2020年7月12日日曜日

国民平和大行進・太平洋コース兵庫入り:コロナ禍乗り越え核兵器のない平和で公正な世界を


コロナ禍を乗り越え、核兵器のない平和で公正な世界をつくりましょう――と訴え8月の広島・長崎をめざす「2020年 国民平和大行進」、その太平洋コースが7月7日、川西市役所前で大阪府実行委員会から兵庫県実行委員会へ引き継がれ、16日、JR寒河駅での岡山県実行委員会への引き継ぎまで県内を行進します。ことしは新型コロナウイルス感染症防止のため、例年とは異なり、限定した地域のみ行進をおこない、主な駅前などではスタンディングで訴えます。

(兵庫民報2020年7月12日付)

清水ただし衆院議員が民商と懇談:持続化給付金の申請審査への不満の声とともに日本共産党の役割に期待の声も


日本共産党の清水ただし衆院議員が七月三日、新型コロナウイルス感染症の中小業者への影響を聞くため、兵庫県内の六つの民主商工会を訪問して懇談しました。
清水議員は、「持続化給付金」の問題点として、①五〇%ダウンしないと対象にならない、②オンライン申請しかできないことを挙げるとともに、この間の国会論戦で、提出書類の簡素化がすすみ、フリーランスなどへの適用も認めさせたことを報告しました。
以下、業者からの声をうち三つの民商で同席した市議の報告で紹介します。
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灘民商では業者から「税理士のハンコがないと申請が跳ねられる。要項に書いてないものをなぜ求めるのか?」など「持続化給付金」の審査が電通を通して外注されているもとで、機械的な対応や、国会での大臣答弁をも踏まえないものになっていることが告発されました。同時に、「清水さんの質問以降、格段に申請が通るようになった。それまでは(支給が遅れている)大阪の特別定額給付金並みだった」との声も出されました。
また、「わざわざ僕らのところまで足を運んでくれる国会議員なんておらんで」の声があがっていました。
(味口としゆき神戸市議)
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神戸民商でも業者から「長年商売している高齢者の方はとてもオンライン申請はできない。紙の申請も受け付けて欲しい」「税金の仕組みも知らない電通の下請けが審査しているから困る」などの要望・意見が出されました。
また、みなし法人や、形だけ法人登記を外国にした法人が申請さえできないなど個別の相談も出されました。
(林まさひと神戸市議)
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神戸北民商(写真上)では、「四月、五月は売り上げが半減以下。まだまだお客は戻ってない」「貿易関連なのに船の出入りがない。持続化給付金がなければ自分はどうなっていたか」など切実な声と、「清水さんが国会で頑張ってくれたから、早く給付金が届いた。ありがとう!」という激励もありました。
(朝倉えつ子神戸市議)

(兵庫民報2020年7月12日付)

購読広げた神戸西地区の経験:「各地のたたかい、運動がわかる」と「兵庫民報」を独自普及


日本共産党神戸西地区の戸田晃機関紙部長は六月二十八日、「『兵庫民報』の読者が減っており、発行ができなくなりかねない現状にある。魅力ある『兵庫民報』をこれ以上後退させてはいけない」と購読のお願い電話を集中して行いました。
「『兵庫民報』は、〝兵庫県内の取り組みの元気な姿、県内各地で広がる運動を伝え、たたかいを励まし、なくてはならない週刊新聞〟と好評です。月ぎめ定価三百円・一部八十円。ぜひ購読してください」と、地元で要求運動している活動家に次々と声をかけて一気に三人の民報読者を増やしました。
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また、つつじ支部の支部長さんのAさんは、戸田さんの訴えを正面から受け止め、未購読となっていた支部の党員に「兵庫民報」ならではの〝魅力の紙面〟を紹介して購読を呼びかけ読者になってもらっています。
西区の桜が丘支部担当地区委員のkさんは、支部長に呼びかけると二名の対象者に率直に購読を呼びかけ読者になってもらいました。
翌二十九日にも西区の上池支部では支部員三人が購読しました。
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奮闘した結果、神戸西地区は六月度、「しんぶん赤旗」日刊紙と日曜版とともに「兵庫民報」も増勢となりました。

