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2019年9月22日日曜日

台風15号救援募金:日本共産党兵庫県委が訴え

いま苦しんでいる人たち支えよう


日本共産党兵庫県委員会は九月十四日昼、神戸・元町の大丸前で台風15号被災者への救援募金を呼びかけました。これには、党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生さん、庄本えつこ県議らがマイクをもち、勤務員らが参加しました。
金田さんらは、党国議員団がただちに現地入りしつかんだ被災地の状況を紹介し、「いま苦しんでいる人たちに心を寄せ、支えましょう」「救援募金にご協力ください」と募金を訴えました。

きびしい残暑のなか買い物客らが足を止め、「わずかですが」「がんばってください」と次つぎと募金。「子育てで忙しいあいまに見る報道では、新内閣発足ばかりで、夫から話を聞いてたいへんな状況を知りました」「この暑さのなかで電気も水も使えないなんて、本当にたいへんでしょうね」と話していました。

(兵庫民報2019年9月22日付)

消費税10%いまからでも中止を:日本共産党垂水区委員会が宣伝

垂水駅前で訴える赤田かつのり前神戸市議

日本共産党神戸西地区垂水区委員会は九月十日午前十一時から垂水駅西口で「十月からの消費税増税〝一〇%やっぱり無理っ!〟いまからでも中止を」の署名宣伝に取り組みました。
黄色いカラー刷りの赤旗号外を配りながら、後援会の仲間のみなさんが、忙しく行き交う市民のみなさんと対話しながら署名宣伝に取り組みました。市民のみなさんは「消費税は福祉の税金と違う」「高齢者をいじめる税金」「年金は削られ、介護保険は改悪されてばかり」「黙っていたら駄目だ、署名頑張って」と九人で訴え、三十五筆集まりました。チラシは九十五枚受け取って貰いました。
これからも回数も増やし一〇%増税ストップを垂水区委員会では呼びかけます。―戸田晃

(兵庫民報2019年9月22日付)

尼崎市議会9月議会で徳田議員が一般質問:国の自治体戦略に基づく窓口民間委託など市民サービス低下につながる


尼崎市議会九月議会で真崎一子、徳田稔、広瀬若菜議員が一般質問を行いました。
徳田議員は、高齢化がピークを迎える二〇四〇年に向けて、国が自治体のあり方を模索する「自治体戦略2040構想」を進めていることに対し、市民課窓口の民間委託、中学校給食センター事業へPFI手法導入などは、この戦略に基づくもので市民サービス低下につながると指摘して見直しを求めました。
また市内の児童虐待は近隣市に比べても深刻である実態を示し児童相談所の設置を求め、生活保護指定医療機関への個別指導は医療機関へ一方的に市の見解を押しつけているので納得のいく話し合いへ改善をと求めました。市内三つの医療機関が来年、分娩の扱いをやめるので対策とともに母子同室で助産師などの専門スタッフがサポートする産後ケア入院への補助制度の創設を迫りました。

(兵庫民報2019年9月29日付)

神戸:敬老・福祉パス制度をよくしよう:「会」がいっせい宣伝

神戸駅前で訴える大前まさひろ前神戸市議

神戸市が敬老・福祉パス制度の見直しをすすめようとしているのに対し、「敬老・福祉パス制度をよくする会」が同制度を維持し拡充を求める運動を繰り広げています。敬老の日の九月十六日には各地でいっせい宣伝にとりくみました。
同会は二十六日の市議会本会議傍聴を呼びかけています。また、署名の第一集約・交流会議を二十七日十四時から兵商連会館で開きます。

(兵庫民報2019年9月22日付)

日本共産党神戸市議団の予算要望懇談会:子育て支援、敬老パス――切実な願い次々

日本共産党神戸市議団は十三日、神戸市勤労会館で予算要望懇談会を開きました。市民や市民団体の代表らが参加。九人の全市議と、きだ結県議が出席しました。
森本真団長は、久元市政について、人口減少や保育所待機児童の多さ、震災でできなかった巨大開発の推進を最近の特徴として紹介。まちを切り縮める「都市空間向上計画」や敬老・福祉パスの「見直し」への市民の怒りと運動の広がりを紹介し、九月議会への請願・陳情の提出、市議会傍聴などを呼びかけました。
参加者からは、「敬老・福祉パスの改悪を許さず、制度を維持、充実させるため、市への要請や署名などを強めたい」「あたたかい全員喫食の中学校給食の改善へ新しい署名運動にとりくむ」「子どもの医療費無料化をどうしても実現させたい」「小児救急医療体制を地域からなくさないとりくみを」「来年の非核『神戸方式』」四十五年には市が独自のとりくみをすべきだ」などの要望、意見が出されました。
保育園副食費の無償化、高齢者や難聴者への補聴器補助、生活保護行政の改善、公契約条例の制定、〝大人の引きこもり〟の相談・支援体制の充実など切実な要望が相次ぎました。

(兵庫民報2019年9月22日付)

国は石炭火力の新設を止めて!:裁判日記(行政訴訟第4回):パリ協定に適合する基準設けていないことの違法性問う

原告 近藤秀子


九月十三日、大阪地方裁判所一〇〇七号法廷で、第四回期日が行われました。
裁判所の耐震工事により、小法廷の裁判で傍聴席はすぐに満席になりました。いつものように裁判はすぐに終わり、報告会へと移動。
冒頭、池田直樹弁護士から行政裁判の特異な難しさについてお話がありました。
そもそもこの裁判の中身について判断する前に、原告としてここに来る資格はない、裁判を起こす権利がないというのが被告である国の主張です。国が確定通知を出すのは単にお知らせであり、取り消すことはあり得ない、裁判が不適合だというのです。
私たちはパリ協定に適合する技術基準を設けていないことが違法であることを確認するという大胆な訴訟をしているので、行政が決めた一般的なルールが異様だということを争うような裁判はもともとできない、そういう議論があるという報告でした。
今回の準備書面は実に千四百ぺージにも及ぶ膨大な資料です。国も準備書面を提出していて、国は相変わらず石炭火力発電所をつくるときのアセスでは、周辺住民の健康を個別に配慮することはいらないという書面を恥ずかしげもなく堂々と出している、環境アセスメントと言うのは周辺の自然環境を含めた環境がそんなに悪くなってないかというのを一般的にみる、これによって住民の健康を考えるものではないという、住民無視、国の責任放棄を明らかにした酷い書面だとわかりました。
準備書面(2)については杉田峻介弁護士から報告がありました。
発電所アセス省令では複数の案を示すこととしていますが、神鋼が石炭以外を検討しなかったことは違法であり、それを国が認めたことは違法だと訴えています。PM2・5については與語信也弁護士から環境影響評価法・アセス省令などがPM2・5を評価の対象にしていないことが違法であるという指摘がありました。
次回の期日は十一月二十二日(金)十四時三十分から、大阪地方裁判所で行われます。次回も法廷が小さいので、先着順となります。

(兵庫民報2019年9月22日付)

『ちひろ―私、絵と結婚するの―』:いわさきちひろ生誕100年・前進座公演:9月26日


一九一八年十二月十五日に、日本を代表する画家・いわさきちひろは福井県武生で生まれました。
ちひろが残したたくさんの絵に、日本中の人が幾度も心癒されたことでしょう。しかし、その生涯については皆が詳細に知るところではありません。戦争中、最初の結婚が悲しい結末を迎え、その後満州での悲惨な生活を知り、帰国後は空襲で傷つく多くの子どもたちを目の当たりにして、ちひろは平和を願い子どもたちの幸せを願いながら絵筆を握る生き方を見つけ出します。
美しい花、愛くるしい赤ちゃん、はにかんだ子どもたち…。ちひろの描く絵は決して反戦平和を声高に叫ぶ絵ではありませんが、その存在の愛おしさを伝え、無言の力を持って人々の心を動かしてきました。
ちひろが絵に込めた願いの本質を、今一度深く見つめ直すきっかけとなる舞台になればと願っています。
世界中の子供の幸せと平和を願った画家・いわさきちひろの青春をいわさきちひろ生誕百年(昨年)を記念して昨年舞台化、関東を中心に三十五ステージを重ね、今年度は西日本を中心に上演が決定。あなたの知らない若き日のちひろに会いに来ませんか?
原案はちひろさんの一人息子の松本猛さん。台本は前進座女優・朱海青さんの脚本家デビュー作。演出は鵜山仁さん。

