2021年1月10日日曜日

民青同盟がコロナ禍で困窮する学生への食料支援:「いっしょに社会を変えよう」と呼びかけも


民青同盟兵庫県委員会は昨年夏ごろから、コロナ禍で困窮する学生に向けて食料支援活動を行っています。
神戸や西宮、明石、三木市などで、その地域で活動する学生同盟員を中心に取り組まれ、のべ二十二回開催、二百人の学生が利用しています。「お米が一番助かります」「これで一週間やっていけます!」と喜ばれています。

アンケートで実態を

利用した学生には民青コロナ生活実態調査アンケートに協力してもらっていますが、「アルバイト先の店が潰れて収入がなくなり貯金を切り崩している」「十八円のうどんともやしでやってます」「後期授業もオンラインになり友人ができない。今日は久しぶりに人と話せて楽しい(一回生)」「インターンが減り就活がしづらい、就職できるか不安」など、本当に大変な実態が出されます。

学費の大幅値下げを

日本の学費は数十年にわたって上がり続け、今では年間百万円にもなる負担が学生にのしかかっています。北欧諸国のように日本も学費が無償であれば、退学を選択せざるを得なかった学生や、「ごはんと調味料だけで何とかしのいでいます」という状況は防げたはずです。
日本の教育予算(対GDP比)はOECD加盟国の中でワースト一位ととても不名誉な状況が続いていますが、学生が自分の興味のある勉学に思い切って取り組めるよう、集中して学びを蓄えた学生が社会人となって活躍できるよう、学費の大幅値下げを求めていかなければなりません。
学生からは「教育にかける予算を増やしてほしい」「学費を下げてほしい」という声も寄せられています。

自分もやってみたい

民青は食糧支援活動をただ助けるだけの取り組みではなく、利用する学生を社会を変える主体と捉え、「一緒に変えよう」と声を掛ける取り組みとして位置付けています。その中で「自分もやってみたい」とボランティア登録も生まれています。
食糧支援活動は、コロナ禍での学生生活を支えるとともに、おおもとにある社会の問題を学生自身が手を取り合って解決に立ち上がる運動になっています。

日本共産党も応援

この取り組みを日本共産党の地区委員会や支部も応援しています。案内ビラを学生アパートに千枚配布し、当日も学生に温かく声をかけ、活動を支えています。
民青同盟は引き続き取り組み、県内各地で取り組もうとしています。

(兵庫民報2021年1月10日付)