(兵庫民報2020年7月12日付)

悪質な事業者を姫路市が刑事告発:不法な産廃最終処分場への市民の不安に応え日本共産党市議団の奮闘が行政動かす

入江次郎(元姫路市議・現県議)

姫路市は七月三日、同市打越にある宮ヶ谷産業廃棄物最終処分場を管理運営している成臨興業株式会社(代表・岩田孝成)を、許可容量を超過した産業廃棄物を撤去することなど指示した行政命令に従わないため刑事告発しました。この事案について姫路市議時代から取り組んできた日本共産党の入江次郎兵庫県議が語ります。

早くから議会で取り上げて

日本共産党姫路市議団は市民の声をもとに早くから宮ヶ谷最終処分場での許可容量超過や不法投棄について市議会で取り上げてきました。
二〇一三年には、市の同社への立ち入り検査記録簿を情報公開請求し、同社が埋め立て許可区域外への不当な埋め立てを二〇〇六年ごろから行っている事実を市が把握していたことを同年九月議会の論戦で明らかにしました。
再三にわたる党市議団の指摘によって、姫路市はようやく二〇一四年六月、成臨興業に対し、許可を受けた埋め立て容量を十万六千五十八立方メートル超過していた宮ヶ谷最終処分場の容量を(許可埋め立て容量である)五十五万六千五百九十五立方メートルに改善することと、(許可容量を超過して埋め立てられていたなどの)一万八千五百三十九立方メートルの産業廃棄物を撤去し適正に処理することを命じる改善命令を出しました。
しかし、同社が撤去した廃棄物はわずか三十九立方メートルであり、二〇一九年二月二十八日以降、搬出は行われておらず、またことし一月三十一日付けで文書指導を発したものの、改善命令で指示した廃棄物撤去が見込まれないとして、市は刑事告発に踏み切りました。

違法状態にある宮ヶ谷産廃処分場に太陽光パネルを設置?

なお、成臨興業は「宮ヶ谷産業廃棄物最終処分場に太陽光パネルを設置し、その売電費用で廃棄物撤去費用を捻出したい」と、兵庫県と姫路市に届け出しています。社会道義的にも、市民感情的にも容認できるものではありません。

不当な訴訟に屈せず


不法投棄については、二〇一二年八月、日本共産党は市民から寄せられた、不法投棄の現場を捉えた動画映像を公表。姫路市に対し速やかに行政処分を発令し、刑事告発するよう求めましたが市は応じませんでした。
そのため、同社が宮ヶ谷最終処分場へ①搬入不可品目を大量に受け入れ埋め立てたこと、②姫路市の立ち入り検査を前に、搬入不可品目を掘り返し、処分場内の別の場所に隠蔽したこと――などについて市民が刑事告発し、代理人弁護士と党市議団が記者会見でその内容を公表しました。
これに対し、成臨興業は、「刑事告発した内容を公表した日本共産党姫路市議団ニュース(写真上)と入江次郎ブログは事実無根であり名誉毀損にあたる」として、損害賠償を求める訴えを起こしました。
党市議団は、審理の過程で揺るがぬ証拠を次々と裁判所に提出し、その結果、原告である同社は敗訴を恐れ結審前に自ら損害賠償請求を取り下げ、市議団の事実上完全勝利で裁判は終結しました。

