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2020年1月26日日曜日

阪神・淡路大震災から25年伝え、問いつづけていきたい

市民追悼式

阪神・淡路大震災発生から二十五年の一月十七日、様々な取り組みが行われました。
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阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議は神戸市勤労会館で「暮らしと生業は復興したか」を主題にメモリアル集会を開催しました。

報告する岩田さん

同会議の岩田伸彦事務局長が、被災者生活再建支援法制定や災害援護資金の少額返済など運動の成果を語るとともに、借り上げ住宅からの追い出しや、災害援護資金の返済にいまだに苦しんでいる被災者がいるなどの課題も指摘。引き続き運動を続けて行こうと訴えました。
日本共産党のこくた恵二衆院議員も挨拶し、「防災こそ政治の課題であり、政治のあり方を変えるという大きな展望で奮闘を」と励ましました。
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「希望の鐘」を撞く安田さん

二〇〇〇年に行政が慰霊式典を取り止めた後、ボランティアが引き継いできた「市民追悼式」も今回で終了となりましたが、実行委員のひとり安田秋成さんは「犠牲者の命を無にせず、安全で誇りをもって暮らせる社会をつくるため、これからも被災者運動を続ける」と決意を語りました。

(兵庫民報2020年1月26日付)

ひと・街・くらし長田のつどい:まだ本当に住んでよかったと思える街になっていない


震災二十五年の一月十七日、神戸市長田区では、震災復興長田の会などが主催する「ひと・街・くらし 長田のつどい」が今年も開催され、百二十名が参加しました。
不動博事務局長は、「震災から二十五年間、広範に被災した長田区に災害公営住宅の大量建設、長田から永田町(国会)への公的支援を求める自転車パレードなどさまざまな取り組みを行ってきました。まだ本当に住んでよかったと思える街になっていない。引き続きがんばりたい」と報告しました。
森本真神戸市議は「大規模の災害に対して、国のあり方・自治体のあり方が問われ続けている二十五年間。被災者と超党派の共同で実現した被災者支援法をはじめどこでも起こる災害に対して、大規模開発ではなく、被災者の生活・住宅・生業の再建に困らない施策の充実が大事だ」と二十五年間を振り返りました。
被災地の報告として、毎年、阪神・淡路大震災メモリアル演奏を続けてきたトランペッターの松平晃さんが、昨年の台風19号で川崎市の自宅が床上浸水の被害を受け「私自身被災者になってボランティアの方々に助けられました。感謝と激励の思いで、演奏を続けます」と語りました。
一昨年の北海道胆振東部地震の被災地・厚真町町議の伊藤としおさんは、「定年後移住の地ではじめて議員になって起きた突然の災害。無我夢中で被災者の声を聞き、生活再建に取り組んできました。みなさんの阪神・淡路の経験があったからこそ頑張れました」と報告しました。
参加者は、震災後の商店街のパネル展などを見学しながら 新長田再開発地区を歩きました。
参加者からは、「ビルがたくさん建ってきれいにみえるけれど…二十五年の間苦しんでいる被災者の方がまだまだいる」などの感想が寄せられました。

(兵庫民報2020年1月26日付)

保険医協会西宮・芦屋支部:東日本大震災・原発事故含め巨大災害の検証と課題を交流


兵庫県保険医協会西宮・芦屋支部は一月十八日に西宮市立勤労会館大ホールで「阪神・淡路大震災二十五年の集い 阪神・淡路大震災―東日本大震災―原発事故」を開催し、百六十人が参加しました。
保険医協会は阪神・淡路大震災十年目から五年ごとに集いを開催しており、今回は「震災経験を語り継ぐ・風化させない・新たなつながりを拡げる」ことを目的に、災害経験の中でいのちと暮らしを見つめ、生活する権利や平和を共に考える場とすることを目的に、東日本大震災復興と東京電力第一原発事故についての検証と課題の講演と報告も交えて、二十五年を振り返りました。
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西宮市・広川内科クリニックの広川恵一院長が阪神・淡路大震災と東日本大震災での保険医協会の取り組みを報告しました。
講演Ⅰ「阪神・淡路大震災二十五年の検証」で兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の室崎益輝科長は、「この二十五年間の復興の検証が十分に行われていない。『医・食・職・住・育・連・治』の包括的な生活の復興が重要」と述べました。
講演Ⅱ「東日本大震災後のメンタルヘルス」で南相馬市・ほりメンタルクリニックの堀有伸院長は「日本では津波発生時の原発事故に対する想像力が失われ、それにより事故対策が十分に講じられてこなかった。他の人の置かれている状況への想像力を保つ『共感』が大切」と指摘しました。
講演Ⅲ「原発のない世界へ」で元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏は「二〇一九年三月までに国が住宅支援を打ち切り、避難者は一方的に追い出され、子どもを含め放射線被曝させている。被害者には多様な苦悩があることをお互いに認め合い、非難し合うのではなく助け合って、加害者と戦うことこそが次の悲劇を生まないために必要」と主張しました。
報告では―①保険医協会西宮・芦屋支部の上田進久世話人が、阪神・淡路大震災で飛散したアスベストによる健康被害の実態調査や検診体制を確立することを訴えました。
②神戸市借り上げ復興住宅居住者の丹戸郁江氏(代読)は、阪神・淡路大震災借り上げ復興住宅からの退去を迫る神戸市の対応の冷たさを批判、継続入居を求める思いを語りました。
③久留米大学外国語教育研究所講師のディヌーシャ・ランプクピティア氏は、災害時の外国人のコミュニケーションの困難さや孤立感を解消する必要を指摘し、在住外国人も支援者側にもなることで解決に繋がると述べました。
(岡林信一=兵庫県保険医協会事務局)

(兵庫民報2020年1月26日付)