いわさきちひろ生誕100年 前進座公演『ちひろ―私、絵と結婚するの―』

9月26日(木)昼の部14時・夜の部18時30分(開演)、神戸文化ホール中ホール/原案:松本猛、台本:朱海青、演出:鵜山仁/料金:5,000円、22歳以下3,000円、全席自由/チケット問い合わせ:前進座『ちひろ』を観る会 Tel. 06‐6212‐9600

(兵庫民報2019年9月22日付)

訴訟サポーター募集:神鋼石炭火力発電所新設・稼働差止訴訟


神戸の石炭火力発電を考える会は、神戸製鋼石炭火力発電所新設・稼働差止訴訟(民事・行政)について①裁判の傍聴②資金面③情報の拡散―の三つの支援を呼びかけています。
特に②の資金サポートについては▽一口千円(期限なし)のクラウドサポーターと▽一口三千円(年会費)のコアサポーターを募っています。

詳しくはこちらのページ: https://kobesekitan.jimdo.com/kobe-coal-lawsuit-supporter/

(兵庫民報2019年9月22日付)

兵庫労連第58回定期大会:共同の発展へ質量ともに前進めざし


兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)が第五十八回定期大会を九月十四日、神戸市内で開催しました。
「つくろう! 憲法が生かされる社会、実現しよう! 八時間働いて暮らせる社会、仲間を増やそう! 職場と地域から共同を広め、未来を拓こう!」を大会スローガンに開催。
開会挨拶で成山太志議長は、参院選での市民と野党の共闘で改憲勢力を三分の二以下にした意義を語り、まともな労働組合運動を掲げて兵庫労連を結成し三十年、共同の発展にとっても質量とも前進が求められていると強調しました。
また、韓国との対立をマスコミまであおる状況になっている、話し合いでこそ解決すべき問題であり、外敵をつくって内政の失敗から目をそらすやり方は支配の常套手段だと指摘。貧困と格差が増大しているなか、労働者が対立と分断を乗り越え支え合う労働組合の役割が今こそ大事だと述べ、組織前進へ熱心な討論を訴えました。
土井直樹事務局長が運動方針を提案。戦争法反対のたたかいのなか総がかり行動実行委員会が連合労組と共同の組織として生まれ、毎年五月と十一月に集会を開催する共同に発展してきたこと、この共同を実現する上で兵庫労連の果たした役割、今回参院選で候補者へのアンケートも行い投票行動を呼びかけたことを報告した上で、市民と野党の共同で政権を変え政治を変える発展へ、さらに学習と共同行動を広げようと提起しました。労働者のたかかいについては、今回の最低賃金引き上げへ、世論づくりに署名や自治体・議会への働きかけにとりくんだ意義を語り、いまこそ労働組合の役割発揮へとりくみを強めようと訴えました。
討論では十三産別四地域から発言がありました。最賃署名、三千万署名のとりくみ、自治体との懇談などのとりくみについての発言、不正問題の背景に異常な成績至上主義がある(郵政)など職場でのたたかいについての発言、組合員を過半数にした経験や若者を結集する努力についての発言など、熱心に討論が行われました。
成山太志議長、土井直樹事務局長らを選出し、議案を採択、団結ガンバローで閉会しました。
金田峰生日本共産党国会議員団兵庫事務所所長、小林明男党県労働部長も出席、金田氏が地方選・参院選のお礼を述べ連帯の挨拶をしました。

(兵庫民報2019年9月22日付)

九条の会かわにし結成14周年のつどい:憲法の生きる市民社会へ:冨田宏治さんが講演/サン・ドューさんらがライブ


九条の会かわにしは十五日、キセラ川西プラザ大集会室で結成十四周年のつどいを開催。冨田宏治関西学院大学教授が「市民と野党の共闘が未来をひらく~憲法の生きる市民社会へ」と題して講演し、ラッパーのサン・ドューさんらがラップミュージックを披露しました。六十八人が参加しました。
冨田さんはまず、この間の内外の激動ぶりについて、二〇一八年二月の平昌オリンピックから始まった南北首脳会談や米朝首脳会談などを詳述。「先ごろ発足した安倍改造内閣で憲法改正への挑戦を掲げたが、『北の脅威』を口実にできず、改正のまともな理由を語れなかった」と述べました。
また、「貧困と格差の恐るべき拡大」について、「アメリカでは上位一%の資産が下位九〇%の資産を超える」「日本でも上位四十人の資産が下位五〇%の資産を超える」「日本の貯蓄ゼロ世帯は二十歳代で二〇一二年の三八・九%から二〇一七年の六一%に激増」などを指摘しました。
一方、二〇〇五年以降の国政選挙の投票動向を分析し、無関心層三〇%、棄権層二〇%、投票率五〇%の現状は、「市民と野党が統一すれば、大量の棄権層が投票に出向き、投票率が上がって統一候補が勝つ」ことを具体例で示しました。
そのうえで、消費税増税などの情勢の中で、早ければ年内にも解散、衆議院選挙の可能性もあり、二百八十九の小選挙区で市民と野党の共闘が実現し真価を発揮すれば、大量の棄権層の心に希望の灯をともせる、と結びました。
第二部は、コンビニ強盗の冤罪事件で三百日間も拘留されたサン・ドューさんが、自身の体験を詳述、「自殺や復讐心を抱いていた時期もあったが、いまは冤罪を人生の糧にしてポジティブに明るく生きている」と語りました。
この後、三人のユニット「マイク・サン・ライフ」が、「ありがとう」などを披露。会場からはぎこちない手振りと唱和で応えていました。


―竹村明(同会事務局)

(兵庫民報2019年9月22日付)

沖縄の抗う魂の叫び:歌と芝居で強烈な印象


「~抗う魂の叫び~」(主催「抗う魂の叫び」実行委員会)と銘打って、九月十五日、西宮市の学文公民館で、川口真由美(歌手)さんと右田隆(一人芝居)さんのステージを行い、百一人という実行委員会の予想を超える多くの方が参加し、二人の熱いステージに引き込まれました。
川口真由美さんは、辺野古には月一回のペースで座り込みに参加するなど沖縄基地建設反対・護憲・反原発などの運動に参加しながら歌とメッセージで共感を広げています。右田隆さんは、沖縄の米軍基地からベトナム戦争に送られた故アレン・ネルソン氏の実話に基づく「九条への生還」という一人芝居を演じています。今日のステージでは、歌と芝居、そして演奏と映像で沖縄の闘いなどを熱く訴え、「非常に迫力もあったし、平和の重要性を改めて深く感じた」「抗い続けようと思いました」「辺野古の事がよくわかった」「歌と芝居と映像で、強烈な印象受けた」など多くの感想が寄せられました。
開演に先立って、西宮で運動が始まっている「火垂るの墓」記念碑建碑実行委員会の二宮一郎氏が募金への協力の訴えを行い、閉会の挨拶で阿波角孝治(西宮革新懇代表世話人)氏が、「革新懇全国交流会」への参加を訴えました。―樫村庸一(西宮革新懇)

(兵庫民報2019年9月22日付)

「火垂るの墓」記念碑設立募金運動、西宮で始まる

西宮市の満池谷・ニテコ池は、野坂昭如氏が自己の戦争体験を踏まえ執筆した『火垂るの墓』の舞台になりました。また、一九八八年に高畑勲監督・脚本のもと、制作されたアニメーション作品も、子どもたちの身に起る戦争の惨禍を訴え続けています。
最近、野坂昭如氏が生活していた満池谷の「おばさんの家」跡や、避難した防空壕跡が明らかになりました。
戦後七十五年を前にして戦争の悲惨さを語り継ぎ、現在と未来の子ども達への恒久平和を祈念して、建碑を実現しようと住民の皆さんが実行委員会を立ち上げ、募金運動が始まっています。

(兵庫民報2019年9月22日付)

