市民要求実現に向け
私は兵庫県北部の農村で生まれ育ち高校卒業後に就職しましたが、どうしても大学に行きたい思いがあり夜間大学へ行きました。大学では真実や社会の矛盾を知ること、その矛盾を改善していくことの大切さを学び、教育への関心も持ち教師への道を目指した時期もありました。大学での勉強はその後の人生に大きな影響を与えました。
今年の三月で国土交通省近畿地方整備局を早期退職しましたが、これまで、職場の労働組合運動や大学での勉強、休日を利用した里山保全活動などを通じて社会におけるいろいろな矛盾を感じてきました。
四月から日本共産党で議員を目指す活動を開始し、この間、多くの皆様方に支えられ訪問活動や駅頭街頭宣伝を行ってきました。この度、定数二十二人に立候補三十七人という多数大激戦、日本共産党は三人のうち二人が新人という大変厳しい状況でしたが、多くの皆様方のご支援をいただき長谷川よしき元市議の議席を引き継ぐことができました。三議席を必ず守るという皆様の強い決意のもと、他都市からの応援やあらゆる力が総結集したたかった結果だと思います。今は感謝の念とともにご期待の大きさを感じています。
これからは、訴えて来た公約や市民要求の実現に向け、国政の「地方壊し」に対抗し、市民の命と暮らしをまもるため全力で取り組んで行きます。併せて、歴史ある三田市の日本共産党の更なる発展を目指します。よろしくお願いいたします。
(兵庫民報2020年11月8日付)