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2019年4月14日日曜日

オスプレイ大阪空港「緊急着陸」:山下副委員長ら防衛局に抗議

―主体的に原因究明・安全確認しない防衛省

抗議する(前列左から)上原ひでき伊丹市議、山下参院議員、辰巳参院議員、金田氏、
(後列左から)服部よしひろ伊丹市議、ひさ村真知子伊丹市議ら
四月一日十四時ごろ、大阪国際空港(伊丹空港)にオスプレイ一機が「緊急着陸」しました。民間空港へのオスプレイ「緊急着陸」は二〇一七年六月から奄美(三回)、大分、石垣に続き六回目、近畿では初めてです。
この問題について日本共産党の山下芳生・辰巳孝太郎両参院議員、井上哲参院議員(秘書)、宮本岳志衆院議員(秘書)、金田峰生国会議員団兵庫事務所長、伊丹市議団、豊中市議団は四日、防衛省近畿中部防衛局を訪ね、厳重に抗議し説明を求めました。
対応した同局の本間克哉管理部長は、▽同機は米軍海兵隊普天間基地所属の輸送機MV22オスプレイであり、山口県の岩国基地から神奈川県の厚木基地へ向かっていた▽パイロットがコックピット(操縦室)内の警告灯が点灯したのを確認したため標準的な安全手順に従って午後二時ごろ着陸した▽(米軍の)「整備員」による点検の結果、安全性に問題がないことが確認されたため翌日午後一時四十五分ごろ大阪空港を離陸し、厚木飛行場を経由したのち午後三時五十分ごろ木更津飛行場に着陸した▽伊丹・豊中・池田三市と兵庫県、大阪府に情報提供をした▽米軍に安全管理の徹底を文書で求めた―などの経緯を説明しました。
しかし、質疑応答のなかで、▽防衛局は現場に職員を派遣したものの、数メートルの距離から見ているだけ、▽米側から点検が終わったので間もなく離陸するとの説明を受けたが、警告灯がどの地点を飛行中に点灯したのか、点灯の原因は何だったのかについては確認していないことが明らかになりました。
伊丹市議団(注)は、大阪空港の周辺は住宅地であり、住民から不安の声が上がっていること、民間機は厳重な安全基準に従っているのに、原因も確かめないまま離陸させることはあり得ないと批判しました。
豊中市議団が、米軍機が二〇一五年に三十八回など頻繁に大阪空港を利用しているが、地元には知らされてないと指摘したのに対し、防衛局は、▽給油などで利用しているかもしれないが、米軍側からはその都度、報告はなく局としては把握してない▽地位協定で米軍は着陸料を課されず、空港から防衛局に肩代わりを求められ、事後的に利用を把握できることがある―と答えました。
山下副委員長は、今回の「緊急着陸」について、原因の究明や飛び立つ前の安全確認を防衛省が主体的にしていないのは、国民の安全に責任を負っていない―と厳重に抗議しました。大阪空港はじめ民間空港を米軍が日常的に利用していることを防衛省が把握していないのは由々しき事態だと対応を求めました。
さらに、米軍機がわがもの顔に飛び回っていることが今回の「緊急着陸」で改めて浮き彫りになった、ひきつづき地方議会と国会で追及していくと述べました。

各市議団、市民団体も要請

日本共産党のねりき恵子県議と宝塚市議団は一日、オスプレイの伊丹空港緊急着陸問題で、中川智子宝塚市長に緊急の申し入れ。米軍への抗議、原因、飛行ルートを明らかにさせること、部品落下等市内での被害確認、市街地上空飛行禁止など再発防止を申し入れました。中川智子宝塚市長は、「(伊丹空港の)10市協と相談しており、強く抗議したい。根本には日米地位協定の問題がある。みなさん(ねりき恵子議員と、宝塚市議団)と協力していきたい」と応えました。

