近畿オンライン演説会

3.20日本共産党近畿オンライン演説会:録画公開中



3月20日に行われた日本共産党近畿オンライン演説会の録画がYouTubeで公開されています。上の画像をクリックすると視聴できます。

2020年11月15日日曜日

兵庫憲法集会(総がかり行動兵庫県実行委員会):共同のとりくみ各地で多様に


戦争させない、九条壊すな!総がかり行動兵庫県実行委員会が「11・3兵庫憲法集会」を十一月三日、神戸市内で開きました。戦争法強行以来、五月三日に神戸東遊園地で集会・デモを行って来ました。しかし今年はコロナ禍で延期。感染防止で会場定員も半分となるなか、ネット配信も行い開催しました。
実行委員会は、民主団体や日本共産党も入った「憲法改悪ストップ兵庫県共同センター」と、自治労・兵教組などの「戦争させない1000人委員会」と九条の会でつくる「九条の心ネットワーク」で共同して取り組んできました。
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開会の前後にはゴスペル歌手の新井深絵さんのパワフルなミニコンサートも行いました。
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羽柴修弁護士が開会挨拶。憲法や立憲主義がかえりみられない暴走政治が安倍政権で続き、さらに継承の菅政権が誕生した。寓話『茶色の朝』も紹介し、ナチスが戦争への道を進んだ歴史を繰り返してはならない、声をあげていこうと訴えました。
桜井シュウ立憲民主党衆議院議員が来賓挨拶、国会報告と共同で自民・公明・維新の政治を打ち破ろうと連帯の挨拶を行いました。
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メインは「コロナ禍での憲法、平和、民主主義を問う」とのパネルディスカッション。パネラーは元文部科学省審議官の寺脇研さん、神戸学院大教授の上脇博之さん、弁護士の永井孝寿さん、コーディネーターは弁護士の津久井進さん。
寺脇さんは、「子どもの五人に一人が貧困と言われている。これを助けられない社会でいいのか。権限がない首相の声で一斉休校になり、子どもたちに大きな被害が出ている。自公政権のもとで法に基づく秩序が壊され、行政官僚も去っている。菅政権に対しては安倍政権以上に危機を感じる」と語りました。
永井さんは、緊急事態に権力を集中する議論について解説。コロナなど感染症対策の法律があっても検査体制など対処する準備がなければ、できないことを示したと、今回の政治の問題を指摘しました。
上脇さんは、官邸主導の政治が作られる中で、森友・加計、桜など一連の事件が起こっていると、自民党支配、官邸支配を強めている仕組みを解説。「この権力の集中は、戦争する国づくりにどうしても必要。いま自衛隊が敵基地攻撃能力の名前で攻める自衛隊に変質させられようとしている」と批判しました。
津久井さんの「それでは、何ができるか」との問いに、上脇さんは「森友・加計学園問題などの真相解明。反省のない政権を変えるには、野党が魅力ある政権合意をつくって選挙で変えることだ。可能性はある。自民・公明の多数議席は小選挙区制で取ったもの。棄権者は自民党投票者の倍もいる。この人たちが投票に行けば変わる」と語りました。寺脇さんは、「いつまでも少数者でいいのかが問われている」と激励し、大きな拍手が起こりました。
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集会は、「私たちには、未来の子どもたちに〝戦争のない世界と平和〟を手渡す責任があります。戦争の準備を進め、九条を壊そうとする菅内閣の退陣を要求します」という憲法アピールを確認して閉会しました。

(兵庫民報2020年11月15日付)

