宝塚市:市後援会を再結成
宝塚市日本共産党後援会は二月四日、総会をひらき二十年ぶりに再結成。あわせて新春のつどいをひらきました。
総会では会則、役員、活動計画を決めました。会長に選ばれた弁護士の杉島幸生氏は「各地域、各分野の後援会で培ってきた知恵と経験を生かして宝塚市全体をみわたしたより大きな活動をしたい」「市議選・県議選・参院選で、私たちの力で日本共産党を押し上げていこう」と挨拶しました。
新春のつどいでは、朗読劇サークル・コロスが「あたらしい憲法のはなし」を上演。
たぶち静子、となき正勝、田中こう各市議と横田まさのり市議予定候補、ねりき恵子県議が決意を表明し、大きな拍手を浴びました。金田峰生参院兵庫選挙区予定候補と山下よしき党副委員長・参院議員もメッセージを寄せました。
ねりき県議は、予算組み替え提案など毎年とりくみ、いのちと暮らしを守るために奮闘し、こども医療費助成の拡充などを実現してきた日本共産党議員団の役割を紹介し、多数激戦となる見込みの県議選への決意を述べ、支援を訴えました。
つづいて、大門みきし参院議員が講演し、統計偽装や憲法改悪、消費税増税など安倍政権を批判するとともに、日本共産党と後援会の前向きな提案と明るく元気な活動の大切さを各地の例もあげて強調しました。
長田区:140人で熱気
日本共産党兵庫・長田・北地区委員会と長田区後援会は恒例の長田区新春のつどいを二月三日の午前・午後にわたり、新長田勤労市民センターで開催。目前の統一地方選挙、夏の参院選を控え、百四十人を超える参加者で会場が熱気にあふれました。
県議会をめざす宮野つるお氏、神戸市議の森本真氏の決意表明につづき、清水ただし前衆院議員が講演。安倍政権の破綻ぶりを持前の話芸で告発して、会場は爆笑の渦に包まれました。さらに、日本共産党の魅力や対案もユーモアをこめて紹介し、参加者がとても元気になる講演でした。
昼食タイムで金田峰生参院選挙区候補が決意をこめ挨拶。
午後からは神戸医療生協有志後援会による「安倍退治の寸劇」。「特製ほうき」をかざした宮野つるお氏が舞台に登場し、「戦争放棄を定めた最高法規の憲法守らぬ安倍首相をこらしめよう」と選挙での審判を呼びかけると会場は大きな拍手で応えました。
―岡民雄(党兵庫・長田・北地区委員会)
北区:対話するほど広がる支持
神戸市北区の日本共産党北区委員会と後援会は二月三日、すずらんホールで新春の集いを開催し、統一地方選と参院選必勝の決意を固めあいました。
一部はヴァイオリンとピアノのデュオ。会場と一つになった演奏が静寂のなかに深い感動を呼びました。
記念講演に立った、もとむら伸子衆院議員は、自身が被爆二世(父が長崎で被爆)だと自己紹介し、核兵器廃絶への強い思いを語り、憲法調査会委員として安倍改憲を発議させないたたかいを強調。昨年六月に一次分千三百五十万筆を提出した三千万署名の重要性を訴えました。
また、安倍政権によるデータ偽装・改竄の数々を告発。外国人技能実習生の実態については、二千八百七十枚の失踪者の「聴取票」を、もとむら議員はじめ野党議員が分担して書き写し、政府資料のウソとごまかしを明らかにした〝写経共闘〟を報告。野党共闘の力強い前進を紹介して参加者を激励しました。
県議会に挑戦する金沢はるみ市議の議席引き継ぎをめざす森ひろし氏、住民が安心して住み続けられる北区を掲げて二期目をめざす朝倉えつ子市議が訴えと決意を表明。
金沢はるみ氏は、「対話をすればするほどいま支持が広がります。とっても簡単です。〝安倍さんの政治をどう思われますか?〟と聞けば相手がどんどんしゃべってくれます。こんな政治を変えないといけないと共感が広がります。そこで〝共産党を応援してください〟と言うだけでオーケーです。県民に背を向ける井戸県政に県民の立場からはっきりとモノが言えるのは共産党だけです。対話と支持拡大をどんどん広げて三人(金沢・朝倉・森)を必ず勝たせてください」と訴えて大きな拍手に包まれました。
――松浦勝(北区日本共産党後援会)
淡路地区:選挙勝利と大きな党
日本共産党淡路地区委員会・同後援会は二日、新春のつどいを洲本市文化体育館で開催。八十人を超える人々が参加しました。
近藤あきふみ洲本市議の司会で始まり、最初に主催者を代表して岡田教夫党淡路地区委員長が挨拶し、「統一地方選挙と参議院選挙は日本の命運を分けるたたかい」であり、「選挙の中でこそ法則的な党活動を探求・発展させ、選挙に必ず勝つとともに、選挙を通じて強く大きな党をつくろう」と強調しました。
淡路労連からのメッセージが紹介され、来賓の淡路聴力障害者協会の橋詰一則事務局長は「差別のない社会、安心して暮らせる社会へ頑張っていただきたい」と連帯の挨拶をしました。片岡ただし洲本市議、かまづか聡淡路市議、えびす智彦南あわじ市議からは議会報告と参院選勝利への訴えが行われました。
金田峰生参議院兵庫選挙区候補は、安倍政権退場、立憲主義を取り戻す一年にしたいと述べ、そのカギは本気の野党共闘実現にあること、市民と野党が結束すれば安倍政権を打ち破れることを、沖縄の新基地建設反対のたたかいや、憲法改定をめぐるたたかいをあげて力説。また、消費税一〇%への大増税を中止し、社会保障を立て直す党の政策を訴え、希望ある政治をつくるため、日本共産党躍進をと訴えました。
さらに、EPA・TPPの発効、漁業法の改悪など農漁業つぶしを許さず、憲法どおりの政治を実現するため、参院比例での党躍進と兵庫選挙区では金田峰生を国会へ、統一地方選挙躍進を訴え、参加者に日本共産党への入党を呼びかけました。
女性後援会からは金田氏へ淡路島の特産品が手渡されました。
その後、近藤市議、えびす市議のギター演奏で「三百六十五日の紙飛行機」「沖縄を返せ」を参加者が一緒になって歌いました。
(兵庫民報2019年2月10日付)