2020年1月12日日曜日

観感楽学

一月になるとどうしても阪神・淡路大震災を思い出します。このころになるとニュースなどで取り上げられるからかもしれません▼そのころ私はソフト会社でシステム開発の仕事をしていました。大阪にある企業との仕事が大半だったのですが、神戸市内にも主要な取り引き先が数社ありました▼災害でまだ交通機関がストップしている神戸の取り引き先へ行くのは大変でした。動いている電車やバスで少しでも近くまで行くのですが、どうしても最後は二時間ぐらい歩かなければ行くことができませんでした。帰りのことを考えると取り引き先に着いてから作業ができるのが二時間ぐらいしかなく大変な思いをしました▼その他の取り引き先でも会社の敷地内で液状化現象が発生するなどの被害がでていました。建物の最上階にあった水を貯めていたタンクが破損し、漏れだした水でその下の階にあったパソコンや精密機械が駄目になったという話も聞きました。ただ大切なプログラムやデータはバックアップし別の場所に保管してあったため、作業はすぐに再開できたそうです▼当時はDATなどバックアップを行う媒体は高価でした。今はUSBメモリやクラウドなど手軽にバックアップが可能な時代。災害などの不測の事態にそなえ、文書、写真などの大切なデータはバックアップをすることをお勧めします。(ふ)

(兵庫民報2020年1月12日付)