近畿オンライン演説会

3.20日本共産党近畿オンライン演説会:録画公開中



3月20日に行われた日本共産党近畿オンライン演説会の録画がYouTubeで公開されています。上の画像をクリックすると視聴できます。

2020年12月13日日曜日

姫路でこくた・こむら・太田各氏が訴え:兵庫から躍進の波を


総選挙での日本共産党躍進をめざし、日本共産党西播地区委員会は十二月五日、姫路市大手前通りで街頭演説を行いました。こくた恵二国対委員長・衆院議員、こむら潤衆院近畿比例・兵庫八区予定候補、太田清幸兵庫十一区予定候補、吉田竜一弁護士が訴えました。
こくたさんは、臨時国会を閉じたことを告発し、国会の役割とは何か、コロナ感染拡大への緊急対策、学術会議人事介入の本質・安倍前首相の桜を見る会の疑惑解明などの課題を解明。野党連合政権実現には共産党の躍進がどうしても必要、そのために今から支持拡大に奮闘しようと呼びかけました。
こむらさんは、母親の立場から二十人程度の少人数学級、誰もが自分らしく輝けるジェンダー平等の社会、文化芸術が大切にされる政治の実現を掲げ、近畿から十一年ぶりの共産党の女性衆院議員をと訴えました。
太田さんは、小学生の時に憲法を暗唱したことから国民こそ主人公を信条に活動を続けて来たと述べ、暮らしと営業を守るため消費税の減税をと、党の躍進への決意を語りました。
応援演説の吉田弁護士は平和憲法を守り国民が大切にされる政治のため、日本共産党の飛躍をと期待を表明しました。
〔苦瓜一成=姫路市議〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

明石で清水・こむら・福原各氏が訴え:兵庫から躍進の波を


日本共産党明石市委員会は十二月六日、明石市魚住市民センターで日本共産党演説会を開催しました。
福原ゆかり衆院九区予定候補は、政府のコロナ対策の無策を批判、「支え合い連帯する社会にするため政治を変えましょう」と訴えました。
こむら潤近畿比例・八区予定候補は、明石高校美術科出身で自らがデザインしたものが「明石市営バスの車体のデザインに採用され、観光バス、路線バスになって走っていました」と自己紹介。「コロナ禍の中で医療現場や学校現場の声を国会に届ける。消費税減税や文化芸術を大切にする政治を。福原さんともども十一年ぶりの兵庫の女性国会議員を誕生させてください」と訴えました。
清水ただし衆院議員は、コロナ対策、学術会議会員任命拒否、七十五歳以上の医療費窓口負担増など、菅政権を批判。「野党が結束し、市民の後押しで、野党連合政権を誕生させよう。そのためにも日本共産党の躍進を。主戦場は比例で、近畿ブロックは定数二十八。今、二議席はあまりにも少ない。鍵は兵庫県が、明石が燃えるかどうかにかかっている」と訴えました。
〔新町みちよ=党明石市委員会〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

消費税5%減税をぜひ:こむら潤衆院比例予定候補が兵商連と懇談


日本共産党のこむら潤衆院近畿比例・兵庫八区予定候補は十二月二日、兵庫県商工団体連合会(磯谷吉夫会長)を表敬訪問し、九月の大会で新たに選出された三役と懇談しました。
こむらさんは「私の実家も八百屋で、商売の大変さはわが事として実感しています。震災、消費税増税と苦しめられ、今はコロナ。地域経済を元気にするためにも、無為無策の菅政権を退場させ、本気の野党共闘で政権交代を実現したい」と挨拶しました。
兵商連三役からは「今、自治体キャラバンを行っている。今年で七回目だが、自治体によっては首長が対応してくれ、昨年の要望から政策に反映させてくれている事例も出てきた。国保減免はまだ実施自治体が少ないので、ぜひ広げたい」「商店街で古くからやってきた店や、従業員を抱える中堅業者も、〝もう持たない〟といった悲痛な声が寄せられている。持続化給付金の再給付が必要」「竹中氏やアトキンソン氏の暴言は許し難い。コロナで新自由主義の弊害は明らか。これにしがみつく彼らこそ時代遅れ」などの意見が出され、「本当に政権を変えるしかない。私たちも全力で闘う」と激励を受けました。
こむらさんも「二十六日の政府申し入れで、市民と野党の共同の力が政治を動かしていることを実感しました。引き続き皆さんの声を国政に届け、政治をよくするために頑張ります」と応じました。

