記事を検索

2019年7月15日月曜日

2019年国民平和大行進が県内を行く

二〇一九年国民平和大行進の太平洋コース(東京~広島)、日本海コース(富山~広島)が兵庫県内を通過しました。
*

日本海コースは七月四日に京都府から引き継がれ豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町をめぐり、九日に鳥取県に引き継ぎました。
新温泉町の湯村温泉では中井次郎町議から、八〇年代に胎内被爆者の夢千代を主人公にしたドラマの撮影地となったのを機に町をあげてのとりくみになり、観光客に折ってもらった数万羽の折り鶴を広島に届けたり、毎年十数トンの温泉水を原爆病院に運び被爆者に入浴してもらうなどの平和行政を進めていることが紹介されました。同町役場前では西村銀三町長(写真前列右から二人目)が「核兵器禁止条約を何としても実現するのが日本の責任。そのために少しでも貢献したい」と挨拶しました。
*

太平洋コースは、核兵器禁止条約が国連で採択されて二周年となる七月七日に大阪府から引き継ぎ、十六日に岡山県へ引き継ぎました。
川西市ではことし三月、市議会が核兵器禁止条約の署名・批准を求める国への意見書を高砂市・播磨町につづき採択したこと、庁内に「ヒバクシャ国際署名」コーナーが常設されていることが紹介されました。


宝塚市では、平和首長会議が提唱した「核兵器禁止条約の早期締結を求める署名」を市の受け取り人払い封筒型の署名用紙にして市民によびかけていることが紹介されました。
伊丹市の陸上自衛隊中部方面隊第三師団前では、「戦争をする国づくりをやめよ」「自衛隊員を命の危険にさらすな」などの要望書を提出しました。
尼崎・西宮・芦屋の各市役所では市長が行進を迎え、激励の挨拶をしました。尼崎・芦屋両市長は行進にも参加しました。
高砂市では、非核宣言もし平和首長会議も参加している市長に「ヒバクシャ国際署名」への賛同・署名を訴えました。
*

兵庫県被団協が「ヒバクシャ国際署名」に賛同・署名した首長の写真入りの新しい署名ビラを作成しました。
この顔写真入りビラへの賛同首長は前回作成したポスターより三人増えました(写真が間に合いませんでしたが姫路市長と洲本市長も賛同)。市長では残り高砂と南あわじの二市となりました。

(兵庫民報2019年7月21日付)

観感楽学

ヒバクシャ国際署名の兵庫県の取り組みに注目したい。昨年、署名に賛同した首長の顔写真入りポスターが作られ、原水爆禁止世界大会などで紹介され瞬く間に全国から共感の声が広がった。続いてチラシ・署名用紙が作られた▼首長の顔写真を掲載するのは目新しい手法ではないが、政治信条の違いを越えて共同する姿を示した。核兵器のない世界づくりという一致した目標で意思表示するにとどまらず他に呼びかける行動に出た▼署名はその人が名前を書くという行動に踏み出したということだ。「署名は一つの行動である。自分は何もできないと考えていた人が一度行動に移ると、その人はもう一歩進んだ行動を望む。こんなことが何百万人に起こるなら人々の良心は成長し、意識は高くなる」(アイバ・モンターギュ)▼平和首長会議に加入し署名に応じた市町長らは、住民に呼びかける足を踏み出した。西宮市、宝塚市では受取人払い封筒型の署名用紙を配布、洲本市はホームページで署名を呼びかけ、川西市は市庁舎に署名コーナーを常設した▼意思表示した自治体首長は、「もう一歩進んだ行動」に挑んだ。自治体も住民も変わりうる希望を示すものだ。(K)

(兵庫民報2019年7月21日付)

市川町長選:「動き始めた市川町 さらに前へ」岩見武三町長が全力


市川町長選挙は七月三十日告示・八月四日投票で行われます。現職で一期目の岩見武三氏(78)と同町議会議長の津田義和氏(66)がともに無所属で立候補を予定しています(七月十二日現在)。
岩見町長は町民の理解と協力のもと「住民の絆を大切に、元気で輝き誇れる〝いちかわ〟」の実現をめざしてきました。
この四年間で、福祉・医療と定住促進では、二万五千円の人間ドック助成、バリアフリーリフォーム助成、コミュニティバス・買い物バス運行、若者定住促進に上限五十万円の住宅取得奨励金など、教育・子育て支援では、小中学校の机・いすの一新、二つの町立認定こども園開園、子ども医療費無料化(所得制限撤廃・入院は高校卒業まで拡充)――などを実現してきました。
厳しい財政事情のなか、「財政調整基金」を活用して、スポーツセンターや老人福祉センター、役場の改修など一時的な支出増にも対応。「ふるさと市川応援基金」を中心に「特定目的基金」も積み増してきました。生活排水処理事業、地域創生事業も推進し、国や県からの補助金も前町長時代(二〇一一~一四年度)の三十二億二千万円から三十七億六千万円(一五~一八年度)へと増加しています。
今回の町長選にむけ、岩見氏と絆の会は、「動き始めた市川町 さらに前へ」を合言葉に、教育・子育て支援拡充と定住促進、農業と商業振興の課題、医療と介護の充実、駅前再整備と生活道路などのインフラ整備、安全・安心のまちづくりなど、さらなる町政の発展をめざすことを表明しています。

(兵庫民報2019年7月21日付)

西宮市議会「日米地位協定の見直しを求める意見書」全会一致で採択

七月八日、西宮市議会本会議で、日本共産党市議団が提案した「日米地位協定の見直しを求める意見書」が全会一致で採択され、国に提出されました。
意見書は、航空法や環境法令等の国内法があるにもかかわらず、それが適用されず、在日米軍に自由に訓練等ができる特権を与え、米軍基地のある諸外国と比べても主権国家としての権利が損なわれていることや日米地位協定は一九六〇年以来の締約以来一度も改定されておらず、補足協定等により運用改善が図られているものの、国内法の適用や自治体の基地立ち入り権もないことを指摘し、日米地位協定を抜本的に見直すことを求めています。
―佐藤みち子(西宮市議)

(兵庫民報2019年7月21日付)

神戸市議会で森本・朝倉両市議が一般質問

「減らない年金」へ神戸市としても市民負担軽減を

神戸定例市会本会議が七月三日に開かれ、日本共産党神戸市会議員団の森本真議員と朝倉えつ子議員が一般質問を行い、高い国民健康保険料や目減りする年金問題、神戸市の敬老・福祉パス制度の改悪について、久元喜造神戸市長の政治姿勢を質しました。

政令市のなかで一番高い国保料は引き下げを


六月十四日に二〇一九年度の神戸市国民健康保険料の通知が発送され、十七日から十日間で全区役所に二万人を超える市民が相談や抗議に訪れました。
森本議員は、「今年度の神戸市の国保料は、所得割、均等割、平等割すべての区分で値上げが行われており、神戸市議団の独自調査では政令市の中でもダントツに高いものだ」として、神戸市の一般会計からの繰入で国保料の引き下げを行うことを求めました。
寺﨑秀俊副市長は、「見かけの保険料率ではなく、実際の負担額でみると一概に神戸市が一番高いとはいえない。確かに昨年度と比較すると保険料は上がっているが、国保加入者と非加入者の間の負担の公平性の観点から、他都市で行っているような保険料を下げるための法定外の一般会計繰り入れや基金のとりくずしは考えていない」と答弁しました。
森本議員は「政令市で、法定外繰り入れを行っていない自治体は神戸市だけ」「他の自治体では市長自ら、国保料を下げることを公約し、実行しているところもある。神戸市の決断で、実行すべきだ」と強く求めました。

