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2019年5月19日日曜日

芦屋市:川島あゆみ「芦屋浜40年の議席のバトン」

がんばります! 日本共産党の新人議員

左から川島さん、森市議、田中元市議
四月二十一日の統一地方選挙で、芦屋市議会議員に初当選した川島あゆみです。現職の森しずか市議からのバトンタッチを無事に果たせた事が、何よりの大きな喜びです。
私が生活相談等を担当するエリアは芦屋浜・南芦屋浜が中心です。

あゆみ橋を渡って芦屋浜から南芦屋浜へ

特に芦屋浜は街開きから四十年を迎えていますが、それまでに田中えみこ元市議(七期二十八年)、森しずか市議(三期十二年)がしっかりと日本共産党の議席を守ってきた地域です。私がまさかその三代目になるとは思ってもみませんでした。
ちなみに選挙中は「母、娘、孫です(笑)」を何度も口にし、女性が三代続くということを地域の皆さんにPRしました。
さて、私自身は石川県出身で、学生時代を三重で過ごしました。大学の研究で芦屋浜の高層住宅と縁があり、芦屋市役所ヘ建築職として入庁。去年の十二月末までは都市計画課等で勤務しました。
芦屋が地元でもなく、約三カ月という短い準備期間、しかも選挙本番は表事務所無しという厳しい条件の中でたたかうことに。森議員と相談し「表事務所が無いなら、選挙カーは目立つ場所に置こう」などと工夫をしました。支部の皆さんと力を合わせ、また党以外の方も応援に駆けつけて下さるなど、苦しい中でも、力を与えられた選挙戦でした。
芦屋市はイメージ通り富裕層の多い地域だと思います。私も以前の仕事を通して「お金がある所にはあるんだ」と感じることが何度もありました。
しかし一方で、高齢化も進み、芦屋市内でも少ない年金で生活されている方が多くいらっしゃいます。地域をまわって、特に阪神・淡路大震災で復興住宅に移られた方が高齢化していると感じました。
行政はいま、地域のブランド化や駅前再開発、屋外広告物条例など、目に見える施策に力を入れています。一方で、本当に困っている人の立場に立てているのかと疑問に思うこともありました。
やはり今の芦屋市議会には、日本共産党の三議席が必要です。
これから四年間、初心を忘れずに頑張ります!

(芦屋市議の任期は6月11日から)

(兵庫民報2019年5月19日付)