(兵庫民報2020年12月13日付)

市営住宅7千戸削減:神戸市が第3次マネジメント計画(案)を公表


神戸市の久元喜造市長は十二月一日、「第三次市営住宅マネジメント計画(案)」を公表しました。
計画(案)では、「将来の過度な財政負担」を理由に、十年後の二〇三〇年度末までに、市営住宅を約七千戸も削減する計画です。(二〇一九年度末四万六千九百八十一戸→二〇三〇年度四万戸未満)前期の第二次マネジメント計画では借り上げ住宅の入居者を裁判に訴えて転居を強要する強引なやり方などによって十年で六千八十七戸を削減しましたが、それを上回る速さで、震災前の水準四万戸未満まで削減するものです。

エレベーターのない住宅を廃止し、転居迫る

神戸市は一九八〇年以前に建てられたエレベーターのない住宅三十六団地七千五十二戸を廃止し、近隣のエレベーターのある他の住宅へ転居させることを基本方針に掲げています。
神戸市は、周辺にエレベーターのある住宅がない場合は「現地で、エレベーターの設置、改修を行う」こともあるとしていますが、目標が七千戸に対し、対象住宅が七千五十二戸であることから大半を廃止する方針であることはあきらかです。事実、一日に開催された都市交通委員会でも建築住宅局長は「市街地の小規模な住宅については、近隣に移転する条件がある」と答弁しており、東灘や兵庫・長田や須磨南部などは、移転ありきの計画であることを表明しています。

入居者無視の手法に与党からも異論

十二月一日にはじめて議会に報告し、委員会の議論を全く反映せずに、翌日二日から市民意見募集にかけるなど、あまりに唐突で入居者無視のやり方です。委員会では進め方について見直しを求める声が与党会派からもあがっています
さらに、一九八一年から八五年に建てられたエレベーターのない住宅三十一団地二千七百六十一戸についても「将来再編」を理由に募集停止するとしています。ここでも空き家が増えることで、コミュニティや近隣店舗の維持に困難が予想されます。
そもそも公営住宅等整備基準では、「安全、衛生、美観等を考慮し、かつ、入居者等にとって便利で快適なものになるよう整備しなければならない」と定めており、整備責任をおう神戸市が、公営住宅法や市の条例で定める通り、良好な住宅に改修するのは当然です。エレベーターがないことをもって廃止する理由には到底なりません。

〝住み続けたい〟は当然の権利

日本共産党の朝倉えつ子神戸市議は十二月四日、本会議の議案討論に立ち、「神戸市は、エレベーターを増設して引き続き同じ住宅ですみ続けたいという入居者の願いにこたえるべき」「コロナの影響で暮らしが大変になり、入居居希望も高まる時こそ市営住宅を増やし、若い世帯なども入りやすくすることが求められている」「入居者を追い出すような住宅廃止ありきのマネジメント計画案は撤回を」と迫りました。

パブリックコメント1月8日まで

神戸市は計画(案)に対する意見募集を二〇二一年一月八日まで行っています→募集ページ
日本共産党神戸市会議員団は、削減計画(案)の内容と撤回の運動をよびかける緊急の市会報告を発行。対象となっている六十七団地の入居者に配布して、神戸市への意見募集を通じて撤回を求める声を広げることをよびかけています。

(兵庫民報2020年12月13日付)