目減りする年金問題「マクロ経済スライド」が原因と市長も認める

また、森本議員は、全国で大きな問題になっている『目減りする年金問題』の対策について求めました。
久元市長は、「全国で大きな問題になっている『目減りする年金問題』の原因は何か」との質問に「マクロ経済スライドが原因」と認めました。しかし「これは国の施策だが、社会保障制度で若者にも支給し続けるためにはやむを得ないものと理解する」との安倍首相の立場に迎合しました。
森本議員は、「年金が減る一番の原因は、物価が上昇しても年金が上がらないマクロ経済スライド方式だが、国保・介護・後期高齢者保険料の値上げや神戸市特有の認知症対策として徴収されている市民税均等割の超過課税したことで年金の手取りを減らして、神戸市が追い打ちをかけている」と指摘しました。
森本議員は、「『減らない年金』にするには、マクロ経済スライドを廃止するとともに、神戸市として市民の負担を軽減するため、国保や介護の負担の引き下げ、市民税増税を中止することが必要だ」と求めました。

敬老・福祉パスは市民の足制度改悪は止めよ


七十歳以上の高齢者や障がいのある市民が、バスや地下鉄などを無料または減額で利用できる「敬老優待乗車制度(敬老パス)」と「福祉乗車制度(福祉パス)」。「利用者の増加に伴い、(事業者の)負担が増えている」との民間バス五事業者の要望を受け、神戸市は有識者会議を立ち上げ、制度の「見直し」をしようとしています。
朝倉議員は、「敬老パス・福祉パスは、いわゆる社会的弱者である方たちの外出を支援し、社会参加を促進するための制度であり、市民の大事な足となっている。市民負担を増やすような制度の見直しは止めるべき」と求めました。
寺﨑副市長は、「敬老パス・福祉パスが非常に多くの方に利用されているのは理解しているが、市として交通事業者からの要望は真摯に受け止めるべきと考える。市が負担して解決する問題ではない。市の財政を含めて長期的に維持できる制度のあり方を検討していかなければならない」と答弁しました。
朝倉議員は、「六年前の福祉パスの制度見直しの際には、市長に対し二万筆の要請署名が集まった。神戸市は、利用者の声をしっかり聞き、必要な支援を責任をもって行うべきだ」と制度の改悪をしないよう重ねて要求。さらに、北区など交通不便地域では敬老パス・福祉パスの利用率が少ないなど、こうした偏在をなくす利用者目線の見直しこそ求められていると指摘しました。

(兵庫民報2019年7月21日付)

「継続入居」と話し合い解決を:ひょうご借り上げ住宅協議会・安田秋成会長の陳述から(6月25日、神戸市議会都市防災委員会)

6月25日、市役所前での決起集会で挨拶する安田さん(左端)

やっとたどり着いた終の棲家

阪神・淡路大震災の仮設住宅入居者は一九九八年夏には一万世帯となりましたが、ポートアイランド第三仮設住宅でも三十六世帯が、自力再建をあきらめきれず被災者生活再建支援法の給付に期待をかけ残っていました。
第一棟でただ一人残された八十三歳のKさんは、「夜は怖い」と、泊めてくれと夜中に私を訪ねてくるようになりました。
HATこうべ灘の浜住宅に転居することになっていた七十四歳のGさんは半身不随の不自由な体で照明器具を買いに行き、途中、階段で転倒し、死亡しました。
西区の仮設住宅では、長田区に帰り、両親と暮らしたいと希望していた四十四歳の女性は焼身自殺を遂げました。
このように仮設住宅は暗い空気に包まれ、住民は、もがき、そしてもだえるような生活をしておりました。
そういう時に、住宅に対する個別斡旋が始まり、私たちは兵庫区荒田町にあるパールハイツ荒田に入居することになりました。
「街の中に住めて良かった」「買い物も便利だ」と喜び、やっと終の棲家にたどり着いたと安心しました。

見守り支えあう借り上げ住宅での暮らし

以来十年、お互いにそれとなく見守り合う仲となりました。
なかには、高齢化し病気などで閉じこもる人も出始めました。ある男性は敬老の日に町内会が配る赤飯も「いらん」と拒否していましたが、ある日、隣に住む女性が「三日間も洗濯物が干しっぱなし。何かあったのでは」と心配し、私を訪ねてきました。
私が行ってドアホンを押すと、ドアをわずかに開けて「何の用事や」と言います。私が「洗濯物が干しっぱなしで、どうしたかと心配した」と言うと、「人のことはほっとけ。用もないのにピンポンするな」とガチャンとドアを閉めました。
そういう人も含めて、私たちは見守り活動を続けてきました。
こうして、復興住宅で十年の歳月が流れた二〇一〇年の九月、突然、神戸市からの「パンフレット配布について(お知らせ)」という掲示が張り出されました。それが、借り上げ住宅からの転居を通告する通知書でした。

期限など聞いていなかったのに

みんな、大騒ぎになりました。二十年という期限を聞いていた人は一人もおりませんでした。「ここが終の棲家と決まっている」と思っていた人たちは、「私たちはここで住みたい。住み続けたい。市長、なんとかしてほしい」ということになった訳であります。
私たちは、声を上げ、借り上げ住宅が終の棲家となるように運動を続けようということになりました。しかし、病弱者が多く、しかも高齢化が進み、運動に直接参加することできないような状態です。現在、九人が提訴されておりますけれど、この九人のうち裁判所に出廷できる人は二人ぐらいしかおりません。
*
こういう中で、あくまでも借り上げ復興住宅は、当初のとおり、復旧住宅として、恒久住宅として位置づけられるように、そして、市長が復興住宅に住む人と直接に会い、話し合いによる解決を選ぶよう、市議会のみなさんに、ご援助とご支援をお願いしたいのであります。
(文責編集部)

(兵庫民報2019年7月21日付)

私の願い実現へ政治を変えよう:7・2新婦人〝七夕女性パレード〟


「老後資金不足二千万円!」「消費税一〇%増税!」「兵器爆買い!」予算委員会も開かなかった安倍政権に怒りでいっぱい! 声をあげよう!―と七月二日、緊急に〝七夕女性パレード〟を行いました。
緊急の呼びかけに十支部四十人が赤いグッズやプラスターを持ってかけつけ、「ジェンダー平等を実現しよう!」「市民と野党の共同で政治を変えよう!」と、元町大丸前から三宮センター街にコールを響きわたらせました。
二百人の「私の願い」を書いた短冊を貼ったタペストリーがとても注目を集めました。
「産むか産まないか私が決める!」「税金とるなら大企業から!」「最低賃金今すぐ千五百円に!」のコールに拍手でこたえる人たちがたくさん! 道行く人たちやお店の中からも写真を撮ったり、手を振って応援してくれるなど、嬉しい反響でいっぱいでした。
―桜井文子(新婦人兵庫県本部)

(兵庫民報2019年7月21日付)

国は石炭火力の新設を止めて!―裁判日記(行政訴訟・第3回):法は国民の権利や利益を守っているか


近藤秀子(同訴訟原告)

七月三日開かれた行政訴訟第三回期日には、大阪地方裁判所二〇二号法廷に七十名が集まり関心の高さがうかがえます。
この裁判は十八年十一月十九日、神鋼石炭火力発電所の増設を巡り、国が環境への影響評価が不十分なまま、この計画を認めたことは違法である、と訴えた裁判です。
*
いつものことながら法廷でのやりとりの中身についてはわからないまま、次回期日九月十三日(金)十四時を確認をして三十分で終了、その後報告会へと移動しました。