阪神・淡路大震災から二十五年にあたって:二〇二〇年一月十七日 日本共産党兵庫県委員会

阪神・淡路大震災から四半世紀(二十五年)になりました。あらためて犠牲者の方々とご遺族の皆さまに哀悼の意を表し、すべての被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。
「住居は人権」。これは阪神・淡路大震災の重要な教訓です。
当時、住宅再建は「私有財産に公的資金は使えない」とされましたが、その後の被災者・県民の粘り強い運動と、国会議員との共同により、被災者生活再建支援法を実現し、さらに法改正を行ってきました。しかし、まだまだ不十分であり、二〇〇七年以降、予定されていた法改正もなされていません。一刻も早く、支給額の引き上げ、半壊・一部損壊への適用拡大を図るべく、尽力します。また、生業再建支援への制度拡充を強く求めます。
避難所の環境が劣悪で、体調を崩し死亡する事例が、阪神・淡路大震災以降の被災地でも続発しています。「プライバシーが確保されない」「必要な食事が提供されない」「空調設備がない」など重大な問題が解消されておらず、我が国の被災者支援は諸外国に比べて著しく遅れています。また、避難所等での性犯罪被害も告発されています。避難所や仮設住宅の環境改善が急務です。
安倍政権は災害対応などを口実に、憲法へ「緊急事態条項」を盛り込もうとしていますが、災害の時こそ、地方自治権を広く保障し、憲法が保障する人権を最大限尊重する立場で対応することが求められます。被災者救援の体制と施策の拡充、被災者生活再建支援法をはじめとする法制度の抜本改正を視野に、取り組みを強めます。
生活再建は、良質な居住環境の提供と共に、コミュニティ形成などへの配慮が大切です。
政府・自治体が、被災者一人一人の願いに寄り添うこと、健康はもちろん、地域、歴史、文化などの環境にも留意し、温かい家庭や故郷を取り戻すことが必要です。
しかし、阪神・淡路大震災被災者が、自治体によって住居と住環境を奪われる、信じ難い事件が起こりました。借り上げ復興公営住宅からの退去を強要し、高齢となった被災者を被告席に立たせる神戸市などの所業は許せません。
住宅を失った被災者に対し、住宅を供給し、生活基盤を安定的に確保することは、被災者が生活を再建するための必要条件であり、それを保障するのは国と地方自治体の責務です。阪神・淡路大震災被災者に提供された借り上げ復興公営住宅は公営住宅そのものであり、入居者の意思に反した退去など絶対にあってはならない事です。
住居を変わることは、引っ越し自体の負担はもちろん、人間関係の再構築など物心両面に負荷となり、生活基盤は一時的にせよ不安定にならざるを得ません。ましてや行政など他者の都合による転居はなおさら影響が深刻で、それは血圧の上昇や情緒の乱れ、認知症の進行など、医学的症例としても示されています。
被災者・県民に冷たい行政に、あらためて満身の怒りを込めて抗議し、希望者全員の継続入居を求め、力を尽くします。
災害援護資金返済も、あらたな問題が起こりつつあります。
神戸市は、これまで少額返済が二年近く留保されていた被災者に何の説明もしないまま、債権回収と免除申請業務を東京の弁護士事務所に委託しました。「神戸市がこれまで少額返済で対応してきたことは関係ない」「免除要件があたらないなら全額返済」などの機械的対応に被災者から不安が寄せられています。
日本共産党神戸市会議員団は神戸市に対し、被災者の生活実態に寄り添った柔軟な対応と弁護士事務所への委託解除等を申し入れました。引き続き、被災者の生活が壊されることの無いよう丁寧な対応を行うと共に、少額返済者の全額免除と免除対象拡大を求め、奮闘します。
被災中小事業者の災害復旧融資も、返済の免除など、抜本的で早急な解決に力を尽くします。
安倍政権は、自然災害に十分な対策を取ろうとしないばかりか、またもや被災者・国民に消費税増税を押し付けました。「税金の私物化」「公文書改竄、廃棄・隠匿」など民主主義を踏みにじり、憲法改悪に執着しています。
これに対し今、市民と野党の共同および野党共闘が深化・発展しています。
野党は「被災者生活再建支援法改正案」をはじめ、被災者・国民の暮らしを守る立場での共同提案を行い、実現のために努力しています。
私たちは、安倍政権に対し、数々の疑惑について真実を明らかにした上で、責任を取って総辞職するよう迫っていますが、もし安倍政権が衆議院を解散するのなら受けて立ち、野党連合政権を実現させて、災害に強い国づくりと、被災者に寄り添い安心できる温かい政治を前へ進めるために奮闘します。

(兵庫民報2020年1月26日付)

日本共産党第28回大会代議員の発言・感想




衆院近畿比例・兵庫八区予定候補 こむら潤さん

私は、総選挙に向けた二大目標、「市民と野党の共闘の発展」と、「日本共産党の躍進」を達成するために候補者としての決意を込めて発言します。
現在、尼崎市の一期目市議ですが、昨年十二月、総選挙へ挑戦する決意を固めました。

日本共産党躍進の〝種〟となって
市議団からも地域からも「小村さんが抜けたらどうする」との声もあるのですが、私は「腹の立つ安倍政権をほんまに倒す気があるなら、後ろ向きの構えでは政権交代どころか党の躍進もない」「地域の高齢化、世代的継承や党勢拡大に伸び悩み、くすぶっているところへ勢いと波を引き起こす起爆剤になりたい」「悩んだり逃げたりするよりもやってみようじゃないか!」―そんな気持ちで今回の決意にいたりました。
種をまかなければ花も咲かず、実もなりません。種はどこにある? 誰がまく? それなら私がその種となりましょう。

憲法いかす社会を子どもたちに
もう一つ、私が決意したわけがあります。憲法を守りいかすために力を尽くしたいと思ったことです。
私には子どもが三人おります。子どもたちに平和な日本を渡したい、ウソやごまかしだらけの今のひどい政治をこれ以上見せたくない。憲法がいきいきと本当にいかされた社会って一体どんなだろう? 私はそれを見てみたいし、子どもたちに引き継ぎたい。日本共産党ならそれができると思います。躍進を勝ち取って憲法を守り抜こうではありませんか。

市民と野党の共闘をひろげて
大会直前の十二日に、駅前公園で「桜を見る会」疑惑を忘れず、政治の私物化を許さない世論をひろげようと野党の地方議員らで呼びかけ「桜を見る会あまがさき」を開催しました。「功績功労のあった」市民の皆さん四百人を超える参加がありました。
呼びかけ人は私をはじめ、社民党市議、みどりの未来・尼崎の県議、立憲民主党弁護士、新社会党市議で、当日は寸劇チコちゃんならぬ『サクラちゃんに叱られる』、沖縄エイサーなどのステージパフォーマンスや出店でにぎわい、尼崎民主商工会は「消費税」、朝鮮学校オモニ会は「教育の無償化」、緑の党市議は「環境問題」など、おのおのに安倍政治への怒りを述べアピールを行いました。
総選挙に向けては、組織間での野党統一候補の話し合いは、まだこれからではありますが、野党会派の皆さんからもひじょうに温かい激励をいただいており、ぜひ統一候補となって共に頑張りたいと思っております。

若い世代が楽しく活動できるよう
党の躍進、強くて大きな党づくりへ、世代的継承、若い世代への党建設は喫緊の課題として取り組む必要があります。これまで尼崎では、私は世代的継承担当として青年学生の支援を行ってきました。若者のつどい「JCPサロン」を年二回、恒例イベントにして、地域からも対象者に声掛けしやすくするなど取り組んでいます。
深刻な〝絶滅危惧種〟なのは三十代・四十代・五十代です。私も四十四歳ですが、党の存在を絶やさないという使命を自覚して党員になったものの、正直楽しいかと言われたらよくわかりません。夫も同じくです。
世代的な感覚かと思っていましたが、七十代の先輩党員さんの言葉にハッとしました。「昔、二十代の頃は仲間がようけおって、みんなでワイワイ言うてデモしたり楽しかったんよ」。今、高齢になっても頑張れるのは、その頃の体験が活動を支えているんじゃないでしょうか。私たちもそんな楽しい党活動がしたい。第二決議案第四章(三)③を大いに歓迎いたします。
私や若手専従が、同世代の交流を求め、尼崎地区委員会では二十~四十代の交流会を予定、兵庫県委員会では大会明け二十二日に若手議員と若手専従党員の初の交流会を開く予定です。この世代が、それぞれの支部でぽつりぽつりとがんばっているだけでなく、同世代同士のつながりを温めあい、やがて党を引き継いでいくと同時に仲間を広げていく力になる、その第一歩になるよう交流会を成功させたいと思っています。

マンガ『マルクス&エンゲルス』
最後に、若い世代や新たなつながりの方に共産党を知ってもらう、おすすめのアイテムをご紹介しておきます。会場の書籍販売にも置いてありますが、マンガ『マルクス&エンゲルス』――しんぶん赤旗でもご紹介いただいた本ですが、これは尼崎の三人の党員が作り上げた本です。
共産党宣言を書いたマルクスの姿をなんとか広める方法はないか?――マンガをツールにして誰もが親しみやすいきっかけで共産党を見てもらおうという目的で作ったものです。
この漫画の作画を担当しているのが、実は私の娘です。十八歳の感覚で描いたフレッシュな表現になっています。小池書記局長にも称賛をいただきました。ぜひたくさんの方にお読みいただきたい、そして全国で新しい仲間を増やすために役立ててほしいと思います。
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私もみなさんと共に、比例「八百五十万、一五%以上」の獲得、そして小選挙区でも風穴開けるたたかいを頑張りぬく決意をもって、発言とさせていただきます。ありがとうございました。