日本共産党党尼崎市議団が市民懇談会:12月議会へ市民の要望を聞く――こむら市議から政府申し入れ報告も


十二月議会を前に日本共産党尼崎市会議員団が市民から要望を聞く「市民懇談会」を十二月一日夜、尼崎市中小企業センターで開きました。
川崎敏美団長が「今日の皆さんのご意見をお聞きし、議会に反映させたい」と挨拶、徳田稔幹事長が、コロナ感染対策の補正予算をはじめ議案の概要などを報告しました。
参加者から「連日コロナの新規感染者が公表され高止まりだ、医療体制などは大丈夫か」「尼崎の保育基準はきめ細かさに欠け、それが保育士の処遇に反映しているので改善を」「少人数学級の実現はいまが正念場でないか。取り組みの強化を」「生活困窮者の実態はどの様に把握されているのか」「市の指定管理者制度に矛盾が出ている、導入時に遡って再検討が必要ではないか」「国保の都道府県化に伴って、市国保運営協議会の被保険者などの代表が半減される提案だが、市民の声が届かなくなる」「地域の商店街の衰退に歯止めがかかっていないが何か有効な手立てはないか」など様々な意見、要望が出されました。
こむら潤市議(近畿比例・兵庫八区予定候補)は、十一月二十六日に県内党小選挙区予定候補が行った政府への申し入れで、厚労省へは「PCR検査の抜本的拡充、医療機関への支援、派遣切り防止などの雇用確保対策」、文科省へは「少人数学級の早期実施」、経産省へは「持続化給付金の再給付、家賃補助の速やかな給付」などを求めたことを報告しました。
〔徳田稔=尼崎市議、写真はこむら潤市議のツイートから〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(11):生活保護は最後のセーフティーネット

兵庫県生活と健康を守る会連合会事務局 泉伸忠

我が国の憲法は二十五条第一項で「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定しています。首相がいくら「自助・共助・公助」と叫んでも、今回のコロナ禍のように国民が生活に困窮すれば生活保護を利用することが可能です(困窮の程度には一定の基準がありますが)。
兵庫県下では約七万八千世帯、十万四千人の人が生活保護の制度を利用しています。多いように感じるかも知れませんが、兵庫県全体の二百四十万世帯、五百四十四万人と比較すると、ほんの一部(世帯で三%、人数で二%)だということです。
実態は高齢で働くことができず年金も少ないという人やケガや病気で働けなくなった人、DVで家族の元から逃げ出してきた人など様々です。生活保護で楽な生活をしようと思っている人は、まずいません。
逆に生活保護以下の所得なのに、がまんして生活保護を利用せずに生活している人が、その何倍もいることの方が大きな問題です。そのことが生活保護に対する偏見や差別を生み出して利用しにくくする原因となっています。

生活保護費の削減と全国での裁判

二〇〇四年に小泉政権が老齢加算と母子加算を廃止して以来、生活保護費は近年削減され続けてきました(母子加算は後の民主党政権時に復活)。
特に自民党が野党時代の二〇一二年の解散総選挙では生活保護費の一〇%削減を公約として勝利しました。以後、保護を利用している人の生活実態を無視した引き下げが連続しています。
最近ではコロナ禍のもとで二〇二〇年十月に保護基準を引き下げました。特に最近では母子家庭に対する引き下げ幅が大きいのが目立っています。生活保護を利用している人たちからは「すでに風呂に入る回数や食事を減らしているが、これ以上節約すれば生活できない」と不安と不満の声があがっています。
保護利用者が生存権を訴えて起こした訴訟も十六年が経ち、原告も当初の全国で約百名から千名に広がりました。
保護基準引き下げの違憲を訴えた愛知県での訴訟に対し、二〇二〇年六月に名古屋地裁で判決の言い渡しがあったのですが、その内容は、引き下げの根拠は不適切と認めつつも違法とまでは言えない、という自民党政権に忖度するひどいものでした。完全に司法の独立・三権分立を自ら打ち捨てた情けない裁判所の態度に原告の人たちは涙を流して悔しがりました。
戦後まだ食料が配給制で人々が生きるためにヤミ米を食べていた時代には、そのヤミ米を食べずに餓死した裁判官がいました。そのような気骨のある裁判官が現代に登場してくれれば、もちろん嬉しいですが、それよりも裁判所にそのような忖度をさせる政権に退場してもらい、立法・行政・司法のそれぞれが本来の役割を果たすことができるようにすべきです。
兵庫県でも弱者の実態を知らず、しかも弱者に目を向けようとしない傲慢な人には県政から退場させ、全県民に公平に目を向ける人が県政に携わるように頑張りましょう。