参考記事:https://nishinomiya-style.jp/blog/2019/08/14/23336


波乱万丈の大河ロマン:芦辺拓『新・二都物語』記念講演会:11月16日

日本共産党兵庫県文化後援会副会長 濱本鶴男

「しんぶん赤旗」に、二〇一五年一月から一六年二月まで三百七十七回にわたって連載され、反響を呼んだ芦辺拓さんの小説『新・二都物語』が昨年十月、文藝春秋から出版されました。その直後「しんぶん赤旗」は、作者の芦辺拓さんと、芦辺作品をずっと愛読してきたライター南陀楼綾繁さんの「『新・二都物語』出版記念対談」を行いました(十二月二十八日付「文化の話題」)。

芦辺拓氏

日本共産党兵庫県文化後援会は「秋の文化講演会」として、来る十一月十六日(土)十三時三十分から、兵庫県立中央労働センター一階小ホールで、作家・芦辺拓さんによる「小説は生きている――『新・二都物語』秘話を中心に」と題した講演会を行います。


『新・二都物語』は、芦辺さんの六十四冊目の著書になりますが、ミステリーでない小説は初めてです。前掲の対談で芦辺さんは、「作家となったからは新聞小説を書きたいという夢がかなって、望外の喜びでした。書き手にとっても、短い枚数にヤマ場と引きを入れる濃密さと疾走感は楽しいものでした」と語っています。南陀楼さんに「『赤旗』だから書けたことはありますか?」と聞かれ、芦辺さんは「それはあります。(中略)政治家や警察、自衛隊の権力悪を描くと反発が起きるんです。戦前の文化の豊かさを描いて、それを粉みじんに破壊した戦時体制をはっきり批判したいと思いましたので、『赤旗』であればこそ遠慮なく書けました」と答えています。


物語は、二人の主人公が登場します。映画製作者となる水町祥太郎と、内務省の映画検閲官となる柾木謙吉が、関東大震災(一九二三年)で出会い、別れ、それぞれの運命を生きていく過程を、陽と陰の好対照として展開していきます。私が因縁に感じるのは、祥太郎と謙吉がともに一九〇三(明治三十六)年生まれで、小林多喜二と同じ年齢であることです。しかも祥太郎は「島之内のぼん」と呼ばれる大阪水町銀行頭取の息子です。この「島之内」警察こそ、小林多喜二がはじめて拷問を受けた場所です。
作者は、フランス革命を背景としたディケンズの『二都物語』(パリとロンドン)を意識しています。芦辺拓『新・二都物語』は、大阪・東京から上海と満州新京を舞台とする二都物語へと展開し、「あの人物」たち、すなわち安倍晋三首相が尊敬してやまない岸信介、東条英機らが登場します。歴史をふまえた波乱万丈の大河ロマン。芦辺拓さんの講演が楽しみです。

(兵庫民報2019年9月22日付)

俳優座劇場プロデュース『音楽劇 人形の家』:神戸演劇鑑賞会10月例会:10月10日


『人形の家』は、ノールウェーの作家イプセン(一八二八年~一九〇六年)が一八七九年に発表した作品で、とりわけ、最終場面が、当時の社会に与えた衝撃は大変なものであったようです。
今回の舞台では、台詞の一部分を歌に変えて、原作にないアンサンブル(合唱隊)を加えて、劇世界を拡げているのが特徴です。そして、演出の西川信廣の社会や人間を見つめる深い心と、台詞の一部分を歌に変えたことで、近代劇が現代に見事甦える楽しみな舞台です。
ノーラは、夫へルメルと三人の子供たちと暮らしている。子供たちは、ノーラを慕い、ヘルメルは〝人形〟のように彼女を可愛がっている。しかし、ノーラは秘密を抱えていた。ヘルメルが重病を患い転地療養が必要になり、その費用を工面するために借用者のサインを偽造していた。その費用を借りた相手が、クロクスタだった。
クロクスタは、勤務態度が悪くて銀行を解雇されかかっていた。その銀行の頭取にヘルメルが就任する事になっている。ノーラの前に現れたクロクスタは、懇願する。解雇を取りやめるようヘルメルに頼んではくれないか。だが、ヘルメルは耳を貸さず、解雇されたクロクスタは秘密を暴露する。
問題は、ノーラの友人のリンデ夫人の助けで解決をする。歓んだヘルメル、ノーラをまた〝人形〟のように愛しながら家庭を営める。その態度に、ノーラは、ついに、家を出る決心をする…。
今も人間が人間として扱われていない現実の中で、ノーラが取った行動を考える必要がある舞台です。
―小谷博子

俳優座劇場プロデュース公演『音楽劇 人形の家』

作=ヘンリック・イプセン 翻訳=原千代海 演出=西川信廣 作曲・音楽=上田亨 出演=土居裕子、大場泰正、畠中洋 ほか/①10月10日(木)18時30分②10月11日(金)13時30分②10月12日(土)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生1,000円)/Tel. 078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2019年9月22日付)

兵庫山河の会「山河」より

大国の圧力に負けず批准する小さき島国想いぞ嬉し
 西澤 愼

久々に歩行器で出かけ緊張す声かけられて元気づけらる
 鵜尾和代

日韓の今こそ本音語り合え一番近き隣国なのに
 岸本 守

赤一色サーモカメラが映し出す炎暑の続く日本列島
 古賀悦子

安武ひろ子さんを悼む


年来の希ひかなひてアウシュビッツあなたの短歌を繙きながら
 石井敏子

電話鳴りまた安武さんかと思いきや師の声すでに夢のかなたに
 大中 肇

世の中の不正ゆるさぬコミニスト逝くショパンの一番と思い出のこして
 山下 勇

赤紙を配りしことを怒り持ち語りし人は八月に逝く
 新井 幸

かの人に会えましたかと問うてみる白ユリかかえ若きに戻り
 山下洋美

ストールとロングドレスのよく似合うお洒落心はまぶたに残る
 古谷さだよ

病床に校正原稿朱を入れるあすに花束渡さんとして
 塩谷凉子

安武さんにたくさんのことを教えていただきました、一同心より御冥福をお祈りいたします

(兵庫民報2019年9月22日付)

ひなたぽっころりん〈646〉

(兵庫民報2019年9月22日付)

観感楽学


鹿児島県の薩摩川内市・久見崎という地域に「想夫恋(そうふれん)」という盆踊りが伝承されており県の無形民俗文化財に指定されている。毎年八月十六日、女性たちがお高祖(こそ)頭巾に男物の羽織、腰には脇差しという装束で踊るそのひろばには「慶長の役記念碑」が建っている▼一五九七年(慶長二年)、秀吉による第二次朝鮮侵攻に薩摩からも人がかり出され島津の軍勢として久見崎の港から朝鮮に向かった。そのまま帰ってこない者も多かった。次の藩主の代になって「敵味方双方の霊」を慰めるため始まったのがその起源というから四百年も続いている▼時代は移って一九一〇年。韓国「併合」の祝宴で初代朝鮮総督・寺内正毅が得意満面でよんだ歌がある。「小早川、加藤、小西が世にあらば、今宵の月をいかに見るらむ」秀吉朝鮮侵攻の武将名をあげ得意満面になっている姿は久見崎の盆踊りとあまりにも対照的▼ところでじつは、想夫恋のひろばに隣接しているのが川内原発。第四次内閣改造のあと、「中間貯蔵施設建設で福島再生に挑戦」などといい「韓国にはまず国と国との約束を守っていただきたい」とそらうそぶくかの人と寺内総督とが重なってみえる。(T)

(兵庫民報2019年9月22日付)

