近畿オンライン演説会

3.20日本共産党近畿オンライン演説会:録画公開中



3月20日に行われた日本共産党近畿オンライン演説会の録画がYouTubeで公開されています。上の画像をクリックすると視聴できます。

2021年4月11日日曜日

憲法はあなたの命と未来のサポーター:5・3兵庫憲法集会と一万人意見広告の成功を:兵庫県憲法共同センターが呼びかけ


兵庫県憲法共同センターは毎週の事務局会議、「4・1アピール」発信、神戸市九区交流会議開催などに取り組み、「5・3兵庫憲法集会・一万人意見広告の成功」を呼びかけています。
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4・1アピール「一万人意見広告と憲法集会を成功させ、改憲の企てに決定的な引導を」は、
―憲法集会のメインスピーカーの芦田定道関西学院大学教授は日本学術会議委員の任命を拒否された六名のうちの一人。その経緯、ご本人の思いと決意を間近で聞き、九条改憲を断念に追い込む決意と勇気を分かち合いましょう。
―改憲勢力が明文改憲の『入り口』とし、予算成立後の後半国会でなんとしてもと狙っている「国民投票改定案」。今国会で成立しなければ、秋の総選挙により廃案になり、改憲の企みを大きく頓挫させることができます。集会と一万人意見広告の成功は、その大きな力となります。
―〝憲法はあなたの命と未来のサポーター〟これが集会と一万人意見広告のメインスローガンです。直接に政権転換をめざす運動ではありませんが、その共同のひろがりは日本国憲法の値打ちをわがものとする人を増やし、政治を変えていくたしかな力になります。
と取り組みの意義を強調しています。
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「一万人意見広告」の申し込み締め切りは四月十七日に迫っています。

「当たり前の政治への転換を」の声に応えようと創意工夫

憲法共同センターは、交流会議など一連の討議で、津川共同センター代表による情勢報告をもとに五月へ向けた活動への確信を深めています。
安倍政権時代の自民党方針のトップは「憲法改正」でした。しかしコロナ禍中で三月二十一日開催の自民党大会方針を見ると世論の影響では六番目となっています。しかし憲法審査会開催への執念は変わらず、新藤与党筆頭幹事は「我慢するにも限界がある」と強引に開催を求めています。
一方こうした中でも私たちの長年の動きで〝政治の変化〟が起きています。身近な県下では、関係市民団体による懸命な要請活動によって、①保健所体制の再強化は少しずつ進み、②中小企業への直接支援のアップ、③子供医療費無料化、④中学校給食の改善、さらに全国的には、⑤三十二年間頑張ってきた「少人数学級」の実現、⑥各地で原発裁判の判決も変化、⑦地方選挙で腐敗自民党議員への批判増大、などなどです。
神戸市内九区も身近にコロナ感染者が出、行動結集が困難な事態も生じていますが、〝当たり前の政治への転換〟を求める声に応えようと、創意工夫で「平和・安全・暮らし」を守る共同行動を継続しています。
須磨区 三月二十七日に木下智史教授をかこみ「はじめから憲法への質問の形式」で学習会を開き、「一万人意見広告」には八十名をめざしている。
垂水区 意見広告募集つきの憲法集会告知ビラが遅れていたが、ようやく新聞折り込みも始まって、これからの頑張り。
長田区 「憲法署名」はじめ様々な要求が広がり、新婦人支部の恒常的な街頭署名では「消費税減免」「中学校給食」など身近なものが多くなっています。
灘区 コロナ禍による生活困難者が増加していることから、「灘フードバンク実行委」を立ち上げ、学生だけでなく一般市民も対象に五千枚のビラで物品集めをし、開催を準備している。
兵庫憲法共同センターのアピールをもとに、「総がかり行動兵庫県実行委員会の諸目標(当日集会参加数、一万人意見広告)の過半数に責任もって行きたい」との提起に、各区でも努力することになりました。
〔速水二郎=同センター〕

(兵庫民報2021年4月11日付)

「辺野古基地建設について沖縄県と更に対話を深めることを求める」:市民の運動実り、神戸市会が意見書採択――自民・公明も賛成、維新が反対


神戸市会は三月二十六日の本会議で「辺野古基地建設について沖縄県と更に対話を深めることを求める意見書」を可決しました。
全文:https://www.city.kobe.lg.jp/documents/9496/20210326ikensho-2.pdf

この意見書は「神戸市会への辺野古請願署名実行委員会」が三月二十二日の総務財政常任委員会に提出した陳情書が自民、公明、共産、立憲、「つなぐ」の賛成(反対は維新のみ)で採択されたことを受けたもの。同委員会で賛成した会派に加え共創・国民、国民・友愛、無所属二名の計五十六名の議員により「意見書案」が提出され、公明議員が趣旨説明し、採決の結果、賛成五十六、反対十二(維新十と保守系無所属二)の圧倒的多数で可決されたものです。
意見書では、「現在、日本国内の米軍基地の七〇%以上が沖縄県に存在し」ていると負担の現状などに触れた上で「今、政府のなすべきは、沖縄県民の苦難の歴史の重みを肝に銘じつつ、一層真摯かつ誠意を持って粘り強く対話を深める努力をすることだ」と指摘しています。内閣総理大臣、防衛大臣などに送付されます。
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安保破棄兵庫県実行委員会は、二〇一九年十月に結成された「神戸市への辺野古請願署名実行委員会」に当初から参加し、実行委員会の一員として多くの市民、団体のみなさんと粘り強く運動と努力を進めてきました。それが今回の意見書に、実を結んだものだと思っています。
沖縄のみなさんと連帯・共同し、新基地建設を止め、さらに運動を進めたいものです。
〔後藤浩=安保破棄諸要求実現兵庫県実行委員会〕

(兵庫民報2021年4月11日付)


令和3年3月26日

内閣総理大臣
防衛大臣
沖縄基地負担軽減担当大臣
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)

神戸市会議長 壬生潤

辺野古基地建設について沖縄県と更に対話を深めることを求める意見書

沖縄県は戦後,日本に復帰した後も多くの米軍基地が引き継がれ,今なお多くの基地が置かれています。現在,日本国内の米軍基地の70%以上が沖縄県に存在しており,沖縄県が日本の安全保障のため最も大きな負担を負っていると言っても過言ではありません。

中国の軍備増強など,緊張状態が増しつつある東アジアの安全保障環境を鑑みても,私たち日本国民は,基地問題と共に歴史を重ねてきた沖縄県民の思いに,しっかりと応えていかなければなりません。

今,政府がなすべきは,沖縄県民の苦難の歴史の重みを肝に銘じつつ,一層真摯かつ誠意をもって粘り強く対話を深める努力をすることです。

そうした背景を踏まえ,政府としても,これまで沖縄県における米軍基地の縮小を粘り強く米国に求めてきました。

その結果,平成8年には世界一危険と言われた普天間基地などの返還を約するSACO合意をまとめ,さらに平成26年には沖縄基地負担軽減担当大臣を新設して,米軍北部訓練場の半分以上の敷地を返還するなど,基地負担軽減を実現してきました。そして,普天間基地の機能代替施設として建設される辺野古基地についても20年以上にわたり,沖縄県に対して説明を続けてきました。

折しも,本年は第二次世界大戦時,最後の沖縄県官選知事であった島田叡氏生誕120年に当たります。島田知事は神戸市須磨区に生まれ,旧制第二中学校(現県立兵庫高校)を卒業されました。沖縄県糸満市の摩文仁の丘には,島田叡知事各宛てと当時の沖縄県職員を慰霊する島守の塔が立っており,毎年,兵庫県と沖縄県が一緒に慰霊祭を行っています。このように,私たち兵庫県民・神戸市民と沖縄県民とのつながりは,戦後75年以上を経てなお強いものがあります。

よって,政府におかれては,地方自治の本旨にのっとり,沖縄県民の思いに寄り添って,辺野古基地を始め沖縄の諸問題解決のために沖縄県と更に粘り強く対話を深める努力をなされるよう要望します。

以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


コロナ「大規模検査」実施を:日本共産党西宮市議団が緊急要請


日本共産党西宮市議団は三月三十日、コロナ対策における「大規模検査」を求める緊急要望書を市に提出しました。
申し入れは大きく三点。
一つ目は社会的検査の実施で、政府コロナ対策分科会の尾身会長が「高齢施設でやっているが福祉施設や医療機関などにも同じようにやっていけばいい」「一回だけの検査ではほとんど意味がない、定期的に続けてやるのが必要だ」と述べていることを紹介。現在、介護施設や障害者施設を対象に職員の検査を募っているものの、応募が少ない点を指摘。市が受検を強く勧奨することとともに、頻回、定期的検査を行うよう求めました。
二つ目はモニタリング検査の実施で、感染の予兆把握や感染源の早期探知にモニタリング検査が有効であることを、広島市などの事例を紹介して強く求めました。
三つ目は変異株の監視についてで、神戸市の独自検査では陽性者の四割近くで変異株が検出されていることを紹介。本市には独自の検査体制がない中で、国や県に対して実施を求めるように要望しました。
市側からは田村副市長、町田健康福祉局長が対応し、「申し入れの趣旨はよくわかる。できることには限りがあるが、今できることを精いっぱいやっていきたい。施設の職員検査については、広報のやり方とともに、感染者がでたときのフォロー体制を同時に考えていく必要がある」と述べました。
この申し入れの前後一週間を見ても、西宮市で感染者二十人以上が三日あることからも、申し入れの重要性が明らかになっています。
〔まつお正秀=西宮市議〕

(兵庫民報2021年4月11日付)

コロナで自治体が支援策中小業者、住民対象に

新型コロナの影響を受ける中小業者や住民への支援策を県内の自治体ホームページから見てみました。

神戸市
国の「一時支援金」「感染拡大防止協力金」を受給する中小事業者を対象に、家賃一カ月分の二分の一(上限五十万円)の「家賃サポート緊急一時金」を支給します。

三田市
ことし一月~三月のいずれかの月の売上高が、前年同月比で二〇%以上五〇%未満減少などの小規模事業者に一律十万円の「小規模事業者応援助成金」を支給します。申請期間は四月十二日から五月三十一日。

丹波市
中小業者の、新型コロナ感染拡大防止のための改装や設備等に、上限五十万円(経費の五〇%、最大上乗せ二十万円)の「感染症拡大防止対策設備投資支援事業補助金」を支給します。来年三月末までの事業完了が対象。

福崎町
昨年四月からことし三月のいずれかの月の売り上げが、前年同月比で二〇%以上減少した飲食店に、一律二十万円の「飲食店等持続応援金」を支給します。申請期間は六月三十日まで。

新温泉町
ことし一月と二月の売り上げ(感染症拡大防止協力金を加えた額)が、前年同期比で二〇%以上減少した町内の法人に二十万円、個人事業主に十万円の「事業継続支援交付金」を支給します。申請期限は五月三十一日。

三木市
市民に市内飲食店、テイクアウト商品の購入に使用できる、市民一人あたり二千円分の「テイクアウト応援チケット」を配布します。

(兵庫民報2021年4月11日付)


シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(26)「災害から命と暮らしを守る県政に」日本共産党兵庫県会議員団事務局長 門屋史明

地球温暖化による世界的な気候変動により、これまでに経験したことのない集中豪雨や大型台風などが頻発、災害がさらに多発しており、その備えは県行政の大きな課題となっています。
県内では、二〇一八年に、七月西日本豪雨、台風21号などが猛威を振るい、二人が死亡、重軽傷者八十三人、全壊二十五件、半壊六十二件、一部損壊二千七百二十六件、浸水が千二百六十一件と大きな被害を受けました。(表1)

