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2019年12月1日日曜日

原発マネー不正還流に抗議:関電兵庫支社へ要請:老朽原発稼働するなリレー行進に呼応


『高浜の老朽原発を稼働するな』の諸団体が主催する関西全域リレー行進が十一月二十日、関西電力兵庫支社がある神戸・三宮を通過しました。原発なくす会兵庫・兵庫革新懇・兵庫労連・兵商連・共産党兵庫県委・電力兵庫の会・原発なくす会西宮などはこの運動に賛同し、同時刻行動として原発マネー不正還流に抗議する「関電兵庫支社要請・緊急関電前行動」を行いました。
要請団五人は関電兵庫支社を訪問、関電側は送配電カンパニーコミュニケーション統括グループの三人が対応。十一時から約一時間にわたり同社会議室で要請しました。
岡崎史典・兵庫労連事務局次長が要請書を渡し「真摯に答えを」と挨拶。原発なくす兵庫の会の速水二郎氏が冒頭、「不正還流問題で要請に来ているのに、なぜ謝罪しないのか」と言うと、関電側は慌てて立ちあがり謝罪しました。
速水氏は要請項目の「消費者への背信行為を認めること」「関与したトップは懲戒解雇にすべき」「第三者委員会に消費者代表を入れよ」「今後の取締役に消費者代表を入れるべき」「再稼働への一兆二百五十四億円の発注状況をすべて公開せよ」「以上公開しない限り、汚れた原発稼働を許さない。直ちに稼働原発の運転を停止せよ」の六項目を解説し、要請しました。
関電側はもっぱら「独立した公平な第三者委員会で詳細に調査しているのでその結論に従う」と述べるばかりでした。
第三者委の要求だとして総務室長が二万人の従業員に「記録は破棄するな」と指示していることについて、要請団は「トップの腐敗を全従業員に責任転嫁する手法は誤り」「従業員の賃金を引き下げ、五年賞与をストップしている一方で、トップが私腹を肥やしていたことは人間的にも失格だ」と批判しました。
さらに要請団は「トップの腐敗なのにあなた方は懸命に弁明している。社内で個々に声をあげてガラス張りの関電にしてほしい」「これだけ太陽光・風力で電気が作れるようになった。もう原発優先のプロパガンダは止めましょう」と訴えると、関電側は上部へ伝えますと答えました。
その後、関電神戸支社東側広場で報告集会を行いました。(速水二郎)

(兵庫民報2019年12月1日付)

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