2019年9月15日日曜日

日本共産党県議団二〇二〇年度予算に対する重要政策提言を知事に提出:悪政の防波堤となり暮らし・福祉を守る兵庫県政に


日本共産党兵庫県議団は九月三日、井戸敏三県知事に、二〇二〇年度予算に対する重要政策提言を行いました。
冒頭、ねりき恵子団長は、兵庫県政が、安倍政権の消費税増税、社会保障削減、九条改憲など悪政の防波堤になり、県民の暮らし・福祉を守る立場で行われるべきと趣旨を紹介。きだ結政務調査会長が、被災者生活再建支援制度の恒久化、ゼロ~二歳児含めた幼児教育無償化、大学学費の段階的無償化、中学の少人数学級、最低賃金千円への引き上げ、個別所得保障の復活、昨年の台風による被災地域の護岸対策、河川対策の充実、駅のホームドア設置など、十分野二百九十四項目の提言概要を説明しました。
*
補足説明として、庄本えつこ議員は、「『あいちトリエンナーレ2019表現の不自由展・その後』が中止になった件で、知事は『補助するかどうかの判断を行政から受けたくなければ、補助申請をしなければ良かった』と発言されたが、憲法二十一条で保障される『表現の自由』を脅かし、禁止されている『検閲』にあたる措置を後押しするような発言になる。行政が表現の自由に介入するような発言をすべきではない」と主張しました。
いそみ恵子議員は、「災害援護資金貸付金については、返済免除の拡大などが行われたが、行方不明者が返還対象になったままといった課題が残っている。償還期限の延長など、さらなる改善を国に求めてほしい。加齢性難聴者の補聴器購入補助制度の創設を国に求めてほしい」と述べました。
ねりき議員は、「新温泉町の風力発電所建設計画については地元から中止を求める要望書もだされている。知事として中止させるという政治的働きかけをしてほしい。県立高校の適正化計画が進められており、今後、統廃合につながっていくことが懸念されている。地域の学校をなくさないようにしてほしい」と要望しました。
入江次郎議員は、「赤穂市に産廃をつくろうとしている業者が開発許可なしに森林の伐採を行っていたことが判明している。不適格な事業者には建設を認めないでほしい。警察署の統廃合について、対象となっている地元市町から『到底受け入れられない』(香美町長)、『まずは県議会に方針を報告し、議論すべきではないか』(佐用町長)など反発の声が上がっている。まずは、計画全容を明らかにし、地元合意のない計画は中止すべきだ」と発言しました。
*

井戸知事は、「新温泉町巨大風力発電は反対している。関係市町にも決議などあげられないか要請している。赤穂の産廃についても同じ立場だ。補聴器については、国にしっかりと要請をしているところ。国の動向を注視していきたい」などと回答しました。
西上三鶴教育長は、県立高校の適正化計画について「五学区制がほぼ定着してきたなかで、さまざまな条件に変化が生じてきており、今は整理を行っている段階」と回答。
加藤晃久警察本部長は「地元市町の意見を踏まえ、これから具体案を考えていく。具体案を県議会にも説明する」としました。

(兵庫民報2019年9月15日付)

STOP10%:10月消費税10%ストップ!兵庫県ネットワークが9月4日、全県で一斉宣伝をおこないました

24カ所で106団体・409人がリレースピーチ、シール投票などで「消費税増税中止は今からでも間に合うと訴え、854人が署名に応じました。


豊岡アイティ前では直前に激しい雨に見舞われましたが開始予定時間には次々参加者が集まってきて14人で実施しました。


洲本イオン前では6人で訴えました。

JR三田駅2階通路ではプラスター13枚を並べ、宣伝スポットをリーダーと参加者の掛け合いで訴えました。若い人の署名やシール投票が多くみられました。
須磨区板宿商店街では「ややこしくなる」「こまる」と商店の人たちも署名に応じていました。

(兵庫民報2019年9月15日付)

日本共産党創立97周年記念講演DVDを視聴するつどい:神戸市垂水区・神陵台後援会―志位委員長の話に相づちと拍手


九月八日(日)午後、残暑厳しい日差しの中、神陵台六丁目のYさん宅に地域の十五人が参加。
まず、七月の参議院選挙で当選した七人の力強いあいさつを視聴、ひとりひとりの挨拶が終わるたびに拍手が起きました。
その後、完成したばかりのダイジェストDⅤDを視聴。志位委員長のわかりやすいお話に〝そうだ!〟の相づちと拍手で賛同しました。
記念講演を力に、来る総選挙で隠匿、改竄、忖度、国民の思いに耳を貸さない安倍政治に必ず終止符を打とうと意思統一。最後に、冷たいビールと手作り料理を囲んで歓談し、つどいを終えました。歓談の中で消費税のことに話がおよぶと〝そんなんたいへんやあ!〟と、悲鳴に近い声が上がりました。
―横山晴朗

(兵庫民報2019年9月15日付)

党創立97周年記念講演会の感想

○共闘の歩みに確信
志位委員長の講演は、市民と野党の共闘の四年間の歩みをとても感慨深く聞きました。確信が持てましたし展望の持てる内容でした。(北区女性)

○この道こそ政治を変える確かな方向
市民と野党の共闘が政治を変えるという立場がはっきりしたし、この道でこそ日本の政治を変える確かな方向であることに確信を持った。この中身を自ら語り、野党共闘と共産党の躍進のための努力をしていけば党は前進できると思います。そのためにも「党を大きく強く」を合言葉にして、一丸となって頑張っていくことが大切だと思います。(兵庫区男性)

○敗北と捉えていた気持ちが晴れた
伊藤岳議員の「二十一年間、七転び八起き」に希望を見出しましたし、当選された七人の議員の挨拶に本当に心にしみました。志位委員長の講演は、野党共闘の出発の経緯から統一候補の勝利、議会での様子・雰囲気の力関係の変化が目に浮かぶように伝わり、嬉しさと笑いがこみ上げました。議席減、敗北と捉えていた気持ちが晴れました。野党共闘に尽力する日本共産党の誠実さ、国民の幸せを願うブレない姿勢に誇りを取り戻した思いです。兵庫県で野党共闘が実現すればどんなに素晴らしいだろうと思いました。(兵庫区)

○連合政権への呼びかけに励まされた
参議院選挙結果で悔しい思いをし、なかなかそれをバネにすることができずにいましたが、野党連合政権に向けた話し合いの開始を呼びかけるという志位さんの訴えにとても励まされました。(尼崎女性)

○「意志」の大事さ
記念講演会は楽しく、うれしく聞けました。力が湧いてきました。市民と野党共闘の確信が持てました。大事なことは「意志」、大事な言葉だと思いました。次の選挙が楽しみです。候補者のみなさん、本当にお疲れさまでした。心からお礼を申し上げます。(伊丹女性)

○知らない人に伝えたい共産党の安心感・価値・歴史
リアルタイムで見たのは初めてで、聞けて良かったです。山下よしきさんの演説が子供の心に届いたお話は、ほほえましく、とても嬉しかったです。それこそ希望を感じました。日本共産党のことを知らない人には、共産党がもっている安心感や価値、歴史を端的にうまく伝えていきたい、魅力を伝えていきたいです。外交でも頼りになるのは共産党です。(女性)

○謙虚な姿勢と情熱に感激
「お互いに学びあう」という謙虚な姿勢と野党連合政権を目指す情熱に感激しました。(女性)

○共産党が心棒になって共闘前進を
講演の中で共闘の四年間をもう一度学び直して、着実に共闘が前進している実感がわいた。ともすれば他の野党に対する不信感を払拭できず、選挙結果の総括するうえで議席獲得が第一に陥りがちになり、共闘のプロセスの大事さを十分理解をしていなかったことを痛感しました。日本共産党が心棒になって野党共闘をより前進させ、安倍内閣を打倒して自公政権を終わらせ、市民と共に国民連合政府をつくっていくという大義と大志をもって取り組みを強めていきたいと思いました。(北区男性)

○連合政権構想を
市民と野党の共闘について詳しく話していただいて、少しずつ理解できたように思います。ぜひ、野党連合政権構想を打ち出して連合政権に向けて、進んでいってほしいと思います。(女性)

(兵庫民報2019年9月15日付)

西宮市議会でまつお・佐藤両議員が一般質問:公契約条例案の作成、幼児給食費無償化を

西宮市議会第二回定例会で九月五日、日本共産党の、まつお正秀、佐藤みち子両議員が一般質問を行いました。

まつお正秀議員


公契約条例と市民体育館建て替えついて質問しました。
二〇一一年に条例の研究を行なった西宮市は、条例の制定をしなくても賃金や労働条件の確保はできるとの結論を出しました。しかし、この三月に市は、産業振興条例と連動する形で働き方改革プランを打ち出し、その中で公契約条例の検討へと大きく踏み込みました。
このプランは五年計画のため、今回の質問で私は条例案の作成を前倒しで行うように求めました。
また、市民体育館の建て替え整備の検討が進められていますが、西宮をホームとしているプロバスケットボールチームストークスが市民体育館をホームアリーナにしないことを表明。その背景にはBリーグが売り上げや観客動員数基準を大幅に引き上げたことがあります。市民利用を中心とした体育館ではストークスが自由に収益を上げる取り組みができないので新たな体育館を探すようですが、難航が予想されます。
質問で私は、「みるスポーツ」偏重の整備ではなく、市民が「するスポーツ」を中心にした整備を求めました。
―まつお正秀(西宮市議)