一方で、多発する自然災害に対して県内の河川整備率は五九・八%(二〇二〇年三月三十一日現在)、土砂災害警戒区域の整備率は二九・四%(二〇二〇年三月三十一日現在)に留まるなど、防災・減災事業は、すすんでいません。
そのうえ、この年、台風21号による高潮で多数の家屋で浸水被害が発生した潮芦屋地域で、二〇〇七年に兵庫県が公表した高潮浸水予測図に用いた護岸高の測量結果に重大な誤りがあったことが明らかになりました。
潮芦屋地域は、高潮浸水予測図で当時の想定最大高潮位四・三五メートルを、すべての護岸で上回っており、浸水しない地域とされていました。
人工島としてつくられた潮芦屋地域は、一九九六年の竣工時、地盤沈下も見越し、南側護岸は五・四五メートル、東側護岸四・五九メートル等で建設。しかし二〇〇六年の測量結果は、竣工時を上回る南側護岸五・七五メートル、東側護岸四・九三メートルという異常な護岸高となっていました。県は、この誤りに気付かず、この数値を用いて潮芦屋地域は浸水しないとする高潮浸水予測図を作成していました。(図)
潮芦屋地域の護岸高水位と測量誤り

しかしこの地域の実際の護岸高は、南側で五メートル程度、東側では、低いところで四メートル程度となっており、実際には、想定最大潮位を大きく下回り、大きな浸水被害を引き起こす重大な事態を招きました。
県は、誤りを認め住民に謝罪しましたが、この地域は、阪神・淡路大震災直後に、「災害に強い」「南海トラフ、大型台風が来ても大丈夫だ」と安全神話をふりまいて、県が分譲していった地域で、その責任は重大です。
県は、正確な護岸高を定期的に把握し、引きあがっている降雨量などによる正確な浸水予測図を作成し、護岸補強などの対策を行うべきです。
河川整備、土砂災害警戒区域整備などを前倒しで行うことも求められます。
兵庫県の被災者生活支援策も不十分です。
二〇一八年の一連の災害で、全体で四千七十四世帯が家屋被害を受けていますが、そのうち支援金が支給されたのは、国支援金も含め、わずか二百三十三世帯、五・七%です(表2)。

県の支援事業は、恒久制度ではなく、このとき適用された被災者生活再建支援事業も、一部損壊までを対象にしていましたが、損壊割合一〇%以上という規定のなかで、損害が大きくても、支援を受けられない世帯が多数ありました。
近隣の京都府では、恒久制度として地域再建被災者住宅等支援制度があり、一部損壊についても一〇%の損壊割合要件はありません。
被災状況に関わらず、すべての被災者に対する支援策が必要です。
国の被災者生活支援制度は、阪神・淡路大震災以来の被災者の運動が実を結びました。しかし、最高支援額が三百万円と不十分であり、対象も拡充されたとはいえ、中規模半壊にとどまっています。
国の被災者生活再建支援法にもとづく支援の拡充を求めるとともに、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県で、災害から命と暮らしを本気で守る県政への転換が求められます。


表1:2018年災害被害

死亡 重傷者 軽傷者 全壊 半壊 一部 損壊 床上 浸水 床下 浸水
7月豪雨 2 2 9 16 18 81 68 707
台風20号 11 1 14 1 3
台風21号 7 53 8 44 2631 156 315
台風24号 1 11
合計 2 9 74 25 62 2726 225 1036

表2:被災者生活再建支援金事業件数(2018年災害実績)

7月豪雨、台風20号、21号 県支援金 国支援金
全壊 5 9 14
大規模半壊 2 4 6
半壊(半壊解体・長期避難) 44 4 48
一部損壊(損壊割合10%以上) 165 165
合計 216 17 233

(兵庫民報2021年4月11日付)

尼崎市議選5月30日告示・6月6日投票:市民の願いにこたえる6議席確保と衆院選勝利へ日本共産党が全力


尼崎市議選(定数四十二)は五月三十日告示・六月六日投票で行われます。日本共産党尼崎地区委員会は現職四人、新人二人を立て、前回選挙で獲得した六議席と得票増をめざします。また十月までに行われる総選挙で前市議の、こむら潤衆院比例・兵庫八区予定候補を国会に送り出すためにも重要な選挙だと位置づけています。
 
まさき一子(63)現
 市議三期。党地区委員/近畿中央病院、尼崎医療生協病院に看護師として勤務。
川崎としみ(67)現
 市議二期。党市議団長・地区常任委員/尼崎学童保育連絡協議会会長など歴任。
松沢ちづる(66)現
 市議二期。党県委員・地区常任委員、新日本婦人の会尼崎支部委員。
広瀬わかな(40)現
 市議一期。党地区委員、尼崎革新懇事務局/元民青同盟兵庫県委員。
シバタ稔(56)新
 党地区くらし・営業対策責任者/元惣菜シバ店主、元三和商店街振興組合理事。
山本なおひろ(51)新
 党地区委員・地区生活相談責任者/前尼崎民商事務局長。

(兵庫民報2021年4月11日付)

福崎町議選、香美町議選4月20日告示・25日投票:日本共産党各現有2議席確保めざす


福崎町議選(定数十四)では現職の小林ひろし(74)、いしの光市(57)両氏が、香美町議選(定数十六)では現職の山本けんし(68)、谷口しんじ(70)両氏がそれぞれ現有議席確保をめざします。
日本共産党は、国の政策による効率優先の新自由主義が命と暮らしを脅かしているなか住民の課題を解決するため、もっとも身近な自治体の現場でしっかり取り組むため、住民の声をしっかり聞き、積極的な提案で実現する決意を改めて表明しています。

(兵庫民報2021年4月11日付)

赤穂市議選深町直也さん日本共産党議席確保


赤穂市議選(定数十八、立候補二十人)は四月四日投開票で行われ、日本共産党の新人・深町直也さん(37)が当選しました。
深町さんは、市内循環バスの増車・増便、国保税一世帯一万円引き下げ、産業廃棄物最終処分場反対などを訴えてたたかいました。
得票は千三十一票、得票率四・六〇%。前回の日本共産党二候補の合計は得票二千九十五票、得票率八・六八%。二〇一九年参院選比例は得票千三百五十三票、得票率七・〇〇%でした。

(兵庫民報2021年4月11日付)

明石・日本共産党衣川後援会が総会:前向きな活動すすめ、安心して暮らせるまちづくり


明石市の日本共産党衣川後援会は「総会&春のつどい」を四月四日、王子公民館で開催しました。あいにくの雨となりましたが、初参加三人を含め三十名がつどいました。
衆院兵庫九区予定候補の福原ゆかりさんが「だれひとり取り残さない社会をつくる。そのために日本共産党の提案する〝五つの改革〟を私が国会議員になって実現させたい」と決意を表明しました。(写真上)
楠本美紀明石市議は、今年度明石市予算を説明。参加者の関心が高かった「たこバス」について、「山陽バスが明石駅発着路線の運行を終了し、買い物など外出が困難な市民が増え、あちこちで『たこバス』を求める声を聞きます。市民運動が必要です」と話しました。
事務局から活動と会計の報告がされました。とくに後援会ニュース発行部数については目標六百部を大きく上回る七百部に到達したことが報告されました。
新年度は「コロナ禍でも前向きな後援会活動をすすめる」「地域住民が安心して暮らせる街づくりにとりくむ」ことを目標とするなどすべての議案が出席者の拍手で承認されました。
後援会員さんから舞茸ご飯(持ち寄り)の差し入れもあり、大型スクリーンを使った絵本の読み聞かせ、ハーモニカほか吹奏楽器で春のメドレー演奏などが披露されました。公民館の窓から見える桜を愛でながら、参加された皆さんの笑顔が会場いっぱいに広がりました。
 

〔北後直子=同後援会事務局次長〕

(兵庫民報2021年4月11日付)

N高等学校での志位委員長特別講義を視聴:「共産党への理解につながった」:西播地域の民青学生準備班


N高等学校の政治部企画の「志位和夫日本共産党委員長 特別講義」が話題になっています。民青同盟の西播地域の学生準備班は班員それぞれで動画を視聴し、班会で感想を交流しました。
班員のAさんは「高校生の質問が印象に残った。高校生たちの問題意識や、党のトップに対してまっすぐ意見をぶつけているのがすごい。社会人とかでもできないはず。こういう考え方を持った人が増えれば豊かな社会になると思った」「マルクスの共産党宣言にもあるように自由な時間が増えてその時間を使って潜在能力を引き出せる。それが個人が幸福を追求できるという話だった。高校生の言うこと(「共産主義では怠けた人と頑張った人の差が出てしまうのでは」)ももっともだと思った。志位さんのいうことが希望的観測かなとも思った。なかなかこういう思考に転換するのは難しいが、だから段階的にということなのかなとも」「自分としても共産党への理解につながった動画だった」と話しました。
学生県役員のBさんは、疑問がいっぱい出たと話し、「日本政府が正論で向かうのが苦手というのは何故か」「道州制とは?」などの疑問を出しつつ、「IT企業の話の中で税逃れの話があった。今までは工場が安い労働力を求めて海外に行っていたが、とうとう本社まで安いところに行くのか。資本主義の穴をすり抜けているんだなと思った」と感想を話しています。

(兵庫民報2021年4月11日付)


民主主義の日本めざして――「川崎・三菱大争議」100年:第十四回 大争議は全国水平社創立につながる

前田 武(兵庫県地域人権運動連合事務局長)

川崎・三菱大争議の翌年一九二二年三月、部落差別の解放を求め、全国水平社創立大会が京都・岡崎公会堂で開催された。全国から約三千人の部落住民が参加し、「人の世に熱あれ 人間に光あれ」と「人権宣言」を発した。

社会運動の高まりと部落住民の参加――水平社創立へ

寄生地主制下で高い小作料に苦しむ農民の小作争議や、労働運動が急速に発達した。
兵庫県では、一九一九年に小作争議は四百十五件と全国一となり、参加小作人も二〇年三千二百六十八人、二一年に一挙に二万四千六百三人となる。その一つ、朝来郡栗鹿村(現在朝来市山東町の南東部)の小作争議は、一九一七年に「米穀検査」名目の小作料収奪強化を契機に始まり、地主十七家に対し闘った小作人三百数十人のなかに、早田部落住民も多く、最もねばり強く二二年まで闘った。こうした貧農層との共同した闘いゆえに、米騒動での連帯が行われた。
川崎・三菱両造船所争議は弾圧下、争議団は「敗北宣言」を出したが、社会運動に大きな影響を与えた。
部落の労働者の多くは、マッチ、ゴム、皮革業など小規模企業で働き、戦後恐慌で最も手ひどい打撃を受けた。神戸新川には奈良の「橋のない川」の舞台・小林から多人数が移住し、主人公のモデル木村京太郎も友を頼りに神戸に来ていた。賀川豊彦や労働運動で女性を組織した覚醒婦人協会の小見山富恵(第八回=二月二十八日付=参照)たちと交流していた。
社会運動の高まりのなか、部落住民は次第に自主的な組織を作り上げ、この流れが、水平社創立へと結びついたのである。
兵庫県では、一九二二年五月に神戸市内三番町で京都水平社主催の「差別撤廃演説会」に続いて、十一月県内初の水平社創立大会が、新川の専称寺(葺合区吾妻町=当時=)で開かれ、続いて十二月に住吉、新川、西宮と創立された。 

神戸水平社創立大会が開かれた当時の専称寺は、現在、賀川記念館や葺合警察署がある神戸市中央区吾妻通五丁目(上)にあった。現在の専称寺(下)は南本町通にある。


個人糾弾から政治闘争へ――労・農・水の三角同盟

世の権力者は、支配のために国民を分断する。しかし、一九二三年結成の全国水平社青年同盟は個人糾弾から政治闘争への転換を主張。県内の地域水平社の中から労働運動と農民運動との連携、労農水三角同盟の運動へと発展。地域内外の農民や労働者が、同じ階級的立場に立って連帯して闘い、支援しあう――今日で言う、部落問題解決は「国民融合」と捉えたのであろう。川崎・三菱大争議など社会運動に多くの部落住民も参加、それが、労働者・農民と水平運動との連携に結びついたといえる。


