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2019年12月1日日曜日

〝健康で障害がなく家庭責任が問われない人〟が基準?:朴木神大名誉教授招き「ジェンダー平等」テーマにJCPサロン:日本共産党と民青の尼崎地区委員会


日本共産党尼崎地区委員会と民青尼崎地区委員会は二十三日、『ジェンダー平等』をテーマに「JCPサロン」(青年の集い)を開催。講師には神戸大学名誉教授の朴木佳緒留さん(写真左から2人目)を招きました。
朴木さんは実体験に基づいて、身近にあるジェンダーの問題を話しました。
戦後、教育の機会均等のために男女共学が進められていく中で、男性の中に女性が入ることは成り立っても、女性の中に男性が入っていくことは成り立っていなかったとして、「男勝り」という言葉はあるが「女勝り」という言葉はないこと、「女々しい」や「尻に敷かれている」という言葉はマイナスイメージで使われていることなどを紹介しました。
また、中学時代に男女で「技術」と「家庭」に授業が別れていることに疑問を持ったことからジェンダー問題に関心を持ち、大学で研究を始めたと話しました。神戸大学で初めての女性学部長になった際、まわりからチヤホヤされたことや、ある教授から「マドンナ」と言われ怒りがわいた経験などの体験も語りました。
最後に、「今の社会は、〝健康で障害がなく家庭責任が問われない人〟が基準でつくられている。子育てしていないことが基準になっている。こういうところに問題がある」と指摘しました。
参加者も、それぞれの家庭の中でのジェンダー問題を語り合あい、「結婚にメリットはあるのか?」など、身近にあるジェンダーの問題を深める場になりました。

(兵庫民報2019年12月1日付)

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