明石駅前で市民と野党の合同演説:共同のとりくみ各地で多様に


「市民と野党の合同演説」を十一月七日、明石駅前で行いました。立憲民主党、日本共産党、新社会党の三本ののぼりがはためき、六十五人が参加しました。
この宣伝行動は、永井俊作元明石市議(新社会党兵庫県本部副委員長、写真:のぼりの間の三人うち右)、新町みちよ元兵庫県議(日本共産党)の呼びかけで十月二十三日に開いた「市民と野党の共闘を考えるつどい」で話し合い、実現したものです。
立憲民主党からは当日の参加は難しいとされていましたが、中西レオ元明石市議(写真:のぼりの間の三人うち左)が駆けつけました。
中西さんは「共産党といっしょにやるのかと言われるが〝正しいことは正しい〟」と述べ、「ここまでは一緒に」と違いも明らかにしながら野党共闘を進める立場を明確に訴えました。
福原ゆかり日本共産党衆院兵庫九区予定候補(写真:のぼりの間の三人うち中央)は、コロナ禍の苦難解決の七つの提案を語り、「私、福原ゆかりを九区の野党統一候補に押し上げてください」と力強く訴えました。
永井俊作さん、総がかり行動明石の野村俊三さん、明石原水協の田中耕太郎さん、新日本婦人の会の藤浦享子さんがそれぞれ「野党連合政権をご一緒に」と訴え、ビラ二百枚も配布しきりました。
立ち止まって最後まで聞く人や「井戸知事の公用車はダメと言ってほしい」「障害者福祉をすすめてほしい」「消費税五%減税と同時に大金持ちや大企業へ増税を」など注文も寄せられ、野党連合政権への期待が感じられました。

(兵庫民報2020年11月15日付)

ポストコロナで講演会(市民アクション川西):共同のとりくみ各地で多様に


安倍改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会は十一月八日、川西市商工会館で「ポストコロナを切り拓く政治へ」をテーマに講演会を開催しました。川西市議会の黒田美智議員(日本共産党)、谷正充議員(無所属)が司会し、桜井シュウ衆院議員(立憲民主党)、北上哲仁県議(ひょうご県民連合)が来賓として挨拶し、梶原やすひろ元衆院議員(立憲民主党)が紹介されました。
同志社大学の浜矩子教授からビデオメッセージがよせられ、大阪市廃止住民投票やアメリカ大統領選挙を通じて分断を乗り越える連帯が前進しているとして、菅政治による独裁と自助おしつけ政治から、ひとの痛みをわがこととして共感できる政治への転換がよびかけられました。
山下隆志市議(立憲民主党)の紹介のもとで登壇した神戸女学院大学の石川康宏教授は、コロナ禍の中で戦後最悪の経済危機、最貧困層の世界的急増などがあるとして、日本では自民党政治のもとで、感染症への対応はまとはずれで、株価の維持には全力をあげ、日本学術会議を攻撃し、市民には自己責任論を強要していると批判しました。
一方で北欧諸国では高い最低賃金、短い労働時間、医療も介護も無料、教育費無料で子ども手当も十分保障しており、こうした国では首相はじめ政治家は若く女性が多いことを紹介し、こうした政治は日本でも可能で選択肢はあると指摘。「市民と野党の力で政権交代、野党連合政権を実現しよう」と訴えました。
最後に、吉岡健次市議(日本共産党)が閉会挨拶を行いました。
〔今西清=市民アクション川西実行委員会事務局〕

(兵庫民報2020年11月15日付)

いいな9条!市民集会(宝塚議員有志の会):共同のとりくみ各地で多様に


宝塚九条の会・平和と民主主義を守る宝塚議員有志の会は、「いいな9条!11・7宝塚市民集会~子どもたちに残したい平和と憲法九条~」を七日、末広中央公園で開催し、百五十人が参加しました。
開会に先立ち、主催者を代表して宝塚九条の会世話人、関西学院大学法学部の長岡徹教授が基調報告を行いました。長岡教授は安倍政権から今なお続く強権政治を批判し、日本学術会議問題からみる菅政権の危険性について指摘しました。
集会には九条改憲に反対する政党代表が参加。新社会党芦屋総支部書記長の山口みさえ芦屋市議、緑の党兵庫県本部の松本なみほ共同代表、立憲民主党の桜井シュウ衆院議員、社民党県連合代表の梶川みさお宝塚市議、日本共産党の、ねりき恵子県議が挨拶しました。
ねりき県議は核兵器禁止条約署名国が五十カ国になり、兵庫県でも被爆者国際署名に知事をはじめ県下全ての市町長が署名したこと、県議会では「核兵器廃絶と世界の恒久平和を希求する兵庫県宣言」が全会派一致で採択されたことを報告。「日本学術会議の任命拒否や改憲を許さず、九条を守り、コロナ禍のもと命と暮らしを守るため、市民と野党の共闘を大きく広げましょう」と呼びかけました。
中川智子市長からは「世界に誇るべき平和憲法を未来に引き継いでいくことが私たちの使命。『子どもたちに残したい平和と九条』は多くの市民の願いであり、大切にされなければならない」と激励のメッセージが寄せられました。
山崎晴惠弁護士は法律家の立場から日本国憲法について解説し、「子どもたちのためにも九条は変えてはならない」と力強く訴えました。
議員有志の会を代表して北野聡子市議が二〇一三年の特定秘密保護法強行採決から始まった宝塚の野党共闘について報告。「毎月二回の宣伝行動を中心に、平和と民主主義を守るためにがんばっていく」と決意を表明。
宝塚九条の会の平塚淳次郎世話人は親交の深かった元米海兵隊員のアレン・ネルソンさんが「憲法九条こそ(平和への)世界最大の武器」と語ったことを紹介し、閉会挨拶を述べました。

