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2019年5月12日日曜日

播磨町議:野北ともみ「いのち・暮らし第一の播磨町に」

がんばります! 日本共産党の新人議員

田中久子前町議(左)、松岡光子町議(右)とともに訴える野北町議

四月二十一日投票の統一地方選で初当選しました野北ともみです。
二十五年の長きにわたり町議会議員として活動されてきた、田中久子さんから無事バトンを引き継ぐことができ、また、長年守ってきた複数議席を獲得できたことを、まずは喜びたいと思います。
昨年十二月に立候補を決意したときは、同居家族も親戚もなく、それまでほぼ職場と自宅の往復で、近所付き合いもあまりなかった状況での船出でした。そんななか、支持者の方や近隣地域の方々への訪問活動を地道に続け、対話を重ねていくうちに、住民の皆さんの要望が見えてきました。
先輩議員団の活動により、中学校給食の実現や子どもの医療費中学校までの無償化等で、子育て世代のお母さん方からは、子育てし易いとの声が多かった反面、高齢者の方からは高すぎる国保税や町内の交通機関がない等の声が多く聞かれました。
そういった住民の皆さんの声を受け、私は「三つの緊急提案」として、①町政アンケートでも一番要望の多かった、高すぎる国民健康保険税の引き下げ、②町内の交通手段の確保として、実現に至っていないコミュニティバスまたは、高齢の方へのタクシー券の配布、③子育て支援政策として給食費の無償化――の三点を、五日間の短い期間でしたが、特に重点的に街頭で訴えて選挙戦をたたかってきました。結果は、皆さんの応援もあり無事当選を果たすことができましたが、この先、町議会議員としての四年間が本当の勝負だと思っています。
今、勤労統計データの捏造などで明らかになったように、実質賃金や年金収入が下がっている中、食料品等の値上げが相次いでいます。また、十月からの消費税の引き上げや、税金・医療費等の負担が増え続けており、住民のみなさんにご協力いただいた「町政アンケート」にも、暮らしに対する不安が多く寄せられています。
こうした皆さんの声を播磨町政に届け、住民が主人公の立場で、「平和・いのち・暮らし第一の町政」実現のために全力で頑張ってまいります。

(兵庫民報2019年5月12日付)