2020年10月18日日曜日

国民救援会兵庫県本部大会:再審法改正求める議会意見書採択など前進

日本国民救援会兵庫県本部は十月十日、神戸市の生田文化会館で第五十七回大会を開催しました。 
日本共産党県委員会の浜本信義さん、兵庫労連、治安維持法同盟など各界の来賓が「菅内閣の悪政を許さず、憲法を守るため、連帯してたたかおう」と挨拶しました。
議事では濱嶋隆昌事務局長が報告し、討議が行われました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、代議員定数を半減した大会でしたが、多くの発言がありました。
八月に阪神芦屋駅前でPCR検査の促進を求める正当な宣伝活動をしていたところ警察に強制連行された当事者からは、関係者や国民救援会、自由法曹団の支援で早期終結したことの報告。強盗殺人の犯人とされ再審をめざす神戸質店事件の緒方秀彦さんの母、生存権裁判の原告、そのほか事件関係者から支援の訴えがあり、コロナ下で奮闘する県下各地の会員の奮闘が報告されました。
今大会の特徴は再審法改正に関心が集まったことです。近年、冤罪が社会的な問題になっているなか、再審手続きに関する法律の整備を求めて地方議会で意見書を採択する動きが広がっており、国民救援会も県内で議員への陳情、請願をとりくんでいます。
神戸市議会では九月二十四日、「再審法」改正についての審議促進を求める決議が全会一致で採択されましたが、全国的にも政令指定都市での採択ははじめてです。ロビー活動に参加した代議員は、「神戸市内九支部で共同して全議員に働きかけた。全区に支部をつくってきた運動と冤罪被害者の実状の訴えが実っていると思う」と発言しました。
大会は、近藤正博会長代行ほか新役員を選出し、改憲、安保法制を許さず、すべての事件勝利と二千三百名会員をめざす方針案を採択しました。
―濱嶋隆昌(同会事務局長)

(兵庫民報2020年10月18日付)