佐藤みち子議員


十月一日から始まる幼児教育無償化について質問しました。
日本共産党は無償化が当然だと考えますが、財源が低所得世帯ほど負担の重い消費税頼みとなっていることは問題です。財源は、消費税ではなく、累進性の強い所得税や法人税等を充てるべきです。
三歳~五歳児の保育料は無償になりますが、給食費は実費負担になります。民間保育園は園が徴収することになり事務量が膨大に増え、滞納への対応と今でさえ忙しいのにさらに忙しくなります。
西宮市は国基準の保育料を市単独補助金で低く設定していたその額は約八億円です。約二億二千万円で給食費の実費負担がなくなる。しかし、石井市長はやらないと、「子育てするなら西宮」が泣きます。
―佐藤みち子(西宮市議)

(兵庫民報2019年9月15日付)

姫路市議会で森議員が個人質問:核兵器禁止、保育園副食費――市民の願い実現を


姫路市定例市議会本会議が九日に開かれ、日本共産党の森ゆき子議員が個人質問に立ち、平和行政、自治体戦略2040、幼児教育・保育の無償化に合わせ副食費の無償化を、投票所の増設・バリアフリー化、選管事務局の職員態勢などの問題を取り上げました。
広島、長崎の市長が呼びかけている平和首長会議は二〇二〇年までの核兵器廃絶に向けて取り組んでいます。全国の自治体にも二〇一七年からの三年間の行動計画の実施を呼び掛けています。
森議員は、この行動計画に対し、姫路市としてどのように対応しているのか、核兵器禁止条約への署名、批准を政府に求めること、空爆犠牲者慰霊協会の代表理事に市長が就任しなかった理由、手柄山の太平洋戦全国空爆死没者慰霊塔を登録有形文化財に指定するよう政府に求めることなどについて、清元秀康市長の見解をただしました。
清元市長は「ヒバクシャ核兵器廃絶国際署名にも署名した。今後も非核平和の町として取り組んでいく」としつつも、核兵器禁止条約については「政府が署名しないのは、総合的に十分検討したこと」などと答えました。
慰霊塔の有形文化財登録については、松田克彦教育長が「対象になりうるか政府に確認中」だと答えました。
森議員は、核兵器禁止条約について「アメリカに追随することなく」という被爆者の思いを、より重く受け止めるべきだと指摘しました。
十月から、三歳から五歳児までの幼稚園、保育所、認定こども園の利用料が無償化されます。しかし、保育園給食費では、副食費の負担が新たに生じます。年収三百六十万円未満の世帯と第三子以降の子どもについては免除されますが、それ以外の世帯は負担が生じます。副食費の徴収も保育現場で行うことになり、保育士さんたちの事務量がさらに増加することになります。
森議員は、高砂、明石、加西市などでは独自で無償化を行うとしていることにならい、姫路市としても無償化すべきだと求めました。
名村哲哉子ども育成担当理事は「副食費は保護者負担であり、無償化から外されている。国の制度を基本に行いたい」と答弁。無償化するための費用は四億円だとしました。
森議員は、市の財政は五十一年連続の黒字となっていることなどを指摘、四億円は負担できる額だとして、近隣自治体の状況も見て無償化するよう迫りました。

(兵庫民報2019年9月15日付)

活動や今後のとりくみワクワク伝えるマジカル☆ニュース――民青同盟兵庫県委員会が創刊


日本民主青年同盟兵庫県委員会が毎月の活動や今後のとりくみを紹介する『マジカル☆ニュース』を創刊しました。県内各地の青年たちのとりくみを〝ワクワク楽しく〟伝えています。「しんぶん赤旗」日刊紙に折り込まれる予定です。
その創刊号の一面記事を紹介します。
*

念願の高校生合宿を実現☆

兵庫では十数年ぶり(?)となる高校生合宿を淡路島で行いました!
学習では科学的社会主義や民青の目的・歴史などを学んで、「唯物論と観念論がわかった!」「悩みの原因が見えづらくなっていると思った」「やっぱり知ることって大事!」などたくさん感想が出されました。
夜は夕陽をバックにサンセットバーベキューで、楽しく交流しました♪

「学べるのがいいですね」と加盟☆

阪神北地域の伊丹班では、学生の藤木華さんをお試し班会に誘い仲間に迎えました! 華さんはK-POPが好きということで、日韓関係について学んで交流しました。
「中学の時に徴用工や慰安婦問題について学んだ。みんなが学ぶわけではないので大事ですね」「今回の選挙は外交関係を基準に選んだけど、選挙で投票してそれっきり終わりではだめだと思う」と話します。
「民青では選挙の時だけじゃなくて普段から社会や政治と自分がどう関わっているか学べるし、行動できるよ。ぜひ一緒にやろう」と伝えると「学べるのがいいですね」と話し、加盟しました♪

地区でヒバクシャ署名行動!

尼崎地区委員会ではJR尼崎駅前でヒバクシャ国際署名宣伝に取り組みました。
「核兵器をなくしたいと思いますか?」「日本政府の核兵器禁止条約への反対はどう思いますか?」とシールアンケートで対話し、四十分間で十三筆集まりました。
署名した学生は「めっちゃ大事やからみんなも署名して」と通りかかった友人にも声をかけ、署名板に人だかりができました。「核抑止力は理解できる」と話す男性も「被爆者の方の訴えは当然。禁止条約に全ての国が批准してほしい」と話し署名しました。

韓国が好きだから心配!と学習会開催

「K-POP好き!」な人が多い神戸西地域高校生班では、神戸コリア教育文化センターの金さんを講師に「金さんにおしえてもらおう」を開催。韓国の文化や日韓関係について学びました。
「ニュースで分からなかったことを生で聞けてよかった」「自分の質問に答えてもらって嬉しかった。楽しかったです」と感想が出されました。班では韓国フィールドワークも実現させたいと盛り上がっています。

(兵庫民報2019年9月15日付)

借り上げ復興住宅「被災者追い出し裁判」:法改正前入居・Tさんの控訴審始まる:裁判所が事前通知に注目

神戸市が借り上げ復興市営住宅の被災入居者に明け渡しを求めている裁判のうち、兵庫区のキャナルタウンウエストのTさんの控訴審第一回弁論が九月五日、大阪高等裁判所(第十四民事部・田中俊次裁判長)で行われました。
一審の神戸地裁は、URからの借り上げ期間が二十年であることから住宅の明け渡しを求めた神戸市の主張を認める判決を下し、Tさんが控訴していました。
Tさんがキャナルタウンウエストに入居したのは改正公営住宅法の施行(一九九六年八月)より前の同年三月でした。
Tさんはこの日の陳述で、入居時、神戸市から「二十年後に退去」という説明はなく、入居許可証にも記載はなく、何の疑問もなく暮らしてきたと強調しました。
事前通知のないまま市から提訴され、皮膚病などを発症、歩行も困難、さらに今年七月には大腸がんの診断を受けたと自身や同じく提訴された入居者の窮状を述べ、「神戸市長はおろか局長、部長さえ一度も話し合いの場に来たことはありません。罪もない私たちが命を削って法廷に立たされていることに、何の痛みも感じないのでしょうか」と告発し、「一日も早く継続入居できますように」と訴えました。
田中裁判長は法廷で、神戸市に対し①改正公営住宅法施行後もなぜ、二十五条二項に基づく通知(期間満了に伴う明け渡しの事前通知)をしなかったのか、②公営住宅法改正前に借り上げ住宅制度を作ったが、その際どのような制度として検討していたのか―を明らかにするよう神戸市に求めましたが、市側は後日回答すると述べました。
また、裁判長は和解を勧告しました。
次回は、十月三十一日十時、大阪高裁二〇二号法廷で行われます。

