2020年8月2日日曜日

野党6党せいぞろい:連帯兵庫みなせん:市民と野党の共同アピール集会


「安倍即時退陣」「国会ひらけ」「未来に希望持てる国を再建しよう」――連帯兵庫みなせんが総選挙へ向け、野党六党へ呼びかけ、「市民と野党の共同アピール集会」を七月二十日、神戸・三宮センター街東口で開催しました。
立憲民主党県連代表の桜井周衆院議員(六区)、日本共産党中央委員の宮本たけし前衆院議員(比例近畿・大阪5区重複)、国民民主党県連代表の向山好一県議、社民党県連代表の梶川美佐男宝塚市議、新社会党県本部委員長の栗原富夫神戸市議、緑の党県本部運営委員の丸尾牧県議、連帯兵庫みなせん代表委員・事務局長の松本誠氏、県内の小選挙区予定候補者が訴えました。

(兵庫民報2020年8月2日付)

住吉駅前で共同宣伝:市民アクション東灘


七月二十四日、市民アクション東灘はJR住吉駅での「安倍改憲NO!全国緊急署名」の街頭宣伝を実施しました。
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コロナ禍によって中断していた街頭宣伝は六月に再開しましたが、解散・総選挙の動きが流動化するなか、各野党にも呼びかけ「市民と野党の共同アクション」と位置づけて実施しました。当初JR住吉駅南口での予定でしたが雨天のため急遽改札前で行いました。
日本共産党のきだ結県議と松本のり子神戸市議、緑の党の松本なみほ共同代表らが駆けつけ、社会民主党の梶川美佐男県連代表(宝塚市議)もメッセージを寄せました。
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きださんは「コロナ禍で人々の暮らしは追い詰められています。PCR検査の拡大と生活保障を優先すべきです」と訴え、松本なみほさんは「地球の温暖化が新型コロナを誘発しました。神戸製鋼の石炭火力発電建設は中止させましょう」と主張しました。
梶川さんからのメッセージには、「政治を私物化する安倍政権は即刻退陣を」とありました。
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市民デモHYOGOの片岡秀夫さんなどチラシを見て初めて参加した方もいて、総勢十八人で東灘から「野党と市民の共闘」「安倍内閣は即刻退陣を」と訴えました。
―藤丸徹(同共同アクション)

(兵庫民報2020年8月2日付)

内田樹氏が講演:長田共同アクション


市民と野党の長田共同アクションが「内田樹講演会」を七月二十三日、長田区文化センターで開きました。二月の「浜矩子講演会」に続き、今年二回目の講演会です。
百六十人を超える参加者があり、コロナ後の世界と日本の行方に大きな関心が寄せられていることが示されました。
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内田氏はまず、新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって何が明らかになったのかを指摘しました。
この半世紀、世界でも日本でも、選択と集中、生産性や効率重視という新自由主義的発想で経済が運営され、「ジャストインタイムシステム(在庫ゼロが理想)」というビジネスモデルが「貯める事は無駄」という考えの下、感染症を楽観視し、医療備蓄が乏しい状況に陥らせていたと分析。
アメリカでは「感染者が一千万人まで拡大し、死者は五十万人になる可能性がある」という予測の背景には二千七百五十万人とも言われている無保険者の存在があると内田氏は指摘しました。
一方、日本の現状については「責任者が責任を取れない、取ろうとしない破滅的局面では」と述べました。
質疑応答では、「市民と野党の共闘はこれからどうなるのか」という質問に対し、内田氏は「今ほど野党共闘が大事なときはない」と答えました。
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内田氏は現在の中国の状況について、「ワクチン開発によって一層の覇権拡大が進むのでは」と指摘。EUもアメリカも自国の感染拡大防止に必死で中国の横暴に対し十分な制裁が加えられていないと分析しました。
アメリカの国際的なプレゼンス(存在感)が低下し、中国がワクチン開発を後ろ盾に覇権拡大を進める思惑の中で「日本のこれからが試される」と指摘しました。
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講演会の後日、内田氏から次のメールが同共同アクションに寄せられました。「感染拡大している中で、あれだけ多数の方が集まってくださって、これからの世界の展望をみなさんが知りたがっていることがよく分かりました」。
―岡民雄(同共同アクション事務局)

(兵庫民報2020年8月2日付)