衆院兵庫九区予定候補 福原ゆかりさん

初参加の党大会が、綱領一部改定や野党共闘が進む歴史的時期であることに、まずは大きな意味を感じました。
また、中国に対する綱領上の見直しやジェンダー平等で党自身の自己改革が示されたことなどで、全国の党員が前へ進む力になったことを討論で知り感動しました。活動の軸は綱領にある意味がわかりました。
私自身の自己改革のために、綱領を再度学習し直し力に変えていきたいと決意しました。

姫路市議 森ゆきこさん

私は初めての参加でした。世界情勢に即した綱領への改定と、野党連合政権の実現・新しい政治への展望を示すための決議案を練り上げる役割を果たす大会です。
初日に『野党共闘、違いを認めあいながら、一致点で団結すること』を呼び掛ける来賓六名、三党二会派とゲストの力強い挨拶は、すでに綱領改訂案と決議案の内容を歓迎するもので、残りの四日間を勢いづけるものでした。
発言者は八十八人。中国の覇権主義の動向を踏まえた綱領改定や、ジェンダー平等を歓迎し、多様性を認めることに正面から取り組む決意、労働者の現場の声、若者、青年たちの悩みを受け止める活動など、どの発言も勇気の湧くものでした。
初めての参加は、楽しかったの一言に尽きます。これから取り組むことを広げるのは大仕事ですが、共産党の綱領をまっすぐ語り、多様性を認め合う野党共闘の実現に踏み出せば、命と暮らしを守る国民のための政治を取り戻せると確信の持てる結語となりました。展望が示せる共産党は、やはり素晴らしいと思いました。
集い、宣伝、対話、訪問。やれることから取り組まなければと歩む下り坂は、勢いづきすぎて転ばないように気を付けて歩きました。送り出して下さり、ありがとうございました。

県青学部 伊木さちさん

学費や働き方、人権など青年の苦しみや願いに綱領がこたえるものになる、と綱領への認識が深まりました。
青年分野の発言で、青年の中にどんどん踏み込めば綱領が響きたくさん仲間を迎えているとありました。
その際、「どんな社会がいいのか」「学費が下がればどんな事がしたいか」など思いをよく聞くことが大切、その上で「一緒にやってみよう」と声を掛け、励まし仲間に迎えていました。
私の中で綱領路線は当たり前のものになっていますが、大きな力を持っているんだ!ということが参加しての一番の気づきです。

(兵庫民報2020年1月26日付)

灘区日本共産党後援会「新春のつどい」:〝両親の背中を見て育ちました〟と入党する人も


灘区日本共産党後援会は一月十九日、河原自治会館で「新春のつどい」を開催しました。会場いっぱいの九十人が参加、いすが足りず立ち見も出るほど大盛況となりました。
一部は宮本たけし前衆議院議員の記念講演で始まりました。
冒頭、昨年四月の衆議院大阪十二区補欠選挙で、野党共闘を本気で進めたい思いで、退路を断って立候補を決意したことから始まり、十四日から十八日まで開かれた第二十八回党大会の報告、来るべき総選挙で現有二議席から四議席に必ず押し上げる決意を述べました。
質疑応答では、「投票率が五割以下で残念、どう考えているか」「働いていると投票したくてもできない。行かないではなく、行けない」「中国は先進国か」「大会評議員が多いのはなぜか」「神鋼石炭火力発電、原発をすぐにやめるとマイナスになるのでは」など多岐にわたる質問が出されました。宮本氏は「自分の一票で政治が変わるという希望ある選択肢を示せていない。本気で政権つくるぞと伝えることができれば、投票に行く時間も見つけられる。励まし合って投票に行くネットワークをぜひ作ってほしい」と質問に応え、充実の記念講演となりました。
二部では衆議院近畿ブロック比例代表、兵庫八区重複予定候補の、こむら潤さんが挨拶。第二十八回党大会の報告と「子どもたちのためにも安倍政権を倒したい、来るべき総選挙で何としても議席獲得したい」と決意を述べ、大きな拍手に包まれました。
この「新春のつどい」で、「党員の両親の背中を見て育ちました。党に入ってがんばります」と新しい仲間を党に迎えることができ、総選挙に向け、大きな一歩を踏み出しました。各後援会の素人とは思えない踊りや手品、楽しいビンゴゲーム、最後は「ガンバロウ」を地区常任の山元氏のギターで合唱、力強い声が会場に響き渡り、灘区後援会はこのつどいを跳躍台に兵庫から国会議員を送り出すために、力を合わせて頑張ります。
(近藤秀子=灘区後援会事務局)

(兵庫民報2020年1月26日付)

兵庫区日本共産党後援会「新春のつどい」:こむらさん初登場


日本共産党兵庫区後援会は一月十一日、みなとがわホールで衆院近畿比例・兵庫八区予定候補の、こむら潤さんを迎えて兵庫区新春のつどいを百三十名の参加で開きました。
つどいはまず、大かわら鈴子神戸市議が――久元喜造市政が進めてきた「都市空間向上計画」は市民の反対で頓挫し、兵庫区では「誘導区域外」指定はゼロになった。しかし「三宮一極集中」計画を強行し、敬老・福祉パス改悪や須磨海浜水族園の完全民間委託を押し進めている。計画を中止させるまで頑張る――と報告しました。
こむらさんは兵庫区では初登場。「尼崎市で二年半前議員になった新米の私が国会議員にと大きな飛躍です」「子どもが三人いるが、安倍自公政治が続くことを心配している。憲法改悪計画を中止し、子どもたちに明るい未来を」と若さあふれる決意を述べました。
森原健一県後援会長が「後援会活動を楽しく活性化することで、来るべき衆院選での野党共闘と共産党の躍進で安倍首相を退陣させよう」と訴えました。
さっそく第二部は楽しい催し。兵庫区在住の中西久美子さんがうっとりするようなフルートを演奏。「岸本朝代と仲間たちのおしゃべりダンス」は新装なったみなとがわホール舞台いっぱいに女性パワーを見せつけました。最後に「とーふれんず」の歌と演奏。いつもながらの歌唱力と演奏に、会場は大いにもりあがりました。
水谷文輝事務局長の「衆院選勝利」の決意と訴えで集いを終えました。
(亀井洋示=兵庫区後援会会長)

(兵庫民報2020年1月26日付)