立党の精神を発揮し、住民の暮らし・環境守り全力

成臨興業の悪質で不誠実な対応はいうまでもありませんが、姫路市の対応の遅れが不正規模を拡大させてきたことも重大です。
この問題とは別に、現在姫路市内では「廃棄物ではなく有価物だ」と言って廃棄物か有価物かわからない物を山積みしている事案も発生しています。姫路市は成臨興業・宮ヶ谷処分場の教訓をいかし、この事案に対しも不正が拡大する前に速やかな行政処分と刑事告発をすべきです。
二〇〇七年頃から成臨興業が新たな大規模産業廃棄物最終処分場建設計画を進めていた姫路市夢前町では、住民が集めた十五万筆を上回る建設反対署名や、市議団が同社の不法投棄事案を次々と議会で暴露したことによって、事実上計画中止に追い込みました。引き続き、住民の苦難軽減という日本共産党の立党の精神を大いに発揮し、住民の暮らし・環境を守るため全力で頑張ります!

(兵庫民報2020年7月12日付)

憲法改憲許すな「3の日」行動〝連続200回〟:記念すべき日を迎え、中央区革新懇が決意新た


二〇〇四年九月から毎月(三日)、雨の日も風の日も酷暑も雪の降る日も正月三日も、一回も欠かさず続けてきた中央区革新懇「憲法改憲許すな『三の日』行動」。延べで千八百六人が参加して署名四千七百九十四筆を集め、七月三日に二百回目を迎えました。
この日は、二十二人が雨のなか元気に「平和な未来のために、みんなで憲法九条を守ろう」「改憲による時代逆行は許さない」「安倍改憲よりもコロナ対策を」のノボリ、一文字など目に見える工夫もして訴えました。
憲法共同センターの司会・進行で、兵庫革新懇、医療関係、税理士、婦人、青年、共産党がリレートークで一時間近くアピールしました。
中央区労働組合、平和友好団体、港革新懇などからの参加もあり、街に「改憲NO」の声を響かせました。
三宮ダイエー前で雨除けの場所を少し提供していただき大変助かりました。
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中央区革新懇はこの秋に「結成三十五周年記念の集い」を企画し、記念誌の発行も準備中です。
また、二〇一四年から取り組んで来た阪急花隈駅・阪神西元町駅のエレベーター設置の運動も実り、稼働が始まり住民から大変喜ばれています。
(漁島国弘=神戸・中央区革新懇事務局長)

(兵庫民報2020年7月12日付)

神戸製鋼さん石炭火力発電所つくらないで――裁判日記(民事訴訟第7回):温暖化被害を拡大する石炭火力発電

原告 近藤秀子

六月三十日、コロナで延び延びになっていた神鋼石炭火力民事訴訟第七回期日が開かれました。コロナ対策のため傍聴席が大幅に減らされ、定員の三分の一程度の傍聴席をめぐり抽選が行われました。
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法廷では和田重太弁護士から「地球温暖化被害」についてプレゼンテーションがあったものの被告は沈黙。三十分ほどで裁判は終わり、報告会へと移動、今日の内容について弁護団から詳しく報告がありました。
池田直樹弁護士から、和田弁護士が法廷で行ったプレゼンテーションについてわかりやすい解説がありました。
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神戸製鋼の主張は「地球温暖化の被害というのは、将来あるかもしれないという不確実な被害であり、例えば私が明日交通事故にあうかもしれないと言った時に、隣にある車を運転するなと言えるのか、そういう危険に対して差し止めができるのか、そういう意味では地球温暖化と言うのは非常に因果関係が遠い、だから差し止めはできない」というものです。
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原告としては、「石炭火力を続ければ必ずそれが確実に被害につながる」ということをはっきり主張しなければなりません。
そしてその被害の集団の中に私たち原告が入っている、もちろん神戸製鋼が出したものだけになるのではなく、神戸製鋼が出したものが被害の拡大に大きく寄与しているんだということを明らかにする書面を原告・弁護団は提出しています。
いつか起こるかもしれないと言う不安ではなく今や地球温暖化・気候変動の被害というのは日々大きくなっていることは確実です。今年の梅雨や台風の激烈な雨による被害が事実を物語っています。
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しかし、神戸製鋼は「そのような見解があることは重々承知しております。我々は政府の見解に従って適切な対応をしている」と反論しています。
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折しも七月三日、梶山弘志経済産業大臣は、石炭火力発電の段階的削減に向けた具体的方針を検討することを発表、しかし古い石炭火力発電所を新しい石炭火力発電所に作り変えるというのでは、「やっている感」を出しているにすぎません。今こそ石炭火力からの撤退を表明するのが政府の責務です。

