(CA)
キャンパス各所の消毒等の衛生維持、美化・緑化等の環境維持等を補助。対象は学部生、大学院生。時給920円~。

2. 拡充した学生活用制度
①ティーチング・アシスタント(TA)
学部及び博士前期課程の学生に対する講義、実験、実習等の教育補助。対象は博士後期課程在籍者。時給1,200円(従来1,000円)。
②遠隔授業等ティーチング・アシスタント(遠隔等TA)
遠隔授業実施時における発信教室、受信教室での教育補助、又は学部情報処理演習科目における教育補助。対象は大学院生。時給1,100円(従来1,000円)。
③遠隔授業スチューデント・アシスタント(遠隔SA)
遠隔授業実施時における発信教室、受信教室でのシステム操作の補助等。対象は2年生以上の学部生。時給1,000円(従来900円)。

〔中嘉信〕

(兵庫民報2021年4月4日付)