〔田中こう=宝塚市議〕

(兵庫民報2020年11月15日付)

シリーズ 憲法が輝く兵庫県政へ(8):子どもたちの笑顔あふれる学校に、今こそ少人数学級の実現を!

兵庫教職員組合書記長 永峰博義

「コロナ禍」のもと、感染症対策として実施された分散登校により、図らずも少人数学級が実現されました。
一学級が実際の半分の人数になり、一人ひとりの子どもに寄り添うことができました。「密を避ける」という物理的な要因はもちろん、子どもの学習の状況だけでなく、子どもが抱えている課題も含めて丸ごと受け止めることができました。普段は不登校の子どもたちも、分散登校の間は登校することができたという声は全国各地から届けられました。
ところが、分散登校は二週間で終わり、倍の子どもたちが狭い教室にひしめき合いました。学校で一番長い時間過ごしている教室が一番の「密」状態となってしまっています。
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兵庫県は現在、小学校四年生までは県の措置を含めて三十五人学級になっていますが、小学校五年生・六年生、そして中学校全学年は四十人学級です。
「小学校四年生まで三十人前後で五学級だったのに、五年生になったとたんに四十人の四学級になった」という事例は県下どの地域でも起こっています。
中学校一年生は各道府県独自の施策で少人数学級の措置がなされていますが、大阪府・熊本県・広島県・兵庫県の四府県のみが四十人学級のままです。
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私たちは三年前から兵庫県での少人数学級実現に向けた独自の要請署名にとりくみ、運動を広げています。
昨年度、兵庫県での小学五年生・六年生・中学一年生の三十五人学級の実現状態について、県教委学事課の資料をもとに調べてみました。
そのデータをもとに作成したグラフ(上図)を見ると、小学五・六年生は、郡部では実質三十五人以下の学級が多いことがわかりますが、都市部では三割から四割の児童は三十五人より多い学級に在籍しています。
一方、中学一年生では、阪神・播磨東・播磨西の三つの教育事務所管内では、人数比にして六割から七割の生徒が三十五人より多い学級に在籍しており、県下全体では、一万九千九百八人(六三%)もの生徒が三十五人より多い学級に在籍していることがわかりました。
とりわけ阪神教育事務所管内では、管内七十九校中四十九校、管内一万三千百十七人の生徒のうち九千三百七十七人、割合にして実に七一%の生徒が三十五人以上の学級に在籍しているという厳しい実態です。
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昨年の県教委交渉ではこの実態を示し、当面の措置として、現在、新学習システムの「少人数指導」として配置されている四百三十四人の常勤加配のうち百二十人程度を、「中一の三十五人学級の調査研究」に充てるよう提案し、一刻も早く中学校一年生の三十五人学級を実現するよう県教委に迫りました。
ところが、県教委は「提案は現行でも可能」としながらも、「それを実施すると県独自で行っている少人数による学習や兵庫型教科担任制等ができなくなり、新たな課題への対応が必要となることから、現時点では導入を考えていない」と最終回答をし、署名に寄せた多くの教職員や保護者の声を退けました。
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今年は、コロナの問題もあり、全国知事会・市町村長会・各種校長会等の代表だけでなく、自民党や公明党までもが少人数学級の実施を文科省に求めています。
私たちは、この「三十五人学級実現署名」を今年は県教委への要請署名という形ではなく、県議会への請願署名として取り組んでいます。教育委員会の判断ではなく、兵庫県としてこの課題にどういう姿勢をとるかが問われています。
署名に協力して下さる単位PTAも例年になく増えています。また、「自治会全戸に配布したい」と署名用紙の追加要望をされた自治会もありました。
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兵庫で学ぶ子どもたちのために、教職員・保護者・県民の切実な願いに背を向けず、国に対して、義務標準法の改正を要望するだけでなく、「県独自の措置として子どもたちに少人数学級をプレゼントします」というあたたかい兵庫県政の実現が切実に求められています。