(兵庫民報2020年12月13日付)


ジェンダーわたしの視点:これからの若い世代のために:日本共産党芦屋市議 川島あゆみ

大工から専業主夫になった父と、看護師から大学教員になった母の下で育ったからか「男性は外で働き、女性は家を守る」という価値観とは無縁だった。学生の時にはすでに「女性の方が優秀」と言われ、就職活動でも国立・理系・院卒は書類ではまず落とされない。「理系女子(リケジョ)」という言葉が流行る少し前だった。
しかし、ある企業の役員面接を受けたとき。「あなたは肌が白いけど、現場はヘルメットの紐の跡がつくくらい日焼けするよ?」――「大丈夫です」と答えたが、頭の中は真っ白だった。一緒にいた男性には聞いていなかった。下宿先に戻ってから、一人で泣いていた。
指導教授に相談し、ぎりぎりのタイミングで公務員試験に切り替えた。男女差別が無いからという理由だった。縁があって芦屋市役所に就職。三年目で出産。建築技術職員の産休・育休は約十年ぶりだったためか、私が休んでも代替職員は付かなかった。育休明けすぐに、県に出向した。片道四十五分のバイク通勤。まだ二歳にならない息子を後ろに乗せて保育所に通った。三年間後、市役所に戻って係長に昇進。喜びを噛み締めた。初めて、自分が認められた気がした。
政府は、リーダー層を指す「指導的地位」の女性比率を三割に高める時期を「二〇二〇年」から「二十年代の可能な限り早期に」と掲げ直す(=先送りする)と発表した。巷では「女性だからではなく、能力のある人を昇進させるべきだ」という意見が、時には女性側からも発せられる。しかし、過去にどれだけの「不平等」があったか、想像力を働かせてほしい。子育て等の環境も含めて政治主導で変えるべきで、私達はそうした視点を持つ政治家を選ばなければならない。
結果的に、私は地方議員としてのキャリアをスタートさせたが、三十代女性はまだ珍しい。この議席は私だけの物ではない。政治分野を目指す若い世代のための大切な議席だ。
仕事で訪れたいくつかの現場では、女性がヘルメットを被って働く姿を目にした。私が通れなかった道を、これから多くの女性が歩いていくのだろう。

(兵庫民報2020年12月13日付)

〝革新懇の旗〟街に生き生き:神戸・中央区革新懇結成35周年のつどい


神戸市の中央区革新懇は結成三十五周年のつどいを十一月二十一日、四十五人で盛大に開催しました。
中央区革新懇は一九八五年十月に中曽根内閣当時に結成。この間の歴代内閣は十九代に及びます。
主催者挨拶した漁島国弘事務局長は、〝輝く創立三十五周年を迎えた秋〟住民からの要求を取り上げ、信頼を得、更なる組織を強める決意を訴えました。
出席した兵庫革新懇や地域革新懇の代表らから愛情のある力強い連帯の挨拶が寄せら、中央区革新懇に加盟している団体からも、全員が発言し、今後もその役割を果たす決意も語られました。
大阪証券・北浜革新懇からも三人が駆けつけて友情・連帯の挨拶が交わされました。
結成二十年から五年毎に発刊している『記念誌』(四百部)も披露され、北岡浩編集長が編集の苦労話や内容について熱く語り、年内の普及を呼びかけました。
二部では新日本婦人の会グループによる〝フラダンス〟の友情出演で大いに盛り上がりました。
なお、受付では、体温計、消毒液を設置、マイクの消毒、室内を定期的に換気するなど、「コロナ」感染予防対策に万全を尽くしました。
*
『記念誌』申し込み先=神戸民主商工会内☎〇七八・三五一・一二九一、頒価(一冊四百円)
〔漁島国弘=同革新懇事務局長〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

