いのちと暮らしを守る市政へ
川西市議会議員 吉岡けんじ昨年十月に行われた川西市議会議員選挙では、多大なご支持・ご支援いただき、ありがとうございました。五年前に立候補を決意したものの前回選挙で落選し、悔しい思いをしました。直後の二〇一四年総選挙で兵庫六区、翌年の二〇一五年県議選と約半年の間に三つの選挙で候補者としてたたかい、大阪の住民投票はじめ各地の選挙応援に入り、選挙活動を通じてそれぞれの自治体行政の実態を勉強させていただきました。
私は、大阪市から川西市に越して今年で二十年になりますが、候補者となるまでは電子機器の開発業務に従事し、帰宅は毎日遅く且つ休日出勤も多い状況で、候補者となるまでは支部会議にもほとんど参加できておらず、日曜版配達とビラや後援会ニュースの配布活動だけでした。家のことも妻に任せ放しで、地域に馴染みがなく友人・知人も居ない状況でした。この状況をまず変えなければいけないと思い、PTAやコミュニティなど地域活動に積極的に参加しました。また、前回選挙後、大型ごみ収集有料化やPFIによる大型開発、小学校統廃合、市立川西病院問題など、市政問題の学習会や署名運動等にも取り組んできました。
今回の選挙では、こうした活動が生きて地元での訪問で対話が弾み、街頭宣伝でもよく声を掛けられるなど、これまでの要求活動の延長線で選挙戦をたたかえました。
初議会となった十二月議会では、前回選挙の前から取り組んでいた中学校給食実現を求める質問をはじめ、通学路や空港騒音といったこの四年間の活動で肌身に感じてきた問題を一般質問しました(写真)。
これからも先輩議員に指導を仰ぎながら、いのちと暮らしを大切に「誰もが住んで良かったと思える川西市」へと全力を尽くします。
(兵庫民報2019年1月13日付)