政治の私物化許すな!:スピーチ・パレードで市民に訴え西宮で市民と立憲野党


安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションは一月十八日、西宮市の高松ひなた緑地で、第二弾「桜を見る会疑惑徹底究明! 政治の私物化を許すな! 安倍政権退陣、野党連合政権を!」と宣伝・パレードを行いました。寒い中でしたが六十人を超える市民が参加し、市民にアピールしました。
最初に、主催者を代表して事務局共同代表の魚谷直生さんが、「『桜を見る会』に現れている政治の私物化をウヤムヤにできない。徹底的に安倍首相を追い詰め退陣に追い込み、野党の連合政権をつくろう」と訴えました。
「おかしいことはおかしいと西宮から発信していきましょう」「諦めず怒り続けましょう」「国民の声を無視する強権的な安倍『桜』を散らす年にしましょう」「野党が一緒になって安倍政権を打倒していきましょう」「市民と野党の共闘で、野党が大きくなって政権交代への道を開きましょう」など、無所属市民派の西宮市議の田中あきよさん、よつや薫さん、新社会党芦屋総支部副委員長の前田辰一さん、社民党県連合代表の梶川みさおさん、日本共産党市議の野口あけみさんが訴えました。市民から松谷卓人さんが「安倍政権はひどすぎる。こんな政権を倒したい。そのためにも、改憲発議を許さない署名も大きく集めましょう」とアピールしました。
事務局共同代表の奥山篤さんの指揮のもとコールしながら、アクタ西館北側まで旗などを掲げてパレードして市民に訴えました。
「立憲野党や無所属議員などがそろって訴える事が、こうして市民に大きくアピールできるなあ」などの感想が寄せられました。(樫村庸一)

(兵庫民報2020年1月26日付)

自衛隊の中東派遣反対:川西で市民と野党の共同宣伝


一月十九日、川西能勢口駅アステ前で、安倍改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会として自衛隊の中東派遣反対の、緊急市民宣伝を行いました。たくさんの市民が議員と一緒に市民と野党の署名宣伝行動を行いました。
立憲民主党の桜井周衆院議員は「国会にも諮らず政府の勝手な閣議決定で危険な中東に自衛隊を派遣することは許されない。防衛省設置法による調査研究とは事務官を対象にした規定であり、制服組の実働部隊の自衛隊を送ることは脱法になる。護衛艦は戦艦に匹敵するようなもので威圧的存在感を与え、危険きわまりない」と安倍政権を厳しく批判しました。
日本共産党の北野紀子市議は「平和憲法をもつ日本政府が行うべきことは自衛隊派兵ではなくトランプ大統領にイラン核合意への復帰を求める外交努力だ」と訴えました。
市民とともに宣伝行動に参加したのは、桜井周国会議員(立憲民主党)、北上哲仁県議会議員、北野市議会議員(日本共産党)、山下隆志市議(立憲民主党)の各議員です。
安倍政権による改憲発動反対の新署名にも取り組みました。
(今西清=同実行委員会事務局)

(兵庫民報2020年1月26日付)

総がかり行動明石がことし最初の「19日行動」


「安保法制(戦争法)反対総がかり行動明石」は1月19日、今年初めての「19日行動」を行ないました。14時、明石城の東芝生公園で集会を行い「自衛隊の中東派遣反対」などの決議を採択し、その後、120名の参加者が明石駅周辺をデモ行進しました。集会には共産党、フオーラム明石会派からの議員の参加もあり、それぞれ「憲法を守ろう」「安倍内閣を終わらせよう」との決意が語られました。(野村俊三)

(兵庫民報2020年1月26日付)

「非核神戸港と非核釜山港の共同市民の会」も展望して:韓国の平和代表団の訪問に備え学習会――兵庫県原水協

非核「神戸方式」決議四十五周年記念集会実行委員会は十五日、韓国の平和団体代表団十人が、非核「神戸方式」の調査、兵庫県の平和勢力との交流を目的に来県するにあたって、学習会「今さら聞けない――非核『神戸方式』・韓国問題」を開きました。
非核「神戸方式」は、今年四十五周年を迎えます。この時に、韓国でも大きな影響力を持つ平和団体「平和と統一を開く人々」(SPARK)が二月十四日~十六日に、韓国第二の都市釜山市を中心とする十人の代表団を送るとの連絡がありました。釜山市は、古くから日本と朝鮮半島とを結ぶ交通の要衝として栄えてきた港湾都市であり、釜山港は、米軍空母や原子力潜水艦の寄港地の役割も果たしています。今年の韓国総選挙で「非核釜山港条例」を実現することを掲げて闘うとのことで、そのためにも神戸港の経験を学びたいと来県するものです。
受け入れる実行委員会では、韓国の政治状況や釜山市、釜山港についての基礎的知識に乏しいことから、津川知久・筆頭代表理事を講師に学習の機会を持ちました。
津川氏は、軍事独裁政権を三度にわたり打倒してきた韓国民衆の闘いを紹介しながら、韓国が直面する今日的課題、日韓関係の過去と現在を江戸時代の朝鮮通信使の意義にまでさかのぼって解明しました。とりわけ、釜山港の管理権が二〇〇四年に中央政府から釜山市に移行され、「釜山港湾公社」(港湾委員会)が運営する形態に変化したことに注意を喚起しました。そのために、非核「神戸方式」と同じように、自治体が港湾管理権を活用して「非核釜山港」を実現する条件が広がっているのではないかと問題提起しました。
実行委員会では、非核「神戸方式」四十五周年記念集会は、非核神戸港・釜山港を推進する「両市市民共同の会」も展望して、朝鮮半島の非核化を軸に「非核平和北東アジア共同体」づくりの基盤をきずく日韓国民の共同、連帯の場ともなる意義が大きいことを確認しました。また、記念集会では、ニューヨークで開催される原水爆禁止世界大会の兵庫県代表団(現在、五十四人が参加予定)の壮行会もかねて成功させることを確認しました。
(梶本修史=兵庫県原水協事務局長)

(兵庫民報2020年1月26日付)

観感楽学

被爆七十五年の今年は非核「神戸方式」四十五年の年でもある。一九七五年三月十八日に神戸市議会は「核兵器を搭載した艦艇の神戸港入港を一切拒否するものである」という決議を全会一致で採択。以来、神戸港には核搭載艦はおろか米艦船は一隻も入ってこなくなった▼その神戸に二月十四~十六日、韓国・釜山から『平和と統一を開く人々』という非核・平和団体のメンバー十二名が兵庫県原水協をたずねてくる。釜山港はコンテナ取扱量が世界第四位で東アジア最大規模のハブ港湾である一方、米第七艦隊の母港でもある。「朝鮮半島非核化を地方からも推進」するため「釜山非核平和条例」をつくりたい、そのため神戸・兵庫の運動に学びたいというのが来訪の目的▼釜山港の後背地には二つの米軍基地があった。かつて日本軍が補給廠や騎馬訓練場に使っていたものを戦後、米軍が接収していた。市民の運動により二〇〇二年に一つは返還、もう一つも昨年の五月に六十以上の市民団体による返還運動本部が発足。そして港も取り戻そうという意気込み▼二月十四日、わたしには埒外の日となって久しいが今年はすてきなバレンタインデーになりそう。(T)

(兵庫民報2020年1月26日付)

2020年1月19日日曜日

「桜を見る会あまがさき」:野党が開催:安倍政権を退陣に追い込み安心して暮らせる政治実現を

寸劇「桜ちゃんに叱られる」

年越しで「桜」疑惑を終わらせてはならない―と「桜を見る会あまがさき」が、たいへん寒い一月十二日の午後、阪神尼崎駅前の中央公園で開かれ、賛同する市民五百人が〝招待〟されました。
森友学園、加計学園問題など安倍政権の一連の政治モラル破壊に続いて「桜」疑惑はその極みで、追及の声をさらに広げていこうと日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党、みどりの未来の議員などが呼びかけたものです。
集会では呼びかけ人の一人でもある、こむら潤市議(衆院近畿ブロック比例・兵庫八区予定候補)が司会を行い、五人の呼びかけ人の挨拶ではじまりました((左から)こむら市議(共産)、丸尾牧県議(みどり)、綿瀬和人市議(社民)、弘川よしえ弁護士(立民)、つづき徳昭市議(新社会))。