日本共産党伊丹市議団と川西市議団は四月二日、尼崎市議団は三日、それぞれの市長に対し、①直ちにオスプレイの緊急着陸に関して米軍に対し強く抗議すること②トラブルの原因と飛行目的を外務省、防衛省を通じて明らかにすること③落下物等近隣住民への被害はなかったかどうか調査し明らかにすること④市街地上空の飛行禁止など再発防止を米軍と外務省、防衛省に求めること―を要請しました。

新日本婦人の会兵庫県本部は二日、安倍首相、岩屋防衛大臣、兵庫県知事に抗議文を送りました。戦争をする国づくりSTOP伊丹連絡会も三日、上空飛行禁止の要求などを市長に要請し、街頭でアピールをしました。

米軍機の民間空港利用(着陸回数)
空港名 2012年 13年 14年 15年 16年 17年
福 岡 69 50 59 59 66 94
長 崎 104 48 42 33 28 48
奄 美 34 1 46 62 36 37
種子島 2 0 12 38 2 7
名古屋 20 5 13 24 39 37
大 阪 37 5 11 38 4 3
仙 台 32 16 29 13 15 20
米軍は日米地位協定第5条で民間空港・港湾の利用を認められており、しかも着陸料や入港料が免除されています。同条1項に基づく日米合同委員会合意では、米軍による民間空港の利用は「緊急の場合」に限られています。しかし、一部の空港では米軍機の利用が常態化しています。(「しんぶん赤旗」政治部安保・外交斑『検証 日米地位協定』より)

(兵庫民報2019年4月14日付)

オスプレイ:8日には三田上空を西へ




四月八日十七時二十二分、オスプレイ一機が西へ向かって飛んでいるのを三田市の神鉄南ウッディタウン駅近くで日本共産党の長尾明憲市議が目撃・撮影しました。「音が通常の飛行機より大きかったので、見上げた」と長尾議員は語っています。この後、十七時四十二分には百三十数キロ西の倉敷市内でも西へ飛ぶのが目撃されており、山口県の岩国基地へ向かったものと思われます。

(兵庫民報2019年4月14日付)

兵庫県議選・神戸市議選の結果について

2019年4月8日 日本共産党兵庫県委員会

七日投開票で行われた統一地方選挙前半戦で、日本共産党は県議会議員選挙では、現有五議席を確保しました。一方、神戸市議選では残念ながら三議席減の九議席となりました。
党候補に支持を寄せていただいた有権者のみなさん、選挙勝利のために昼夜を分かたず奮闘された、支持者、後援会員、党員のみなさんに敬意と感謝を申し上げます。
兵庫県党は今回の選挙戦で県議で現有五議席確保と八議席以上、神戸市議会で現有議席を守り十三議席の獲得を目標にたたかいました。論戦では消費税一〇%増税中止、国民健康保険料引き下げ、憲法九条擁護、「住民福祉の向上」という地方自治体本来の姿への転換、各地域の要求などの公約、議員団の実績を掲げ、日本共産党候補の勝利を訴えました。
こうした論戦は有権者の思いともかみ合い、選挙中も「消費税増税ストップの審判を」「安倍政権を退場させよう」などの願いとともに「いつもは自民党を支持しているけど、忖度政治はアカン。今度は共産党に入れる」といった声も寄せられました。赤旗読者、後援会員のみなさんに、支持拡大のご協力をお願いする活動や、街頭での宣伝でも激励の声が寄せられました。
日本共産党兵庫県委員会は、選挙中に有権者のみなさんからお寄せいただいた熱い期待とご支援にこたえ、新しく選出された県議会、神戸市議会で、党議員団を先頭に、選挙で掲げた公約実現のために全力をあげる決意です。
また二十一日投票で行われる一般市議選(十四日告示)・町議選(十六日告示)では、全員勝利・議席増を勝ちとるために全力を尽くします。引き続いてのご支援、ご協力を心からお願いします。

(兵庫民報2019年4月14日付)

