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寸劇「桜ちゃんに叱られる」 |
年越しで「桜」疑惑を終わらせてはならない―と「桜を見る会あまがさき」が、たいへん寒い一月十二日の午後、阪神尼崎駅前の中央公園で開かれ、賛同する市民五百人が〝招待〟されました。
森友学園、加計学園問題など安倍政権の一連の政治モラル破壊に続いて「桜」疑惑はその極みで、追及の声をさらに広げていこうと日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党、みどりの未来の議員などが呼びかけたものです。
集会では呼びかけ人の一人でもある、こむら潤市議(衆院近畿ブロック比例・兵庫八区予定候補)が司会を行い、五人の呼びかけ人の挨拶ではじまりました((左から)こむら市議(共産)、丸尾牧県議(みどり)、綿瀬和人市議(社民)、弘川よしえ弁護士(立民)、つづき徳昭市議(新社会))。
参加者アピールでは「政治の問題を持ち込み朝鮮学校を教育無償化の対象外とすることを許すな」「福祉に使うとして消費税増税を言いながら社会保障は切り下げが続く。消費税率引き下げを」「異常気象の原因といわれる地球温暖化の抑制を無視して石炭火力発電を進める安倍政権は世界から批判されている」などが訴えられました。阪神センター合唱団は安倍政権批判の替え歌「真っ黒だ」を披露しました。
寸劇「桜ちゃんに叱られる」では、安倍首相役を庄本えつこ県議、田村智子議員役を立憲民主党の弘川よしえ弁護士、大門みきし議員役を新社会党のつづき徳昭市議が演じるなど、国会での疑惑追及場面に会場が大いに盛り上がりました。
最後に、桜を見る会の犯罪行為の真相究明と一日も早く安倍政権を退陣に追い込み、安心して暮らせる政治を実現させるとのアピールを採択して閉会しました。
(徳田稔=尼崎市会議員)
上:寸劇「桜ちゃんに叱られる」/下:呼びかけ人挨拶(左から)こむら市議(共産)、丸尾牧県議(みどり)、綿瀬和人市議(社民)、弘川よしえ弁護士(立民)、つづき徳昭市議(新社会)
(兵庫民報2020年1月26日付)