参加者アピールでは「政治の問題を持ち込み朝鮮学校を教育無償化の対象外とすることを許すな」「福祉に使うとして消費税増税を言いながら社会保障は切り下げが続く。消費税率引き下げを」「異常気象の原因といわれる地球温暖化の抑制を無視して石炭火力発電を進める安倍政権は世界から批判されている」などが訴えられました。阪神センター合唱団は安倍政権批判の替え歌「真っ黒だ」を披露しました。
寸劇「桜ちゃんに叱られる」では、安倍首相役を庄本えつこ県議、田村智子議員役を立憲民主党の弘川よしえ弁護士、大門みきし議員役を新社会党のつづき徳昭市議が演じるなど、国会での疑惑追及場面に会場が大いに盛り上がりました。
最後に、桜を見る会の犯罪行為の真相究明と一日も早く安倍政権を退陣に追い込み、安心して暮らせる政治を実現させるとのアピールを採択して閉会しました。
(徳田稔=尼崎市会議員)
上:寸劇「桜ちゃんに叱られる」/下:呼びかけ人挨拶(左から)こむら市議(共産)、丸尾牧県議(みどり)、綿瀬和人市議(社民)、弘川よしえ弁護士(立民)、つづき徳昭市議(新社会)

(兵庫民報2020年1月26日付)

〝若い人の声と行動で政治も社会も変えられる〟:日本共産党が新成人励ます宣伝


日本共産党は各地の成人式会場近くで新成人を励ます宣伝・対話にとりくみました。
*
尼崎市では衆院近畿ブロック比例・兵庫八区予定候補の、こむら潤さん(現市議)が党市議団、庄本えつこ県議らとともに宣伝しました。
こむらさんらが消費税についてのシール投票を呼びかけると、学生の新成人は「教科書などにも消費税一〇%がかかる」と〝困っている〟にシールを貼っていきました。
庄本県議は、気候ストライキや、大学入試民間英語試験を中止に追い込んだ例を上げ「若い人みなさんの声と行動で政治も社会も変えられる」と励ましました。
*
神戸市では森本真神戸市議団長らが訴え、民青県委員会もアンケートで対話しました。

(兵庫民報2020年1月26日付)

民青兵庫県委員会が代表者会議:青年の共同すすめよう:新県委員長に上園隆さん


日本民主青年同盟兵庫県委員会は第六十回県代表者会議(下り)を開き、一年間の活動方針を決めました。
活動方針では「一万人実態告発プロジェクト」「学費値下げと給付制奨学金を求める運動」「高校生の平和の思いを届けるAction to NY2020」の三つの運動をすすめ、気候変動の対策を求める運動など青年との共同をすすめるとしました。
また、「展望をつかみ生き方を励ます学びを広げよう」「青年に働きかけ、みんなが生き生きと活動し、仲間を増やそう」と呼びかけ、年間六十人の拡大目標を決めました。
方針の提案を受けた討論では
―大学でBBQ企画に取り組み、LINEの連絡先に載っている友達みんなに声をかけた。同盟外から七人の友達が参加してくれて、学費・奨学金アンケートにも協力してくれた。その中で民青に興味があるという学生がいるので、お試し班会に誘って仲間に迎えたい。(大学一回生)
―仲間が多い方が楽しく有意義に活動ができる。そのためにも身近な友達に伝えていきたい。(高校一年生)
―西播で毎年開いている後援会祭りに姫路班もお店を出した。祭りに参加していた青年が加盟してくれた。(労働者)
―最近、班会に来れていない同盟員がブラックな働かされ方で辛い思いをしている。しんどいときは話を聞いてもらえるだけでもスッキリするので、つながることが大事。自分も地元を離れて就職したので、民青の班でしんどい思いを聞いてもらえたからこそ、仕事を続けられた。そういう思いを聞くことが大事。集まることそのものが、たたかい。来れていない人に来てもらえる班会にしたい」(労働者)―など活発に発言し、経験を交流しました。
討論の後、第六十期兵庫県委員を選出し、新たに上園隆県委員長を選出しました。
日本共産党兵庫県委員会から平松順子県常任委員が挨拶しました。

(兵庫民報2020年1月26日付)

国政への決意にビラ受け取りよく:こむら潤衆院比例予定候補が宣伝:日本共産党近畿いっせい宣伝


一月十日は日本共産党の近畿ブロックいっせい宣伝デーでした。尼崎市のJR立花駅では早朝、地域の後援会員らが近畿民報を配布するなか、こむら潤・衆院近畿ブロック比例・兵庫8区予定候補と川崎敏美市議がマイクを握りました。
こむらさんは「三人の子どもを育てた母親として首相がウソをつく政治を許せない」「憲法九条を守り憲法を生かす政治を子どもたちに手渡したい」と決意の一端を述べ、支持を訴えました。
川崎さんは、こむらさんが中学校給食の実現や中学生までの医療費の無料化など尼崎市議として奮闘している実績を紹介し、支援を呼びかけましました。
いつもと違う光景にビラを受け取る人も多く、「頑張ってください」との声もかかりました。
(嵯峨操)

(兵庫民報2020年1月19日付)

戦争する国づくりを許さない明石市民実行委員会が宣伝:福原ゆかり衆院9区予定候補も


「戦争する国づくりを許さない明石市民実行委員会」が一月十二日、明石駅前で宣伝を行い、十六名が参加しました。
日本共産党の福原ゆかり衆院兵庫九区国政対策委員長(写真右)は、「消費税を五%へ」「中東への自衛隊派兵は中止を」と訴えました。
若いパパ、ママが「署名します」と寄って来てしてくれました。「安倍改憲NO!」の新署名が十二筆が寄せられました。
(新町みちよ)

(兵庫民報2020年1月19日付)

「性暴力」を他人ごとにしないために:明石でのフラワーデモに参加して

――福原ゆかり(日本共産党衆院 兵庫九区予定候補)

一月十一日夕方、明石駅前で「フラワーデモ」がありました。私は途中からでしたが、初めて参加しました。明石では、神戸のフラワーデモとは異なり、花とプラカードを持ってスタンディングをします。参加者のスピーチはありません。
声を出しての宣伝やデモも目を引きますが、スタンディングにも通行する人は注目していました。プラカードにかかれている「被害者を守らない司法にNO」「すべての性別への性暴力に反対します」「#MeToo #WithYou」などのメッセージに目を通してから過ぎていく人が多かったように思います。
参加者は九人で、二人は男性でした。性暴力の被害者は、女性も男性も関係ありません。性暴力を認識してもらうこと、声を上げる勇気がフラワーデモを通して少しずつ広がっています。「性暴力」を他人事にしない大切な活動だと感じました。

(兵庫民報2020年1月19日付)

六甲病院の存続と充実を求め、労組と住民が署名・アンケート活動

病院労組と住民の会の署名宣伝(JR六甲道駅前)

