2020年10月11日日曜日

藤田佳代舞踊研究所公演:かじのり子モダンダンスステージⅤ:「社会の一員としてここにいたい」と


藤田佳代舞踊研究所公演、かじのり子さんのモダンダンスステージⅤが十一月七日、神戸ファッション美術館で開かれます。
「まずは自分自身の小さな出来事を踊ることによって、大きな社会とつながっていきたい。社会の一員としてここにいたい」との思いから、かじさんが創作した作品が発表されます。
新作「わたし――かのじょの延長」は、角田光代さんの小説『私のなかの彼女』(二〇一三年)の「彼女の延長である私」という文言からヒントを得た作品です。過去―かのじょ、現在―わたし、未来―あのひと――と設定し、過去、現在、未来の自身の存在を否定せず、どこが欠けてもわたしはない、という思いを踊りにしています。
「とらのいをかるきつね」も再演します。
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今回のステージでは藤田佳代さんの新作「迸る」も発表されます。コロナ禍のため三月、五月と中止になった公演で発表する予定だったものです。――人類はアフリカを出発し何万年もかけて地球のいたるところに広がりました。「この向こうには何かある」それを見たい知りたいと進んでいったのでしょう。今、地球を離れてあの星へ行ってみたいと思う人もいるはず――。

かじのり子モダンダンスステージⅤ

11月7日(土)17時開場・17時30分開演、神戸ファッション美術館オルビスホール/当日3,500円、前売り3,000円/定員200人、事前申し込みを/主催:藤田佳代舞踊研究所 Tel.&Fax 078‐822‐2066

(兵庫民報2020年10月11日付)