辺野古新基地は中止、普天間基地は撤去を

全国紙など五紙と「神戸新聞」に新聞意見広告


「辺野古新基地は中止」「普天間基地は撤去」――全労連、安保破棄中央実行委員会、沖縄県統一連が呼びかけ団体となった「意見広告」が全国紙二紙とともに「神戸新聞」を含む四地方紙に掲載されました。
「朝日」「琉球新報」「沖縄タイムス」には八日付、「神戸」「毎日」「東京」には九日付に掲載されました。
意見広告は、安倍政権が昨年の沖縄県知事選挙やことし二月の「辺野古埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票」に示された民意を無視して、建設工事を強行・継続するもとで、「いまこそ、全国の世論を広げて、辺野古新基地断念と普天間基地の閉鎖、撤去を日米両政府に迫るとき」として、「意見広告実行委員会」が全国の諸団体と個人に賛同と募金を呼びかけていました。
意見広告には、「『これが民意だ』。去る二月二十四日の辺野古新基地建設をめぐる県民投票で四十三万票に込められた『辺野古NO』の明確な回答です」とのべた前名護市長の稲嶺進さんの談話も掲載されています。
意見広告には、「実行委員会参加団体」として兵庫労連、兵商連、新婦人県本部、兵庫革新懇、兵庫県原水協など兵庫県内の諸団体名も数多く掲載されています。

(兵庫民報2019年4月14日付)

中国帰国者の記念碑と公墓:神戸・舞子墓苑で竣工式


二〇一五年に発足し活動を続けている「兵庫県中国帰国者の会」(植田恒陽代表)は、三月二十六日午後、神戸市立舞子墓園で、公墓と残留孤児の苦難の歴史を刻む記念碑の竣工式を行いました。
中国からの帰国者一世の多くが、祖国日本で骨を埋めたいという願いを抱きながらも経済的理由で墓を持つことができないなかで、公墓と残留孤児の苦難の歴史を刻む記念碑建設に取り組んできました。中国「残留孤児」を支援する会の協力を得て募金を訴え、街頭にも立ち市民に協力を訴えてきました。
二〇一七年一月、帰国者の会代表が支援者と共に神戸市を訪問、久元喜造市長に六百八十筆の署名を手渡し、協力を要請。市立舞子墓園の一画を無償提供するとの連絡を受け実現へ大きく前進しました。
募金を継続する中で、兵庫県を訪問、記念碑建立の趣旨を説明し助成を訴えました。県から記念碑の建設費を補助するとの返答があり共同墓地建設が実現しました。
竣工式には、県社会福祉局長、神戸市長、支援団体代表、元神戸訴訟弁護団長など十三人の来賓と中国帰国者、支援者など約八十人が出席しました。兵庫県中国帰国者の会代表・植田恒陽さん(74)は、「墓碑完成に嬉しさいっぱいです、ご支援いただいた多くの方々に感謝します」と挨拶、除幕された記念碑には「残留孤児の悲惨な歴史を永く後世に伝え、世界に二度と戦争の惨禍を起こさせないための礎とします」と刻まれ、植田代表は墓碑管理会をつくり大切に維持、管理していくと語っています。
―上田雅美(日中友好協会兵庫県連合会)

(兵庫民報2019年4月14日付)

大門みきし「桜の花にシルバーパワー」

連載エッセイ38

統一地方選挙・前半戦が終わりました。お力を貸して頂いたすべての方々に、心から感謝を申し上げます。政治に福祉の心を、カジノよりくらしを、消費税増税・アベ政治ノー、掲げた政策に一点の曇りもありませんでした。つぎに生かすべき点をしっかりふまえ、後半戦と衆院大阪12区補選での宮本岳志さん押し上げに頑張りたいと思います。
雨の日も冷たい風の中も、街頭から一生懸命に政策を訴えぬいた候補者のみなさん。住民を思う一途な気持ちが町中にこだましていました。当選された方々は、その気持ちをこれから思う存分、議員活動に生かされることでしょう。残念な結果に終わった方も、政治を良くしたいという思いは、ほかの党のどの候補にも負けなかったと思います。みなさん素晴らしい方々でした。
風に舞う桜の花を見ながら思いました。今年の桜は散っても、また来年、桜は咲くのだと。
いまやわが党の選挙活動は、人生経験の豊富な女性、男性の方々を中心に支えられています。
街頭宣伝でも丁寧にビラを配り、道行く人との対話も上手。明るい色のウインドブレーカーもお似合いでした。また今回の選挙では、この歴史的なたたかいに誰も出ないわけにはいかないと、無理を押して立候補して頂いた方もたくさんおられました。
ゴールドは権力の象徴ですが、シルバーにはお守りの意味があるそうです。まさにシルバーパワーが日本共産党の守り神。ご自愛のうえ、最後までお力を貸してください。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2019年4月14日付)