神戸市灘区の六甲病院は、昨年九月の厚生労働省による全国の公立・公的病院四百二十四カ所の統廃合対象病院とされました。六甲病院は十一診療科のある総合病院で、年間三百六件の救急車を受け入れ、休日・夜間の受診二千二百九十六人、年間延入院患者五万一千四百四十六人の実績を持ち、一九五〇年の開設以来、七十年の長きにわたり、地域住民のいのちと健康を守り続けており、国の一方的な指摘は全く実態に合わないものです。
この事態を受け、国家公務員共済組合連合会病院労働組合六甲病院支部は、統廃合反対の運動を開始。同時に、労働組合と懇談しながら、「六甲病院の存続と充実を求める住民の会」が結成され、署名やアンケート運動をはじめています。
九日、六甲道駅前では、「六甲病院をなくさないで」と「住民の会」と白衣の六甲病院労働組合員で署名行動。百八十人が署名に応じ「えっ! 六甲病院なくなるなんてアカンアカン」「孫が世話になった病院。なくさんといて」など、驚きと怒りの声が寄せられ、「これを使ってください」と募金まで寄せられました。
十一日には、「住民の会」と労働組合が共同して、病院近辺の地域を署名にまわりました。事前に配布した署名用紙が玄関口に貼りつけられるなど、「近所から病院がなくなったら困る」「こんな計画が起こっているなんて知らんかった」と続々と署名が寄せられ、三百五十五人の方から署名が寄せられました。

署名を呼びかける筆者

「住民の会」は、労働組合と協力して、厚生労働省の統廃合押し付けを跳ね返すために、引き続き署名活動をひろげ、奮闘する決意です。
(味口としゆき=神戸市議)

(兵庫民報2020年1月19日付)

〝潜水艦_なんと九隻軍港呉〟

――兵庫県平和美術協会事務局次長 宇山英樹
潜水艦や護衛艦などがひしめく呉基地

昨年末二十八日の夕方から新年二日に掛けて、一度は訪ねたい所と、再び訪れたい所をめざして(佐賀、長崎、熊本、宮崎、大分、広島)、ホテル二泊、車中三泊の旅を楽しんできました。
佐賀県は、吉野ケ里遺跡で弥生人に触れ、長崎県は平戸から平和公園へ。平和祈念像が青く塗り替えられていました(本来の色だとか)。

熊本城

熊本県は修復中の城でしたが凛とした姿でした。阿蘇は霧氷の世界。宮崎県は高千穂峡で絵ハガキの中へ。大分県は、由布院岳を眺め、別府の地獄巡り。青の洞門では、大昔に人々の苦難除去へ人力でトンネルを掘った禅海和尚に会う(石像)。
広島県では、厳島神社で、平清盛に思いを馳せ……平和記念公園で、じっくり時間をとる。呉では、実物の潜水艦を展示して自衛官募集看板を掲げる海上自衛隊呉史料館に呆れた。港では巡洋艦や潜水艦がひしめき合って並び、潜水艦は九隻を数えた。

実物潜水艦を展示する海自呉史料館

地元の人も「こんなに沢山見るのは初めて」と目を丸くしていました。
増強される戦争の道具を前にして、平和への想いを強固にした旅でもありました。

〈川柳〉

潜水艦
  なんと九隻軍港呉
核なくせ
  拳に力ドーム見る
千羽鶴
  世界の平和願う子ら
崩れても
  威厳を示す熊本城

(兵庫民報2020年1月19日付)

兵庫労連・国民春闘共闘旗びらき:市民と野党の共同で安倍政治終わらせよう

来賓挨拶をする、こむら潤さん

兵庫労連・国民春闘共闘は一月七日、神戸市内で二〇二〇年旗びらきを開催しました。
成山太志議長は開会挨拶で、高校生たちが働き方改革をテーマにするディベートの下調べに兵庫労連を訪ねてきたことを紹介しました。

成山議長

「働き方改革で長時間労働が問題になっているがその原因をなくすにはどうしたらいいか」との高校生の質問に対し、成山氏は、背景に政治の仕組みがあり非正規化も進んだことを指摘し、労働時間規制や貧困と格差なくすために正社員化、全国一律最低賃金などを実現する必要があると説明。労働組合の役割も語ると伝わったと述べました。
「四十歳の年齢ギャップは越えられる」と若者との連帯の大切さを語り、今年こそ市民と野党の共同で安倍政治を終わらせようと呼びかけました。
旗びらきでは、この間、共同しているサンテレビ労組からも活動が紹介されました。
沖縄の音楽をサンシンで演奏、参加者も加わってみんなで合唱。JAL争議団も訴えました。本田信幸国労県本部委員長が閉会挨拶をしました。
*
この旗びらきには日本共産党から、こむら潤衆院近畿ブロック比例・八区予定候補も連帯挨拶をし、「休みなく働く女性が低賃金や労働条件をおかしいと思ってない。おかしいと知らなければ、変えられない。政治を変えて希望ある未来にするために奮闘する」と決意を語りました。新社会党の菊地憲之県書記長や諸団体も挨拶しました。

(兵庫民報2020年1月19日付)

広島・長崎原爆投下から75年:年初から各地で「6・9行動」

鹿嶋神社参道での加印原水協「6・9行動」

兵庫県原水協と各地域原水協は一月六日、九日、被爆七十五年・二〇二〇年最初の核兵器廃絶の訴え(6・9行動)を行いました。


兵庫県原水協は、元町商店街前で神戸市被爆者の会の立川重則会長、新婦人県本部の荻野潤子事務局次長らが、「ヒバクシャ国際署名」を訴えるとともに、米国のイラン、イラクでの軍事攻撃をきびしく批判。兵庫労連、新婦人、民医連、平和委員会、日中友好協会、AALA連帯委、安保破棄実委、共産党などから十六人が参加し、「ヒバクシャ国際署名」を訴えました。通行人は「今年は広島・長崎の原爆投下から七十五年も経つのに、アメリカとイランの紛争など危険な状況が生まれて怖いですね」などと語りながら署名に応じていました。カナダ、インドなどの十人の外国人はじめ四十三人から署名が寄せられました。
姫路市、高砂市、神戸市西区、垂水区、兵庫区、北区、灘区、東灘区、芦屋市、西宮市、伊丹市など県下十三カ所でも年初の「6・9行動」が行われ、「ヒバクシャ国際署名」と被爆者救援募金への協力を訴えました。
(梶本修史=兵庫県原水協事務局長)
*
加印原水協は一日早めて一月五日、参拝客でにぎわう高砂市の鹿嶋神社参道で「6・9行動」にとりくみました。
十七人で「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけ、一時間で百十四人の署名が寄せられました。
この行動には日本共産党の坂辺勝彦・大西ゆき高砂市議、立花俊治加古川市議も参加しました。(立花市議のフェイスブック記事から)

(兵庫民報2020年1月19日付)

ひなたぽっころりん〈653〉


(兵庫民報2020年1月19日付)

兵庫山河の会「合同歌集」八号より

カタカナの名札を付けた店員がすっかり定着町のコンビニ
 新井 幸

長年のねがひかなひてアウシュビッツあなたの短歌ひもときながら
 石井敏子

焼夷弾に家を焼かれて呆然と焦げし茶碗を母は拾いぬ
 鵜尾和代

知る権利知らせぬ輩を押しのけて暴き出してる日本の恥部を
 大中 肇

故郷を返せと証言切々と福島原発原告弁論
 岸本 守

本日にて閉店の貼紙わが町の唯一の本屋消えてしまえり
 古賀悦子

うれしかり傘寿を祝い娘らに香港マカオ招待されゆく
 小林誉穂

首里城の炎に包まれ焼け落ちる朝の映像胸の潰れる
 塩谷凉子

ナガサキの被爆の弟おんぶした健気な少年世界に拡がる
 西澤求甫

ひとつぶの米も粗末にするなとは母の教え商家に生まれ
 延原ちづ

人生の縮図となるか雑多なりイスタンブールのカモメは騒ぐ
 古谷さだよ

新聞をくばりて登る坂道にかすかに香るもくせいの花
 山下 勇

愛でし人もう世になきに赤実なす万年青の鉢のずらり並びて
 山下洋美

(兵庫民報2020年1月19日付)