TKさん12月に地裁判決

九月六日には、東灘区のシティーコート住吉本町を父から承継して住むTKさんの裁判が神戸地裁で行われました。
借上弁護団は、市の明け渡し請求が国連社会権規約(健康権と憲法十三条(人格権)に反しているとする棟居徳子早稲田大学教授の意見書を提出し、それに基づいて陳述。結審となりました。
判決は十二月十三日、十四時開廷で言い渡される予定です。

(兵庫民報2019年9月15日付)

日中友好協会兵庫県連合会が強制連行犠牲者追悼と学習会:戦中、ラジオで日本軍の蛮行を発信:長谷川テルの生涯に学ぶ

厳しい残暑が続く九月八日午後、日本中国友好協会兵庫県連合会は二十二回目となる「強制連行による中国人犠牲者を慰霊する集い」を神戸市兵庫区の宝地院で開催しました。
戦争末期、国内の労働力不足を補うため国策により中国大陸から三万八千九百三十九人の中国人を強制連行し全国百三十五事業所で強制労働させ、六千八百三十四人の犠牲者を出しています。兵庫県内では神戸港と相生の造船所で合わせて四十五人が亡くなっています。


集いは、宝地院の中川正興住職の読経と参加者の焼香により犠牲者を追悼しました。


その後、集会所で「長谷川テルの生涯に学ぶ」学習講演会を開催。日中友好協会大阪府連の平松悦雄常任理事が長谷川テルの生い立ちや学生時代以後についての年譜、写真、当時の新聞記事などの資料を映像で映しながら紹介しました。
一九二九年、十七歳で奈良女子高等師範学校へ入学した長谷川テルは良妻賢母をめざす教育内容にうんざりし、四年生の秋、ある人物を介しエスペラントを学び始めます。その影響もあり左翼関係の人々と接したことから治安維持法で検挙され一週間で釈放となりましたが、退学し東京へ帰ります。
エスペラントを学ぶ中で中国人留学生の劉仁と出会い結婚、上海へ渡ります。第二次上海事変の戦乱で上海の一般市民、子供が日本軍の蛮行により大きな被害を受けていることを目の当たりにしショックを受け、抗日反戦への決意を固めます。一九三八年七月、要請を受け漢口で初めてマイクの前に立つことを決断、流暢な日本語で日本軍と日本軍兵士に戦争の中止をラジオで訴えました。日本の家族に害が及ぶことがわかっている中での決断です。
平松氏は、長谷川テルのラジオ放送を聞いたという宮西元日本軍通信兵が、一九九四年にピース大阪で証言した言葉も紹介。一九四七年一月と四月に亡くなった長谷川テルと劉仁が眠っている佳木斯の烈士墓園を大阪府連が二〇一五年に墓参したことや残された二人の遺児、劉星と暁嵐(長谷川暁子)が戦後中国でどのように育てられたかなどにもふれ、長谷川テルがエスペラントを通じ世界へ日本軍の蛮行を発信し続けた反戦への堅い決意が戦後七十年を経てようやく意識され、評価されるようになったと語りました。
―上田雅美(日中友好協会兵庫県連)

(兵庫民報2019年9月15日付)

原発をなくす西宮の会が学習会:電力会社の動きはどうなってる?

原発をなくす西宮の会の学習会は会員の希望により「電力会社の動きはどうなってるの?」のテーマで九月七日西宮市市民交流センターで行われました。講師の速水二郎氏(電力兵庫の会)は、日本でも世界でも原発問題に関しては〝一電力会社の動き〟だけ見てもわからないと述べ、〝原発利益共同体全体の動き〟について講演しました。
最初に八年前の福島原発事故以降「原発の時代は世界的に終わりを迎えつつある」ことを諸資料で具体的に示しました。次に「迷い始めた日本政府」の証拠として原発二二%の実現が不可能になりつつあり、財界や政府部内からの批判の声もでてきていることを紹介しました。
関電・東電など地域独占企業の動きについては、電力システム改革の終盤である二〇一九年の実態をさまざまな角度で説明、特に発電・送配電・販売の分割に関しては所有権分離に抵抗している例を話し、原発にしがみつつ顧客の奪い合いに没頭する実態を話しました。
三菱・日立・東芝など四百五十法人による原子力産業協会の動きでは、二〇一九年四月の年次大会で会長が「原発三〇%稼働」と豪語したものの各企業から矛盾に満ちた発言内容も紹介、また協会自身が行った企業アンケートでは「安倍エネ計画(原発二二%)は到底達成できない」との結果でした。
原発立地自治体の現状について、一九七四年田中角栄首相が「(危険な)原発をつくる迷惑料」として決めた電源三法による原発マネーに毒された具体例として敦賀市・美浜町・大飯町・高浜町の姿を語りました。また福島事故前の〝原発立国政策〟時、膨大な税金による宣伝費が電通・博報堂・産経新聞等などに使われた事実を示しました。
最後に、「核ビジネス」として一九四〇年代開始の米の「マンハッタン計画」以来、巨大産業が請け負う姿で核軍事利用(核兵器)と核産業利用(原発)が七十五年後の今も世界各国で継続されていることを述べ、日本では『核兵器禁止条約』と野党共同提案『原発ゼロ基本法案』の二つをかかげた幅広い運動の必要性を強調しました。
参加者からは、「市民運動の広げ方」「送配電網への再生可能エネ発電のつなぎ方や空き容量」「自給自足・地産地消のエネルギー」など六点ほどの質問や意見が出され互いに認識が深まりました。

(兵庫民報2019年9月15日付)

ちょっとうれしくなることばや戦争の悲劇をモダンダンスで:藤田佳代舞踊研究所第四十二回発表会


藤田佳代舞踊研究所の第四十二回発表会が十月十二日夕、神戸文化ホール大ホールで行われます。
新作「ちょっとうれしいことば みつけたよ」「メリーさんと隠れ家」の二作品と「届ける――東北の地震と津波と原発事故で亡くなった数限りない命たちへ」が上演されます。
「ちょっとうれしいことば――」は、紫式部、藤原定家、与謝蕪村、西脇順三郎などの作品からちょっとうれしくなることばをさがして創ったもの。たとえば『平家物語』にでてくる「垂氷(たるひ)」―しんとしたすべてが凍りついた状態――を踊ります。
「メリーさん――」は、かつて友好の記念としてアメリカから贈られたものの戦争がはじまり「敵国の人形」とされてしまったメリーさんを守って子どもたちが活躍します。
「届ける――」は二〇一二年初演以来十年間の予定で上演しつづけている追悼の踊りです。音楽は使わず拍踏衆の手拍子足拍子だけで、ダンサーは手にはめた下駄を打ち鳴らして踊ります。
今回の出演者は百名。うち七名は知的障害クラスの生徒たちでほぼ介助者なしでおどります。
(写真は前回の発表会から 撮影=中野良彦さん)

藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演:第42回発表会

10月12日(土)16時30分開場・17時開演/神戸文化ホール大ホール/無料(招待券)/問い合わせ Tel. &ampFax 078‐822‐2066、http://www2s.biglobe.ne.jp/~fkmds/

(兵庫民報2019年9月15日付)

亀井洋示「新三猿」

(兵庫民報2019年9月15日付)

観感楽学

ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は昨年一月、「焼き場に立つ少年」の写真をカードにして世界に配布するように指示した。「戦争がもたらすもの」との法王の言葉と署名を添えて▼説明文に「この少年は、血がにじむほど唇を噛み締めて、やり場のない悲しみをあらわしている」とある。この写真を原爆症認定集団訴訟のポスターに使うことを撮影者の故ジョー・オダネル氏は承諾してくれた▼永年、被爆者医療にあたっている齋藤紀医師がカラーデジタル化された写真を分析。瞳の横にグレー部分があること、出血止めの詰め物を鼻腔にしていることから放射線被ばくの急性症状が出ている可能性を指摘された。原爆の悲惨さを告発して胸に刺さる。長崎市の教育委員会も昨年度から小中学校向け教材で活用している▼長崎市の平和祈念式典の後、被爆者団体代表は安倍首相に黒こげの少年や焼き場に立つ少年の写真を渡し、「これを見て、感じて考えて下さい」と語りかけた▼安倍首相は写真を見ることもなく何も答えなかった。今年十一月に長崎を訪れるローマ法王と比べるのは失礼だが、被爆国の首相が何も感じないのは不思議で恥ずかしいことだ。(K)