(兵庫民報2021年4月11日付)

ミャンマー国軍による弾圧:在日青年たちが神戸で報告会:日本政府への働きかけをと

「今、ミャンマーで何が起きているのか?」――関西在住のミャンマーの青年たちが四月三日、神戸市勤労会館で、クーデター下の同国の状況についての報告会を開催。参加した憲法が輝く兵庫県政をつくる会事務局のTさんのツイートの一部などから紹介します。
司会は大学二年の女性「今、ミャンマーで何が起こっているのか、日本のみさなんに知って欲しいと思い、このセミナーを開催しました」と説明。
この間の経緯が報告され、デモ隊への発砲など軍の残虐な行為の動画が上映されました。
日本政府にたいしては①国軍の不法行為の資金となり資金援助(ODA)を直ちに止める②昨年の総選挙でつくられた連邦議会評議委員会を認めること―を強く求めるとしました。
会場からの「皆さんの勇気ある活動に励まされる。私たち日本国民は何をすればいいのか」の発言に対し、主催者から「日本政府への要望と私たちのことを広めて欲しい」とのお願いがありました。
*

翌四日には、神戸市中央区みなとのもり公園で集会が開かれ、降りしきる雨のなか日本人もふくめ約三百人が「軍事独裁政権は認めない」「子どもと市民への虐待は許せない」「私たちに民主主義を」などミャンマー語・英語・日本語でシュプレヒコールを響かせました。(写真)

(兵庫民報2021年4月11日付)

ジェンダーわたしの視点:「女性のがんばりに励まされて」兵庫十一区  国政対策委員長 太田清幸


毎月一回、朝七時からの駅前での定例宣伝を行っています。先日は森ゆき子姫路市議を含めて七名の女性が参加してくださいました。会議で駅前での定例宣伝への参加を要請したところ、入党して一年余りの女性が真っ先に手を挙げてくれたので、それなら女性みんなで参加しようとなったとのこと。
女性が早朝の宣伝に参加することは大変だろうと思っていたので、感激しました。いつもは女性の参加がやや少ない定例宣伝ですが、一気に女性の参加が全体の半数を超え、街頭での反応がよくなったと感じました。
宣伝後、女性の一人から「わたしらもがんばるからあんたもがんばってよ」と声をかけられ、とても元気の出る宣伝となりました。
 

この間、妻が、退職を機に『新婦人しんぶん』のポスト落とし(各配達者の家に新聞を運ぶこと)を引き受けることになりました。先日はわたしも休日を利用して道案内に同行し、妻が苦労してポスト落としに取り組んでいることを実感しました。『しんぶん赤旗』日刊紙のポスト落としよりも大変だとも思いました。
先日は、これまで付き合いのなかった労働組合がJR姫路駅前で、非正規の女性労働者の問題について訴えていたので、「一緒に政治を変えましょう」とその代表に挨拶しました。
日本共産党西播地区委員会に女性から電話があり、コロナ感染の広がりの中で仕事を休まされ、収入が大きく減って生活にも困っているという涙ながらの相談も受けました。いま、多くの女性が非正規で働かされているという状況を変えなければならないと痛感しています。
わたし自身、しっかり学び、自己変革に取り組みながら、ジェンダー平等社会実現のためにがんばります。

(兵庫民報2021年4月11日付)

宮本たけし「背景におごり高ぶる政権――審判を」連載「東奔西走」12


今国会の政府提出法案では、全十六府省庁六十一法案十一条約のうち、十三府省庁二十三法案一条約で計百三十四件もの誤りが発見されました。
そもそも法案ミスなどというものは、たとえ一件であっても許されるものではありません。二〇一四年の通常国会に政府が「労働者派遣法改悪案」を提出した時、わが党の小池晃書記局長が、条文に誤りがあることを暴露し追及。「法案そのものにこれだけ重大な誤りがある。見逃した厚労省、内閣法制局、安倍内閣の責任は重大だ」と指摘し、法案の撤回を求めました。その結果、この悪法は会期末に審議未了で廃案となりました。
一省庁の一件でもこれが国会の「常識」です。今回はなんと政府提出法案の四割、法案提出した府省庁の八割にミスがあったというのですから申し開きのしようがありません。「高齢者医療費二倍化法案」など悪法は直ちに撤回し少なくとも今国会提出は断念すべきです。
なぜこのような前代未聞な事態になったのか、四月二日の衆院議院運営委員会で塩川鉄也議員は「効率化重視の民間手法」や「公務員削減の負の影響」などとともに、大本には公文書の改竄、隠蔽、虚偽答弁など安倍政権以来のおごりがあり、それが官僚にも浸透したと指摘しました。
四月九日は私が野党共闘を訴え、バッチをはずして補欠選挙に立候補してから、ちょうど二年目です。市民と野党の本気の共闘で、おごり高ぶる菅政権に審判を下し、野党連合政権の樹立へ、四月はいよいよ正念場の月です。
(日本共産党前衆院議員)

(兵庫民報2021年4月11日付)

みんぽう川柳〈三月〉「電話」

選 者 島村美津子

特 選

電話しか使えないスマホを持っている
 神戸市 伊藤マツ子

【評】デジタル化が叫ばれだして、いたしかたなくスマホを買ったもののアナログ人間でずっとやってきたものにとっては、さまざまな機能のついたスマホを俄かに駆使できるはずもなく、結果的には電話だけというのが涙ぐましい努力のあとがみえてとても面白い、ちなみに作者は九十五歳。
さらにちなみに九十歳の私もライン句会に参加したいばかりにスマホデビュー、四苦八苦「これどないすんのん」が今や口癖。

入 選

川柳を読みましたよと電話あり
 尼崎市 富田 断

いまも耳に&#x20b9f咤激励黒電話
 神戸市 長沼幸正

お大臣おさそい電話今日も鳴る
 明石市 植木多佳子

孫を抱く温もり電話じゃ届かない
 神戸市 北河豊治

コロナ禍に米寿のおばへ声見舞
 尼崎市 中内眞佐子

自粛中友の電話で孤を忘れ
 神戸市 梶山洋枝

コロナには感染しない長電話
 神戸市 高馬士郎

外出自粛ヒステリックな長電話
 神戸市 松尾美恵子

スマホデビュー果して得意の爺です
 尼崎市 大野幸雄

黒電話スマホラインに若返り
 芦屋市 梶原嘉代子

コール音長目に鳴らし母を待つ
 明石市 松永雪子

用ないが電話したよと母の声
 神戸市 長尾粛正

黒電話いまも生きてる友の家
 芦屋市 松田良介

ケータイが命の綱になるバイト
 明石市 小西正剛

みんぽう川柳募集

▽四月の題は「締切」、締切は四月二十三日(三十日ではありません)▽五月の題は「洗濯」、締切は五月二十八日▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記▽毎月第四金曜日必着。遅くとも火曜日には投函してください。それでも間に合わないことがあります。締切が迫っている場合はメール、ファクスでもけっこうです。ファクスの場合は、葉書大の枠を書き、その中に必要事項をすべて記入してください。

(兵庫民報2021年4月11日付)


瀬戸恵子「ひなたぽっころりん」〈680〉


(兵庫民報2021年4月11日付)

観感楽学


前回、web会議でのトラブル対応ということを書きましたが、その中でweb会議での主なトラブル原因として「インターネット環境が低速、もしくは安定していない」云々ということを書きました▼web会議だけではありませんが、いまの時代、通信環境が整っている、即ち通信速度は速く、容量も多ければ、ホームページの閲覧、動画の視聴、web会議も快適に利用することができるということです▼今回は、通信速度について書きたいと思います。インターネットの通信速度は「bps」という単位で表されます。一秒間に送れるデータの量を表し、値が大きいほど通信速度は速くなります▼通信には上りと下りというものがあり、あくまでも目安ですが一般的に十~三十Mbpsあればストレスなく通信できると言われています▼自身のPCの通信速度を簡単に調べるサイトもありますし、Googleの検索窓でも測定できます。自分の家の通信環境がどの程度かを目安ですが知っておくのも良いかもしれません。今後、PCや周辺機器を買いかえる時の参考になると思います▼ただ、速度が遅いからと直ぐに業者に駆け込んだりせず、周りの人に話を聞くなどして下さい。高価な機器に変えたからといって速度が改善されるとは限らないからです。(ふ)

(兵庫民報2021年4月11日付)

2021年4月4日日曜日

兵庫憲法集会5月3日・東遊園地「憲法はあなたの命と未来のサポーター」:成功へ「1万人意見広告」運動


「戦争させない、九条壊すな!総がかり行動兵庫県実行委員会」は三月二十六日、「5・3兵庫憲法集会」と「一万人意見広告運動」成功をめざし兵庫憲法集会プレ集会を開きました。

弁護士九条の会の羽柴修弁護士が開会挨拶で学術会議任命拒否問題を批判。今年の憲法集会には任命拒否された芦名定道関西学院大教授(四月から)をメインスピーカーとして招くことを紹介。木下智史関西大学教授が菅政権と改憲の動きをテーマに講演しました(写真)。

木下さんは、安倍政権以来の改憲の動きを振り返り、現菅政権がアメリカと一体に世界規模の同盟へ広げる危険性があると報告。一方で、国会で三分の二を改憲勢力が占めても改憲を許さない世論をつくったことに確信を持つべきだと指摘。メディアや政権が「改憲が新しい改革/護憲が古い保守」のように描くなか、世論調査で改憲容認の数字が高いこともあげ、改憲を許さない運動の重要性を強調しました。

実行委員会事務局から、一〇〇〇人委員会の森哲二さんが行動提起を行いました。

今年の「兵庫憲法集会」について、▽メインスローガンは「憲法はあなたの命と未来のサポーター」、サブスローガンは「コロナ時代だからこそ 分断でも差別でもなく 核兵器でも基地でもなく そういうものが必要のない 誰もが平和で自由に生きることのできる社会を!」▽五月三日(月・祝)十四時~十五時三十分、東遊園地での集会とウェブ配信で開催▽メインスピーカーとして芦名定道関西学院大学教授が学術会議任命拒否の本質を当事者から訴える▽音楽ゲストは淡路ぬニセター―と概要を発表しました。

さらに、コロナ禍のもとで大きな世論を起こすために、集会当日の神戸新聞にメインスローガンを柱とする意見広告を掲載する「憲法を活かす一万人意見広告」運動に取り組むことを発表。案内ビラ作成が遅れ、期日はせまっているが四月十七日締め切りで今度こそ一万人の賛同者を達成したいと協力を呼びかけました。

意見広告は一口千円で名前が掲載されます。前回意見広告に賛同された方には案内ビラが郵送されています。

憲法共同センターの津川知久さんが閉会挨拶を行い、「団結がんばろー」で閉会しました。〔小林明男〕

コロナ禍のなか広がる学生支援:民青兵庫県委員会が食料支援「ほっとまんぷくプロジェクト」


民青兵庫県委員会は三月二十三日、学園都市駅前で学生への食料支援「ほっとまんぷくプロジェクト」(第三回目)に取り組みました。
約三十人の学生らが利用し、「めっちゃ助かる!」「ありがとうございます」と物資を受け取り、実態アンケートに答えました。アンケート回答からは、多数の学生がアルバイトのシフト減少により収入が減少していることが分かり、十三人が「食費など生活費を削っている」にチェックをつけました。なかには休学を検討している学生もいました。
今回は世界各地で取り組まれている生理用品の配布にも取り組み、「これいいんですか?」と喜ばれていました。二人の学生同盟員が支援に初参加しましたが、積極的に実態を聞き取り、あたたかい言葉をかけて民青を紹介していました。
食料支援には引き続き物資やカンパが多数寄せられるとともに、事前の案内チラシを地域の党員が学生マンションへ配布し、当日も宣伝をして参加を広げるなど日本共産党の援助も大きな力となっています。
ほっとまんぷくプロジェクトは四月も開催する予定です。
〔伊木さち〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