「甲羅を見てごらん」の答え:単純化して考えてみよう

お正月問題「甲羅を見てごらん」(1月5日付掲載)の解答です。
カメの甲羅の六角形のそれぞれに番号をつけて1から9まで並べます。

まず1は白か赤の2通り
2はそのそれぞれに対し白か赤の2通りずつあるので4通り
1番から3番まで樹形図で書いてみると8(2×2×2)通りできますね。


カメの甲羅の六角形は9つあるので2の9乗(2を9回かけあわせて512)通りの模様ができることがわかります。
一見して複雑そうに見える問題でも単純化してわかりやすく考えていくのが数学の特徴です。 (中島隆夫)

(兵庫民報2020年1月19日付)

川崎・三菱大争議の記録映像:1月23日に上映・学習の集い

二〇二〇年代に入り、治安維持法犠牲者国賠同盟は、百年前の治安維持法体制による平和・民主主義・個人の尊厳を破壊した時代の総決算を、市民と野党の連合政権づくりのなかで、成し遂げようとスタートを切ります。
その始めとして、「百周年を迎える、日本の労働運動を切り開いた 神戸・川崎、三菱大争議 第一回学習の集い」を一月二十三日十三時三十分から、国民救援会兵庫県本部の会議室(神戸市中央区元町通六丁目六番十二号山本ビル三階 電話078・351・0677)で行います。
来年百周年となる神戸・川崎、三菱大争議は、大正デモクラシーのなか、労働運動の夜明けをひらく歴史的なたたかいになるとともに、現在の憲法に生きた日本歴史に残る活動でした。ここから、兵庫県の日本共産党も生まれました。
同盟では、一九七〇年代にNHKで放送された「昭和回顧録 川崎・三菱労働争議 一九二一年・神戸」の映像を発見しました。貴重な大争議の映画フイルムと当時の参加された労働者の方の座談会を見ることができます。多くの方の参加を歓迎しています、
(田中隆夫=同同盟兵庫県本部副会長)

(兵庫民報2020年1月19日付)

観感楽学

被爆七十五年の今年は、「核兵器のない世界」への転換点になる年だ。四月にはNPT(核不拡散条約)再検討会議と原水爆禁止世界大会が国連・ニューヨークで開催される▼二〇〇〇年NPT会議で核兵器保有国も含め「廃絶の明確な約束」が合意された。この合意の実行を迫る闘いが焦点だ。核兵器禁止条約の発効が見通され、核兵器の違法化が後押しする▼原爆を受けた被爆者は「報復」でなく、世界に向けて「ふたたび被爆者をつくるな」と訴えつづけた。七十年以上も重ねられた被爆者の声が禁止条約に実った▼今年は阪神・淡路大震災二十五年だが、当時六千三十三人いた県内被爆者は三千十六人に。平均年齢八十二歳を超え、被爆者の地域の会も姫路市、川西市など九地域が解散。被爆体験を伝えることも困難に直面している▼大震災の時、原水協は倒壊した住居から近くの避難所まで住所がわかる被爆者の会会員(神戸市千百八十七人、芦屋市百十六人、宝塚市九十八人など)の安否を確認、支援活動を展開した▼「原爆でも生き残ったから負けない」と語る被爆者に励まされたが、被爆者の声を届け続けることは「核兵器のない世界」実現に欠かない活動になっている。(K)

(兵庫民報2020年1月19日付)

2020年1月12日日曜日

憲法を守り人間らしく暮らせる社会実現を:日本共産党兵庫県委員会が新春宣伝

左から森本、こむら、清水、庄本の各氏

総選挙での野党共闘勝利と日本共産党の躍進を――と日本共産党兵庫県委員会は一月三日、神戸大丸前で新春宣伝を行い、清水ただし衆院議員、こむら潤衆院近畿ブロック比例・兵庫八区予定候補、庄本えつこ県議、森本真神戸市議が訴えました。
清水氏が「桜を見る会」追及などを報告、こむら氏が「三人の子どもを育てる母親として、これ以上、うそとごまかしの政治を続けさせるわけにはいかない」と決意を表明するなど、憲法を守り人間らしく暮らせる社会の実現を訴えました。

(兵庫民報2020年1月12日付)

日本共産党第80回兵庫県党会議開く:連合政権担える党に――「大運動」目標達成へ決意

日本共産党兵庫県委員会は十二月二十二日、第八十回県党会議を開き、綱領一部改定案を含む大会議案の討議・練り上げを行い、「党大会成功をめざす党勢拡大大運動」の目標総達成へ意思統一を行いました。
松田隆彦県委員長は、「大運動」について、二度、三度と働きかけてきた人が入党を決意した経験、安倍政権のひどさに「このままでは日本中がだめになってしまう。こんな政治を次の世代に残すわけに行かない」と入党を決意した例を紹介。新入党員を迎えた支部では、「もっと視野を広くして入党対象者を見ないといけない、情勢の変化で党員や支持者も変化している」と確信を深めていると強調しました。
「桜を見る会」での党と野党共闘に激励が寄せられ、「しんぶん赤旗」にも注目が集まっていること、たまたま食堂で赤旗を見た創価学会員が、元公明党副委員長の二見伸明さんの記事や小松泰信さんの入党記事に驚いて、購読を申し込んだなどの経験を紹介。「見本紙を大いに活用し、目標達成へ前進しよう」と訴えました。
討論では二十一人が発言。十八歳、十九歳の青年の発言では、要求と政治が結び付けば青年は変わること、学習を通じて成長し、立ち上がることを示しました。
「街角トーク」や入党働きかけの経験から、党綱領一部改定案が党の魅力を語る最良のツールとして力を発揮していることも紹介されました。
第二議案(党建設)にかかわり、「新入党員が生き生きと活動できる」支部づくりへ、アンケートも行い「みんなが発言できる支部に」と改善している経験、「ともに学び、ともに成長する努力を」と実践している経験などが語られました。

(兵庫民報2020年1月12日付)


亀井洋示「兵庫県から共産党国会議員を」


(兵庫民報2020年1月12日付)

日々の生活でCO2を減らすのに最も有効な行動は?:Fridays For Future Kobeが街頭アンケート


Fridays For Future Kobe(FFF Kobe)が12月19日、神戸の三宮センター街東入口で街頭アンケートに取り組みました。FFF Kobeでは「これまで気候マーチや大学内での座り込みを今まで行ってきましたが、それを見た人が『環境系なのね』『何かしているなあ』と思うものの、『じゃあ、自分も日々の生活で貢献したい』という段階に引き込めないという課題があったので今回のような活動をしてみた」といいます。「この中でCO2を減らすのに最も有効なアクションは?」とアンケートボードを掲げて道行く人に聞きました。
①週に5回、菜食中心の食事をとる。
②冬、エアコンの設定温度を27℃から23℃に下げる。
③ガソリン車から電気自動車に乗り換える。
通りがかった神戸市内で国際交流などに取り組んでいる女性は、アンケートに答え、「グレタさんのことは報道で見かけるけれど、神戸にFridays For Futureのグループがあることを知らなかった。自分で何かしたいと思っても具体的なアクションの方法が分からなかったので、少し参考になった」と話していました。
各選択肢の効果についての説明は、FFF KobeのFacebook pageにあります。
また、次の気候ストライキは、阪神・淡路大震災に想いを寄せて防災の大切さを、森林火災により甚大な被害を受けるオーストラリアの人々、動植物と連帯して次の日程で行われます。
[日時] 1月17日(金) 16〜17時
[場所] 神戸三宮センター街入口(三井住友銀行あたり)
また、4月にはアースデーにあわせてグローバル気候マーチを行う予定です。