兵庫県コロナ対策第3次補正予算:積極的な検査戦略と慰労金拡充を:日本共産党のいそみ県議が質疑

七月二十七日、新型コロナウイルス感染症対策に関わる第三次補正予算案を審議する兵庫県議会臨時議会が行われ、日本共産党兵庫県議団を代表し、いそみ恵子議員が質疑にたちました。
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いそみ議員は、新型コロナウイルス感染患者が二十六日に一日あたり最高の四十九人となるなど感染が拡大していることを指摘。検査体制について、▽これまでの濃厚接触者にとどまらず、病院や施設、学校などで一人でも感染者が確認された場合、すべての関係者に検査を行うこと、▽市中感染地域を特定し、その地域住民すべてと地域の医療・介護、障害福祉施設、教育関係者などすべての検査を行う―など感染拡大防止のための積極的な検査戦略の実施を求めました。
答弁で井戸敏三知事は、「この間、症状のない濃厚接触者すべてを検査対象にするなどの拡充をしてきた」としましたが、市中感染地域での住民や医療・介護施設等でのこぞっての検査については、「慎重な検討が必要だ」としました。
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慰労金の支給について、いそみ議員は、井戸敏三知事の「何もしていないのに、なんで慰労金をだすのか」という記者会見での発言について批判しつつ、現在も対象になっていない▽調剤薬局やあんま、はり、灸、マッサージ師など医療関係従事者、▽コロナ患者が発生していない保育・放課後児童クラブなども含めた、すべての社会福祉施設従事者―への拡充を求めました。
答弁で健康福祉部長は、「保育所、放課後児童クラブ等児童福祉施設に慰労金を支給するのは、全国一律の制度であるべきと認識しており、まずは国に要望していく。調剤薬局、マッサージ等の施設については、国の対象外になっており、県として対象拡大の検討は考えていない」としました。
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党県議団は、感染第二波ともいえる状況が続くなか、感染防止対策のためのPCR検査体制の拡充、暮らし、営業への十分な補償などを引き続き求めていきます。

(兵庫民報2020年8月2日付)

神戸市の敬老パス・福祉パス10月からの改悪強行やめよ:よくする会が市と交渉


敬老・福祉パス制度をよくする会(以下「よくする会」)は七月二十二日、神戸市福祉局高齢福祉課と交渉を行いました。
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神戸市は市民の反対を押し切って、敬老優待乗車制度、福祉乗車制度を改定し、十月一日から負担増を押し付けようとしています。その内容は、①一番所得の低い人に交付してきた無料乗車券を廃止、②主に北区や西区の「近郊区」区間の上限百十円の廃止、③福祉乗車制度から母子世帯を除外(高校生通学定期を母子世帯も含む一人親家庭の対象に全額補助を今年度から実施)―などです。
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よくする会側は五万筆を超えた「制度を維持し拡充を求める」要望署名を提出し、交渉しました。
市が利用者とバスなどの事業者と神戸市とが「痛みを分かつ」としていることについて、よくする会側は「この制度の対象者だけに痛みを押し付けている」と厳しく批判しました。
また、市が「この改定で二〇四五年までこの制度を維持できる。制度を維持するための改定」としていることに対し、「高齢化は進展する、その時の対象者が何人になるとみているのか」と質問しても、根拠を示せませんでした。「高齢化が進み『人生百年時代』となるのに、予算を増やさず対応できない」と、市の場当たり答弁に怒りの声が上がりました。
市が「人口減、生産年齢人口減やコロナ問題で税収が減る」と負担増を正当化したことに対し、よくする会側から「税収が減ると言いながら、市役所の建てかえなど、大型再開発は進めている。こんなことこそ今再検討すべきだ」と厳しい批判の声が起こりました。
市議会で「北区や西区に自分で選択して住んだ、(勝手に住んだ)」との答弁があったことについて、よくする会側は「北区や西区には神戸市が開発した住宅地がたくさんある。地域格差を押し付けないでほしい」と意見が出ました。
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神戸市はこの制度改定を、役所への掲示やバス、電車への掲示、広報での周知などをしようとしていますが十分ではなく、多くの市民にとってはいきなり値上げとなり、混乱を招きそうです。「よくする会」は今後も、「コロナ禍での十月強行をやめ、再検討すること」を求めて頑張ることにしています。
―松本勝雄(敬老・福祉パス制度をよくする会)

(兵庫民報2020年8月2日付)

