記事を検索

2019年12月1日日曜日

継続的に立場超え話し合おう:日本共産党灘区委員会が教育懇談会


日本共産党灘区委員会は十一月二十三日、「教育懇談会」を開催しました。
この懇談会は、東須磨小学校の教員間いじめ・暴力問題を受け、「子どもたちが置かれている学校現場の状況を語り合い、変えていこう」と企画したものです。
懇談会では、味口俊之神戸市議が、保護者からの聞き取り、子どもたちの思いや苦しみを聞くなかで三つの問題を感じたとして、①当該校の児童・保護者のショック、心のケアの重要性、②教育委員会・学校の隠蔽体質の根深さ、③深刻な子どもたちへの人権侵害について報告と問題提起を行いました。
参加者からは、「教育現場のハラスメントの状況はかなり異常」「子どもの下着のことまで検査するんなんてセクハラになる。子どもを一人前の人間として扱っていない」などの意見が出されました。また、参加した教員からは「学校現場は、競争的やり方で学力をあげるという世界の常識とは二周ほど遅れている状態。教員の仕事量の多さも異常で、余裕が全くない状況」「今回の事件で、市教委は教員など管理強化を進めようとしているが、それでは解決にはならない」などの声もあがりました。また元教員だった参加者からは、「今の教師は管理で委縮している」「職場での力関係は大きく、排除の論理も強かった。私も子どものところへ行けば逃げられるという思いでいた」など、東須磨小学校の問題は特別な問題ではないという意見も出されました。
懇談会では最後に、「一回で終わりにせず、教育の問題について継続して話し合おう」「保護者・教員・子どもたちが立場の違いを超えて話し合える場所をつくろう」と、継続して取り組みを行う事を確認しました。
(味口俊之=神戸市議)

(兵庫民報2019年12月1日付)

日付順目次