コロナ禍のなか広がる学生支援:兵庫県立大学の取り組み:ティーチング・アシスタントなど学生を積極的に活用

コロナ禍で学生の苦難が広がっているもとで、大学独自の学生支援に取り組む大学が生まれています。
兵庫県立大学の学生支援の取り組みを紹介します。

Web授業受講環境への支援

兵庫県立大学は、前期授業について全学で昨年五月七日から(一部は四月二十日頃から先行で)Web授業を実施。このWeb授業開始に当たって、全学生の受講環境を調査・確認し、経済的な理由等によりWeb授業の受講が困難な学生に対して、パソコンやルーターを無償で貸与しています。(最大時:パソコン約百台、ルーター約二百五十台)
後期授業からは、対面授業を基本とするよう各キャンパスにおいて感染防止対策を行い、学部では約六〇%、大学院では約九五%、全体で約七〇%を対面授業により実施していますが、一部でWeb授業も続いていることから、後期もパソコンやルーターの無償貸与の制度は継続して実施しています。

授業料等の減免制度の拡充

学生と家計の経済的困窮が広がる中で、従来は減免の対象外としていた、新入生に係る入学料・前期授業料について、減免申請を可能としました。
また、国の修学支援新制度の動きに合わせて、新たに全学生を対象として新型コロナウイルス感染症の影響による家計急変を理由とする授業料の減免申請を可能としました。(後期授業料も対象)

学生を活用する諸制度の新設・拡充

県立大学の学生支援で特徴的な取り組みが、学生活用制度の新設・拡充、いわゆる「ティーチング・アシスタント等での学生活用」の取り組みです。
学生のアルバイトを行う場が減少していることに伴い、経済的に困窮する学生が生じるおそれが出たため、昨年六月一日から、学生活用制度の新設・拡充を行っています。(下の一覧)
今年度、学部生・大学院生をあわせて三百六十三人(実人数)が、これらの「ティーチング・アシスタント等での学生活用」の諸制度を活用しています。このうち、新設された制度を活用した学生は百七十九人にのぼっています。

1. 新設した学生活用制度
①リサーチ・アシスタント(RA)
大学が行う研究プロジェクト等における研究補助。対象は博士後期課程在籍者。時給1,200円。
②オンライン・アシスタント(OA)
オンラインによる講義、実験、実習等における機器操作補助等。対象は2年生以上の学部生、大学院生。時給1,000円。
③ピア・メンター(PM)制度
新入生が大学生活に適応できるよう支援するため、学習、生活、課外活動等の学生生活全般での相談・助言等。対象:2年生以上の学部生。月額20,000円。
④キャンパス・アシスタント(CA)
キャンパス各所の消毒等の衛生維持、美化・緑化等の環境維持等を補助。対象は学部生、大学院生。時給920円~。

2. 拡充した学生活用制度
①ティーチング・アシスタント(TA)
学部及び博士前期課程の学生に対する講義、実験、実習等の教育補助。対象は博士後期課程在籍者。時給1,200円(従来1,000円)。
②遠隔授業等ティーチング・アシスタント(遠隔等TA)
遠隔授業実施時における発信教室、受信教室での教育補助、又は学部情報処理演習科目における教育補助。対象は大学院生。時給1,100円(従来1,000円)。
③遠隔授業スチューデント・アシスタント(遠隔SA)
遠隔授業実施時における発信教室、受信教室でのシステム操作の補助等。対象は2年生以上の学部生。時給1,000円(従来900円)。

〔中嘉信〕

(兵庫民報2021年4月4日付)


政治を身近に「理想の政治選手権」:政策づくり・選挙を模擬体験


民青同盟兵庫県委員会は三月二十八日、学生の新入生歓迎会企画「選挙と友達になろう――理想の政治選手権――」を開催しました。参加者でグループに分かれて話し合い、政策と政党をつくり、討論して最後は選挙をするという企画です。
三つのグループに分かれて話し合った結果――
▽「SDGsの推進のために二酸化炭素削減、再生可能エネルギーを増やして原発と火力を減らす」「プラごみ削減のために生分解性プラスチックの開発を支援する」「キャッシュレス化を推進するために電子決済を一本化する」などの政策を持つ〝進歩党〟
▽「法案審議の透明化のために事前審査制を廃止する」「ジェンダー平等の実現のために、男女の二分化を緩和する。具体的にはトイレや更衣室などで第三の部屋をつくる」「学費の無償化」「保育園の増設」「再生可能エネルギーの普及促進で原発と火力を減らす」「デジタルサービスにアクセスできない人を対象に紙媒体のサービスを継続する。紙は地元の製紙業のものを使う」などの政策を持つ〝あおぞら党〟
▽「九条改憲で自衛隊を自衛軍にする。ただし専守防衛は維持」「国旗を大事にするために国民全員に国旗を配る」「学費半額の実現」などの政策を持つ〝日本の力〟
――の三つの政党ができました。
討論では「キャッシュレスの一本化では企業活動の自由を制限することになるがどうなのか(進歩党への質問)」「デジタルにアクセスできない人に対しては教育的な機会が大事なのではないか(あおぞら党への質問)」「専守防衛を維持するなら現行憲法のままでも問題ないのでは(日本の力への質問)」など活発に質疑応答が行われました。
質疑応答をふまえて各政党で話し合いの時間を持ち、政策の練り上げや修正などを行い、最終確定させた政策を各党の党首が報告。
最後に投票を行い、あおぞら党が第一党に選ばれました。
参加者は「ふだん話さないジェンダーについての自分の思いを話してグループのメンバーが聞いてくれたのがうれしかった」「政治が身近に感じられた」などの感想を話しています。
〔上園隆=民青県委員長〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

こむら潤さんが達成:県内全市町で街頭演説


日本共産党兵庫県委員会は、昨年九月から、「県内比例キャラバン」に取り組んできました。台風や新型コロナ感染拡大など、しばしば中断を余儀なくされましたが、こむら潤衆議院近畿比例予定候補(兵庫八区重複)は、兵庫県内二十九市十二町すべて(神戸市は九区すべて)をまわり、街頭演説を行うとした目標を達成しました。

こむら潤さんからのメッセージ

兵庫県は広くて多様だということをまず感じました。都市部もあり、山あり、海あり、豊かな自然もありで、農林水産が暮らしを支え、兵庫の心をつないでいるのだなと思いました。
県内どこに行っても、走る車の中からも畑の中からも手を振り激励してくださる方に出会い、来て良かったと元気が出ました。
また、地方議員の皆さんと党支部の皆さんが、各地で住民の苦難軽減のために日々奮闘されている、それを支持者や『しんぶん赤旗』読者の方々が応援して下さっている、そんな姿にも出会えました。
日本共産党の「新しい社会への五つの改革提案」はどこで話しても響く提案です。総選挙で国民の声が届く政治、命と暮らしを守る政治を実現するためにますます頑張ろう!と私も勇気をいただきました。ありがとうございました。また伺いたいと思っていますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。

(兵庫民報2021年4月4日付)

シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(25)「芸術文化へ今こそ本気の支援を」劇団どろ代表 合田幸平


演劇などライブで楽しむ文化団体はコロナ禍の中で公演中止や入場制限などで経営が悪化、存続が危ぶまれています。コロナ対策も長期化が予想され、自力で乗り切るのはだんだん難しくなってきています。「コロナ」は元来あった社会のひずみや矛盾を顕在化させました。
*
「芸術文化は人間の生存にとって必要不可欠なものだ」と早々と宣言したドイツの文化大臣の言葉が日本では衝撃的に受け止められました。日本では文化芸術の重要性が人々の中に定着してなく、行政の中でも文化政策と財政支援の貧弱さがずっと継続されてきました。この発言が強く受け止められたのは、外国との比較で日本の後進性が顕わになったからです。
それを象徴するようなことが神戸でも起こりました。私たちが所属する兵庫県劇団協議会と市内の劇団とが毎年進める神戸市民文化振興財団主催の「神劇まわり舞台」というイベントへの予算を来年度から削減するとの提案が昨年末行政からなされたのです。もともと予算規模としても僅少で総額百八万円で、もっと拡充してほしいと要望していたものです。それをこのコロナ禍を口実に減らす(参加団体×十五万円、上限九十万円)というのです。理由はよくわからないのですがやはり演劇など文化活動は「不要不急」のものとして真っ先に削ろうという意識が働いていなかったかと私は危惧しています。
*
神戸演劇鑑賞会や神戸映画サークル協議会などの鑑賞団体の活動も困難に直面しています。昨年四月から数カ月は例会が開催できませんでした。また再開後も入場制限や感染予防措置などで会員減が続き、近畿でも岸貝演劇鑑賞会など複数の鑑賞団体が長い歴史に幕を閉じようとしています。神戸などは様々な工夫をして例会を継続していますが、集まって交流しお互いを励まし合うサークル活動に困難さを抱えながら地道な努力が続けられています。
*
地域演劇の現実も報告させてください。劇団にとって欠かせないのが稽古場と公演会場です。
公共施設もありますが、閉館時刻が午後九時などと早く、定時に仕事が終われない団員を多く抱える私たちにはとても使いにくいものです。そのため高い費用をかけて自前の稽古場を持つ集団が増えてきました。しかし一定の広さを持つ会場を借りるのは市内では高額です。
私の劇団では新長田の震災再開発ビルの一角に百五十平方メートルほどの稽古場を借りることができましたが、家賃など維持費が毎月十三万~十四万円ほどかかります。この経費は団費でまかなおうとしますが、とても足りません。稽古場の空いている時間を使ってイベントを開催したりして補塡しますが、多くは「劇団を支える会員」のカンパに頼っています。そうして年三~四回の公演収入でやっと維持しているという現状です。二〇二〇年度は公演が半減、その上入場者五〇パーセント制限ということで、厳しい現実が突きつけられています。
もう一つは公演会場の問題です。神戸は演劇公演に適した劇場がとても少ないのが現状です。震災以降いくつかの会場が閉鎖されました。(文化小ホール、県民小劇場など)これらは手頃でよく利用されていたものです。それが失われたまま、県も市も新たな会場を建設していません。わずかに新開地にKAVCホールができましたが、利用者が多くなかなか使えません。ですから、私たちのような劇団は稽古場をリフォームして小劇場として公演しています。しかしそれも困難に直面しているのです。
今こそ行政からの本気の支援がほしいところです。

(兵庫民報2021年4月4日付)

日本共産党神戸市議団が予算組み替え動議:三宮再開発など不要不急の大型開発やめコロナから市民の命、暮らし守る施策に



日本共産党神戸市会議員団は三月二十六日の本会議で、久元喜造市長任期最後の当初予算となる二〇二一年度神戸市一般会計予算案等に対する組み替えの動議を提出し、味口としゆき議員が提案説明を行いました。予算組み替え動議は二〇〇〇年以降、二十一回連続の提案です。
コロナ禍の影響で、神戸市民のくらし・中小業者の営業・子どもたちの状況は、かつてなく深刻です。しかし久元市長提案の予算案は、中小業者支援でも、医療機関への支援でも、子どもたちへの支援でも、コロナ禍で苦しむ市民生活を直視しているものとなっていません。逆に、コロナ以前の計画である三宮一極集中の再開発をはじめ、不要不急の大型開発に巨額の予算を投じるものとなっています