(兵庫民報2020年7月12日付)


最賃闘争スタート


「2020最賃闘争」が始まっています。7月1日には兵庫労連などが神戸駅南クリスタルタワーの兵庫労働局前で座り込み行動を行い「最賃上げろ、全国一律に、今すぐ1000円・1500円めざそう」「コロナ禍だからこそ中小企業に対する手厚い支援で大幅な最賃引き上げを」と訴えました。

(兵庫民報2020年7月12日付)

石炭火力の新設禁止が最重要の政策課題である:神戸の石炭火力発電を考える会が声明

経産省の石炭火力発電の段階的削減方針に対し、神戸の石炭火力発電所を考える会は七月六日、「石炭火力の新設禁止が最重要の政策課題である」とする声明を発表しました。

声明要旨は次のとおりです。

【要旨】
・経済産業大臣は、7月3日、石炭火力発電の段階的削減に向けた具体的方針を検討することを発表しました。
当会は、これが、電力の脱炭素化に向けた施策の第1歩となることを期待します。
・兵庫県にも、低効率の石炭火力発電所が数か所あります。これらを速やかに廃止するべきです。
・経済産業大臣の方針は、古い石炭火力発電所による発電量を2030年度までに9割程度削減する一方、「高効率の」石炭火力発電所については、維持・拡充するというもので問題があります。「高効率」といっても、火力発電所のなかで、発電電力量あたり、最も多くの大気汚染物質、CO2の排出があります。「高効率」石炭火力を維持・拡充したのでは、累積的なCO2排出量がかえって増加することになりかねません。世界がパリ協定のもとで脱炭素・脱石炭に向かおうという時期に、先進国である日本が、今後数十年にわたり石炭火力発電所を稼働させることを容認するもので、許されるものではありません。
・神戸や横須賀では、石炭火力発電所の新増設計画に対する訴訟が提起されています。この訴訟では、住民らがCO2や大気汚染物質の排出という点で問題がある石炭火力を、敢えて選択したことの違法性を訴え、追及しています。発電事業者は、直ちに石炭火力発電所の新設計画を撤回するべきです。

全文は同会のホームページに掲載されています。
声明への直リンクは:
https://kobesekitan.jimdo.com/press-release2020-7-6/



(兵庫民報2020年7月12日付)

運動続け兵庫県教育共闘が30年:「校門圧死事件」の教訓いかし人間らしく学び成長できる教育条件を


三十年前の七月六日、兵庫県立神戸高塚高校(神戸市西区)で女生徒が校門で圧死した事件を覚えていますか。「西の兵庫」として全国に名をはせた管理教育の引き起こした悲劇でした。(写真上はことし7月6日、校門前で行われた追悼のつどい)