(兵庫民報2019年9月15日付)

2019年9月8日日曜日

神戸市のシンポ中止問題で集い:だれもが、自由に表現でき、それを自由に受けとれる街に


神戸市とTRANS-KOBE実行委員会が、「あいちトリエンナーレ2019」の津田大介芸術監督をまねき開催する予定だったシンポジウムの中止を八月九日に決めた問題について考える集会を、兵庫県憲法共同センターと市民デモHYOGOが八月三十一日、神戸市勤労会館で開き、百六十人が参加しました。
中止されたシンポジウムは、神戸市と実行委員会の主催でこの秋に開かれる「アート・プロジェクト KOBE 2019:TRANS-」のプレ企画として八月十八日に予定されていた「2019年―2020年、アートは異物を受け入れるのか」。
集会では、味口としゆき市議(日本共産党)と、あわはら富夫市議(つなぐ)の経過報告、立命館大学の伊藤健一郎講師のスピーチが行われ、参加者からの意見交流も行われました。
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味口市議は、日本共産党神戸市会議員団がシンポ中止撤回を求め二度にわたり申し入れた際、市が「脅迫はなかった」こと、久元喜造市長は情報収集を指示しただけで表現の自由を守るための積極的な対応をしていなかったことを認めたと報告。
さらに、二〇〇一年に議員立法で成立した「文化芸術基本法」の制定過程で前文に「文化芸術の礎たる表現の自由の重要性を深く認識し」と明記されたことを紹介し、文化施策の原則である「アームズ・レングスの原則」(注)を踏まえ、行政や政治家の介入を許さないことを求めていくと述べました。
あわはら市議は、新社会党兵庫県本部が市民三十人とともに市と文化振興財団に抗議の申し入れを行ったことなどを報告。シンポ中止は津田氏の考え方を排除したものだと批判し、思想および良心の自由を侵してはならないとする憲法十九条の立場でも追及していくと述べました。
伊藤氏は、各地のヘイトスピーチで対抗してきた経験などを語りました。
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意見交流の中で、川元志穂弁護士は、憲法二十一条が保障する表現の自由には、個人の自己実現に加えて、国民の自己統治――政治的な意見を政治に反映させ、民主主義を健全に運営するために特に尊重される――という価値があると指摘。芸術家が政治的発言を控えることはこの点から違和感があると述べました。
「あいちトリエンナーレ」についての河村たかし名古屋市長、松井一郎大阪市長らの発言は、国民の表現の自由を保障すべき公務員とは逆の立場のものだと指摘しました。
さらに、表現の自由に制限が加えられるのは公共の福祉――人権どうしの衝突を調整する最低限度の措置だけだが、神戸市のシンポジウム中止は、脅迫もなく必要最低限の措置とは言えるのか疑問だと批判しました。
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また、他の参加者からも、「同じく津田氏を招いた瀬戸内国際芸術祭の企画は中止されておらず、神戸市の中止は危機的」「歴史修正主義とのたたかいでもある」などの発言がありました。
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集いは、アピール「だれもが、自由に表現ができ自由にそれを受けとることのできる街にしよう」を採択し、市と実行委員会にシンポジウムのやり直しを求めるとともに、市民にも「そんな神戸をとりもどしましょう」と呼びかけました。
注 「arm's lengthの原則」=芸術と行政が一定の距離を保ち、援助を受けながら、しかも表現の自由と独立性を維持すること。

(兵庫民報2019年9月8日付)

10月消費税10%ストップのための全国いっせい宣伝行動:「消費税10%困ります」―日本共産党の宣伝に市民がつぎつぎ署名


日本共産党は九月二日から「十月消費税一〇%ストップのための全国いっせい宣伝行動週間」にとりくみました。兵庫県でも、兵庫県委員会と東灘・灘・中央地区委員会と兵庫県議団、神戸市議団が二日、神戸三宮で、そのキックオフ宣伝を行いました。
「消費税一〇% いまからでもやめられる」「ストップ! 大増税」などのプラスターを並べ、マイクでの訴えや、しんぶん赤旗九月号外を配りながらの対話で、日本共産党の財源プラン「消費税に頼らない別の道」も説明し、増税を中止し、「くらしに希望をもてる新しい日本を」と呼びかけ。
市民も「電車代もなにもかも上がって困る」など次々署名に応じ、一時間で四十五筆が集まるなど、注目を集めました。

(兵庫民報2019年9月8日付)

参院選を土台に、本気の「共闘」で新しい政治へ道を拓こう:革新懇全国交流会開催への期待高まる

兵庫県実行委員会事務局長 宮田静則


十月十九・二十日神戸で開催される「地域・職場・青年革新懇全国交流会」まであと五十日。登壇者の多彩な顔ぶれや豊富な企画に、今まで革新懇の活動に参加したことがないという方からも「是非参加したい」との期待の声が寄せられています。
革新懇全国交流会は、二年に一回、その時々の焦眉の課題でのたたかいを交流し、市民と野党の共同を広げる活動の発展をめざし全国各地で開催されてきました。
今回は、〝参院選を土台に、私たちが安倍政治を終わらせる、本気の「市民と野党の共闘」で希望ある新しい政治へ道を拓こう〟をかかげ、「市民と野党の共闘」の発展をめざす決起の場、市民団体や総がかり行動実行委員会などとの連帯の場、改憲阻止はじめ沖縄、原発、消費税、ジェンダー平等など平和と民主主義、くらしを守るたたかいの交流の場、として開かれます。
第一日目、神戸文化大ホール(二千人)での全体会には、憲法学者の小林節さん、総がかり行動実行委員会共同代表の福山真劫さん、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんの連帯の挨拶、共産党委員長の志位和夫さん、ジェンダー平等の大学教授・岡野八代さんの特別発言が予定されています。最新の情勢をふまえて今後どうたたかいを進めるのか、それぞれの立場から縦横に語られると思います。今から楽しみです。
第二日目は、兵庫県民会館と兵庫県学校厚生会館で分散会、分科会が開かれます。分散会は県民会館の八会場に分かれて「市民と野党の共闘」をテーマに経験交流と討議が行われます。分科会は「職場交流会」「青年交流会」「市民と野党の共闘」「ジェンダー平等」の四つのテーマで行われます。どのテーマもこの間の豊富な全国の経験がもちよられ、突っ込んだ議論が行われます。大いに学び今後の自らの活動にいかせると思います。
*
地元兵庫として、去る三月十五日に兵庫県実行委員会が発足させました。八月十日には第二回実行委員会を開催し、神戸文化ホール二千人の参加者の内、「千五百人は県内から」を目標に全県での取り組みが進んでいます。神戸中央区革新懇は、百人の参加目標を掲げ、地域の団体を訪問し、参加を呼びかけています。長田区では地域実行員会が発足。但馬地域はマイクロバスチャーターを計画。また、兵庫労連や兵商連、新日本婦人の会をはじめ多くの団体が構成員にチラシを配布しています。
当面する九条改憲阻止はじめ各分野のたたかいと共同を前進させ、また次の衆議院選挙に向けて県下十二小選挙区で「市民と野党の共闘」を実現するためにも全国交流会の成功が大きな力になると考えます。
皆さんのご参加と取り組みを呼びかけます。

(兵庫民報2019年9月8日付)