味口議員は、コロナ禍であっても三宮再開発は「立ち止まらない」と公言する久元市長のもとで多くの市民や事業者が苦しみ、成人式など様々な行事やイベントが自粛で休止しているとき、市民の眼前には、三宮の再開発や、市役所庁舎の建て替えだけが着々とすすめられる異様な光景がひろがっていると指摘。
コロナ禍の教訓も、阪神・淡路大震災の教訓も踏まえず、「行財政改革方針2025」を策定し、五年で七百五十人の職員削減と二百九十二億円分の住民のための施策の廃止をかかげ、保健所衛生監視事務所の廃止・統合、あんしんすこやかルームの廃止など数多くの民間委託の拡大と職員削減がすすめられようとして批判しました。
味口議員は、いま市民から求められているのは、三宮一極集中の再開発に象徴される不要不急の大型開発の強行ではなく、長引く新型コロナウイルス感染症の影響から市民の命、暮らしを最優先に守り、市民の苦難に寄り添う施策であるとして、予算の抜本的な組み替えを求めました(別掲)。
日本共産党の提案は、一般会計当初予算案(八千七百三億円)のわずか三%の組み替えで実現できます。

日本共産党市議団の組み替え動議
柱建て
第一の柱 新型コロナウイルス感染症の深刻な被害から市民の命と暮らし、生業を守る。
(1)コロナ禍で減収となっている地域医療機関への支援を強め、地域医療を守る。
(2)コロナ禍で経営継続が危ぶまれる小規模自営業者への支援金を創設する。
(3)学生の就学継続のための特別給付金を創設する。
(4)公衆衛生の最前線である保健所の検査体制を充実させる。
(5)学校・保育園・児童館・特養・避難所の新増設や整備により三密回避をすすめる。
第二の柱 市民負担を軽減する。
(1)介護保険料値上げを中止し、国保料を引き下げる。
(2)子どもの医療費は、通院含め高校卒業まで、無料化を実現する。
(3)久元市長が始めた「認知症対策」を口実にした住民税増税は中止する。
第三の柱 子どもの最善の利益を守り、教育と子育てを支援する。
(1)小中学校で35人学級を実施するために教員をふやし、校舎の整備をすすめる。
(2)小学校のような学校調理の中学校給食の実現をめざし、親子方式を先行実施する。
第四の柱 市民と中小業者を応援し、市民の命と健康を守る地域の基盤を強める。
(1)住宅・店舗リフォーム助成を創設し、中小業者を応援する。
(2)衛生監視事務所の統廃合を中止する。
(3)阪神・淡路大震災の教訓からつくられた、あんしんすこやかルームを存続する。
第五の柱 「気候危機」に対応し、地産地消のエネルギー政策を神戸からすすめる。
〇原子力発電所・石炭火力発電所に頼らない地域分散型エネルギー政策を推進する。
財源提案と効果
第一 本庁舎及び中央区役所整備関連経費、三宮再開発関連事業及び大阪湾岸道路事業など不要不急の大型開発を中止する。
第二 須磨海浜水族園等の民間再整備、須磨多聞線整備、空港事業への一般財源投入、データに基づくバス路線縮減計画など市民合意のない事業を中止・見直しする。
第三 医療産業都市推進費、企業誘致推進費の減額および誘致企業優遇税制の廃止など呼び込みインバウンド偏重事業を減額する。
第四 新都市利益剰余金、都市整備基金や財政調整基金など市民の財産である基金や財源は、大型開発ではなく身近な公共事業や住民サービス向上に活用する。
第五 市長当初提案より、市債発行額を120億円以上大幅に減額し、将来の市民負担を軽減する。

〔前田明〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

日本共産党神戸市議団:子ども医療費無料化へ条例修正提案


また日本共産党神戸市会議員団は同日の本会議に、議員提案権を活用して高校卒業まで子どもの医療費を通院含めて無料化する条例修正案を提案し、林まさひと議員が提案説明を行いました。
子どもの医療費の無料化は、八年前の久元市長の市長選挙公約でした。四年前には高校生まで拡充を公約に掲げたものの、久元市長はこの間、子ども医療費の完全無料化は「コンビニ受診を誘発する」「将来世代への負担転嫁だ」など、無料化の公約を棚に上げてきました。
林議員は、子ども医療費の中学卒業まで通院無料化を実施する自治体が兵庫県下で八割を超えるなか、無料化に背を向ける神戸市は、兵庫県内でもっとも遅れた自治体の一つとなったと指摘しました。
子どもがけがや病気をしたとき、お金の心配なく安心して医療が受けられるようにすることは、コロナ禍のなかで、子育て支援の大変重要な施策となるとして実現を求めました。
〔前田明〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

コロナ対策で日本共産党県議団第12次申し入れ:方針転換し大規模検査を


日本共産党兵庫県議団は三月二十四日、井戸敏三県知事に対し、新型コロナウイルス感染症対策に関わる緊急申し入れ(第十二次)を行いました。
ねりき恵子団長は、感染再拡大が始まり危険な状況が続く緊迫した状況の中、コロナ封じ込めのための大規模検査が必要だとして、検査について▽高齢者施設、医療・障害者施設等の職員、利用者への頻回・定期的検査▽モニタリング検査を一日一万件以上に引き上げる▽全自動PCR検査機器の購入・活用など思い切った検査体制拡充▽変異株検査の抜本的引き上げ―などを要請しました。
対応した県感染症対策課職員は「高齢者施設等の職員に対する定期的な検査については、否定はしないが、感染兆候があるところへの検査を重点的に行うことが必要だと考えている」としました。
これに対し、党県議らは、無症状感染者を早期発見し、隔離・保護することの有効性、専門家も高齢者施設等での頻回・定期的検査の必要性を訴えていることなどを述べ、県の検査方針の転換を促しました。
ワクチン接種については、速やかな情報開示と接種の有無による差別が起こらないようにすることを要望しました。
中小事業者支援では、営業自粛の影響を受けたすべての事業者への補償を求めたこととあわせて、感染症拡大防止協力金の速やかな支給、申請受付が終了している第一期の協力金の申請について、柔軟な対応を行うことを求めました。
応対した田中孝幸防災企画局長は、「協力金の第一期の申請受付については、柔軟に行えるように担当課も検討しているところだと聞いている」としました。
〔門屋史明〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

西宮革新懇第七回総会:いよいよ政権を替えるとき、市民をつなぐ革新懇運動を


西宮革新懇は三月二十一日、若竹生活文化会館講堂で第七回総会を開催。朴木佳緒留神戸大学名誉教授が「ジェンダー平等社会をめざして」と題して記念講演をしました。
講演では、ジェンダーとは社会的、文化的、歴史的に「つくられた性差」であることを明らかにしながら、「性の多様性」を認識することの重要性などを解明しました。そして、日本のジェンダー問題の基本を、①根強い性的役割分業②固定的な家族像③「性と生殖の権利」への不十分な理解④性暴力への「甘い認識」―から解き明かしながら、日本社会の問題点、特に「労働」「女性の貧困化」の問題に光を当てるとともに、再生産されるジェンダーの構造を明らかにしました。
参加者からは「振り返って思い当たることが少なくありませんでした」「ジェンダー問題は奥深く、自分自身も抱えているということがわかり、もっと深めていきたい」など多くの感想が寄せられました。
*
総会では、風呂本武敏元神戸大学教授・代表世話人が開会挨拶。続いて立憲民主党の安田真理さん、日本共産党の上田幸子さん、社民党の魚谷直生さん、新社会党の大野克美さん、西宮市議の田中あきよさんが連帯の挨拶をしました。
樫村庸一世話人は「報告と提案」で「野党連合政権を現実の課題として初めて迎えている革新懇運動にふさわしい取り組みをしよう」と強調しました。新事務室長に阿波角孝治氏を選出しました。
閉会挨拶で代表世話人の冨田宏治関西学院大学教授は「いよいよ政権を替えなくてはいけない。そのためにも、市民が横につながっていく革新懇運動を」と呼びかけました。
〔樫村庸一=西宮革新懇〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

兵庫革新懇は、三月二十七日に三宮センター街東入り口で、「日本学術会議会員任命拒否撤回、政権交代を」をテーマに十人が参加し街頭宣伝署名行動に取り組みました。


県革新懇代表世話人である松田隆彦日本共産党兵庫県委員長、津川知久憲法共同センター代表委員、成山太志兵庫労連議長の三人がスピーチしました。各氏は「日本学術会議会員任命拒否は、忘れてはいけない問題だ」「強権的なやり方で政治をすすめると、ものの言えない社会になる」「コロナ対策をしっかり行い、軍事費は減らせの声を」「菅自公政権を退陣に追い込み政権交代しよう」などと訴えました。
〔樫村庸一=兵庫革新懇〕

(兵庫民報2021年4月4日付)

ジェンダーわたしの視点「家庭でのジェンダーに気づくことから」新日本婦人の会西宮支部支部長 立垣満里


私は明治・大正・昭和と三世代八人家族(今なら大家族でしょうか)、古くから続いた家父長制の残る家族制度の中で二十年近く育ってきました。母は祖父母存命中は舅、姑に仕え、まさに「女は三界に家無し」でした。言いたいことも言えず、やりたいようにできなかった母の生活を見ていて、「私は母のようには生きたくない」と心ひそかに思っていました。
*
一九七〇年に、「夫が扶養するのではなく、二人が対等な共同生活を」と考える夫と出会い、西宮での生活が始まりました。
出産後、パートとして仕事をはじめ、その頃は「女だから」「パートだから」と差別されたくないという思いで、かなり肩肘張って仕事をしていたような気がします。共同生活ですから当然二人で仕事をし、「家事、育児は二人で」が当たり前でしたが、子どもが保育所を休まなければならないときなどはどちらが休むかお互いゆずれませんでした。
家のことをよくする夫でもやはり家事、育児の多くは私の方にかかっていました。私が不満を口にすると「男は長年男尊女卑の世界にドップリつかっているので、口では男女平等とか言いながらそこからの脱皮は困難である」と常に自己を正当化してきました。確かに、人間は楽なほうに流れるのは常ですが、こと「ジェンダー」に関しては許しがたいと、ことあるごとに夫の尻を叩き、自己変革を促してきました。
長年の努力の結果、現在の我が家は私にとっては非常に居ごごちのよい場となっています。今から思うと、母はまさに「男尊女卑にドップリつかっていた」あの時代に生きた女性の一人としての生き方だったと思えるようになりました。
*
真のジェンダー平等実現には、女性が声をあげなくては実現しません。いまでは女性たちが声をあげ、それを支え、共感する人たちが増え社会を変えてきました。いま「ジェンダー平等」が日常の中でも認知されていますが、足元の家庭内ではどうなのか、他人の目の届かない家庭という枠内で本当にジェンダー平等になっているのか、そこから見直すことが一番大事ではないかと思います。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言われるように、家庭内のもめごとは民事不介入でなかなか表面化されていません。コロナで家にこもる時間が長くなり、女性に対するDV被害が増えているそうです。DVは夫婦喧嘩、虐待はしつけとみられる中で法の手が届かない、当事者すらDVや虐待とは気が付かない。本当にジェンダー平等社会を実現するならまず、足元の各家庭の中で、ジェンダーに気づくことが大事なのではないでしょうか?