市民にやさしい淡路市政をつくる会学習交流集会:人口3万人でも自然とともに安心して暮らせる淡路市に


市民にやさしい淡路市政をつくる会は七月十八日、しづのおだまき館で、学習交流会「人口三万人でも、自然とともに安心して暮らせる淡路市に」を開催し、四十一人が参加しました。講師に招かれたのは淡路革新懇世話人の雨松康之さん。
「やさしい会」代表・松原幸作さんの挨拶の後、雨松さんは、産業連関表や県の統計書などの資料を使って、淡路市の特徴と発展方向を示しました。
雨松さんは、淡路市の人口が三万人を割ることは避けられないとして、「地産・地消・地商」型経済への転換と「協力・共同の組織」づくりが必要だとして、旧小学校単位での担い手づくりから始めることを提起しました。
参加者からは「どうやっていけば少子高齢化の中でやっていけるのか」「パソナの淡路市での進出をどう見たらいいのか」などの質問が出されました。
雨松さんは、淡路市でのパソナの事業は県と癒着して成り立っていることや、国からの補助金を使って淡路から利益を上げている現状を述べ、弊害を強調しました。
最後に日本共産党のかまづか聡市議が、閉会の挨拶と参加者へ豪雨災害募金への協力訴えを行いました。
―岡田教夫(党淡路地区委員長)

(兵庫民報2020年8月2日付)

コロナ後へいまこそ野党連合政権を:神戸・中央区後援会総会


神戸市の日本共産党中央区後援会は七月十九日こうべまちづくり会館で第八回総会と学習会を開き四十四人が参加しました。
前半の学習会では石川康宏神戸女学院大学教授が「コロナ後へいまこそ野党連合政権を」と題して講演しました(写真)。
石川さんは、安倍政権を「新型コロナと戦えない政府」と批判。コロナ対策として消費税を減税した国が十一カ国あることなど他国の政策と比較し、アメリカの戦闘機を買う日本の現状は「一体誰のための政治か」と指弾しました。
この政治を変えるため「画期的な市民連合が生まれた。個人の尊厳を擁護する政治を我々がつくろう」と強調しました。
後半には中央区後援会総会が行われ、こむら潤衆議院近畿ブロック比例代表予定候補がお祝いのメッセージを寄せました。総会は、日本共産党の躍進と野党共闘の勝利を目指して地域に密着した後援会を強く発展させようと二〇二〇年度活動方針を決めました。
―大前まさひろ(中央区後援会・前市議)

(兵庫民報2020年8月2日付)

明石歩道橋事故犠牲者を追悼:こむらさん・福原さん・赤田さん


二〇〇一年七月二十一日、明石花火大会歩道橋事故は起こりました。十九年が経過した今年の命日に、日本共産党の三人の衆院予定候補が現地の慰霊碑「想の像」に花を手向け、追悼しました。こむら潤比例予定候補と、地元の福原ゆかり九区予定候補、赤田かつのり三区予定候補(写真右から)です。
三人は「事故を知ってショックでした。行政・警察は市民の命と安全、人権を第一に考え、行動するべき」「私たちも教訓を生かすためがんばりたい」など、思いを語りました。

(兵庫民報2020年8月2日付)

日本社会の脆弱性コロナが明るみに:新しい政治へ日本共産党を大きく:芦屋のつどいで大門議員が呼びかけ


日本共産党芦屋市委員会は七月十九日、芦屋市民センターで「国政を語るつどい」を開催。大門実紀史参院議員が国会の様子をたっぷり語りました。
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「国会は衆院選に向かって緊迫している」と切りだした大門議員。安倍政権は、桜を見る会、検察庁法改定案などに加え、コロナ対策でも失敗ばかり。これに対して日本共産党国会議員団が大切にした三つの点について詳しく語りました。
第一に、国民の声を聴き、要求を大切にしてその声や願いを政策・制度・法律にしていったこと。海外の情報・政府のやり方を研究、日本ならどうするかを提案してきた。第二は、野党共闘を大事にしてきたこと。十万円の給付金は国民の声と野党がまとまって実現。第三に政治的な対抗軸をいつも示していくこと。
コロナ禍が明るみに出したのは日本のセーフティネットの脆弱さ。検査ができない。医療崩壊。「強いものが勝って何が悪い」・自己責任の政治を変えていこうと。
大門議員は、こうした矛盾を生むのが資本主義、この資本主義を乗り越えてゆくためにも共産党を大きくしていただきたいと入党を訴え、話を終えました。
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会場からは、「香港情勢など中国はどうなっていくのか」「立憲民主・国民民主の統合をどう見るか」「衆院選間近の野党共闘の進展は?」「コロナ後の財政問題は?」など次々と質問が続きました。
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つどい終了後は、会場に残り入党のおすすめをする姿があちこちに。
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コロナ禍のなか初めての大きな集会だったので、マスク越しの声や換気のため窓を開けていたので聞きづらかったという声も出ました。つどいや演説会をどうするか、次の課題も見えてきました。
―木野下章(党芦屋市委員会)