西宮革新懇が講演会「参院選の結果と市民の共闘の展望」:生きづらさ感じる人に寄りそって


西宮革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす西宮の会)は九月一日、西宮勤労会館で「参院選の結果と市民の共闘の展望」と銘打って講演会を開催し、百四十人が参加。西宮革新懇代表世話人で原水禁世界大会起草委員長でもある冨田宏治関西学院大学法学部教授が講演しました。
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冨田教授は、参院選の結果に至る経緯を約十年のスパンで世界の政治情勢の推移を含めて俯瞰的に述べました。
―参院選は、重要な勝利だった。しかし美酒を酌み交わすというまでの勝利では無い。来る衆議院選挙が本番だ。全国二百八十七選挙区全てで野党統一候補を生みだす作業にかかりましょう。
―アメリカの中間選挙で民主党が勝利。民主党の次回大統領選挙候補に自称「社会主義者」のバーニー・サンダースなどが上位に位置している。そういう人が当選するかも。トランプは国内政治では自分の主張を貫けない。だから外交で点数を稼ごうとする他ない。イギリス労働党の最左派のジエレミー・コービンが右派も含む全党から支持を受け党首になり、次回総選挙では首相になるかも。韓国では連日百万人のデモを組織したろうそく革命により朴槿恵を倒し文在寅大統領を産み出した。「市民と野党の共闘」はこういう世界政治の流れの一環だ。
―野党共闘が勝利するためには投票率を上げる必要がある。かって民主党に投票したが失望して棄権に回っている人たち二千万人と政治に関心を持てない状況に置かれている「生きづらさ」を感じている人へ呼びかけ、寄り添って政治に関心を持っていただくことが焦点だ。
―と強調しました。
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参加者からは、「三人定数の兵庫選挙区でもう少し共闘を進めて欲しかったのお話があった。選挙カーのアナウンサーをしていて立憲の車にであったとき、〝お互い頑張りましょう!〟とエールを送るべきだったんだなあ、と思いました」(友成陽子さん)、「椅子が足らなくなるほどの盛況でよかった。そもそも革新懇が何か知らずに参加したがお話は分かりやすかった」(竹内よしみさん)などの声が寄せられました。
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開会挨拶で阿波角孝治代表世話人は「西宮革新懇は二〇一六年三月二十四日に二十年振りに第二回臨時総会を開催して活動を再開させた。当初〝革新懇では活動がせまくなるのでは?〟〝平和と民主主義を進める会と競合しないか?〟などの意見が出た。この三年半の活動でかなり払拭されたが完全ではない。粘り強くこの問題の解決に向けて取り組みたい」と強調。また、十月十九・二十日に神戸で開かれる全国革新懇交流会に参加を呼びかけ、「今すぐ、この場で申込書をお書きください」と訴えました
―阿波角孝治(西宮革新懇代表世話人)

(兵庫民報2019年9月8日付)

猪名川町・稲美町の町議選9月17日告示・22日投票:暮らし守る町政へ共産党が全力

猪名川町と稲美町の町議選が九月十七日告示・二十二日投票で行われます。
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下坊達雄氏
池上哲男氏

猪名川町議選(定数十六)には日本共産党の下坊達雄氏(67)と池上哲男氏(66)=ともに現職=が現有議席確保をめざします。
下坊・池上二氏は住民の切実な声に基づき、こども医療費を中学校卒業まで無料化、国保税の一万円引き下げなどを実現してきました。今回の選挙に向けては「希望のもてる猪名川町へ八つのプラン」として、個別収集などごみ収集の改善、ふれあいバス改善、川西病院の医療機能を残し通院バス配車、現在の道の駅を充実、減らない年金実現にむけ政府に意見書提出―などの政策を掲げ、その実現のために日本共産党の二議席をと訴えています。
*
大路ひさし氏

稲美町議選(定数十四)には日本共産党の大路ひさし氏(73)=現=が現有議席確保をめざします。
大路氏はこれまで就学援助入学準備金の入学前支給、幼稚園・小中学校のエアコン設置、交通弱者へのタクシー・バス券支給など、住民の立場でとりくみ実現。
今回の町議選に向け、大路氏は、安倍政権の暴走政治から命と暮らしを守る町政をめざしひきつづき全力をあげる決意を表明し、国保税引き下げ、買い物・通院の交通手段を確保、子ども医療費を高校まで無料化、三十人学級を六年生まで拡大、町独自の給付型奨学金創設などの政策を掲げています。

(兵庫民報2019年9月8日付)

非核の政府を求める兵庫の会が市民学習会:再生可能エネルギー中心の社会を市民・地域主導で


非核の政府を求める兵庫の会は八月三十一日、和田武氏(和歌山大学客員教授、自然エネルギー市民の会代表、元・日本環境学会会長)を招いて市民学習会を行いました。今回のテーマは「再生可能エネルギー中心の持続可能な社会を目指して~市民と地域の力で明るい未来を切り拓こう!~」。
和田氏は――、
①地球温暖化防止は待ったなしの段階。二十一世紀の気温上昇が摂氏二度以上になると不可逆的な環境破壊が始まるため、それを回避するのは至上命題であること。
②世界は再生可能エネルギー中心の社会の構築へと本格的に動き始め、市民と地域主導による普及がすすめられその地域社会が発展していること。一方で、日本では原発再稼働と石炭火力をベースロード電源とした第五次エネルギー基本計画に基づいて、安倍内閣が世界の流れに逆行する政治をすすめていること。
―を明らかにし、
③日本では安倍政権を退陣に追い込むたたかいとともに、温暖化対策は一刻の猶予も許されない課題。千基を超えた市民・地域共同発電に学び、市民・地域主導で再生可能エネルギー中心の持続的可能な社会へと切りひらいていくことをよびかけました。
最後に風呂本武敏代表世話人が講演と参加へのお礼を述べ閉会しました。

(兵庫民報2019年9月8日付)

済生会兵庫県病院の存続・充実へ:とりくみ新たな段階――「求める会」が学習会


「済生会兵庫県病院の存続・充実を求める会」(略「求める会」)で「済生会兵庫県病医院の取り組み、新たなステージへ」の学習会を九月一日に開催。追加の椅子も出し六十人を超える参加者で会場いっぱいになりました。
講演した今西清氏(兵庫の地域医療を守る会代表)は取り組みが新たな段階に来たことを力説しました。
一つは三田市立病院をめぐる動き。三田市長選後、再選された森哲男市長が記者会見で「三田市と北区で広域基幹病院をめざす。神戸市にも協力を求める」と言明したこと。
二つ目は「済生会はなくならない」と言ってきた神戸市当局が、七月二十五日の神戸市議会福祉環境委員会で「今はどうなったのか」という議員の質問に「神戸大学が動いている。済生会が決めること」と従来とは違う見解を示したこと。
三つ目は済生会兵庫県病院の動き。八月二十七日の「求める会」との懇談会で済生会兵庫県病院事務局長が「神戸大学が医師を派遣しなくなった」と言明したこと。
「急性期の拠点病院づくりを検討」(済生会2025プラン)も示し、統合再編の動きが表面化していることを具体的な事実で今西氏は解明しました。
「求める会」との懇談会の中で済生会兵庫県病院事務局長の態度が問題にされました。事務局長は席上、「今年一月から三月までの病院患者が激減した」、「求める会」が発行した昨年十月のビラが問題だと言及。ビラの文言について「詫び状」を提出しなければ今後、話し合いには応じないと言い、途中で席を立ちました。ビラの文言を理由にした今回の事務局長の態度は許されるものではなく、市民に対する威嚇であったことも今西氏は参加者に訴えました。
―浜本宏(同会)

(兵庫民報2019年9月8日付)

西はりま・姫路母親大会「明るく元気に」:参加者励ました大門参院議員の講演


「西はりま・姫路母親大会」が九月一日、姫路労働会館で開催され、六十人定員の部屋に男性も含め七十人の参加でした。桂潤子会長の開会挨拶に続いて、大門みきしさん(日本共産党参議院議員)の「私たちの暮らしの経済学」という講演がおこなわれました。
大門さんの「京都生まれで、神戸大学で演劇にはまり、劇作家を目指して上京したが……」という自己紹介から参加者を笑いに巻き込む話しぶりは軽快で分かりやすい。
「十六年間の議員生活で八人の首相とめぐり合わせたが、安倍さんほど危険な首相はいない。憲法九条改憲のために執念を燃やし、経済政策もそこにしかない。私はアベノミクスを徹底批判した『カジノミクス』という本を出版した。アベノミクスは大企業と大金持ちが一番喜ぶ株価の上昇――株価至上主義が基本で、そのために私たちの年金まで投入するようなバクチ経済である。こうした経済政策の下、国民の暮らしは追い詰められている。根本的に政治を変える以外に解決の道はない。市民と野党の共同の力で安倍政権を倒し、くらしを守る新しい政権を目指そう」と締めくくられた。
「明るく元気にやっていこう」という姿勢に励まされました。
―菊池恵躬子

(兵庫民報2019年9月8日付)

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