(兵庫民報2021年4月4日付)

民主主義の日本めざして――「川崎・三菱大争議」100年:第十三回 川崎・三菱大争議の影響で農民運動も高揚

乾 信行(元兵庫県農民運動連合会事務局長)

川崎・三菱大争議は、兵庫県の重い小作料に苦しむ農民に影響を与え、一九二一年の小作争議件数は四百十件で全国一。愛知二百七十八件、大阪二百四十二件等に比しても、農民運動は高揚した。
一九二二年四月九日、賀川豊彦らの呼びかけで、全国各地の小作団体が糾合され、日本農民組合(略称「日農」)が神戸YMCA会館で創立大会を行う。一九二三年東播連合会、一九二四年に長尾有の指導で淡路連合会、一九二五年西播連合会が結成された。
当時の兵庫県の農民組合は、加古、印南を中心にした東播連合会(七~八支部、三~四千戸)、三原、津名にわたる淡路連合会(二十支部、約八百戸)、宍粟郡の西播連合会(十七~十八支部、七百~九百戸)、武庫、川辺、尼崎(四~五支部、百~百五十戸)の四地域に組織され、組合員総数は多い時で六千名に達した。
いち早く東播連合会が結成されたのは、日毛、鐘紡、三菱製紙など大工場地帯が近く、賃上げ闘争や労働者の解雇反対運動などの影響が農村に波及したこと、川崎造船で解雇された行政長蔵のように、労働運動家が農民運動の指導者として役割を果たしたこと、飾磨郡、神崎郡は水平社運動の中心的地域であったなどが背景にあった。
高砂市中島村では、関西筆頭の大地主伊藤長次郎の小作人が、高率小作料に苦しんでいた。凶作だった一九二一年、「日農」創立を知り、賀川豊彦に相談。兵庫県最初の日農支部ができ、小作料引き下げ闘争で官憲との激しい闘いで、成功的に和解となる。
加古川市八幡宗佐村、印南郡志方村でも「日農」の指導で、小作料引き下げの闘いが展開された。志方村では、地主の小作地立ち入り禁止の攻撃に、牛の鞍に赤い旗を立て、女性は赤手ぬぐいをかぶり赤タスキで共同田植えを行い、跳ね返した。
淡路では、地主の強い支配力で全国でもまれな裏作麦の現物小作料制度があり、淡路での闘いは「農民運動のメッカ」といわれるほど果敢な運動が展開された。
津名郡鳥飼村の日農支部では、小作料永久三割減免、麦小作料撤廃の要求を地主に突きつけ小作料を引き下げさせ、この勝利を受け、全淡路に農民運動が広がり組合が生まれた。
*
その力には、歯科医で日農淡路連合会委員長の長尾有の献身的な奮闘があり、一九二七年の兵庫県会議員選挙(三原郡・定数二)では、労働農民党から立候補、得票率三〇・八%で当選し、政治的にも大きな前進が生まれた。

 

長尾有
――田村昭治(元淡路文化史料館長)著『ここに人あり 淡路人物誌』によれば、長尾は戦後、一九五二年十一月より神戸協同診療所に歯科医として勤務、七四年死去直前まで市民が安心して医療をうけるための医療生協運動に尽くした。

(兵庫民報2021年4月4日付)

山下よしき「もう一花咲かせましょう」連載エッセイ33


久しぶりの大阪。堺市中区の党支部が近所の方をお誘いして取り組んだ「集い」におじゃましました(三月二十七日)。支部長さんのご自宅が会場で、私が到着した時はすでに何人かの方がこたつを囲み、TV画面にきれいに映った国会論戦を見ていました。「録画ですか?」とたずねると「ユーチューブです」と支部長さん。このやり方で志位委員長がメイン弁士のオンライン演説会(二十日)も視聴したそうで、みなさん「近所やから楽やったよ」「こたつで緊張せずに聞けて良かった」など好評でした。
「志位委員長のお話はどうでしたか?」と感想を聞くと、「五つの提案を詳しく聞きたい。八時間働いたらふつうに暮らせるって、どうするの?」「原発ゼロってできるの?」などの質問が。一つひとつ説明すると「なるほど」とうなずいてくれ、最後は「共産党はええこと言うてんのに何で勝たれへんの?」の質問に。
私は、前回総選挙で、「共闘の時代」には「共産党だから入れる」という積極的支持者を増やす必要があること、なにより共闘勝利と党躍進の両方やるには党の力が小さすぎることが最大の教訓でしたとお話し。みなさん「ほんまやなあ」と納得。そこでベテラン党員の方が「演説会の瀬戸内寂聴さんのメッセージもよかった。寂聴さんに比べたら私らまだ若い。一緒にもう一花咲かせましょう」と明るく入党のお誘い。お二人の方がその場で入党申込書にサインしてくれました。うれしい!
(日本共産党参院議員・党副委員長)

(兵庫民報2021年4月4日付)



亀井洋示「自山の石」


(兵庫民報2021年4月4日付)

神戸映画サークル協議会4月例会『お名前はアドルフ?』:とことん本音ぶつけ合う刺激的なカタルシスの会話劇


「名づけ」をテーマにナチズム(国家社会主義)に対するドイツの戦後七十五年の「本音と建前」にたっぷりウィットを盛り込んだ作品です。
シュテファンとエリザベト夫妻が招待した妻の弟トーマスが子どもの名前はアドルフと発言したことをきっかけに、舌戦の火ぶたが切られます。
アドルフに大反対の三人との口論は、世界史・政治・宗教・芸術と、あらゆる角度からの壮大な「アドルフ是非論」へ発展。歴史や宗教、文化など、あらゆる角度から「名前」について語る会話に耳を傾けていると、知的好奇心がくすぐられます。
会話劇を繰り広げる五人は個性豊かな面々ですが、特に癖が強いのがシュテファンです。そんなシュテファンと「アドルフ」という名前について激論を繰り広げるトーマスもお調子者で、ちょっと自分勝手なところがある人物です。
そして物語の終盤、言いたい放題やりたい放題のシュテファンとトーマスに向けて大爆発するエリザベトの「演説」は物語最大の見せ場でしょう。私たち観客の留飲を下げてくれること間違いなしです。
バトルを見届けた観客にも、刺激的なカタルシスが送られる痛快な一作です。〔陽〕
 


『お名前はアドルフ?』(2018年/91分/ドイツ)

4月16日(金)①11時②14時③19時、17日(土)①11時②14時③18時/神戸アートビレッジセンター KAVCホール/一般(事前予約)1,300円/☎078‐371‐8550、Email kcc1950@kobe-eisa.com、URL http://kobe-eisa.com/

(兵庫民報2021年4月4日付)

観感楽学


緊急事態宣言は解除されたものの新型コロナウイルス感染の猛威は収まらず、第四波が危惧される状況になってきた▼そのなか、東京オリンピック・パラリンピックに向けた聖火リレーがスタートを切った。まさに見切り発車である。オリンピック開催まであと四カ月、秒読みの段階だが、日本のみならず、ヨーロッパでもアメリカでもアフリカ諸国も南米でもコロナの変異株が発生。アスリートたち自身「開催できるの?」と戸惑っている。世論調査では「中止、延期すべき」との回答が七〇%を超えている▼変異株コロナの蔓延を恐れて外国人の来日を受け入れていない。しかるに、菅首相はオリンピックにバイデン米大統領を招待すると表明した。呑気なものだ。各国首脳を受け入れるとすればその警備体制も半端ではない▼先月、テニスの全豪オープンで大坂なおみ選手が優勝して話題になったが、錦織選手は同乗機で感染者が発生したため、ホテルから一歩も出られず練習すらままならなかったという。開催地メルボルンは五日間ロックダウンし、無観客で試合を行った。来日する選手や関係者に感染者が出た時、東京は対処できるのか? 「見切り発車」は世界中にコロナをさらに広げる危険があると承知の上か? 責任をもつなら、やはり中止しかない。(D)

(兵庫民報2021年4月4日付)

2021年3月28日日曜日

日本共産党兵庫県議団が21年連続で組み替え提案:県民の願いにこたえる予算に


日本共産党兵庫県議団は二十一年連続となる予算組み替え提案を行い、入江次郎県議が三月十七日の予算特別委員会で提案しました。
入江議員は、知事提案新年度予算案について、「コロナの影響もあり、県庁舎等再整備基本計画が次年度に繰り越され、但馬空港の機能強化や、大規模アリーナ整備などの検討が持ち越されたのは当然で、中止も含め、白紙からの検討が必要」「一方で、総事業費五千億円ともいわれる播磨臨海地域道路、東播丹波連絡道路など基幹道路八連携軸など新たな投資事業を推進しながら、コロナ禍から県民の命を守るための医療・衛生体制については、十分な拡充がなされていない」と批判。「県提案の二〇二一年度予算案を県民の立場からチェックし、県民の願いにこたえる予算として、二十一年連続となる、予算組み替え動議を提案する」として、組み替えの内容を説明しました。
*
日本共産党の組み替えは、全体の規模は、一般会計で見直しが必要な事業七十八項目、合計四百十二億円(約一・五%)を減額、生み出された一般財源、特定財源など約百十一億円を、新型コロナウイルス感染症緊急対策、職員定数、気候変動対策、子育て・高齢者への支援、教育の充実、中小企業、小規模農業支援など二十八項目の増額に充当しています。また、県債の発行額を、一般会計と二つの特別会計で、二百三十億円抑制しています。
新型コロナウイルス感染症対策 医療・高齢者施設等の職員等への頻回・定期的検査、隠れた感染源早期探知のための大規模モニタリング調査の促進など、新型コロナウイルス感染症対策への予算を新たに十億円計上。職員の配置では、感染症対応等のための保健師や災害の備えのための土木職員を増員。
地球温暖化対策 二〇五〇年の二酸化炭素排出量実質ゼロにするために、二〇三〇年度の削減目標を引き上げ、そのために、六五%の二酸化炭素を排出している産業部門での実効ある削減措置や兵庫県から新設も含めた石炭火力を禁止するための予算を新規で計上しています。
子育て支援策 川西市が、七月から中学三年生までの医療費が無償になり、県内三十六市町が子どもの医療費無償化となりました。提案では、市町との共同事業としてすべての市町で子どもの医療費が無償になるように予算を計上しています。
教育分野 小学四年生で止まっている少人数学級を小学校全学年で実施できる予算を計上。高校一年生全員に、タブレットを無償貸与できる予算も計上しました。
中小企業支援策 ひょうご男女いきいきプランが改定されましたが、県内における女性の社会進出は、遅れています。組み替え提案では、女性の正規採用や管理職への登用を促進するためにジェンダー平等促進中小企業支援事業を立ち上げ、一億円を計上しています。
*
日本共産党の提案に対し、他会派は「播磨臨海道路事業等は必要」(自民党)、「自衛隊募集のための予算を削るのは、もってのほか」(維新)、「福祉、教育予算を増やすというのは、一定理解できるが、将来的な課題」(公明)と主張。採決の結果、組み替え提案は否決されました。

《予算組み替えの主な内容》
1.コロナウイルス感染症対策 10億円

2.職員配置の強化
 健康福祉事務所職員費 拡充:保健師11人増員 8800万円
 土木管理事務職員費 拡充:13人増員 1億400万円

3.気候変動対策
 温室効果ガス排出削減強化費 新設 300万円
 自然エネルギー地域ポテンシャル調査事業費 新設 600万円
 家庭における省エネ支援事業(家庭用太陽光パネル設置事業) 拡充 3000万円
 中小企業所省エネ設備導入促進補助 拡充 5000万円

4.子育て支援策
 中学3年生までの医療費無償化 拡充 約31億円(約62億円)
 国民健康保険料子どもの均等割り減免 新設 12億円
 母子家庭等医療費助成費 拡充 1億6800万円

5.医療・福祉分野への支援策
 老人医療費助成制度 復活 3億1500万円
 加齢性難聴者補聴器購入補助 新設 2億円
 重度障害者児医療費補助 拡充 8200万円
 難病その他特定疾患医療費 拡充 3500万円
 看護師学生就学資金支援金制度 新設 3000万円