今回は訴訟要件の一つ「処分性」と「原告適格」について弁護団から「小田急連続立体交差事業許可取消訴訟」を例にとって説明を受けました。
この裁判は原告である住民が小田急を高架で通されると騒音・振動で我々が困る、被害をうけるから、高架で小田急を通す事業認可は取り消してくださいという行政裁判を起こしました。
それに対して国は「そもそも都市計画の事業でこれを認可することは都市計画法で決めることであって、騒音とか振動で被害を受けることは都市計画法では考えていない。都市計画法は都市計画をつくる法律だからみなさんの個別の被害は視野に入っていない。単にこの都市計画がいいかどうかだけを決めることだから、振動とか騒音で住民がどうこうということを都市計画法に持ち込むことはおかしい。だからそれについて住民は裁判は起こせない。原告適格を持ってない」と主張した裁判です。今回の行政裁判と酷似しています。
行政処分によって自分たちの権利とか利益が侵害される人は行政裁判を起こせる資格があることになるが、どういうときに判断するかと言うと、その法律がその対象となりうる人たちの権利を守ろうとしているかどうかということで考えるというのです。裁判所はどう判断するのか。
その行政処分によって私たちの権利とか利益が害されますという人が起こせる。しかしその前提として、前提となる法律が権利とか利益を個別に守ろうとするものなのかどうか、それによってこの原告適格が決まる。
むつかしい判断ですが、この裁判では原告の住民が勝訴したとのこと。裁判の入り口「原告適格」はとても重要な意味を持つことがわかりました。
明日への希望が見えてきた報告会に心が弾みました。

(兵庫民報2019年7月21日付)

大門みきし「年金積立金バクチ」

連載エッセイ41

年金問題が大きな争点です。街頭演説でもわが党の「減らない年金」にむけた改革提案を話すと、年配の方だけでなく若い人たちも立ち止まって聞いてくれます。
特に二百兆円にものぼる年金積立金の問題は知らない方も多く、関心を持たれます。年金積立金は国民が納めた保険料から給付を差し引いた残りを積み立ててきたもので、国民のお金です。年金で暮らせない状況があるなら、計画的に取りくずして給付にまわすのは当然です。
ところが安倍首相になってから、二百兆円もの積立金が株式市場にどんどんつぎ込まれるようになりました。目的は株価を引き上げることです。株価が上がって一番喜ぶのは、含み益がふくらむ大企業とお金持ち(大株主)です。
前国会でわが党の年金改革案に対し、安倍首相は「ばかげた政策」と悪罵を投げつけました。かれは答弁に窮すると逆ギレし、相手に悪口をぶつけて勝った気になろうとする習性があります。子どものけんかとおなじレベルです。
しかし私たちの積立金が給付にまわされず、大企業とお金持ちのもうけを増やすために使われる、こんな国民をバカにした話はありません。しかも株はいつ値下がりするかわからず、巨額の損失をうむ危険性があります(詳しくは好評発売中、拙著『カジノミクス』参照)。国民の大事な積立金をバクチと変わらぬ株の世界につぎ込むことこそ、天下の愚策です。これらの点を中心に最後まで年金問題を攻勢的に訴えていきたいと思っています。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2019年7月21日付)

日本共産党へ寄せられた声から

〇私自身いまだ共産党を応援していません……不正等のないクリーンな政党ですので頑張ってください。(神戸市西区)
〇当方は二人暮らしで、二人とも病院通いです。何も協力できずすみません。共産党は全面的に応援します。(三田市)
〇私は生まれつきの持病のため病院通いをしています。「医療費の値上げ、薬価値上げ」は非常に困っております。生まれながらにして持病があるため、どうしても薬が手離せません。「医療費値上げ、色々な薬価値上げ」は非常につらいです。(西宮市)
〇暗い雲が漂うような重苦しい毎日、その理由は、安倍総理の多数決を背景にした暴挙である。この鬱屈した暗雲を払拭してくれるのは、ブレない日本共産党である。政府からも政党助成金を貰わず、新聞の売上・カンパ等によって自立していいるから、執行機関に対し、対等の立場で発言できる政党、自給自足に徹した日本共産党、議会制民主主義に立脚した日本共産党が大好きである。「消費税増税中止・くらしに希望を――三つの提案」は素晴らしい提言であると心より思っています。日本共産党の益々のご活躍によって、私たち国民の生活を支えてくださることを切望いたします。(神戸市須磨区)

(兵庫民報2019年7月21日付)

野口美代子・丸川楠美・円谷源『マルクス&エンゲルス』vol.1:確固たる意志とパワー伝える泣き・笑い・怒る表情


評者  工藤新史  和歌山大学3回生(芦屋市出身)

マルクスもエンゲルスも可愛い――
はじめてこの本を見たときに抱いた感情だった。
高校生のときから、たびたび教科書や本などで二人の写真で見ると、ものすごく堅物っぽくて、頑固なオヤジ!という印象持っていた。ところが、この本のなかでの二人は泣き、笑い、怒りという表情が生き生きと描かれており、当たり前だけど、同じ人間なんだなと親近感を覚えた。
マルクスやエンゲルスと聞けば、『資本論』を思いつく人が多いのではないだろうか?
いざその本を手に取ってみると、辞書並みの分厚さで持ちにくい。しかも「物神崇拝」「資本の本源的蓄積」など、書いてある言葉の概念をつかむのが難しく、嫌気がさしてくる。
しかし、この漫画では「労働者の貧困をなんとかして変えたい」「もっと世界は自由であるべきだ」という二人の確固たる意志が表情とともに伝わってくる。そのパワーに感動した。
マルクスとエンゲルスの出会いも、そのような感動からだった。
特にエンゲルスはその感動で足を動かした。マルクスの文章に圧倒され、行く予定もなかったケルンにまで彼に会いに行っている。
「社会を変えたい」というパワーを私はどこから生みだすことができるのだろうか?
私は現在、大学で観光学を学び、たくさんの友達と出会っている。
世界中をとにかく歩いて旅するバックパッカーや日本をヒッチハイクで一周する者など、自由気ままな友達たちだ。
彼らとともに自由のパワーをたくさんため込みたいと思う。

高文研発行・650円+税 →http://www.koubunken.co.jp/book/b456540.html
vol.2は8月発行の予定

(兵庫民報2019年7月21日付)

みんぽう川柳〈六月〉「傘」

選者 島村美津子

特 選

傘を買う名前しっかり虹の空
 神戸市 山本尚代

【評】自立した人間像がくっきりと立ち上ってきます、雨上りの空に浮かんだ虹に希望の湧いてくる一句に。
今回寄せられた「傘」で圧倒的に多かったのが「核の傘」でした、唯一の被爆国でありながら何時までアメリカの核の傘にしがみついているのか。
平和の訪れを願うとき核の廃絶こそ願わずにはいられません。