県春闘共闘が21春闘へ討論集会:コロナ禍だからこそ賃上げを


国民春闘兵庫県共闘委員会(以下、県春闘共闘)は十二月五日、21春闘についての討論集会を神戸市内の会場とオンラインで開催しました。
主催者挨拶に立った成山太志代表幹事(兵庫労連議長)は、菅政権のコロナ対策や外交姿勢を批判し、総選挙では野党連合政権を誕生させようと述べ、コロナ禍の中で、労働者は労組に入ってたたかうしかない、労組を語ろうと挨拶しました。
春闘方針を提起した土井直樹事務局長(兵庫労連事務局長)は、コロナの影響で解雇が増え職場でも働き方が急激に変化している。このような時期だからこそ労働組合が元気に声をあげ、組合員や職場の仲間の要求をつかもうと提起。コロナ禍だからこそ賃上げを要求するとし、月額二万五千円以上、時間額百五十円以上の統一要求額を示しました。また、休業保障のための雇用調整助成金などの制度改善、最低賃金や憲法の闘争も春闘で取り組み、勝利をめざし全組合員が参加する春闘にしようと呼びかけました。
討論では、「病院では集まることさえ困難だが憲法二十五条の実現をめざしてたたかう」(医労連)、「職場でのアンケートを多く集めたことで会社への影響力を増すことができた。仲間を増やしたい」(建交労)、「会社の合理化阻止に奮闘する」(国労)、「春闘時の宣伝行動や、四月の市長選をたたかう」(宝塚労連)―などの発言があり、春闘勝利をめざして奮闘することを決意し合いました。
特別講演では神戸大学名誉教授の和田進氏が「安倍政権から菅政権へ」と題して講演。敵基地攻撃能力などの現情勢について学習しました。
〔土井直樹=県春闘共闘・兵庫労連〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

日本平和大会に呼応し芦屋市平和委員会が戦災遺跡などめぐる:芦屋市街地も4度の空襲で4割被災・犠牲者139人


十一月二十一日にオンライン開催となった日本平和大会に呼応して、芦屋平和委員会は翌二十二日に自主的な「関連企画」として「戦災遺跡と紅葉ハイキング」を実施しました。九月に開催した「第八回あつまれ、ひろがれ、平和のわ『芦屋の空襲と戦災遺跡から平和を考える』」のフィールドワークとして企画したものです。
先の戦争では芦屋市も四回にわたる空襲を受け、市街地の四割が被災、百三十九人が犠牲となりました。
この日は、機銃掃射跡が残る民家の擁壁(写真)や、防空壕が戦後も残っていた邸宅跡に作られた市の公園などを巡り、あわせて紅葉ハイキングで史跡の「会下山(えげのやま)遺跡」を訪ねました。
「会下山遺跡」は市の北西部にある標高二百メートルの山に残る二千年前の住居跡です。なぜそのような山の上で暮らしたのかとの問いに『あしや子ども風土記』は「そのころの日本のようすは、中国の歴史の本に、『日本の国はおおいにみだれて』と記されています。食りょうがゆたかで住みよい土地を求めて、あちこちで戦いがあったといわれています。……(中略)……会下山の人びとは、きびしいくらしにたえて、家族を守っていたと思います。山を下りたのは、平和がおとずれてからでした」と説明しています。
参加者は、今も残る戦災遺跡とあわせて古代に生きた人々にも思いをはせて、平和の大切さを確かめ合いました。
〔平野貞雄=芦屋平和委員会事務局〕

(兵庫民報2020年12月13日付)