みんぽう川柳〈三月〉「花」

選者 島村美津子

特 選

人それぞれ花それぞれにいとおしい
 尼崎市 中内真佐子

【評】「みんなちがってみんないい」―金子みすゞの詩を思い出しました。揚句にそうだそうだと声を上げながら、春が来て勿論桜は美しいけれど道端に一生懸命咲いている踏まれそうな花々もみんないとおしく思わず抱きしめたくなります。
いまの世の中は「令和」で沸きかえっています。平和で美しい言葉だと思いながら、総理が強調する日本古来のものではなく、やはり出典は中国ではないのかなあと思ったり、いろんな事を感じさせてくれました。

入 選

春の香を小瓶に活けるれんげ草
 明石市 小西正剛

花の種蒔んと孫ら庭荒らす
 明石市 上杉種男

市長選白蓮の下ビラ配布
 明石市 門脇かつ子

雪が溶け被災仮設に桜咲く
 芦屋市 梶原嘉代子

花だより友の元気な声を聞く
 尼崎市 富田明美

踏まれてもたんぽぽの花基地に咲く
 神戸市 梶山洋枝

基地要らぬ怒り満開コブシの花
 明石市 川路政行

涙目とくしゃみでくぐる花アーチ
 神戸市 長沼幸正

花粉症花の香りもにをわない
 明石市 宮崎弘子

雑草といえど名もある花も咲く
 神戸市 塩谷凉子

貧しさゆえ花を愛しむ気持なし
 明石市 山澤美智子

花一輪買えば赤字になる暮し
 明石市 片山厚子

花を買う花言葉知ってから買う
 神戸市 松尾美恵子

花を愛で句会の仲間朗らかに
 神戸市 川上俊智

みんぽう川柳募集 ▽四月の題は「友達」、締め切りは四月二十六日/五月の題は「参院選」、締め切りは五月二十四日▽毎月第四金曜日必着(水曜日には投函しないと届かないことがあります)▽応募は一人二句まで。葉書、メール、Fax(葉書大の枠を書き、その中にご記入を)に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで。できるだけ葉書でご応募ください。

(兵庫民報2019年4月14日付)

ひなたぽっころりん〈638〉

(兵庫民報2019年4月14日付)

観感楽学

先日、ある大手企業で五年を超えて有期雇用で働いた女性社員が無期雇用への転換を求めると解雇通告されたという記事を読みました▼有期雇用で五年を超えて働いた人が申請することで無期雇用に転換にできるという法律で認められた労働者の権利だと記事にありました。この企業は「事業の縮小」を解雇の理由にあげ、新聞社の取材に「個別の従業員に関するコメントは差し控えたい」と逃げ口上。女性側は「無期転換逃れだ」と解雇の撤回を求めています▼以前に勤めていた会社は客先に出向き一緒に作業することが多かったため、いろいろな会社を見ることがでました。社外の人間を格下扱いするところもあると聞いたことがありますが、私が関わった客先では嫌な思いはしませんでした▼解雇通告した会社のような大企業ではなかったですが、業界では有名でそこそこの規模の企業で作業をしたことがあります。そこには契約社員の方が数名いましたが、本人の希望で順番に正社員にしていました。そういう企業もありました▼解雇通告した企業は有名な企業です。社会的にも地位ある会社だと思います。もっと責任ある対応をして欲しかったと思います。(ふ)

(兵庫民報2019年4月14日付)

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