入 選

雨よりも増税防ぐ傘欲しい
 明石市 川路政行

日傘さし平和行進一歩でも
 神戸市 小林尚子

香港の傘は強いで折れへんで
 神戸市 長沼幸正

われわれは日傘でやるか大運動
 神戸市 長尾粛正

被爆国条約無視の核の傘
 神戸市 川上俊智

民忘れ米の傘下に潜るアベ
 神戸市 梶山洋枝

トランプと相々傘の心細さ
 尼崎市 中内眞佐子

核の傘ふきとばし戦争のない世界
 尼崎市 富田明美

リュックにはハンカチに水折りたたみ傘
 神戸市 伊藤マツ子

父母の傘未だ出られぬ引きこもり
 神戸市 玉山歳子

ちょっと照れる共に八十路の相合傘
 神戸市 高馬士郎

母の日が折れ傘捨てる日となりぬ
 神戸市 笹 直美

母の着物傘に変身形見にし
 芦屋市 梶原嘉代子

傘直し~おじさんの声懐かしい
 神戸市 松尾美恵子

みんぽう川柳募集 ▽七月の題は「雲」、締め切りは七月二十六日▽八月の題は「記念日」、締め切りは八月二十三日▽毎月第四金曜日必着(水曜日には投函しないと届かないことがあります)▽一人二句まで。葉書、メール、Fax(葉書大の枠を書き、その中に)に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで。できるだけ葉書でお願いします。

(兵庫民報2019年7月21日付)

兵庫山河の会「山河」より

認知症診断受診異常なししゃっきと立ちてボランティアへと
 石井敏子

若き孫訪ないくれば賑やかに老いの二人に笑顔ほころぶ
 鵜尾和代

入口に「頭上注意」の貼り紙のずらり顔出すつばめの子ども
 新井 幸

父の日に夫の枕を新しく働き者よ良き眠りをと
 古谷さだよ

区画整理・震災・大火に転々と女将の守る蛸焼きの店
 塩谷凉子

深刻な不況と苦難 希望なき安倍の政治は退場させねば
 延原ちづ

いつまでも占領されてるこの日本 憲法蹴散らし地位協定が
 西澤 愼

梅雨前のいつもの路のたちあおい待つ母のなき家のちかづく
 山下洋美

群れ歩きスマホにふける若者ら手渡すビラは一顧だにせず
 山下 勇

国策の誤り認め勝利せりハンセン病裁判支持者あふるる
 岸本 守

マイセンのカップに入れし濃きコーヒー夫としたしむ父の日の午後
 古賀悦子

九条改憲年金ごまかし消費税アップ口汚い議員決着つけよう
 大中 肇

意志貫き苦難いくつか乗りこえし我が一生に悔いはあらざり
 安武ひろ子

(兵庫民報2019年7月21日付)

2019年7月4日木曜日

山下よしき「希望ある新しい政治への扉開こう」

参議院選挙第一声で声援に応える(左から)金田峰生兵庫選挙区候補、山下よしき比例代表候補、大野聖美比例代表候補

連載エッセイ(号外)

いよいよ参議院選挙が始まります。比例代表候補として大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山を駆け巡り、明日への希望を情熱こめて語り、日本共産党への支持の輪を広げたいと決意しています。
振り返ると、六年前の参院選は「自共対決のたたかい」でした。その後、安保法制=戦争法に反対する歴史的たたかいを通じて、「市民と野党の共闘」が発展しました。日本の政治は六年間で大きく前に進みました。
今回の参院選は、あらゆる分野で行き詰まった安倍政治を、共闘勝利と党躍進で終わらせ、希望ある新しい政治への扉を開くのか、それとも、安倍政権与党と補完勢力による九条改憲強行など反動的打開を許すのか――文字通り日本の命運を分けるたたかいです。
阪神・淡路大震災の年に国会に送っていただき、被災者の生活再建、住宅再建に対する公的支援の実現に体当たりで取り組んだ私の確信は、「どんなに壁は厚くとも、市民とスクラム組めば動かすことができる」ということです。以来、この確信は、「大阪都構想」阻止の共同や、市民と野党の共闘の発展を通じて、一層深くなりました。
そして、共闘発展のために誠実に真剣にがんばる党、国民の願い実現を阻む政治のゆがみをただす党――日本共産党の前進が、日本の政治の前進にとって決定的であることも、深い確信となりました。
歴史的な政治戦を最前線でたたかえる誇りと喜びを胸に、もてる知恵と力をふりしぼります。ともにがんばりましょう。
(党副委員長・参院比例候補)

(Web版のみ掲載)

長谷川よしきさんとあったか三田が決起集会

市民が主役で明るくあったかい三田市へ

長谷川よしきさん

三田市長選挙(七月十四日告示・二十一日投票)に向け、あたたかい三田民主市政をつくる会は六月二十九日、同市総合福祉保健センターで「変えよう三田市政!大決起集会」を開催。二百人が参加しました。
太鼓サークル鼓美の演奏で開会。同会選対責任者の東浦徳次氏が主催者挨拶で、市民参加の市政を行う市長が必要だと、とりくんできた経過と市長選の意義を報告しました。
続いてリレートークで、元市議の中田初美さんや障害をもつ人、看護師など五人が、トップダウンで市民の意見をきかない現市政の問題点やそれぞれの要求を語りました。
決意表明に立った同会から立候補を表明している長谷川よしきさん(67)=無所属・元日本共産党市議=は、①市民病院を現在の場所で市直営で守っていく②子どもの医療費は再び中学校卒業まで無料化し、さらに高校卒業まで拡充していく③中学校統廃合計画はすべて白紙に戻し、子どもたち自身、保護者、地域の声を聞いて決める④野焼きについては農業の環境保全に果たす役割を評価し、非農家市民との調整にとりくみ早期に解決、安心して農業を続けられるようにする⑤高齢者の安心・安全な外出支援―など市民のための政治という立場で足をふみ出せば実現できると展望を語り、いっしょに力を合わせようと訴えました。


(兵庫民報2019年7月7日付)

10月消費税10%で社会保障は充実しない


「10月消費税10%ストップ!兵庫県ネットワーク」は六月二十二日、JR元町駅東口で街頭宣伝を行いました。構成する八団体から二十五人が参加し、「二〇一九年十月からの消費税一〇%中止を求める」請願署名への協力を呼びかけました。
兵庫県保険医協会からは、西山裕康理事長、武村義人・川西敏雄両副理事長が参加し、マイクを握って、通行人に十月の消費税増税で景気が悪化するが、社会保障は充実しないことなどを訴えました(写真)。
川西副理事長は、「消費税は〝弱きを挫き、強きを助ける〟最悪の税金です。消費税導入以来、税率は上がりつづけ、私たちの負担は重くなりましたが、その分、法人税・所得税収が減っており、大企業や富裕層の負担が減っています。政府は、〝消費税は社会保障の充実のために使う〟といいますが、医療でも患者さんの負担はどんどん重くなっています。参議院選挙後には、後期高齢者の窓口負担倍加など、さらなる負担増まで予定されています。増税は決して許してはなりません」と訴え、署名への協力を求めました。
蒸し暑いなかでしたが、次々と通行人が署名に応じ、四十四筆が集まりました。
―三田晃裕(県保険医協会事務局)

(兵庫民報2019年7月7日付)

兵庫県議会:10月消費税増税の中止求める請願に庄本議員が賛成討論

経済悪化は火を見るより明らか


六月兵庫県議会の最終日(六月二十五日)、日本共産党の庄本えつこ議員は、国への「消費税増税中止を求める意見書」提出を求める請願について、採択を主張し、討論を行いました。
庄本議員は、「消費税は、所得の低い人ほど負担が重い逆進性の税金であり、貧困と格差を拡大する根本的な欠陥を持つ〝弱い者いじめ〟の税制です。その増税分を立場の弱い人たちを支える社会保障の財源にするという政府の言い分は本末転倒」「内閣府の景気動向指数は六年二カ月ぶりに『悪化』二カ月連続『悪化』と政府自身が認めているもとで、十月に消費税増税を行えば日本経済がさらに悪化することは火を見るより明らか」として、請願への採択を主張しました。
請願は、自民、公明、県民連合、維新等が反対し、不採択となりました。