このままでは子どもたちを守れないと立ち上がった様々な団体で「兵庫の教育をよくする県民会議」(兵庫教育共闘)が結成されました。7・6校門前集会とそれに先立つ駅前での街頭宣伝(写真下)、県、県教委、県議会への申し入れ活動、県教委との懇談会、季刊『自由の風』の発行、独自の学習会が今も続けられています。
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ことしはコロナ禍で集まることすら困難でしたが、毎月、事務局会議を開き、総会を準備してきました。例年とは異なり、総会後の学習会は取りやめ、参加団体の代表による総会を七月三日、高教組会館で開催。一年間の活動を振り返り、二〇二〇年の方針を決めました。
教育をめぐる情勢について、▽新型コロナウイルス感染拡大をめぐり、一斉休校をはじめとして、様々な課題が持ち上がり、教組を中心に県教委との交渉、要望書の提出が多々取り組まれたこと、▽三カ月にわたる休校後、「自然学校」「トライやるウィーク」「わくわくオーケストラ」など県一律の行事を例年どおり行うのか大きな問題であること、▽三十五人や四十人の学級では「三密」を避けることが不可能であること―が報告されました。
参加団体からの発言では、新婦人から二十人学級を望む要望書をめぐる県議会各会派の反応や再開後の学校の様子が語られ、人権連からは「部落差別解消法」をめぐって県内で条例制定が進んでいることの問題点が報告されました。
今年の方針として、「7・6高塚高校校門圧死事件」の教訓を生かした教育行政をめざし、人間らしく学び成長できる豊かな教育条件と、教育ネットワークを広げるとりくみ、機関紙『自由の風』を広げるとりくみを確認して、総会を終えました。
(中村治子=教育共闘事務局・県母親大会連絡会)

(兵庫民報2020年7月12日付)

市民主役のすみよい川西をつくる会:SDGsを考える集い「つくる責任、つかう責任」


「市民主役のすみよい川西をつくる会」(代表・知名定光)は七月二日、市内でSDGs(エス・ディー・ジーズ)を考える集いを開催しました。今回のテーマは「つくる責任、つかう責任」。集いは二回目です。
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「SDGs」は「持続可能な開発目標」の頭文字をとったもので、二〇三〇年までに達成を目指す貧困や差別、飢餓のない平和と公正な社会を目指す十七の目標のことです。二〇一五年の国連総会で百九十三カ国の全会一致で採択されました。日本では新日本婦人の会など団体や市民、自治体、企業はじめ社会全体が取り組んでいます。
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川西で行われた集いでは、日本共産党の黒田美智市議が川西のゴミ問題から考えるとして、市民参加でゴミ減量が進む一方で、巨大なゴミ処理工場を建設したために生まれている維持費の負担増という矛盾を問題提起しました。
立憲民主党の山下隆志市議は、元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカの国連での演説動画を紹介し、本当の豊かさとは地球上の全ての人々が人間らしく生きていける社会のことで、一握りの際限のない欲求の追求が八十億人全体の危機を生み出していると告発しました。
参加者の自由討論では、新型コロナウイルスが問いかけた社会のあり方、新自由主義に変わる新しい社会を作り出していく、政府と自治体の責任や市民の役割などが深められました。
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「市民主役のすみよい川西をつくる会」は次の企画として、八月二十八日にパレット川西で「ジェンダー平等」をテーマに、川西市男女共同参画センター所長の講演を予定しています。
(今西清=市民主役のすみよい川西をつくる会)

(兵庫民報2020年7月12日付)

学生新歓もオンラインで:民青兵庫県委員会

民青同盟兵庫県委員会は六月二十七日、オンライン学生新歓(新入生歓迎行事)を開催しました。同盟外の学生も参加し、コロナ禍のもとでの学生生活について交流しました。
最初に自己紹介をすると一人暮らしの学生が多く、出身地も多様で「加西市には世界一大きい地球儀がある」「桂浜水族館がテレビで最近紹介されていた」などそれぞれの故郷自慢の交流から始まりました。
話題は学生生活での困っていることなどにすすみ「バイトに入れなくなった際の休業補償が自分は出たけど、出ない人もいる」「政府の対応が全てにおいて遅すぎる」など実態が語られました。
さらに話題は政府のコロナ対応に関して発展し、「対応が遅いといえば、日本政府は感染症対策も遅れている」「SARSの時の教訓を生かした台湾とそうじゃない日本の差が大きく出ている」「母親が総合病院で働いているが、病院の赤字が深刻だと話していた」など様々な思いを語り合いました。
(上園隆=民青兵庫県委員長)

(兵庫民報2020年7月12日付)

