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2020年5月1日金曜日

こむら潤「JR西日本福知山線脱線事故15年に寄せて」

二〇〇五年四月二十五日に起きたJR福知山線脱線事故から十五年が経ちました。事故で亡くなられた犠牲者の方々に追悼の祈りを捧げるとともに、ご遺族にお悔やみを、被害者とご家族の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
私は高校に入学して以来、毎日のように鉄道を利用してきました。そんな私には、同じ市内で起きたこの大事故のニュースは非常にショックで、ひとごととは思えませんでした。年月が経過してもなお、福知山線の列車に乗り、事故現場を車両がキーキーと音を立ててカーブを通過する時には、必ず事故のことを思い出します。
本来、安全であるべき公共交通。JRには、企業の利益や効率性を優先し安全を置き去りにする姿勢を猛省すること、そして市民の生命と尊厳を守り、労働者の権利を守るルールと社風を確立することを不断に求めていかなければなりません。
事故の後にJR西日本に入社した社員は全体の半数を超え、事故の風化が懸念されていると報じられています。
一〇七人の方の尊い命を奪った脱線事故。二度と悲惨な事故を繰り返さないために、私も、決して過去のものにせず、忘れずに思いをつないでいきます。
(日本共産党衆院近畿比例・衆院8区予定候補、尼崎市議)

(兵庫民報2020年5月3日付)