(兵庫民報2020年8月2日付)

青年・学生党員向け「日本共産党綱領連続講座」オンライン開講:「次回も楽しみにしています」と好評

日本共産党兵庫県委員会では、青年・学生党員対象の「綱領連続講座」を村上亮三書記長を講師に七月十八日に開催し、八人が参加しました。毎月一回、日本共産党綱領を一章ずつ学ぶ五回連続講座で、今回は一章「戦前の日本社会と日本共産党」を学びました。
講義の冒頭、村上さんは綱領を学ぶ意義について語り、この間の野党共闘の発展や、他党の綱領も紹介して比較しながら、情勢を広く深くつかもう、綱領を私たちが語っていこうと呼びかけました。
一章については、▽日本共産党が自由民権運動などそれまでの運動を受け継いで誕生したこと、▽絶対主義的天皇制と大日本帝国憲法のもと、日本の植民地支配と侵略戦争に対し、弾圧下、命を懸けてたたたかったこと―などを、『綱領教室』や『日本の戦争』などの文献・資料を用いて解説しました。
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感想交流では参加者から、「他党との綱領比較が興味深かった。自分でも調べてみたい」(尼崎)、「民主主義を勝ち取ろうとたたかってきた日本共産党のすごさが伝わってきた」(東播)、「戦争の経過について、きちんとした資料に基づいて客観的にみれば侵略戦争したということがわかった」(県直)、「戦争ってすごく身勝手。自分の利益の為に多くの人の命を犠牲にしたいのかと思う」(東播)、「いま過去の植民地支配を反省する潮流がイギリスやアメリカなど世界的に出てきている。それを考えると今回の話も現代の話題になる気がする」(神戸西)、など、活発に意見が交流されました。感想文でも「戦前の日本について帝国主義や自由民権運動の動きもわかって良かった。次回も楽しみにしています」(尼崎)、と期待の声が寄せられています。
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第二回は八月二十二日十時から、第三回は九月十九日(開会時刻未定)に開催する予定です。いずれもオンライン開催です。

(兵庫民報2020年8月2日付)

治安維持法国賠同盟県本部が総会:平和と個人の尊厳を破壊した治安維持法体制の歴史に決着を

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の兵庫県本部が七月十九日に総会を開きました。新型コロナ禍のもとで約一カ月遅れで、参加者も理事・支部代表など絞っての開催です。
総会では、日本共産党兵庫県委員会の平松順子副委員長が「新型コロナによるパンデミックで新自由主義の破綻が明らかになり、新しい政治を求める前向きの変化が広がっている」として、野党共闘の前進と日本共産党の躍進を訴えました。
治安維持法国賠同盟では、二〇二五年が治安維持法が実施されて百年にあたることから、二〇二〇年代の十年間に「アジアと日本の平和と個人の尊厳を破壊した治安維持法体制の歴史に決着をつける」ことをめざしています。
報告にたった岡正信会長は、「学習し、さらに行動する同盟」を掲げ、憲法改悪阻止、市民と野党の共闘の運動と結び、千五十名の会員、新たな支部の結成、国会請願署名一万五千筆の達成を呼びかけました。
討論では、「支部を再結成するなかで十六名の会員が増えた」(淡路)、「新型コロナ禍で集会が自粛されるなか、コロナ相談会や会員へのたび重なる訴えなど、目標にこだわり千五百の署名目標を達成した」(尼崎)、「毎月の役員会で対象者を挙げて会員を増やしている」(明石)、「兵庫は、川崎三菱の労働運動や、国内初めての女性演説会が開かれるなど大正デモクラシーの先進的な役割を果たしてきたことに確信を」(本部)、「兵庫の同盟は、この十年間。一度も減らさず会員を増やしてきた。入会の呼びかけに失敗はない。気軽に」(本部)―など積極的な経験が交流され深められました。
会長には岡正信氏が再選されました。
―辻修(同県本部)

(兵庫民報2020年8月2日付)


配管減肉や人身事故など頻発:「9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」に総結集を!