(兵庫民報2020年11月15日付)

国は石炭火力の新設を止めて!――裁判日記(行政訴訟第9回):次世代が安心して住める街めざして原告に:原告・高田寿子さんが証言


神鋼が灘区灘浜で進めている石炭火力発電所の建設を認めた国の「確定通知書」の取り消しとパリ協定に整合する気候変動対策を求めた行政裁判の口頭弁論が十一月四日大阪地裁で開かれ、原告の高田寿子さんが証言しました。
高田さんは、「十二年前芦屋市から灘区に引っ越しきて、娘が発電所近くの幼稚園に通園するようになってから深刻なぜん息に罹った。〝コンコンが出るから幼稚園は行きたくない〟との子どもの声を紹介しながら、一度発作が起こると吐くまで咳が出続ける。横になって寝ると咳がひどいので座ったまま夜を明かすこともあった」と、ぜん息で大変苦しんだことを証言しました。また、「山手の小学校に通いだして落ち着いたが、完治はしていない」と大気汚染物質による健康被害増大の心配を訴えました。
気候変動に対しては、「近年豪雨、台風などによる大規模な災害によって、生命、財産の被害が続いている。二〇一八年七月には灘区でも土砂災害で大きな被害があった。私の住んでいる地域は二つの川に挟まれて、土砂災害警戒地域に指定されている。このまま気候変動が続き、災害が増加すると、自分の家も壊される可能性があり、恐怖を感じる」と証言し、気候変動防止に国が力を尽くすよう求めました。
また裁判で環境アセスメントが焦点になっていることに対しては、「〝娘の被害はPM2・5が原因かもしれない。こんな場所に発電所をつくって欲しくない〟と公聴会で意見を述べたことが反映されず、住民の意見でもない経産大臣の意見がアセスに反映され失望した」と批判しました。
最後に娘と二人で原告になった意義を、「次の世代、またその次の世代が安心して住める街を残すことだ」と証言し、「解決する(公害や気候災害を防ぐ)ためには、自分自身が声を上げる必要があるということを娘に理解してもらうために原告に加えた。娘はその意味を理解している」と証言しました。
〔廣岡豊=原告〕

(兵庫民報2020年11月15日付)

野党共闘・日本共産党躍進へ「しんぶん赤旗」の役割学ぶ:日本共産党兵庫県労働者後援会


日本共産党兵庫県労働者後援会は、JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版の笹川神由記者(写真)を迎えて十一月六日に学習会を開催しました。
安倍前首相の「桜を見る会」私物化をスクープした一連の報道について、SNSを利用した取材方法(オープンソース・インテリジェンス=OSINT)を紹介し、Twitterなどに公開されている情報から取材対象を絞っていき、その情報が正しいか現地に乗り込んで確認を取っていく様子や、このスクープ報道をきっかけに、国会で質問が行われ野党の追及本部に発展し、野党共闘へも影響を与えていること、新聞やテレビが、広告収入に頼る中で報道できない内容もタブーなく記事にできる「しんぶん赤旗」の強みなどが語られました。
会場からは、次々と質問がだされ、野党共闘のなかで「しんぶん赤旗」の情報が共有されていることや笹川記者が「しんぶん赤旗」記者になるきっかけなどが語られると参加者から感心する声が漏れていました。
学習会には、衆議院近畿ブロック比例候補のこむら潤さん、兵庫二区予定候補の宮野つるおさんが駆け付け、衆議院選挙に向けての決意が述べられました。こむら候補は、「新しい憲法のはなし」から基本的人権について書かれている部分を引用し「菅首相に読ませたい。憲法・基本的人権を守るために奮闘していきます」と決意を語りました。そのほか立候補が予定されている方からもメッセージが寄せられました。
会場には地域の方々も含め六十人が参加。最後に成山太志後援会長の団結ガンバローで締めくくり、とても盛り上がった学習会になりました。 