(兵庫民報2020年1月12日付)

ローカル港湾で多発している「水先類似行為」

正規の水先人を送迎する神戸のパイロットボート(編集部撮影)

藤丸 徹(元全日本海員組合教宣部長)

水先人とは、港や湾、内海や海峡において、船舶を安全かつ効率的に入出港させる専門家であり、職務を行う海域ごとに法で定めた水先人免許が必要です。
水先人が業務提供する海域を水先区といい、水先法(一九四九年制定)では三十五の水先区があり、その広さは湾や内海、海峡や港などで大小さまざまです。また水先区の中でも、特に船舶が混雑し地形や水路が複雑で気象や潮流の状況が厳しい十一の水先区を「強制水先区」と指定しています。いずれも船舶の航行安全と国民経済の混乱を防止する観点から制定されています。
ところが近年、北は稚内・紋別から南は石垣・平良など、水先人不在の地方の中小港湾に大型クルーズ客船が入港し、水先になり代わる類似行為が多数発生しています。最近の実績では、全国六十七の水先人不在の港湾において行われた水先類似行為は約六千隻あり、このうち四十四港で近隣の水先区から水先人が出向き約二千五百隻を嚮導、二十三港で水先人資格のない海技者六十四人が約三千五百隻を嚮導する、由々しき事態が続いています。
こうなった背景には、①水先法制定時と経済環境が著しく違って港の環境も変化してきたこと、②二〇〇八年に策定された観光立国推進基本計画により、大型クルーズ客船の誘致が全国的に進行したこと、③LNG(液化天然ガス運搬)船やその他の大型船専用船などの入港がローカル港湾に拡大していったことなどがあげられます。
いずれにしても水先法違反は明らかですが、監督官庁の国交省は、水先人の後継者不足が深刻なのと、類似行為が頻繁に行われていることなどから対応策に苦慮し、事実上無法状態を放任しています。
海外のほとんどの港では、強制水先制度が導入され、その対象船舶は数百トン以上とされています。なぜなら船舶航行や港湾の安全確保、さらには領土の保全上の問題も内在しているからです。

【編注】「嚮導」=案内をすること。参考:国土交通省の「水先人のページ」http://www.mlit.go.jp/maritime/shikaku/mizusaki2/index.html

(兵庫民報2020年1月12日付)

兵庫労連が結成30周年でレセプション:労働者のくらし・権利を守るたたかいと一体に共同の発展も


兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は十二月二十一日に三十周年記念レセプションを神戸市内で開きました。
*
参加者には記念誌『共同でひらく道』が配られました。記念誌には、労働者の生活と権利をまもる運動だけでなく、兵庫県での共闘の軸として果たしてきた歴史、特に結成直後の阪神・淡路大震災後の救援・復興の党派を超えた共同のたたかい、メッセージも掲載されています。
労連機関紙や写真を使った記念ムービーも上映され、歴代役員、全労連の小田川義和議長など関係者だけでなく、各界、政党、団体などからスピーチがあり、交流も行われました。
成山太志議長は、今こそ市民と野党の共闘で安倍政治を終わらせる時だとし、労働者のくらし・権利を守るたたかいと一体に、共同の発展のためにもさらに運動と組織を発展させたいと挨拶しました。
政党では日本共産党、新社会党が参加、日本共産党から清水ただし衆議院議員と、こむら潤衆院予定候補(近畿ブロック比例・兵庫八区)・尼崎市議が挨拶。宮本たけし前衆議院議員、森本真神戸市議、きだ結・いそみ恵子県議も参加しました。

挨拶する、こむら氏

神戸青年合唱団のうたごえが披露され、最後は「ガンバロー」をみんなで肩を組んで歌い決意を固めあいました。

(兵庫民報2020年1月12日付)

借上住宅協議会が「決起集会」:「安心して住み続けたい」:入居者に公正判決を


ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会は十二月十九日、借り上げ復興住宅から裁判で退去を迫る神戸市と西宮市の不当な追い出しに反対し、継続入居と公正な判決を求める集会を神戸市で開きました。
同協議会代表の安田秋成さんは、入居者を強制退去させようとする神戸市と西宮市の理不尽さを告発。被災者が声をあげ、たたかい、県営住宅などで継続入居を認めさせてきた成果を示し、「真実の道を追求したい」と支援を訴えました。
借上復興住宅弁護団長の佐伯雄三さんが、入居者の主張を認めない神戸地裁、大阪高裁での不当な判決内容を報告。裁判への支援を呼びかけ、「安心して住めるゴールめざしてがんばりましょう」と訴えました。
医師の武村義人さんは、望まない転居が高齢者に大きなダメージを与えることを指摘。コミュニティの重要性を強調しました。
裁判をたたかう神戸市兵庫区の丹戸郁江さんは、大阪高裁での裁判の経過と決意を語り、激励の拍手に包まれました。
協議会運営委員の段野太一さんは、たたかいの先頭に立ってきた入居者の人たちの奮闘と世論・運動で「全員退去」の方針を譲歩させてきた成果を示し、「最後の一人まで全員が安心して暮らせるまでたたかいぬきましょう」と呼びかけました。
日本共産党のこむら潤衆院比例・兵庫八区候補(尼崎市議)、きだ結県議、西ただす神戸市議、まつお正秀西宮市議が入居者を激励しました。

(兵庫民報2020年1月12日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:ますます気になる「医学的な解明」の訴訟指揮

副島圀義

十二月二十四日の大阪高裁でTさんについての第二回弁論。裁判長は十月に続いて「慢性肝炎の放射線被ばく起因性」にこだわっていました。

「控訴人(被爆者)の何が新しい主張なのかがよく分からない」「従来(一審)の主張の補強なのか」「ナッフルDではないというのか、あるというのか」「脂肪肝なのかどうか」等々、裁判長が弁護団に聞いたりするのですが、慢性肝炎についての専門知識のない者にとっては??の連続です。
「生活習慣病」とされる諸症状自体、被爆による影響がある、ということを素直に認めようとしない国の立場にのまれてしまっている感じがしてしかたがありません。
「医師の証言を求めるかどうか」では、国側の「必要なし」に対して弁護団には「九十分必要か? 双方四十五分とかでもいいのでは?」と聞いて、「双方四十五分で医師の証人調べをする」ことになったのは、まぁよかったと思います。が、そこでも「一審での医師証言とどこが違うのですか?」と聞いたりしています。
結局、一審の判決を維持するのか、変更するのかを、もっぱら「慢性肝炎とは?」との「医学的解明」の枠でしか考えようとしていない感じが否めません。
前回と同じく、もっぱら「医学的解明」に傾く訴訟指揮がたいへん気になったことでした。

「原爆症という特殊な病気はない」というのは、ある程度はあたっているかもしれません。
しかし、通常の環境のもとで特定の臓器が病気になるのと、全身が外からも中からも放射線を浴びて、さまざまな身体機能が少しづつ広範に影響を受けたことの相乗作用の結果が出ることには、違いがあっても当然ではないでしょうか?
「原爆ぶらぶら病」は比較的早い時期に問題になりましたが、年月が経った今、あらためて思い起こしてもいいのでは、とも、最近思うようになっているのです。

一月三十一日の地裁判決はじめ、「大詰め」の様相で日程が決まっていき、しっかり見据えて臨まねば、と痛感する日々です。

(兵庫民報2020年1月12日付)


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