中国残留日本人への理解を深める集い:求められる〝知る努力〟

上田雅美(日中友好協会兵庫県連合会)

第六回「中国残留日本人への理解を深める集い」が十一月二十八日、尼崎市内で開催され市民約百五十人が参加しました。集いは、尼崎市が主催し、事業委託団体「コスモスの会」(宗景正代表)が企画、運営して開かれました。
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初めに、朗読グループ「ま・どんな」のメンバー三人が中国「残留日本人孤児」の宮島満子さん(八十四歳、尼崎市在住)の苦難の半生を朗読しました。
宮島さんは、戦争末期、長野県から開拓団で一家十一人が「満州」へ入植しましたが敗戦間際にソ連の侵攻を受け父親がソ連兵に連行され戻らない中で、開拓団の指示で逃避行に、その途中で兄弟が続々と亡くなり、母親も飢えと寒さで衰弱して亡くなり、兄弟と三人が残されました。兄の説得で中国人家庭に預けられ助かります。
その後、別の中国人夫婦の養女となり小学校へ入学、三年生の時、学校で「小日本鬼子」「日本へ帰れ」といじめられ衣服に唾をかけられたり、石を投げられ学校は中途退学。青年期には自殺も試みたが死にきれず、毎日辛い日々を送ってきました。
日中国交回復後、別れた兄が日本へ帰国していることがわかり一時帰国したが、兄は家族も多く、また日本語のできない妹が日本で生活することは難しいと判断、永住帰国に反対され断念。一九八〇年代の後半、再び帰国し有馬温泉で住み込みとして働き始めますが、言葉が不自由なため「アホ、バカ、中国へ帰れ」と毎日、怒鳴られ辛い生活を送ってきた体験が朗読で紹介されました。
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また、残留孤児二世、残留婦人三世が親について語る企画では「親、祖父母が残留孤児や残留婦人だと知った時どう思ったか」「日本に帰って来てどうだったか」との問いに、「親たちは中国で『日本の鬼っ子』『日本へ帰れ』と罵られ、帰国すれば『中国人は来るな、中国へ帰れ』などと言われ耐え難い苦痛を味わい、耐えてきた親を今は尊敬している」と声を詰まらせ語っていました。
何千万人もの中国人が被害を受けて亡くなり、日本人にも大きな犠牲を強いた悲劇の大本は日本の中国への侵略戦争にあり、戦後、日本政府は侵略戦争と認めず、公式に謝罪も補償もしていません。今こそ私たち日本人が「日本が中国で何をしたか」の歴史を知る努力が必要と感じます。

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日本リアリズム写真集団会員でもある宗景正代表の写真展「ソ満国境に入植した開拓団」も同所で行われました。

(兵庫民報2020年12月13日付)

瀬戸恵子「ひなたぽっころりん」〈672〉


(兵庫民報2020年12月13日付)

みんぽう川柳〈十一月〉「政治」

選 者 島村美津子

特 選

任命拒否メモ読む政治事始め
 神戸市 長沼幸正
【評】就任早々やってくれたのが憲法をまるで無視した学術会議への任命拒否。説明不十分だの声は七割にも。安倍政権よりひどい政権はないだろうと思っていたのに、国民には自助自己責任を押し付ける菅政権の強権ぶり、一日も早くこんな政権は終わりにしたいです。