6.教育分野の支援策
 小学6年生までの少人数学級制 拡充 16億4500万円
 高等学校生徒用貸与端末等整備事業費 拡充:公立私立高校1年生全員にタブレット貸与 19億3500万円
 兵庫県高等教育修学支援制度 新設 2億7000万円
 私立高校授業料軽減補助 拡充 1億4000万円

7.中小企業、小規模農家支援策
 ジェンダー平等促進支援制度 新設 2億円
 兵庫型奨学金返済支援制度 拡充 2100万円
 中小企業店舗リフォーム助成事業 2000万円
 住宅リフォーム助成制度 1億円
 小規模農家サポート事業 5000万円

8.見直す事業
 空港事業 △約10億8000万円
 基幹道路・高速道路事業 △約130億円
 産業立地促進補助 △約19億円
 病床削減ダウンサイジング、病院統廃合支援 △20億円
 マイナンバー推進事業費 △5億円
 同和行政事業 △5億8400万円
 県議会海外視察費用 △1500万円
以上

(兵庫民報2021年3月28日付)

日本共産党近畿オンライン演説会:県内1700カ所以上で約4200人が視聴:「ときどきこのような演説会に参加したい」「リラックスして聞けた」


日本共産党の近畿ブロックオンライン演説会が三月二十日に行われ、兵庫県内では、自宅や地域の公民館など千七百カ所以上で約四千二百人が視聴しました。
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志位委員長は近畿六府県の地方議員数が第二党を占めていると紹介し、「衆院比例近畿の議席倍増を」と訴えました。
神戸市須磨区の女性は「地方議員数第二党と聞いてうれしくなりました…がんばれば比例議員四に到達するとのこと」「たくさんの人にわかってもらうまでがんばらないといけない」と決意を寄せました。
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パネルも駆使した「新しい日本をつくる五つの提案」について、丹波市の女性は「目で見てわかるものでとてもよかったです。ジェンダーといい、環境に対する姿勢も(国際比較で)百位以下で世界の後進国だと実感しました。一日ひとり、二人とがんばって話をしなくては」と感想を寄せました。
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「初めて参加させてもらいました」という高砂市の男性も「自分の思っていたことが志位さんの演説でよくわかりました。自公の政治より確実に良いことがわかりました」、伊丹市の初参加者も「ときどきこのような演説会に参加したいなと思いました。元気がでます」とそれぞれ感想を寄せました。
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宝塚市の視聴者は「五つの提案をひろげたら政権交代が現実になると希望がもてました」と感想を寄せ、神戸市西区で四人で視聴した会場では、演説会後「とてもわかりやすくてよかった。支持者ではない人にもぜひ聞いてもらいたい内容」などと交流しました。
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初めてのオンライン演説会。「(これまでは)神戸まで出かけないと聴けなかったので、体力的にも時間的にもよかった」(丹波市の女性)、「みんなとお茶を飲みながら視聴した。リラックスして聞けてたいへん良かった」(同市の男性)という声も寄せられました。
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演説会には瀬戸内寂聴さんら三人が応援メッセージ。加古川市の男性は「やさしい言葉で共産党を支持してくださることがうれしい」、神戸市垂水区の視聴者も「寂聴さんの話が聞け、生きる勇気がわきました」と感想を寄せました。

(兵庫民報2021年3月28日付)

非核「神戸方式」決議46周年のつどい:日本政府を核兵器禁止条約に参加させるたたかいが非核「神戸方式」を守り、広げる力に


核兵器積載艦艇の入港を拒否する非核「神戸方式」の決議四十六周年記念のつどいが三月十八日、オンラインで行われました。兵庫県原水協などでつくる実行委員会が主催したもので、コロナ感染症の影響でオンラインで開催され、実行委員会が準備した会場、オンライン集団視聴会含め約二百人が参加しました。
*
神戸港湾共闘会議の谷口利之議長が開会の挨拶で、コロナ禍の困難に直面しながらも、「神戸港から米軍基地を撤去させ平和な神戸港のためにたたかってきた先達の思いを受けとめ必ず成功させる」ために準備を重ねたことを述べ、強権政治をすすめる菅内閣の暴走をとめるために市民と野党の共闘をすすめるように訴えました。
神戸市原爆被害者の会の立川重則会長が来賓挨拶で、核兵器禁止条約を発効させた被爆者と市民運動の奮闘をさらに前進させるように呼びかけました。海外からの連帯メッセージが動画で紹介されました。アメリカのプロポジション・ワンのエレン・トーマスさん、米平和・軍縮・共通安全保障キャンペーンのジョセフ・ガーソン議長、フランス平和運動のロラン・ニベ全国書記、フィリピンのコラソン・ファブロスさん、韓国・「平和と統一を開く人々」(SPARK)釜山のパク・ソクブンさんが、それぞれ非核「神戸方式」が米軍事戦略に大きな制約をつくりだしている意義を強調し、「日本の平和運動だけでなく、核も基地もない平和のために何ができるかをしめすもの」とたたえ、核兵器禁止条約の前進で共同を強めることを呼びかけました。
兵庫県原水協の梶本修史事務局長が基調報告で、非核「神戸方式」の特徴として、①日本国憲法を活かした②国是の非核三原則を実効化③住民本位を強めた地方自治体の力④米軍基地撤去を実現⑤アメリカの強い干渉とのたたかい⑥国際連帯を広げ支えられる(ニュージーランドの非核法、国連の勧告)⑦非核神戸港⑧非核釜山港の日韓共同の力―をあげ、日本政府を核兵器禁止条約に参加させるたたかいが非核「神戸方式」を守り、広げる力になると訴えました。
*
長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長の鈴木達治郎教授が、「核兵器禁止条約発効をうけて――新たな核軍縮を目指して」の演題で記念講演。鈴木氏は、「核兵器をめぐる国際情勢は、核戦争の脅威が高まる一方、核兵器禁止条約の発効など、二つの大きな流れが対抗する混沌とした情勢」と特徴づけ、核兵器禁止条約の意義を明らかにしました。同時に、禁止条約への異論「核兵器国が参加していないので実効性がない」「核兵器国と非核兵器国の対立を生む」「NPTの基盤を揺るがす」「リスクが高まる」などを具体的に反論しました。そして、菅政権の核兵器政策を批判し、国民世論が禁止条約を支持していることから「核の傘」から脱却して、朝鮮半島の非核化、北東アジア非核兵器地帯の設置を提言しました。
*
「つどい」は、「日本政府は核兵器禁止条約に署名を! コロナ禍乗り越え、核の脅威も気候危機もない憲法九条と非核『神戸方式』が輝く神戸市、日本をつくりましょう」との「二〇二一年非核神戸港アピール」を採択しました。非核「神戸方式」のテーマソング「波よひろがれ」を兵庫県内の「うたごえ」が共同で歌い上げた動画が披露されました。兵庫県原水協の津川知久・筆頭代表理事が、「日本政府に核兵器禁止条約調印を迫る大運動を」と訴え、閉会の挨拶を行いました。
参加者からは、「日本政府に核兵器禁止条約を調印させる確信がもてた」「海外からのメッセージが神戸方式に熱い連帯の思いを示して感動した」などの感想が寄せられました。
〔梶本修史=兵庫県原水協〕

(兵庫民報2021年3月28日付)

シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(24)「兵庫県民の暮らしは全国何位?」憲法が輝く兵庫県政をつくる会事務局次長 田中邦夫


兵庫県は、全国十二位の財政力指数(地方公共団体の財政力を示す指数)ですが、働く人の収入は低く、社会保障、教育、文化、防災などの環境は全国でも遅れたものになっています。長年にわたり、県政が県民ではなく、大企業の方に向いていたためです。

財政力指数(県財政),12位
勤労者世帯の実収入,33位
勤労者世帯の消費支出,36位
老人福祉費(65歳以上一人あたり、県・市町合計),36位
介護老人福祉施設数(65歳以上人口あたり),40位
児童福祉費(17歳以下一人あたり、県・市町合計),32位
保育所数(0~5歳人口あたり),41位
教育費(一人あたり、県・市町合計),42位
高校数(15~17歳、人口あたり),41位
中学校数(12~14歳、同),41位
小学校数(6~11歳、同),40位
小学校児童数(教員一人あたり),少ない方から37位
中学校生徒数(同),少ない方から39位
高校生徒数(同),少ない方から34位
図書館数,43位
一般病院数,27位
救急自動車数,41位
保健師数,43位
消防吏員数,44位
 *総務省「統計でみる都道府県のすがた2021」から作成

(兵庫民報2021年3月28日付)

ジェンダーわたしの視点「『仕事優先』の価値観」日本共産党兵庫県委員会常任委員 岡 民雄


三十一歳で党専従者となり、結婚し子どもを授かって、「仕事優先の価値観」は随分と私自身と家族を悩ませるものとなりました。まだ体力が有り余っていた三十代は、「勝つための」候補者活動や「前進するための」党専従者として、任務偏重で「気持ちにゆとりのない」生活でした。家庭がとても不安定な期間を過ごしていた理由が、今なら理解できます。それでもなんとか今日に至っているのは、私自身の生い立ちと子育て経験、妻の忍耐によるものだと思います。
私の父親は看護師であった母親を心から敬っていました。ですから、家事も育児も「手伝っている」のではなく、自分事として楽しくやっていました。休みの日は私と妹を惜しみなく遊びに連れていき、子どもを楽しませるのが得意な父親でした。
我が家も子どもが三人になると、私の活動スタイルは少し変化しました。週に一度は党活動から離れて三人の子ども達と向き合う時間を増やしました。子ども達の笑顔をたくさんつくって、たくさんのビデオや写真や想い出を残しました。今でも妻からは「あんたは子どもの面倒見だけはよかった」と、けなされているのか褒められているのかよく分からない評価をされます。
妻との関係がようやく安定し始めたのは、次女が中学生になり、子どもとの接触時間が減り始めた二〇一九年からでした。そこには間違いなく、党が同年に掲げた「ジェンダー平等」が私に大きな影響をもたらしたことがあったと思います。
「ジェンダー平等」をめざす夫婦とは? このことを深く考えさせられました。
この答えのヒントは、私の両親が与えてくれていました。それは、「相手を敬うことからはじめよう」でした。
「仕事も家庭も」そこからはじめていけば、きっとうまくいくと思います。

(兵庫民報2021年3月28日付)

国は石炭火力の新設を止めて!――裁判日記(行政訴訟第11回・判決):わたしたちはあきらめない

原告・近藤秀子


主文
一、本件各訴えのうち、確認の訴えに係る部分をいずれも却下する。
二、原告らのその余の請求をいずれも棄却する。
三、訴訟費用は原告らの負担とする。
三月十五日、静まり返った大阪地裁二〇二号法廷に裁判長の声が響きました。「不当な判決だ」と怒号が起こり、負けたんだと言う実感が湧いてきました。
判決の内容については早速、原告弁護団が協議、記者会見に臨み、その後報告会が開かれました。
*
地裁の判断は――
一つは二酸化炭素の排出について言えば原告適格は認められない、被害は大きいが地元住民だけが受けるわけではなく裁判で争えないというもの。
二つは本件確定通知をした経済産業大臣の判断が、社会通念に照らし著しく妥当性を欠くものと認めることができず、裁量権の範囲を逸脱しまたはこれを乱用したものとは言えないから、本件確定通知が違法であるとは言えないというもの。
*
地元住民に争う資格がないなら、一体誰が争えると言うのでしょう。
そして裁量の壁、原告適格の壁に私たちはどのように立ち向かえばいいのでしょう。
私たちを守るはずの法律が、私たちの手足を縛ってものを言わせない。
二〇五〇年に向け、菅首相は二酸化炭素排出ゼロを表明したものの、二〇三〇年削減目標は変わっていません。全くやる気のない目標など何の意味があるのでしょうか。
裁判の判決がわかっていたかのように、神戸製鋼所は四月からいよいよ三号機の試運転を始めます。
*
私たちは子どもや孫たちに澄んだ青空を残すために、この裁判の結果をチャンスに変え、広く世論に訴えます。
原告と弁護団はすでに控訴の準備に入りました。私たちは決してあきらめない! どうする日本!

