日本共産党兵庫県委員会は十月十八日、神戸大丸前で街頭演説を行い、小池晃書記局長、こむら潤衆院比例予定候補と県内小選挙区候補らが次の総選挙で政権交代をと訴えました。
冒頭に応援演説を行った弁護士の吉江仁子さん(写真)は、カラーテレビの部品製造会社の社長などが産業構造の変化の中で職も家庭も失った例や、地球環境問題をあげ、市民から政治を遠ざける今の政権に百年先の未来を預けられないと批判。市民と野党の共闘をと力説。なかでも日本共産党の国会質問をもっと長くするため、議席を大きく伸ばそうと訴えました。
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兵庫三区の赤田かつのり予定候補は教員大幅増・少人数学級の早期実現で子どもたちに豊かな学校生活をと訴え、
九区の福原ゆかり予定候補は気候危機などに対し持続可能な社会をめざしたいと語りました。
十一区の太田清幸予定候補は消費税五%減税を主張しました。
参加できなかった二区の宮野つるお予定候補については司会のねりき恵子県議が医療・介護の分野で活躍してきたことを紹介しました。
比例近畿ブロック・兵庫八区重複予定候補の、こむら潤さんは日々、生活相談に応じるなか生きづらさを抱える人の多さと手を差し伸べる制度の乏しさに悔しい思いをしたと述べ、だれもが性別などで差別されたり暴力を受けたりすることのない社会を作りたいと日本共産党に入党したことも語り、「自助ではなく公助で国民の命と暮らしを守る政治に変えよう」と訴えました。
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小池書記局長は、日本学術会議人事介入、中曽根康弘元首相の葬儀への弔意要請など、安倍政権の上をいく菅政権を続けさせる訳にはいかないと強く批判。
そのためには、野党各党が日本共産党といっしょにたたかい、いっしょに政府をつくる覚悟を決めることが必要だと指摘し、「オール野党の連合政権をつくろう」と呼びかけ、日本共産党の衆院近畿比例四議席回復、とくに近畿から十一年ぶりの女性議員としてこむらさんを国会に送ろうと訴えました。
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大阪市廃止・分割することの是非を問う住民投票について小池書記局長はこの日の街頭演説でふれ、大阪市つぶしの問題点を語り、「反対」多数を勝ち取るために「大阪のお知り合いにぜひ働きかけてください」と支援を呼びかけました。
(兵庫民報2020年10月25日付)
大阪市廃止・分割することの是非を問う住民投票について小池書記局長はこの日の街頭演説でふれ、大阪市つぶしの問題点を語り、「反対」多数を勝ち取るために「大阪のお知り合いにぜひ働きかけてください」と支援を呼びかけました。
(兵庫民報2020年10月25日付)