入 選

自助共助民への政治見当らぬ
 神戸市 玉山歳子

負け選挙それも認めぬ大統領
 神戸市 長尾粛正

よくやった見る目があるわ大阪人
 明石市 山澤美智子

反核に背を向け虚言橋渡し
 明石市 上杉種雄

兵器使うぞ維新と菅がラッパ吹く
 神戸市 山本尚代

政治家消え政治屋さんが羽根のばす
 尼崎市 中内眞佐子

カネとウソ日本の政治駄目にした
 神戸市 塩谷凉子

三密のことばで逃げる政治家よ
 尼崎市 富田明美

スガ政治許さないぞと兜太さん
 尼崎市 大野幸雄

私利私欲むらがることと錯覚し
 芦屋市 松田良介

コロナ禍の弱者優先する政治
 芦屋市 梶原嘉代子

目の術後政治の裏も良く視える
 神戸市 松尾美恵子

力合わせ皆が頷くまともな世に
 神戸市 宇山英樹

自助努力こんな政治はいりません
 明石市 小西正剛

みんぽう川柳募集

▽十二月の題は「開く」、締切は十二月二十五日▽一月の題は「初」、締切は一月二十二日▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記▽毎月第四金曜日必着。締切に間に合わない方が時々、何人かいらっしゃいます。火曜日には投函してください。締切が迫っている場合はメール、ファクスでもけっこうです。ただし、ファクスの場合は、葉書大の枠を書き、その中に必要事項を記入してください。枠の外には何も書かないでください

(兵庫民報2020年12月13日付)


こむら潤「コロナ禍でこそ守ろう文化芸術」:こんにちは♡こむら潤です!10


政治家として活動するまでの私は、もっぱら芸術分野で活動や仕事をしていました。アマチュア人形劇団「くまごろう」の両親と共に、小学生の頃からファミリー劇団として休日に公演に出かけ、人形劇の上演と和太鼓の演奏をしていました。 (当時の「くまごろう」の写真→人形劇団クラルテのサイトから
絵を描くことが大好きで、特技をいかしてイラスト制作のアルバイト、高校の美術非常勤、受験生向けの美術研究所、文化講座デッサン教室、子ども向けの創作教室や絵手紙教室等で講師をしてきました。
学生時代から夢中になったバリ舞踊の活動では、カルチャーセンター講師や、舞踊グループの代表となり、生徒さんや舞踊家仲間と公演を重ねてきました。 


「みんぱく音楽の祭日2019」で踊る)

「好きなこと、得意なことを極めて生きていく」ものだと思ってきましたが、芸術分野で生計を立てていくのは本当に厳しい道です。両親は人形劇を通じて知り合い、一緒に人形劇を続けていこうと結婚したそうですが、プロの人形劇団にはなりませんでした。
私も様々にやってきた仕事は非正規ばかり。どれか一本では十分な収入が得られないのです。特に公演活動やデザイン制作などは報酬に定価はなく、無償でやってもらえると思われていることも少なくありません。文化芸術への社会的評価が低いのは国の姿勢も大いに影響していると思っています。文化継承には手間暇がかかるもの。効率性や利潤追求はなじみません。コロナを乗り越え、新しい社会へと今こそ生きる活力となる文化芸術に光を当てる時なのです。
(衆院近畿比例・兵庫8区予定候補)

(兵庫民報2020年12月13日付)



観感楽学


年の瀬を迎えようとしていますが今年もいろいろとありました。まだ出口が見えない新型コロナがどうなるのかが、私的には一番に気になるところです▼神戸市内で集団感染によるクラスターが発生するなど、兵庫県内でも感染が再び拡大しています。医療崩壊の心配など生活の混乱はまだまだ続くと思います▼このような中、働き方として「テレワーク・リモートワーク」という在宅勤務の話を今年はよく聞くようになりました。そしてよく耳にするようになったのが、遠隔地の人とその場や自宅で会議をするWeb会議です▼三十年ぐらい前ですが、私は会社の会議で遠隔地とのテレビ会議をしたことがあります。当時の通信環境では画像の動きも悪く、あまり使いたくなるものではありませんでした。今は技術も進歩し快適なWeb会議が可能となり、新型コロナが落ち着いても使い続けられるのではないでしょうか▼ただ、世界的なコロナ問題に対しての国の対応はよくない。実際に在宅勤務を始めたことでの労働問題はないのでしょうか。自粛によるイベント会社や飲食店などいろいろな業種に対しての支援は大丈夫なのでしょうか。たいへん心配です。(ふ)

(兵庫民報2020年12月13日付)