(兵庫民報2019年7月7日付)

発言:全日本年金者組合兵庫県本部執行委員長 岡本毅一さん

国民の老後の生活を顧みない安倍内閣


十五年前、政府から大々的に打ち出された百年安心の年金制度。保険料の引き上げとマクロ経済スライドという年金の自動的な引き下げ制度の導入がその政策の中心部分。実際に保険料の引き上げが実施され、マクロ経済スライドは発動されている。
そのさなかに、老後の生活には、年金以外に二千万円のお金がいるから現役の時代から投資信託などで蓄えが必要だと、麻生大臣の諮問を受けた金融庁の審議会が発表したが、大臣は受け取り拒否。一気に年金問題がこの夏の政治戦の争点に浮上してきた。
国民皆保険制度を導入し、現役世代から保険料を取りたて、高度経済成長を支える資金源として活用してきた。いざ年金を支給する段階になると、年金制度を維持するためにと「百年安心の年金制度」で保険料をさらに引き上げ、年金支給額を減らしてきた上に、二千万円不足するというのはまさに国家的な詐欺だといわざるを得ない。日本共産党の志位委員長が国会での党首討論で財源を示しながら行った日本の年金制度の改革についての提案を、「ばかげた案」としかとらえられない、国民の老後の生活を顧みない安倍内閣に対して、きっぱりと審判を下しましょう。

(兵庫民報2019年7月7日付)

兵庫労連の呼びかけで6月26日に行われた「安心な年金制度を求めるパレード」には金田峰生氏(現在、参院兵庫選挙区候補)も参加しました(先頭、向かって左端)


兵庫県議会:県民負担増・サービス低下など20議案中7議案に反対


六月二十五日、六月兵庫県議会の最終日を迎え、日本共産党のねりき恵子県議が、本会議で議案への討論を行いました。
日本共産党は、上程された二十議案中、七議案に対し反対を表明しました。

消費税増税で手数料など値上げ

ねりき議員は、今年十月に予定されている消費税の一〇%への増税にともない、危険物取扱試験などの手数料、遠坂トンネル有料道路料金などが値上がりする議案に対し、「政府自身も景気悪化を認めざるを得ないなかでの消費税の増税は、認められず、それにともなう県民への負担増は、認められない」としました。

大気汚染防止基準も民間主導に

大気汚染防止法にもとづく排出基準に関する条例の一部改正する議案に対しねりき議員は、「今回の条例案は、昨年、工業標準化法(JIS法)が改定され、名称が『産業標準化法』と改められたことによるもの。法改定によって、JIS認定の『迅速化』などとして、専門審議会である『日本工業標準調査会』の審議を不要とし、民間主導の仕組みが追加された。迅速化ありきでJIS認定を民間任せにすることは、国民生活や産業活動の基盤となる公的規格への信頼を後退させかねず、品質管理能力の向上や事業機会の確保にJIS規格を役立ててきた中小企業にも悪影響を及ぼしかねない。法改定に反対の立場から、条例案にも賛同できない」としました。

新長田合同庁舎への移転で利用しにくく

新長田合同庁舎建物の取得について、ねりき議員は、神戸県税事務所と、西神戸庁舎の西神戸県税事務所が集約され、新庁舎に移転することに対し、「不便になりサービスの低下になるなどの批判も寄せられている」としました。
神戸生活創造センターの同合同庁舎への移転については、「いまの生活創造センターは神戸駅から五分という利便性の良さから、多くの障害者の方も利用されているが、新合同庁舎は新長田駅から離れていて、利用しにくくなると不安の声があがっている。また、現在の利用者は一日約四百人ですが、県の推計によると新合同庁舎では一日三百五十人、年間一万二千五百人もの減となるなど明らかにサービス低下となる」として、反対しました。
*
さらに、県営明石大久保南住宅建築工事請負契約の締結、県営明石舞子北第一住宅建築工事請負契約の締結に関する議案では、いずれの住宅も集約と管理戸数削減になることから、反対を表明しました。

(兵庫民報2019年7月7日付)

神戸市議会:味口議員がマンション規制緩和と待機児解消策の問題点を追及

学校過密地域すべてにこそマンション規制すべきだ


神戸市定例市議会本会議が六月二十四日に開かれ、日本共産党議員団を代表して味口としゆき議員が議案質疑に立ち、神戸市の「マンション規制条例(案)」の問題点や待機児童解消について、久元喜造市長の姿勢をただしました。
神戸市は、三宮駅周辺エリアのタワーマンションの建設を二〇二〇年度から規制するとする条例施行を提案。その理由は、三宮・都心部は、住宅建設を禁止することで、オフィスや商業施設を優先的に集中させたいためとしています。
一方で、垂水駅前の再開発にあたっては、マンションの制限を逆に緩和する提案(現行四〇〇%の容積率を四五〇%に)を行っています。
都心や駅前には過密、郊外は切り捨てる「都市空間向上計画」を先取りした条例案となっています。
味口議員は、「三宮を商業・業務機能に純化させるという市長の理想より、市民の住環境を考えるべきではないか」として見解を求めました。
油井副市長は「都心の活力とにぎわいを創出するためには一定の定住の人口が必要で、多様な都市機能と居住機能とのバランスのとれた都心づくりを目指したい」と答弁しました。
味口議員は「三宮の駅周辺の過密問題は以前から問題になっている。今回逆に、規制を緩和する垂水中央東地区には過密や保育所問題はないのか」と指摘。三宮一極集中の商業業務機能を中心にものを考えるのではなく、本当に困っている市民のくらしや教育、子育てにこそ配慮した「マンション規制条例」にするべきとしました。

待機児童解消に、保育士の賃上げと遊休地活用を急げ

味口議員は、「待機児童対策緊急プロジェクト(三つの公園を活用保育施設の整備)など」について質問。三つの公園だけを活用するというのは非常に限定的であり、灘区の旧桜ヶ丘保育所跡地など遊休の市有地の活用をもっとスピードアップさせる必要があるとしました。
また、味口議員は、保育人材確保の問題では、賃金が他業種と比べて平均十万円安い実態を指摘。神戸の今の保育士処遇改善策の予算は、京都市が行っていることのわずか八分の一であることをしめし、予算の増額を求めました。
寺﨑副市長は「恒久財源を活用した処遇改善は、本来国の責任で行うもの」などと答弁しました。

窮した市長が「共産党独裁ならば」と的外れな答弁

味口議員に、「待機児童も過密の問題があるのに、なぜ規制緩和するのか?」と、三宮駅前と垂水駅間の対応の矛盾を突かれ、窮した久元市長が、驚くべき発言をしはじめました。
久元市長は〝共産党独裁国家ならできるでしょうが〟と、旧ソ連の問題を取り上げ、クレムリン広場をつくるために教会などを破壊したと言い始めました。この発言は、質問とも全く関係のない、日本共産党をおとしめることだけを目的とした「不穏当発言」です。
味口議員は、即座に抗議し、発言の撤回を求めるとともに、日本共産党綱領では、ソ連型社会は日本共産党が目指す未来社会とまったく関係ないこと、また、旧ソ連の誤りは絶対に再現させてはならないと、その轍を踏まないことを銘記していると、議場で堂々と述べました。
後日ひらかれた議会運営委員会でも問題になり、日本共産党は、議会として抗議し市長に撤回表明を求めることを主張。共産党以外の会派も、市長の発言は「非常に不穏当な発言」「発言の内容も正しくない」ので撤回すべきと賛同がありました。
「内容も正しくない」とされたのは、〝クレムリン広場は十五・六世紀頃にはできあがっており、共産党が教会を潰してつくったという発言自体が事実と違っている〟というもので、〝神戸市の市長として恥ずかしい発言である〟と厳しく批判がなされました。
しかし、自民・公明・維新・市民連合などが「共産党と市長との問題」だとして、議会として撤回要求を退けました。