芦屋市役所ロビーで「原爆の絵画展」


芦屋市役所北館展示ロビーで「高校生が描いたヒロシマ 原爆の絵画展――聞き、描く。共に、描く。」を七月一日から十日まで開催しました。
芦屋市原爆被害者の会(千葉孝子会長)と原水爆禁止芦屋協議会(笠間順子筆頭代表理事)の共催で、昨年に続き二回目ですが、昨年とは異なる三十四枚の絵を広島平和記念資料館から借り受けて展示しています。
絵を見た市民からは「戦争の悲惨さ、原爆の残酷さが、実体験したかのように伝わる」(30代)「驚きました。証言された方、描かれた高校生の方々の思いはどれほどのものであったろうかと」(40代)「写真よりリアルで訴えるものがあり伝わる」(70代)などの感想が寄せられています。
(平野貞雄=芦屋原水協事務局長)

(兵庫民報2020年7月12日付)

西宮市に「火垂るの墓」記念碑が完成:清太・節子そして野坂昭如が過ごした防空壕近く


六月七日午後、西宮市の震災記念碑公園の一画で「火垂るの墓」記念碑の除幕式が行われました。新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小して開催されましたが実行委員会の人たち、地元住民、マスコミなど約百人が参加しました。


「火垂るの墓」記念碑建碑実行委員会の土屋純男代表が碑建立に至った経緯を報告しました。
「一九六七年に野坂昭如さんの体験を題材とした短編小説『火垂るの墓』が発表され、一九八八年にアニメ映画が制作されました。一九九五年の阪神・淡路大震災後このあたりは空地で、そこに野坂昭如さんが居たことを知り、野坂少年が過ごした防空壕の場所などを調べることになりました。その過程でこの戦争体験を何としても後世に伝えたいという願いが湧いてきました。二〇一七年三月に実行委員会をつくり戦後七十五年の二〇二〇年建立をめざし、昨年七月から寄付金募集を始め、この地に記念碑を完成させることができました、誠に感無量です」と挨拶し、関係者により除幕されました。
記念碑建立の寄付金は五月二十五日までに、千四百四十の団体・個人から、目標を上回る約七百九十万円集まりました。日中友好協会西宮支部をはじめ、兵庫県連も募金に協力しました。
西宮市に戦争の不条理を伝える記念碑が建立され、芦屋市には一九七三年七月に日中戦争の反省の上に建立された「日中友好平和の塔」があり、ともに戦争の悲惨さを後世に伝え、平和を願う碑が新たに阪神間にできたことの意義は大きい。
(上田雅美=日中友好協会兵庫県連)

(兵庫民報2020年7月12日付)

宮本たけし「東奔西走」:子どもと学生に希望届ける宮本プラン


このほど「コロナ後の教育」を展望して、「子どもと学生に希望を届ける宮本たけしプラン」を作成・発表することにいたしました。
中身は一クラス二十人程度の「少人数学級」の推進と「大学の学費半減」という二つのテーマです。
この間「緊急事態宣言」の解除を受けて学校園が再開されてきましたが再開にあたっては一クラスを二つに分け「分散登校」が行われてきました。これは「三密」を避けようと思えば少人数学級が一番良いことを示しています。
少人数分散登校は「安全確保」のために最も有効であるだけではなく、六月十九日に開催された大阪府教育委員会議では大阪府から「分散登校中は不登校の児童生徒数が減った」ことが報告され、子どもたちからも「こんなに先生と話ができたのは初めて」との声も上がっています。「宮本プラン」では財源も示しつつ、「コロナ」を機会に思い切って二十人程度の少人数学級に踏み出すことを呼びかけました。
大学の高学費のもとで学生の五人に一人が「中退を検討した」という衝撃的な調査結果も出されました。
日本は世界でも非常識な高学費の国であり、私が要求して二〇一二年九月に初めて日本政府が受け入れた国際人権規約の「学費無償化」条項にも反する状況です。
「宮本プラン」は今こそ大学学費の半減に踏み出し、さらには無償化に向かうことを呼びかけています。コロナ禍のもとで苦しむ子どもや学生に、今こそ希望ある学校と未来をプレゼントしようではありませんか。
(日本共産党前衆院議員)