〔岡崎史典=同後援会〕

(兵庫民報2020年11月15日付)

国会議員団兵庫事務所だより:農林水産業 現場の声を国政に

農林水産省が、新型コロナの影響を受けた農家を支援する「高収益作物次期支援交付金」の要件を突然変更した件で、十月下旬に、農協幹部から話を伺いました。
要件変更については、近畿農政局長から説明と謝罪があったとのことですが、農家によっては、交付金を見込んで、既に投資をしており、大打撃となります。幹部は、「この影響で辞める農家も出るのではないか」と心配していました。
また、「昨年と今年の差を示す資料など、追加の申告書を作成しなければならない事務作業も、農家にとっては大きな負担です」と顔を曇らせました。
県担当課によると、兵庫県内からの申請は、二百二十八件で、総額約七千六百万円にのぼります。「農業はこれまでも過保護だと批判されていますので、ものが言いにくい。フォローをして欲しい」と苦しい思いも吐露されました。
日本共産党国会議員団はこの問題を取り上げ、政府に申し入れを行いました。その後、農水省から、変更前より交付額が減る農家に補填策を講じるとの発表がありました。
また、水産庁がTAC(漁獲可能量)設定魚種を増やす方針を示している問題で、漁協幹部に話を聞きました。
漁獲割当はかねてから、大臣許可漁船(大型船)に有利な配分がされ、沿岸漁民の経営が苦しい状況です。今回追加が予定されている「マダイ、ブリ、ニギスなどは、一本釣りをはじめとする沿岸漁業者への影響が大きく、現状に合った、きめ細かい対応が必要だ」などの意見が寄せられました。
現場当事者の声を国政に反映させるよう、がんばります。

(兵庫民報2020年11月15日付)


大門みきし「特等席から見た菅首相」:連載エッセイ56


十一月五日の参院予算委員会では小池晃書記局長の隣でパネル係をやりました。他党のパネル係は新人議員が多いのですが、わが党はベテラン議員もやります。私なんか「大門さんが横にいてくれると安心だから」などと言われると、喜んでやります。
パネル係の席は質問を傍聴する「特等席」です。自分が質問する時は答弁者を観察する余裕などありませんが、パネル係だと答弁者の細かい表情の変化まで読み取ることができます。
日本学術会議会員の任命拒否問題では、菅首相がまともに答えず、審議は十二回、三十分以上も中断しました。意味のない答弁を繰り返すうちに、菅首相の目がだんだんうつろになり、思考が停止したように表情が無くなっていくのがわかりました。少し心配になって、小池さんに「次に進めては」と声をかけると、小池さんも「そうだね」と応じました。
しかしそもそも自業自得です。菅首相は戦争に反対する学者の声が邪魔で仕方がない。だから学術会議を標的にして学問の自由へ介入を始めた。しかしそんな意図は公然とは言えない。言えないからごまかす。ごまかすから苦しくなる。不実という一点でも、菅首相は辞任に値します。
審議中断で小池さんの予定した質問が半分以上できなくなり、用意した七枚のパネルはすべて使わずに終わりました。パネル係として座っていてパネルを掲げなかったのは初めての経験。「大門さん、何のためにあそこにいたの」と、あとで皆に笑われました。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2020年11月15日付)

