記事を検索

2019年2月10日日曜日

観感楽学

政府と企業が共同で原発輸出を進めています。そんな中、東日本大震災が発生し福島で原発事故がおこりました。原発を建設しようとしていた海外の発注元は安全対策を強化しようと設計を変更しました。その結果、建設費が高騰し、計画を断念せざるを得ない事態となっています。それ以外でも国民投票の結果、建設計画を凍結した国もあるそうです。福島の原発の惨状をみれば、当然の反応だと思います▼十数年前、私はソフト会社であるシステムの開発をしていました。それは原発で使うシステムだったので原発へよく行きました。そのときに聞いた話では、日本の原発は日本を代表する大手企業二社が中心になってすすめ、初めて日本で原発が建設されたころは社内でもトップクラスの優秀な人材を出しあい技術力の優秀さ競うような形で国内での建設受注にしのぎを削っていたそうです▼そういった優秀な技術者が集まりつくり上げた原発でしたが福島で事故を起こしました。その人たちが悪いとかではなく、今の技術では原発運用はまだ難しくもっと研究が必要だということだと思います。そんな技術を商業目的で海外に輸出することはやめるべきです。(ふ)


(兵庫民報2019年2月10日付)

日付順目次