(兵庫民報2021年3月28日付)

民主主義の日本めざして――「川崎・三菱大争議」100年:第十二回 弁護士の活動と自由法曹団の創立(2)


小牧英夫(治安維持法国賠同盟兵庫県本部顧問自由法曹団元兵庫県支部長)

(三)争議弾圧事件の弁護活動

川崎・三菱大争議に参加して逮捕・起訴された被告人らに対する裁判は、神戸地方裁判所において、三菱騒擾事件と川﨑騒擾事件に分けて進められた。前者では、大久保吉平ら十八人が、騒擾、器物毀棄、建造物侵入、傷害の罪に問われ、一九二一年十二月二十三日に判決が言い渡された。全員有罪で、懲役十月が二人、同六月が十六人(うち八人は執行猶予付き)であった。また後者では、野倉萬治ら五十五人が、騒擾及び治安警察法違反の罪に問われ、一九二二年五月十六日に判決が言い渡された。全員有罪で、懲役一年六月が三人、懲役一年二月が四人で、その他は懲役十月~六月(うち二十二人が執行猶予付き)または罰金三十円であった。判決に対し、執行猶予が付かなかった被告人らは大阪控訴院に控訴し、同控訴院は、一九二二年十二月十八日、野倉を除く全員に対し、神戸地裁の実刑判決を破棄して執行猶予付き判決を言い渡した。
これらの裁判では、前記調査団に加わった東京の弁護士らと、神戸弁護士会に所属する高山義三、浜野徹太郎、野田文一、砂田重正、医師中井一夫、高木陸雄、杉浦郁爾、沼田吾一、熊谷康次郎らが総勢十七名の大弁護団を組み、精力的な弁護活動を行った。一例を挙げると、一九二二年四月十四日に開かれた川崎騒擾事件の公判では、常峰俊一の治療に当たった大国病院の保田芳助医師の証人尋問を行い、常峰は、背後から脾臓部を深く刺されており、凶器は片刃の日本刀の類であること、常峰からは「警官の為遣られた」とは聞いていたなどの証言を得(大阪朝日新聞大正十一年四月十五日号)、抜刀巡査の殺人行為を明白にした。

(四)自由法曹団の創立

神戸人権蹂躙問題調査団の一行と神戸で話し合った鈴木文治は、労働者の権利を護る弁護士の団体結成を求めた。調査団のメンバーは、帰京後ひろく呼びかけて、人権蹂躙に対処するための弁護士団の結成にこぎつけた。一九二一年八月二十日、日比谷公園の松本楼に六、七十人の弁護士が集まり、自由法曹団が結成された。
一九二三年九月一日に発生した関東大震災の際、混乱に乗じて朝鮮人や革命的労働者多数が虐殺された(大杉栄虐殺事件、亀戸署事件など)。自由法曹団はその調査や責任追及に奮闘した。
一九二五年に治安維持法が制定され、国体の変革及び私有財産制の否定を目的とする結社等を禁じ、共産党等に対する取り締りが強化された。同法は一九二八年六月に改定され、最高刑を死刑・無期懲役としたほか、「目的遂行罪」を追加し、共産党員に対するカンパや便宜供与等を広く取り締まる法体制が作られた。
一九二八年三月十五日及び一九二九年四月十六日に強行された共産党員等の一斉検挙をはじめとして、全国で治安維持法等による弾圧が頻発し、自由法曹団員はその弁護活動や救援活動に奮闘した。
一九三一年四月二十九日には自由法曹団員の多数が解放運動犠牲者救援弁護士団を組織し、さらに、一九三三年一月二十九日には日本労農弁護士団に発展した。しかしながら、治安維持法違反事件の弁護に当たっていた多くの弁護士は、自身が治安維持法違反に問われ、一九三三年九月十四日(関西では二カ月遅れ)に一斉検挙されてその活動を封じられた。この弾圧により、日本労農弁護士団や自由法曹団は一九四五年の敗戦まで、活動停止を余儀なくされた。
一九四五年十月八日、上村進ら八人の弁護士が集まり、自由法曹団の再建を決めた。以後の自由法曹団がわが国における平和と民主主義、人権擁護を目指す様々な活動の中で貴重な役割を果たしてきたことは広く知られている。
今年、自由法曹団は創立百年を迎える。昨年十月には、コロナ禍のなか、自由法曹団発祥の地である神戸で全国総会が開催された(写真)。開会のあいさつに立った吉田健一団長は、川崎・三菱大争議における人権蹂躙調査がきっかけとなって自由法曹団が結成された経緯に触れ、「人々が受けている人権侵害に対して、その現場で確認した事実に基づいて、広く国民市民と共にたたかう、それが自由法曹団の原点であり、これからもこの原点を大切にしたい。」と述べた。
今後とも、兵庫県における自由法曹団の活動が期待される。

資 料

『自由法曹団物語』(自由法曹団編 労働旬報社)
『日本労働運動史論』(大前朔郎・池田信共著 日本評論社)
『神戸弁護士会史』(神戸弁護士会)

(兵庫民報2021年3月28日付)

加印革新懇と加古川生活と健康を守る会がフードバンク&相談会開く


加印革新懇と加古川生活と健康守る会は三月二十一日、加古川駅前東側にテントを張り、「フードバンク&相談会」を初めて開きました。
革新懇は一月の世話人会で取り組むことを決め、生活と健康守る会に呼びかけ、チラシを『しんぶん赤旗』へ折り込み。駅頭でのチラシ配りとハンドマイクでの案内も二回行いました。折り込んだ翌日から「お米を届けたいけど」と問い合わせがあり、米三十キログラム、インスタント食品や日用品、水、生理用品、現金など次つぎと、新婦人事務所、加印教組、共産党の市委員会、民商に届けられました。当日も車で食品を提供しに来た人がありました。
*
十時の開催前にハンドマイクで案内すると、「それどこ」とアパートの二階の窓から顔を出して、二人の若い外国人が訪ねてきました。「もらっていいの」と、とても喜んでインスタント麺や缶詰、ティッシュペーパーなどを持ち帰りました。自転車でやってきた男性も食品と石鹸、ティッシュペーパーを持ち帰りました。
相談にと来た人は、欲しいものを「あとの人も居るから」と控えめに持ち帰りました。
若い男性が「ちょうど仕事もなくなり食べるものもなくなった。とても助かります。今から広島に行きます」と食物とティッシュや靴下を持って帰りました。スタッフは「体に気をつけて、元気でね」と見送りました。
小野から自転車で来た人は、「夫婦二人暮らしだが仕事が減って困っている、助かります」と話し込みました。
また、お米をカトリック教会に集まるベトナムの人々にも届けました。
*
途中激しい雨が降り出したりもしましたが、なんとか乗り切りました。スタッフの昼食も準備しました。「次はいつ?」と尋ねる人もあり、今後の開催については相談して決める予定です。
〔櫻本美都恵=加印革新懇〕

(兵庫民報2021年3月28日付)

日中友好協会加古川支部「中国歴史講座」新シリーズ:古代日本人の世界観


日中友好協会加古川支部は「中国歴史講座」第二十八回から新シリーズ「古代日本人の世界観」を始めました。その第一回「弥生人の見た中国」は來村多加史阪南大学教授を講師に二月末に東播磨生活創造センターで開催し、三十七人が参加しました。
來村教授は、日本人の中国観は、時代ごとに様変わりしていると述べ、文献学と考古学の成果をもとに順次、日本人が抱いていた中国観を探っていこうと講義の趣旨を説明しました。
弥生時代開始は従来BC四〇〇年ごろとされていたが、放射性炭素年代測定法の確立によりBC一〇〇〇年頃とされていることや、『漢書』「地理誌」『後漢書』「東夷伝」からなど、弥生時代の日本事情を説明。
さらに弥生時代の戦国時代といわれる「倭国大乱」にも触れ、次回の卑弥呼時代につなぎました。
〔前田清=日中友好協会加古川支部〕

(兵庫民報2021年3月28日付)

こくた恵二「3・11と故及川陸前高田市議の思い出」連載エッセイ8


もう十年になるのか、まだ十年しかたっていないのか。
三陸を襲った東日本大震災・津波。あの日、私は国会にいた。巨大な地震の被害報道をテレビで見て、直ちに、旧知の岩手県陸前高田市議会議員・及川一郎さんに電話した。「大丈夫ですか」と。彼は「おら、大丈夫だべ」と応えた。これが最後の電話になるとは。
彼は、住民を助けるために避難誘導を行い、津波の犠牲になった。このことについて、「しんぶん赤旗」紙上(三月九日付)で、政子夫人は、心の思いを語っている。
私は、小学校二年生から四年生までの間、銀行に勤める父の転勤で、陸前高田市に住んだ。十二年前、演説会で故郷を訪れたとき、市会議員の彼は、景勝高田松原を案内し、「ここさ来ねば高田に来たことならんべ」と語った。
担任のS先生と同級生に密かに声をかけ、思わぬ同級会も開いてくれた。体育の授業で「海パンをはいていたのは、こくたと先生だけだった」など、海水パンツとふんどしが話題になり大笑いした。
どこまでも、いつでも、裏方を厭わない、情の熱い人柄の及川氏だった。その時参加した先生と同級生の幾人かも犠牲になった。
私は忘れない。住民に奉仕する日本共産党の誇るべき議員、及川一郎氏を。未だに、私の携帯には彼の電話番号が残っている。消すことができない。政子夫人やご家族とともに、一郎さんのご冥福を祈り、被災者の生活と生業の再建に取り組む決意だ。
(日本共産党衆院議員)

(兵庫民報2021年3月28日付)

なまの舞台をごいっしょに:神戸演劇鑑賞会4月例会:劇団ピュアーマリー『殺しのリハーサル』


ここはブロードウェイのとある劇場。劇作家アレックス・デニスンが一年振りに、誰もいない客席に姿を現す。
一年前の同じ日、女優であり、恋人のモニカが主演の舞台の初日、アレックスとの婚約発表を目前に謎の死を遂げた。自殺として処理された彼女の死に、深い疑念を抱いた彼は、行方をくらました。
そして一年を経た日、再び同じ劇場に姿を現した。彼はこの日、あの舞台の関係者の男優、女優、演出家、舞台監督、プロデューサー等、昔の仕事仲間を劇場に召集していた。
新作の発表と称して集められた仲間たちは、呼び出されたことを訝りながらも再会を喜んだ。アレックスは、モニカの死を殺人事件と断定していた。しかも犯人はこの中にいる。その真相が、今、暴かれようとしている。さて、犯人は……。
原作は、刑事コロンボを書いた同じ作者で、舞台は、謎解きのみのおもしろさだけでない。登場人物の深い造形。どんでん返しの鮮やかさ。そして、仲間たちをみつめるアレックスの温かい視線とモニカを深く愛していた彼の愛情。
劇中劇の構造が観客をぐいぐい舞台に引っ張っていくでしょう。
〔小谷博子〕

劇団ピュアーマリー『殺しのリハーサル』

脚本:レビンソン&リンク 脚色:D.D.ブルック 翻訳:保坂磨理子 演出:鈴木孝宏 出演:秋野太作、山本みどり、こだま愛ほか/①4月16日(金)18時30分②4月17日(土)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金千円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生500円)/Tel. 078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2021年3月28日付)