漫画『マルクス&エンゲルス』で伝えたかったこと:尼崎革新懇「秋の学習会」で著者が語り合う


尼崎革新懇は十一月八日、秋の学習会として対談「マルクス&エンゲルスとの出会い」を小田南生涯学習プラザで開催。漫画『マルクス&エンゲルス』の著者、野口美代子さん(シナリオ:写真右)と丸川楠美さん(漫画:写真左)の対談を聞きました。
田中祥晃・尼崎革新懇代表世話人が「二十代で『共産党宣言』を起草したマルクスとエンゲルスを語っていただく秋の学習会は意義あるもの」と主催者挨拶。義村玉朱元尼崎市議の司会で、野口さんと丸川さんが、この漫画をつくろうと思ったきっかけ、苦労したところ、読みどころ、今後の活動などについて語り合いました(対談の概要はこちらに)。
参加者も「二人の熱い気持ちが伝わってきた。自分がこれからどう生きていくかのいい機会だった」「難解なことを漫画にしたことは画期的だ。若い人が知るきっかけを作ったことは大きい」などの感想や、続巻について「マルクスとエンゲルスの二人が主張して解明したことを読者ならどう思われますか?と問いかけるようにしてほしい」などの期待が語られました。
三人の著者(野口さん、丸川さん、監修の円谷源さん)をひき会わせ、編集・制作にもかかわった、こむら潤さん(衆院比例・兵庫八区予定候補、尼崎市議)も参加。編集会議は細かいところまで詰めるので、毎回長時間に及んだこと、版元・高文研の社長も一緒に頑張っていたこと、二〇二〇年一月の日本共産党大会での発言の際、この本を紹介したら手持ちの本があっという間に売れたことなどを紹介。「本を売ることが目的でなく、若い人に広めることが大事」と述べました。
〔松岡宗治=同革新懇事務局〕
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漫画『マルクス&エンゲルス』Vol.1=二〇一九年六月、Vol.2=同年十月、発行=高文研、各六百五十円+税。




(兵庫民報2020年11月15日付)

「共産党が作品展を?」と高校生たちも鑑賞:文化後援会作品展


日本共産党兵庫県文化後援会は、恒例となっている「作品展」(第十二回目)を十一月四日から八日まで神戸市の兵庫県立美術館王子分室原田の森ギャラリー東館二階で開催しました。
作品出展者数は昨年より増え四十二人で作品総数は百一点。内訳は、絵画四十四作品、書(川柳)十六作品、写真三十一作品、書籍六作品、漫画三作品、オブジェ(彫刻)一作品でした。
安倍内閣が退陣し菅内閣が発足、総選挙含みの情勢のもと、また「コロナ禍」のなか、多忙な日々ではありましたが、創作活動の成果が持ち寄られ、鑑賞者に感銘を与えていました。
鑑賞者は、天候にも恵まれて東は大阪市、西は姫路市、北は豊岡市、朝来市と広範囲から約三百人が来場しました。
特筆すべきは、立ち寄った高校生や青年たち「日本共産党って、文化的な作品展をされるのですか」と声をあげていたことです。「私も、エンピツ一本で、こんな表情豊かな絵を描いてみたい」。「花をこんなに鮮やかな色で描かれることに驚いた」など新鮮な感想が寄せられました。
年配者からも、「コロナ禍の中で重い空気が軽くなり華やかな時間を過ごさせていただきました」「川柳の力作は、迫力があった」「レベルの高い作品が多く感動した」などの感想が寄せられています。
日本共産党の宮本たけし前衆院議員、こむら潤衆院比例予定候補も駆けつけて鑑賞(写真)。庄本えつこ県議や平野貞雄芦屋市議などの姿も見られました。
最終日には段野太一会長が出品者の協力にお礼を述べ、地の利を得て沢山の人に見ていただいたことに感謝、文化の分野でいっそう頑張っていきたいと締めくくりました。
〔下田大助=同後援会〕

(兵庫民報2020年11月15日付)

