西区新春のつどい:県議席回復・市議2人へ
神戸市西区日本共産党後援会は二月十日、「新春のつどい」を開き、統一地方選と参議院選挙必勝の決意が次々語られました。
神戸市西区で県議会議員として活躍したことがある金田峰生党国会議員団兵庫事務所長(参議院兵庫選挙区予定候補)は「県議会議員のとき、子どもの医療費無料化を前進させた。議会に日本共産党議員を増やせば、住民の要求が実現できる」と訴えました。
西区の県議会議席の回復と、悲願の神戸市会複数議席実現に奮闘している、川村すすむ県議予定候補、林まさひと市議、森田たき子市議予定候補が必勝の決意を語り大きな拍手が起こりました。
記念講演では、宮本たけし衆議院議員が「連続する地方選挙と参議院選挙は日本の命運がかかった選挙、比例八百五十万票を実現して共産党躍進を勝ち取ろう。安倍内閣のありさまは、ウソ八百の政治。統計不正操作で国民の暮らしの大本の基本統計がでたらめだった。賃金も実際は上がっていないのに上がったと言っていた」とユーモアを含めて政治、経済、外交、憲法、腐敗など、安倍政治を厳しく批判、大きな拍手を受けました。
神戸市西区ではこの四年、林市議の地元で水害対策が大きく前進、神戸電鉄粟生線沿線でも神鉄支援とシーパスワン(七十歳以上対象、一日あたり三百五十円で十日間、神鉄全線乗り降り自由の乗車券)はじめ、地域の公共交通を守れという要求に応えた施策が前進するなど、党支部・後援会と議員がいっしょになって住民要求を実現しており、県・市議選で勝利し力を強め、参議院選挙でも勝利しようという決意が固まった新春のつどいとなりました。
―松本勝雄
県労働者後援会が総会・学習会:三つの課題やり遂げよう
目前に迫った統一地方選・参院選での日本共産党の躍進へ、日本共産党兵庫県労働者後援会が総会&学習会を二月三日、神戸市内で開催しました。
同後援会代表の津川知久氏が開会挨拶をし、「安倍政治のあまりのひどさに仕方がないとあきらめ、安倍政権に代わる選択肢が見えてないことが支持率を支えている。安倍政治を変える展望を示せば激変が起こる。今年は、春闘で大幅賃上げ、地方選・参院選で日本共産党の躍進、市民と野党の共同で安倍政権を倒し新しい政治をつくる―の三つの課題をやりとげよう」と呼びかけました。
きだ結県議、森本真神戸市議、金田峰生参院兵庫選挙区予定候補が決意表明をしました。
きだ氏は、奨学金返済の援助制度を中小企業向けで実現したものの月五千円・数年間に過ぎないのに、その一方で老朽化を理由に県庁舎の建て替え・集約、民間高級ホテル誘致などを構想する逆立ちした県政を転換するため党議席増が必要だと訴えました。
森本氏は、市長はヤミ専従問題を共産党や革新市政への攻撃に利用しようとしたが、党の論戦で追い詰め、第三者委員会最終報告も市長の責任を明らかにしたことを紹介し、党議席の値打ちを語りました。
金田氏は、医療、環境など県内で国や県の果たしている悪い役割をリアルに語り、問題解決のために安倍政権を打倒し、立憲主義を取り戻そうと訴えました。
講演は、清水ただし前衆院議員。清水氏は、ウソとごまかしの安倍政治のひどさ、日本共産党の躍進の意義、改憲の危険性を笑いを誘いながら解明するとともに、批判だけでなく展望を明るく語ることを強調。また、なぜ三月一日を目指して支持拡大目標に挑戦するか説明し、党勢拡大も訴えて、後援会の奮闘を呼びかけました。
参加者からも「教職員の働き方パンフを活用し対話を広げたい」(教員)、「党員拡大や党勢拡大で努力、頑張りたい」(みなと)、「職場訪問をすると管理職からも消費税増税批判の声が出る」(金属)、「攻撃に萎縮もあったが、つどいを開き、政治が変わればいい仕事できると確信を強めている」(公務)―などの発言が相次ぎました。
北川伸一後援会事務局長が、宣伝や支援の計画、役員などを提案し、確認されました。最後に成山太志新代表の発声で参加者でガンバローを三唱し、必勝への意志を固め合いました。
東播地区が演説会:「金田さん、当選させな」
日本共産党東播地区委員会は二月十日、加古川市民会館で演説会を開催しました。
播磨町議会選挙の野北ともみ予定候補と現職で三期目に挑む松岡光子町議、金田峰生参議院予定候補が決意表明。宮本たけし衆院議員は森友問題やレオパレスの問題などを通じて野党共闘と日本共産党躍進の意義を語りました。
参加者からは、「金田さん、今度は当選させなあかん」「宮本さんは迫力があった。来てよかった」などの感想が寄せられています。
川西・猪名川 春を呼ぶつどい:金田さん必ず国会へ
川西市と猪名川町の日本共産党と後援会は「春を呼ぶつどい」を二月九日、川西アステホールで開催しました。
昨秋の市議選で当選した黒田みち、北野のり子、吉岡けんじの三市議が議会報告をし、公約実現に全力を尽くすと挨拶。池上哲男、下坊辰雄の両町議が町政の現状と、議員団が子どもの医療費無料化など実現してきた実績を報告し、統一地方選と参院選で躍進し、その後、秋に行われる町議選での勝利を誓いました。
参院選予定候補の金田峰生氏は、安倍政権の改憲や消費税増税の問題点を浮き彫りにして「日本共産党の勝利で暮らしに希望が持てる政治に変える」と力強く訴えました。「秋にはテレビ中継で金田さんを見たい」との声に、必ず国会へ送り出そうと会場は盛り上がりました。
清水ただし前衆議院議員の講演では、マイクを持って演壇を降り、参加者の近くで政治の話を面白く話しはじめました。勤労統計の問題が及ぼす影響と、政府は一年前から問題を知っていながら公表しなかったことを告発し、疑惑を徹底追及していくと訴えました。沖縄の新基地建設問題、消費税増税の問題など、庶民の生活実態を例に紹介しながら、参加者と一体となって話を進め、何度も笑いと拍手で会場が沸きました。最後に、最近の選挙は告示の翌日から投票日となるので、今日から支持を大きく広げていこうと呼びかけました。
参加した元党員が、つどい終了後、「ぜひもう一度党に入って一緒に社会を変えましょう」との清水氏の呼びかけに応え、再入党を決意しました。
―吉岡けんじ
(兵庫民報2019年2月17日付)