2020年10月11日日曜日

シリーズ憲法が輝く兵庫県政へ(3):深刻さ増す青年の状況

日本民主青年同盟兵庫県委員長 上園隆

民青同盟兵庫県委員会では二〇二〇年三月から新型コロナウイルスに関する青年の実態調査に取り組んでいます。九月二十六日現在百八十三人から実態が寄せられていますが、寄せられている声はいずれも深刻です。いくつか具体的な声を紹介します。
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美容師として働いている青年からは「美容室は給付金の対象外だったので営業しなければならず、お客さんは自粛しているので売り上げが激減して大変な影響を受けています。お店がつぶれてしまうのではと不安だ」という声が寄せられました。
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私立中高一貫校の非常勤講師の青年は「自粛期間中は各家庭にオンライン授業に必要なタブレット端末の用意をお願いしたが、用意できない家庭も相当数あった。そうした生徒には学校から貸し出すことにしたが、学校側もお金がないので必要数を用意することができなかった」「自粛期間が明けてからは、生徒同士の人間関係がまだ作られていない様子で授業の反応が悪い」「教員を増やしたり私学に対しても助成を増やすなど、政府はもっと教育分野にお金を使って欲しい」と切実な実態を訴えました。
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大学生からは「バイトに入れず収入がなくなって困っている」という声が多数寄せられました。自粛期間が明けて以降も、バイト求人に学生が殺到しておりなかなかすぐに採用されないという実態も寄せられています。また、バイトが決まった学生も「とにかくバイトに入れる時に入ろうと思って八月は二十六日間バイトを入れました。さすがに体調も崩した」という声も出されています。
オンライン授業に関しては「授業の質が著しく低下している」「実技科目も全てオンラインなので意味があるのかなと思ってしまう」などの声も出されています。
また、オンラインが基本だったため大学の友達がまだできておらず学生生活の相談を気軽にできる人がいないという悩みも出されています。
求める要望としては、学費そのものを値下げして欲しいという声や、受け取る給付金の拡充を求める声が相次いでいます。
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高校生からは「遅れた分の授業を取り戻すために授業の進行が早くて大変」「部活の大会がなくなってしまった」などの声が寄せられました。
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民青同盟兵庫県委員会では寄せられた声を四月に兵庫県へ、七月には県内の野党各党へ届けており、十一月には県議会請願に取り組む予定です。

(兵庫民報2020年10月11日付)