青春小説『大阪環状線』を作者とともに読み解こう:民主主義文学会神戸支部

草薙秀一『大阪環状線』は昨年、「しんぶん赤旗」で連載された小説です。
舞台は一九六〇年代前半のまだ戦争の傷跡が残っている大阪の生野区です。自分に自信が持てない主人公が友人やバイト先の大学生、教師から様々な影響を受け、苦しみながら自立への道を歩んでいく物語です。そこには人間の成長というテーマが貫かれており、山本有三「路傍の石」やロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」のような、人間の変革はどうおこるかという近年稀な教養小説となっています、それはまた現代の格差と貧困に苦しむ青年像とも重なり、あらためて今の青年を考えるきっかけともなります。
本小説から様々な感想を出し、また直接著者の草薙さんから作品をつくる上で様々な興味深いエピソード、作品の作り方までお聞きして、作品を深めていきたいと思います。(二〇二〇年二月、新日本出版社刊)
ぜひ、ご参加ください。
〔相沢一郎=日本民主主義文学会神戸支部〕
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日時 十一月二十八日(土)十三時三十分~十六時三十分/会場 長田区文化センター(JR新長田駅、地下鉄新長田駅前)四階「さざんか」/主催 日本民主主義文学会神戸支部 ☎078・595・1072 

(兵庫民報2020年11月15日付)


▽以下は編集部による蛇足:

アマゾンでなくても本は買えます。できるだけ書店で購入しましょう。なお通販でも版元ドットコムには国内のネット書店へのリンクがたくさんあります。
版元ドットコムの同書紹介ページ:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784406064019

また、書店に在庫がなくなっている場合はこちらで探すと安心です。
日本の古本屋:https://www.kosho.or.jp/



こむら潤「ジェンダーのハードル走」:こんにちは♡こむら潤です!(9)


今年、長女が二十歳の誕生日を迎えました。私が母親になった記念日でもあります。はや二十年、やっと二十年……いろんな思いが駆け巡ります。
大学卒業後、私は高校の美術非常勤講師に任用されました。三回の出産・育児のたびに、非常勤講師は年度の区切りに退職、任用を繰り返しました。私には他の仕事と兼業できるスタイルがマッチしたのですが、収入や社会保障は限られます。深く考えず「世帯主の扶養範囲内でよい」と思っていました。
子育てのほとんどの期間、仕事をしながら保育園の父母の会会長や学校のPTA会長職を担ってきました。親として自分ができること、やりたいことを率先してやってきたつもりでしたが、ある時、夫に「ボランティア活動よりお金になる仕事をしてほしい」と言われたのが衝撃でした。
もっとも理解してくれていると思っていた夫が、PTA活動を不満に思っていたことにショックでしたが、夫も家計を支えるのに必死なのに、私だけが自由に仕事を選んでいると彼が感じていたこともわかりました。(その後、私も意地になりPTAを続けながら銀行の清掃員、フリーペーパー配達など増やし、六つの仕事をこなしました)
今、「ジェンダー」という視点でみれば、この二十年間はまさしくジェンダーのハードル走と言えます。それは私だけ特別にではなく、誰もが通るコース。これからの若者にとって「誰もが自分らしく輝ける社会」が当たり前になるように、政治を変えていきましょう。
(衆院近畿比例・兵庫8区予定候補)

(兵庫民報2020年11月15日付)

亀井洋示「崩壊 トランプタワー」


(兵庫民報2020年11月15日付)

観感楽学


一人で見る夢は、夢でしかないが、みんなで見る夢は現実となる――オノ・ヨーコさんが米紙に載せたイラク戦争に反対する意見広告。世論が結集されれば変えられるとの思いだ▼非核「神戸方式」記念集会アピールは、「闘えば要求を実現し、社会を変えることができることは、神戸港と六甲山から米軍基地を撤去させ四十五年間もアメリカの軍艦を入港できなくしてきた体験をもつ神戸市民の確信」だと言う▼記念集会へのフランスからのメッセージは、「皆さんの成功は市民に断固たる意志があれば政治的成果はかちとることができる」ことを示したと称えた▼核兵器廃絶は「夢物語」と言われ続けたが、被爆者が「ヒバクシャ国際署名」や被爆体験を世界に訴え、核兵器禁止条約に結実させた▼韓国釜山市の平和団体からのメッセージにはミュージカル『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」―戦う者の歌が聞こえるか? 鼓動があのドラムと響き合えば新たにあつい命が始まる――が添えられていた▼その釜山市で非核「神戸方式」につなげようとする条例が採択された。日韓の非核港湾の連帯が両国の共同、非核北東アジアの「夢」を現実のものにしようと思う。(K)

(兵庫民報2020年11月15日付)