木原壯林(実行委員会)

福島原発事故から十年目になりましたが、避難者の多くが故郷を奪われたままです。事故収束は見えず、トリチウムなどの放射性物質を含む大量の汚染水が太平洋に流されようとしています。原発は、事故確率の高さ、事故被害の深刻さ、事故処理や使用済み核燃料処分の困難さなど、現在の科学技術で制御できる装置ではありません。
その原発が老朽化すれば、危険度が急増します。それは、高温、高圧の下で高放射線(とくに中性子)に長年さらされた原子炉の圧力容器や配管の脆化、腐食、減肉が進んでいるからです。また、老朽原発には、建設時には適当とされたが、現在の基準では不適当な部分が多数あるからです。例えば、地震の大きさを過小評価していた時代に作られた圧力容器などです。
それでも、関電は、運転開始後四十五年、四十四年、四十四年を超えた老朽原発・高浜一、二号機、美浜三号機の再稼動を画策し、全国の原発の六十年運転を先導しようとしています。
また、原子力規制委員会(規制委)は、二〇一六年六月および十一月、高浜原発一、二号機および美浜原発三号機の四十年超え運転を拙速審議によって認可しました。しかし、この認可以降に、関電の原発に関連して、蒸気発生器伝熱管の減肉などのトラブル、老朽原発再稼働準備工事中の死亡を含む人身事故、原発マネーに関わる不祥事が頻発しています。これらは、認可の過程では想定されなかったものです。原発の四十年超え運転が、人の命や尊厳、企業倫理をないがしろにして画策され、無責任な規制委がそれを認可していることを示します。
老朽原発運転の野望を打ち砕くために、一万人以上の結集を目指す「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が、多様な団体、個人によって呼びかけられ、九百に近い団体、個人の賛同を得て、九月に開催されようとしています。総結集して「老朽原発うごかすな!」を大きなうねりにしましょう。


「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」9月6日(日)13時開会、14時30分からデモ。会場は、うつぼ公園(四ツ橋線・中央線の本町駅下車)

(兵庫民報2020年8月2日付)

聞かせて、大学生の状況・思い:こむら潤さんがオンラインで懇談


こむら潤衆議院近畿比例・兵庫八区予定候補は、新型コロナの影響について、直接、県内の大学生から状況や思いを聞きたいと、オンラインで懇談しました。
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学生たちから「今年から始まった『高等教育無償化』を利用しているが、すべて合わせても昨年より少ないので、生活が厳しくなった。バイトも減っているので」「部活が全くできない状態。演奏会が中止になり、予約していたホールのキャンセル料などの負担が大きい。何もしていないのに」「友達と学びあえない。後期もオンライン授業となると一年間全く会えないことに。それがしんどい」「就活のインターンシップに行こうとしているが、他府県への移動にはためらいがある。交通費は自己負担で金銭的にも厳しく、いくつか諦めないといけない」など深刻な実態が語られました。
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安倍政権については「大企業ばかり優先している印象がある。もう少し一般人が暮らしやすい政治をしてほしい」「母が総合病院で働いている。医療従事者にしっかり補償をしてほしい」「舞台や芸術は積極的に自粛しているが補償があまりにもなさすぎる。この先何十年の損失になる」「教育や福祉に手薄い印象がある」「感染がこれだけ拡大しているのにGoToキャンペーンなど国民の声を全然聞いていないと思う」「感染を止めるために、お店にちゃんと補償して欲しい」「インバウンドに頼りすぎたらいけないことははっきりした。もっと国内の経済的な支援を」などの意見が出されました。
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こむらさんは、「うかがった声にこたえ、みなさんの願いを実現させるために、近畿比例四人全員が国会へ行けるようにがんばります」と決意を述べました。

(兵庫民報2020年8月2日付)

「時の行路」9月に新長田で上映:尊厳ある働き方かちとる運動の一環


劇映画「時の行路」兵庫上映実行委員会が七月二十一日、神戸市内で開催されました。
この映画は、リーマン・ショック時のいすゞ自動車株式会社の派遣切りを描いた田島一氏の「しんぶん赤旗」連載小説三作品を、「郡上一揆」「ハチ公物語」「ふるさと」の神山征二郎監督が、石黒賢・中山忍らの出演で映画化したもの。全国で上映がはじまっています。
兵庫県でも労組などで実行委員会を結成、実行委員長に成山太志兵庫労連議長、事務局長に岩佐久夫JMITU兵庫地本委員長が就任し、九月十九日に新長田ピフレホールで上映します。
二十一日の実行委員会では、コロナ禍のもとで数万規模の非正規切りが広がるなか、①派遣や非正規労働者の実態を知ってもらい、②八時間働けば普通に暮らせる社会、格差是正・ジェンダー平等社会実現への運動の一環として、③労働者の人権保障、派遣法廃止、働くなら正社員が当たり前の社会をめざす運動を広めることに役立つことを目的にしようと提起されました。
コロナ禍のもとでの上映で会場定員は通常の半分が上限のため、三回上映でも採算ギリギリになります。
試写を見た参加者から、「真面目に生きる人をモノのように切り捨てる社会、そこでどう連帯が生まれるか、労働組合の力とは何か、社会を変える展望はどこにあるか―を解説や講釈でなく人間の姿で描いているすごさに感動した」という感想も語られ、非正規労働者支援の運動にもつながるようにしようなどと論議されました。