(兵庫民報2019年7月7日付)

丹波市議会:国保税国庫負担増額求める意見書を全会一致可決/種子法に関する意見書も可決

六月二十六日の丹波市議会本会議で、「国民健康保険税の国庫負担増額を求める意見書」が全会一致で可決され、国に提出されました。
これは、全日本年金者組合丹波支部(前川行雄支部長)からの請願を日本共産党議員団の西本嘉宏議員が紹介したものです。
「意見書」では、「国民健康保険は、加入者の所得が低いのに、保険税が高く、大変重い負担を強いる制度になっており、構造的な問題を解決するには、公費を投入するしかない」と指摘し、全国知事会などが、公費を一兆円投入し「協会けんぽ」並みの負担率にすることを政府に求めていることや全国で徴収される「均等割」、「平等割」が一兆円であることを示し、国庫負担を増額するよう求めています。
*
同議会では、主要農作物の種子を安定的に供給してきた「種子法」が昨年廃止されたことをめぐって、種子(タネ)からはじまる農と食を考えるたんばネットワーク(共同代表=婦木克則・芦田淺己両氏)が請願を提出。この請願も採択され、丹波市議会は「公共財としての食料及び農業のための植物遺伝資源を保全し食の安全を守るための新たな法整備と積極的施策を講じることに関する意見書」を可決・提出しました。
―西本嘉宏(丹波市議)

(兵庫民報2019年7月7日付)

米国の臨界前核実験丹波市長が抗議


米国が今年二月十三日にネバダ州の核実験場で臨界前核実験を行ったことに対し、丹波市の谷口進一市長が五月二十九日付でトランプ大統領・ハガティ駐日大使あてに抗議文を提出したことが丹波市ウェブサイトなどで紹介されています。
丹波市が二〇一七年九月二十六日に「非核平和都市宣言」を行ったことに基づくもので、抗議文は、「(核実験実施は)核兵器廃絶を求める人々の願いに背く行為であり、極めて遺憾です」「ここに、丹波市民の代表として今回の核実験に断固抗議するとともに、今後一歳の核実験を行わないよう強く要請します」と述べています。
*
昨年十月にも同様の抗議を行っています。

(兵庫民報2019年7月7日付)

自衛隊募集対象者名簿提供:姫路市は協定破棄を――四団体が市長に申し入れ


自衛官募集対象者の名簿を県内市町で唯一、姫路市が提供(しかも電子媒体)している問題について、平和・民主・革新の日本をめざす姫路の会、新日本婦人の会姫路支部、姫路民主商工会、西播地域労働組合連合は連名で七月一日、提供の根拠となっている前市長が自衛隊と結んだ「自衛官募集対象者情報の取り扱いに関する協定」の破棄を要求するともに、市長との懇談を求め、今年四月に就任した清元秀泰市長あてに申し入れました。

(兵庫民報2019年7月7日付)

「北側にも改札を」日本共産党魚住支部と後援会が地域要求実現へ署名活動


日本共産党明石市魚住支部と後援会はいっせい地方選挙で訴えてきた要求の実現をめざして運動を進めています。
市議選の直前に取り組んだ市民アンケートには、「水路(側溝)に溝ふたをかけてほしい」、国道二号線を走る「バス停に屋根をつけてほしい」、など魚住地域の多くの要求が寄せられています。その中で市南部を走る山陽電車について、踏切の拡幅など数多くの改善要求が出されています。
山陽電車の魚住駅は改札が南側にしかなく北側の上りホーム(明石方面)に行くのに線路の下をくぐる地下道を通らなければならず、その上り下りの階段はお年寄りや乳母車での通行は大変危険で困難です。とりわけ駅の北側からの乗降客は駅のすぐ西の踏切を渡って南にしかない改札から入り地下階段をとおり、北側ホームに到達することになります。
支部と後援会では公約実現の運動を「上りホームへ地下階段を通らずに直接に行けたら」という選挙中に聞いた声から始めようと相談し、山陽電車と明石市長の双方あてに「山陽電車魚住駅の北側にも改札を設けて下さい」の署名を始めました。「実現する会」とか「よくする会」などの名前で行うことも検討しましたが、ストレートに党支部と後援会の署名用紙にしました。
魚住駅の乗降客を対象に始めましたが、いちいち説明しなくても、お客さん自身が身に染みて経験していることでびっくりするほどの反応でほぼ八割の人が署名してくれます。
「ああ、電車が来る。帰りに必ずするから」という人もいたりします。
駅の近辺の訪問もしてすでに目標数は達成していますが、参加した後援会員もこんな気持ちの良い署名活動は初めてやと喜んでいます。
――野村俊三(同支部)

(兵庫民報2019年7月7日付)

垂水革新懇が学習討論会:貧困と格差による住民分断が「維新政治」の背景に

垂水革新懇は六月二十六日、区内で学習討論会を開催。関西学院大学教授の冨田宏治さんが「維新の会の実態を解明する」とのテーマで講演しました。
はじめに、冨田さんは、世界の動きに触れ、特に韓国・文在寅大統領の誕生、南北首脳会談、さらには歴史的ともいえる米朝首脳会談の実現などの動きが、「北朝鮮の脅威」を理由に改憲をあおってきた安倍政権に大きなプレッシャーを与えていると指摘し、メインのテーマへ。
維新政治の本質について、貧困と格差の拡大による住民の間に生じた分断を背景に、「我々の税金をなぜ生活保護のために使うのか」といったポピュリスト的あおりを繰り返すことにより、中堅サラリーマン層・自営上層部の「勝ち組」と自認する層を組織化・固定化してきたことにあると指摘しました。
次に冨田さんは、今の日本の保守は市場万能主義の「経済保守」、靖国派に見られる「政治保守」、そして町内会や商工会に属するいわば土着の「社会保守」の三つに分裂したとしたうえで、大阪の自民を割って維新を結成したのは先鋭な経済保守と政治保守の一部であり、結果「社会保守」に属する人が大阪自民に残されたと解説しました。
また、大阪における維新の力はあなどれないが、最近行われた一連の選挙を見てみると、投票率(投票総数)に関わりなく維新の得票数はおおむね一定しているとして、投票率をあげることにより維新に打ち勝つ展望がでてくるのではないかと述べました。
参加者による討論では、今井まさこ神戸市議から、今回の市会議員選挙で維新の議席増を許したが、今日学んだことを力にして市会でも頑張っていきたいとの決意が述べられるなど、意義深い学習討論会となりました。
―高橋道雄(垂水革新懇事務局)

(兵庫民報2019年7月7日付)