(兵庫民報2020年7月12日付)

みんぽう川柳〈六月〉「川」:五月雨よコロナも連れて流れてよ(明石市 川路政行)

選者 島村美津子

特 選

五月雨よコロナも連れて流れてよ
 明石市 川路政行

【評】「五月雨をあつめて早し最上川」芭蕉の名句がぱっと浮かび上がってきました。
五月雨が急流となってコロナを流し去ってくれたらどんなにいいだろう。アベノミクスやマスクをしない大統領もいて、いいようのない危機感におそわれている現代、揚句のように、私たち庶民は生きていくことにささやかな希望をつなぐ。

入 選

川上も川下もないコロナ菌
 神戸市 山本尚代

自粛でも隣の県まで川流れ
 神戸市 梶山洋枝

黒川、河井 汚れきったかアベノカワ
 尼崎市 大野幸雄

川のよに「自粛と補償」切れ目なく
 神戸市 川上俊智

心身を硬直させて川下り
 明石市 生田律子

川向う何かいいことありそうな
 神戸市 塩谷凉子

イムジン川初めて聴いた時想う
 神戸市 長沼幸正

水澄みて蛍火淡く舞い戻り
 神戸市 宇山英樹

遠い日の母の目に似た川明かり
 神戸市 長尾粛正

久々の清掃ハイク芦屋川
 神戸市 北河豊治

思い出す、ふるさとの川魚取り
 姫路市 冨士初美

芋煮会できる河原を羨望す
 神戸市 伊藤マツ子

大雨を一気吐き出す泥の水
 明石市 小西正剛

暴れ川今年の無事を祈ります
 明石市 豊田智恵子

みんぽう川柳募集

▽七月の題は「七夕」、締め切りは七月二十四日▽八月の題は「ファクス」▽一人二句まで。葉書に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで▽毎月第四金曜日必着。火曜日には投函してください。締め切りが迫っている場合はメール、ファクス(葉書大の枠を書き、その中に必要事項を記入)でもけっこうです。

(兵庫民報2020年7月12日付)


ひなたぽっころりん〈662〉


(兵庫民報2020年7月12日付)

観感楽学:先日、日本のスーパーコンピュータ「京」の後継機として「富岳」が開発されたという記事を読みました。その「富岳」ですが、


先日、日本のスーパーコンピュータ「京」の後継機として「富岳」が開発されたという記事を読みました。その「富岳」ですが、いろいろな評価部門があるなか四部門同時に一位を獲得するという高評価をたたき出したそうです▼以前、私もソフト会社に勤めていたこともあり、同僚でスパコンの開発に携わっていたものがおり大変な思いで開発をしていたと聞いた覚えがあります。そもそも、これらのスパコンの開発は国策として進められ、日本の大手企業三社が開発に参加していましたが、いまは一社だけだと思います▼いろいろな問題もあったスパコン開発ですが、神戸のポートアイランドにある施設で「京」を撤去したあとに設置され、二〇二一年にも運用が始まり、大学などの研究機関が模擬実験、人工知能といった新分野などの研究で活用するそうです▼スーパーコンピュータは、膨大な情報を超高速で計算することができるため、大規模災害の再現や、新薬の開発で人体にどのような影響があるかなど実際にできないことをコンピュータ上に再現し、人の目でみることができるようにします。あらゆる研究開発に絶対に必要なものになっているそうです▼既に、南海トラフ地震での被害状況などはスパコンで予測情報を得ていると聞きます。コロナなどに対する新薬の開発など、人のためになるものにどんどん活用してもらいたいものです。(ふ)

(兵庫民報2020年7月12日付)