「しんぶん赤旗」日曜版でも神山征二郎監督へのインタビューの連載が七月二十六日号からはじまっています。


劇映画「時の行路」

9月19日(土)、長田区文化センター別館ピフレホール/①10時、②14時、③18時/上映時間111分/一般前売り1,200円(当日1,500円)、学生・高校生1,000円、中学生・障がい者800円/コロナ対策のため各回先着200人/主催:兵庫実行委員会(兵庫労連内)Tel. 078‐335‐3770、Fax 078‐335‐3830

「時の行路」公式サイト→http://www.tokinokouro.kyodo-eiga.co.jp/
神山監督コメント:


(兵庫民報2020年8月2日付)

山下よしき「充実した時間」

連載エッセイ26

奈良県平群町で日本共産党への入党を働きかける活動(七月二十三日)。
山あいの古民家の座敷に通してくれたのは青年団活動に取り組んできた五十代のAさん。イベント関係の仕事がコロナ禍で激減し、持続化給付金の申請を宮本次郎前県議(衆院奈良二区候補)、稲月敏子町議に相談していました。
「入党のよびかけ」パンフレットを宮本さん、稲月さんが読み上げると、Aさんはページをめくりながら真剣に聞いてくれました。
私「感想はいかがですか」
Aさん「国民の苦難軽減はそのとおり。コロナで困ったときに助けてくれた。安倍政権はどこまで暴走するのか。信用できるのは共産党しかない」
私「なぜ共産党は信用できるのでしょう」
Aさん「この二人を知ってから。次郎ちゃんは頼んだらすぐやってくれる。稲月さんはこんなところまで来てくれる」
宮本さんは「PTA活動からのお付き合いですが、うれしいですね」、稲月さんは「日曜版の配達集金と月一回ニュースを届けに来ています」と二人とも笑顔がこぼれます。
実はAさん、地域で草分けの党町議の親戚だそうで、逆に祖父から「共産党には近寄るな」と言われていたときいて二人がびっくりする場面も。
入党には至りませんでしたが、Aさんは「これからも応援する」と言ってくれました。
稲月町議は「初めて知ることもあり、付き合いがより深くなった」と語ります。
互いの信頼がより深まっていく、とても充実した時間でした。
(日本共産党参院議員・党副委員長)

(兵庫民報2020年8月2日付)

観感楽学


暑いのに庭に出て草むしりをしていた妻が、「お父さん、今年蝉があまり鳴かないね」と、声をかけてきた。空蝉(抜け殻)はあちこちに見られるのだが、いわれてみると確かに蝉の声が少ない。「蝉も自粛してるのと違うか?」と冗談を言いながらふと気が付いた。「ことしは二〇二〇年、去年はうるさいほどやったな」「素数ゼミっていうから、去年は大量発生したんやろう」「素数年に大量発生する? 蝉が数学を知ってて? そんなバカな……」と妻に一笑された▼ところで、この「素数ゼミ」のこと、ご存知だろうか? 蝉のなかに十三年、十七年という「素数年」に大量発生する「素数ゼミ」が存在するというのは昆虫の世界では定説になっている。その原因は、種の保存を図るためといわれ、三年周期、四年周期という蝉の天敵・鳥の大量発生周期と重ならないようになっているとか▼自然界というものは、人間の思考では考えられないような不思議な力で生き物のバランスを保っている。考えてみれば、コロナウイルスも、われわれ人間が勝手に「新型」と銘打っているだけで、自然界ではずっと昔から存在していたのだろう▼毎日毎日、感染者の数が増えているというのに「GoToトラベル」という。そんな国の体たらくにうんざりしながら、このコロナに天敵はいないのだろうかと考えてしまう。雨上がりの林の中でカナカナと鳴くヒグラシの声を聞きながら今日もまたステイホームしている。(D)

(兵庫民報2020年8月2日付)