安保破棄兵庫県実行委員会が幹事会:辺野古新基地問題の大本に日米安保条約と地位協定

挨拶する桂仲二郎会長

安保破棄兵庫県実行委員会は、六月二十三日に兵庫県私学会館で二〇一九年度幹事会を行いました。
議事に先立って、林竜二郎安保破棄中央実行委員会事務局次長を迎えて「沖縄・辺野古新基地と日米安保条約」の学習会を行いました。
林氏は、自らが参加してきた知事選挙や県民投票での実体験と重ねながら自然破壊、民意の無視、税金の無駄遣いと二重、三重に許されない辺野古新基地建設の実態を暴露。これまでのたたかいで軟弱地盤や活断層、そして何よりも基地建設を認めない知事の存在など新基地建設は絶対に止められることを明らかにし、理不尽を押し通す大本である日米安保条約、日米地位協定を告発。この夏の政治戦での立憲野党、安保破棄勢力の躍進の重要性を強調しました。
講師の話に、参加者二十人はメモも取りながら熱心に視聴しました。
*
幹事会では、国内外の激動する情勢の下での安保破棄実行委員会の果たすべき役割の重要性が強調されました。参加した十団体十六人が沖縄での実体験、自治体キャラバン、地位協定での意見書採択運動などについて語り全員が発言しました。
活動方針と合わせて提案された二〇一八年度決算と会計監査報告、二〇一九年度予算と役員の提案を一括して拍手で承認して総会は終了しました。
―後藤浩(同実行委員会事務局長)

(兵庫民報2019年7月7日付)

「沖縄 平和を歌う」西宮母親大会――小中一貫校や消費税についても


第四十九回西宮母親大会を六月二十三日、西宮市役所東館で開きました。
午前中は、「義務教育学校ってなあに?」「あなたの税金はどう使われている?」という二つの分科会に分かれて話し合い、学習をしました。
西宮市が、二〇二〇年度から開校しようとしている西宮浜地域の小中一貫の義務教育学校について学習しました。子どもたちの豊かな成長発達は保障されるのか?をはじめとした沢山の疑問が出され意見交流をしました。
税の分科会では、楽であるとは言い難い暮らしの中で、私たちの納めた税はどう使われているのかを聞き、消費税として集められた税は、本当に福祉や医療・教育に使われているのか、資料を見ながら話し合いました。
午後からは挨拶に続いて、シンガーソングライターの川口真由美さんの歌とトークで平和や人権について考えました。おりしも二十三日は、沖縄「慰霊の日」そして日米安保条約が発効された日、男女共同参画基本法が施行された日でもありました。
川口さんは、辺野古の座り込みの中で、韓国の性被害反対集会の中で、大阪の「貧困格差問題」に取り組む中で、いつも歌があり、歌でつながり、歌で思いを伝えてきた迫力が伝わってくる歌とトークでした。
会場一杯に広がる力強い歌声とハートを揺さぶられるトークに、日々の暮らしの中で尊厳が守られることの大切さ、二度と武器を持たない覚悟、真の平和への道を歩むことの大切さとともに、あすへの活力を掻き立てられる集会でした。大会アピールを採択して大会は終了しました。百三十余人の参加がありました。
―加藤良江(西宮母親大会連絡会)

(兵庫民報2019年7月7日付)

子どもの権利条約生かそう:兵庫教育共闘が総会と学習会


兵庫の教育をよくする県民会議(略称兵庫教育共闘)が総会と学習会を六月十六日に神戸で開催しました。
兵庫教育共闘は、一九九〇年七月六日、高校一年生の石田僚子さんが登校時、生徒指導担当教諭の閉めた校門扉に挟まれ、死亡した「兵庫県立神戸高塚高校事件」を機に市民団体・労組などで結成したものです。
*
総会では教育要求実現へ県知事、教育委員会への要求、懇談、議会傍聴や集会の開催などの活動について報告がありました。新婦人からは、中学生のトライやる・ウィークの行き先に自衛隊入れるなと校長に申し入れたところ、〝来年からやめる〟と回答があったこと、全教からは、教師の異常な長時間労働の実態が報告されました。人間らしく学び成長できる豊かな教育条件を子どもたちに、などの運動方針も確認しました。
*
学習会では、望月彰名古屋経済大教授が「子どもの権利委員会、第四・五回勧告を学ぼう」をテーマに講演しました。
望月氏は、子どもの権利条約が一九七九年の国際児童年から十年後の八九年に国連総会で採択されたものの、それ以降も、神戸高塚高校事件の他、「問題児を学校からなくす」として送られた広島の私塾で熱中症で二人の子どもが亡くなった風の子学園事件、教師の体罰の直後に小学生が自死した龍野体罰自殺事件など全く逆の方向の事件が続き、最近のいじめ事件でも社会で大問題となっても当該の学校では生徒や保護者には何も知らされないことが共通している――これが子どもの権利条約成立後に起こっている異様な問題だと指摘しました。
今回の子どもの権利委員会での審査に向け、政府の報告の他、市民団体からも何本も報告が提出され、聞き取りも行われたが、政府は問題点を指摘されると〝証拠を示せ〟と言う態度だったと述べました。
同委員会が指摘した日本の「子ども期の貧困」について望月氏は、子どもの貧困とは親の貧困であり、いまや百二十二万以下収入の家庭の子どもが一クラス平均五~六人いて、貧困の連鎖もある異常事態になっていること、貧困と学力の相関問題は早くから研究者も指摘していたし、人格発達に大きな影響ある問題として指摘されていること、競争的教育や学校から、今回は競争的社会についても指摘されていることを紹介しました。
さらに、日本は子どもを保護する包括的法律がなく、少年法や学校関連法などバラバラの法体系になっていること、親の暴力などでの保護問題も今回問題提起され、施設に入れるやり方への疑問が出されていること、権利主体としての子どもの学びについても新たな観点でとらえることなどについても報告。ぜひ報告集を活用して欲しいと訴えました。

(兵庫民報2019年7月7日付)

マンガ『マルクス&エンゲルス』:〝二人のこともっと知ってもらいたくて〟

シナリオ担当の野口さん

「日本共産党のことは知っていても、マルクスってだれ? ましてやエンゲルスは??という人も少なくありません。私も尼崎教職員後援会のニュースでマルクスとリンカーンが同じ時代の人だと知ってびっくりしたぐらいです。映画『マルクス・エンゲルス』もみて、ますます二人のことを、さらに共産党のことを知ってもらいたくなり、それには自分でシナリオを書かなくては、となったんです」と元教職員の野口美代子さん(73)は語ります。

資料を積んでネーム(下書き)を描く丸川さん
監修とデジタル作業を担当した円谷さん

出版社や研究者に相談しようやく、十代の丸川楠美さんと二十代の円谷源さんという新進のプロ漫画家と出会い、三人でさらに学習を重ねていっきに描きあげました。

第一巻は二人の子ども時代、恋愛、出会いまで。感情移入しながら楽しめます。青年からお年寄りまでだれでも気軽に買えるよう価格も決めました。
*
『マルクス&エンゲルス』vol.1 A5判百十二ページ、定価六百五十円+税、高文研発行、一般書店で購入できます。日本共産党県委員会書籍部にも入荷しています。vol.2は八月発行の予定です。

版元のページは→ http://www.koubunken.co.jp/book/b456540.html

(兵庫民報2019年7月7日付)

観感楽学

一九三〇年三月八日。/神戸港は雨である。細々とけぶる春雨である。…/三ノ宮駅から山ノ手に向う赤土の坂道はどろどろのぬかるみである。…この道が丘につき当って行き詰ったところに黄色い無装飾の大きなビルディングが建っている。――石川達三は『蒼氓』の冒頭で「国立移民収容所」のちの神戸移住斡旋所をこのように紹介している▼戦前から一九五〇年代半ばまで、多くの日本人が南米に移住する拠点となった移住斡旋所は現在、「海外移住と文化の交流センター」として整備され、大理石を使った階段、大きな丸窓、長い船旅に慣れるため配管むき出しの船底型廊下など当時の様子を生々しく伝える貴重な文化遺産となっている▼国の移住政策終了後一時、廃墟のようになっていたが、手入れして看護学校として使われ、震災後は神戸海洋気象台の仮庁舎にも。再三の取り壊しの危機を市民の運動で乗り切ってきた▼先日、NHKが「五十年目の乗船名簿」という番組を放映した。南米移住を決意した家族を五十年間にわたって追い続けたこのドキュメンタリーは詩人でもある移住者の知性と開拓者魂にせまり胸が熱くなった▼かつて海外移住を促進してきた我が国に昨今、仕事を、勉学の機会を求めて海外からの移住希望者が激増。彼らに政府や国民がどのように接するか、日本の生活に溶け込むための手助けをどうするか、真剣に考える時代になってきたのだと思う。(D)

(兵庫民報2019年7月7日付)

お知らせ

次週7月14日付は休刊します。参議院選挙直前のため第5日曜日だった6月30日付を臨時に発行した代休です。なお、公職選挙法の規定により、政党の中央機関紙以外の発行物である「兵庫民報」は、今号も含め参議院選挙期間中、参議院選挙についての直接的な報道が紙面ではできません。なお、Web版にはそうした制限がありませんので、紙面に載せられなかった記事や写真も掲載しています。ご承知ください。

(兵庫民報2019年7月7日付)

2019年6月30日日曜日

参院選へ全力:日本共産党の躍進で暮らしに希望を!

金田峰生(兵庫選挙区)と山下よしき(比例代表)両参院予定候補

(兵庫民報2019年6月30日付)

淡路地区の演説会:金田峰生氏三つのプラン縦横に語る


金田峰生参院兵庫選挙区予定候補を迎えた日本共産党演説会を二十二日、洲本市総合福祉会館で行い、淡路島内から八十人を超える人が集まりました。
近藤あきふみ洲本市議の司会で始まり、最初にまもり和生洲本市議が、消費税増税分が大企業の法人税減税に使われていると語り、消費税一〇%中止へ日本共産党の躍進を訴えました。岡田教夫党地区委員長は「お知り合いの方に日本共産党と金田峰生さんへのご支持を広げて下さい」など「折り入って」のお願いを行いました。
吉田よし子南あわじ市議が金田候補の紹介を行った後、金田峰生氏は最初に、参議院選挙の政見放送に手話通訳をつけるべきだと総務省に申し入れを行ってきたが、今回から実現することになったことを紹介しました。
金田候補は、消費税増税中止とともに、「くらしに希望を 三つのプラン」について縦横に語りました。また憲法九条を守るとともに北東アジア平和協力構想について述べました。
金田氏は、日米FTAにより食料自給率が四割から一三%まで落ちこむことが予想され、外国頼みになる農業から、国の基幹産業にした「当たり前の国づくりを」と語りました。
金田候補は、「日本共産党の議席を伸ばせば政治は変わります。平和と暮らしの願いを日本共産党へ」「憲法を守り、願いをまっすぐ実現する政治実現へ、金田峰生を国会へ送って下さい」と述べ、命と尊厳を守る、国民が主人公の新しい政治実現に頑張り抜きたいと語りました。
―岡田教夫(党淡路地区委員長)

(兵庫民報2019年6月30日付)

宝塚市後援会決起のつどい:一気に宣伝・支持拡大の大波を


宝塚市日本共産党後援会は二十一日、決起のつどいを行いました。
杉島幸生後援会長は「わくわくする選挙。野党が三十六議席を超えれば自公・維新が三分の二をとることができない。改憲を阻止できる。家族友人知り合いに〝比例は共産党、選挙区は金田峰生〟と声をかけ前進しよう」と挨拶しました。
村上亮三党県書記長が報告し、「野党共闘がすすみ、三十二の一人区すべてで候補者が決まった。安倍支持は〝他に代わるところがないから〟との理由。安倍首相の人柄・政策をよしとしているわけではない。野党共闘の中軸である共産党の姿を伝え、大躍進しよう」と強調しました。
年金問題で小池晃書記局長の国会討論の録画へのアクセスが三百十万件を超えたこと、神戸での学生向け宣伝では学費値下げ政策にたくさんの共感を得たことなどを紹介し、前進の可能性があるのに、今までの活動をみると「比例でも選挙区でも現有議席を後退させる危険がある」(中央委員会)現状を直視して、「必勝作戦に今日から猛奮闘を」と訴えました。
*
中山五月台後援会と良元・小林後援会が、「集い」の開催、担い手を広げる活動を報告しました。ねりき恵子県議が県議会で自民党が議席を減らしたことを、となき正勝市議が市議会での四名当選は委員会の役員選出でも力を発揮していると報告し、それぞれ選挙必勝への決意を表明しました。
大庭弘義副会長は閉会挨拶で「右翼ジャーナリズムの本が出回っている。戦争に向かう思想だ。〝憲法守れ〟の運動が大事。参院選で共産党勝利を」と呼びかけました。
金田峰生予定候補の「死力を尽くして奮闘する」とのメッセージが紹介されました。
参加者は「このつどいを跳躍台として選挙勝利へ」の意思を固め合いました。
―勝部昭義(宝塚市日本共産党後援会事務局)

(兵庫民報2019年6月30日付)

改憲と増税許さない山場:日本共産党業者後援会が各ブロックで決起集会 


参議院選挙公示が目前となる中、日本共産党兵庫県業者後援会は、改憲と増税を許さないたたかいの大きな山場となる参議院選挙を中小業者の要求を掲げ全力でたたかおうと、阪神(写真)、神戸、東西播のブロック決起集会を開催。金田予定候補の決意表明、共産党兵庫県委員会からの情勢報告、県業者後援会からの行動提起を受け、各業者後援会からの熱のこもった発言が相次ぎました。
「国保値上げや働き方改革など、このまま商売を続けていけるのか不安が広がる中、政治を変えようと構成員に訴えていきたい」(伊丹)
「参院選は絶対に勝たなあかん。『消費税増税中止、くらしに希望を 三つの提案』は財源も書かれ、わかりやすく街頭でも話ができる」(西宮)
「地域の後援会と一緒に駅頭宣伝をしているが、おにぎりビラの受け取りはすごくいい。一人ひとりに心から共産党への支持を訴える対話活動にがんばりたい」(芦屋)
「市長選挙と参院選が同日選挙。消費税増税阻止や国保の値下げなど中小業者の要求をかなえる選挙にしたい」(三田)
「県業者後援会から提起された七月四日までの構成員八〇%対話をめざし、すぐに活動を強化していきたい」(尼崎)
「市長選・地方選では悔しい思いをしたが、それを反省材料にして対話を進めたい。共闘の広がりの中でも共産党が伸びないとだめだ。支持拡大で突き抜けたい」(明石)
「日常活動の中で、政治や選挙の話をしながら進めていこうと考えている。加えて、構成員を訪問して、選挙の対話を広げていきたい」(三木)
「業者は今でも消費税で大きな痛手を受けている。『平成の大ウソつき』、『そんたく政治』許せない。まず自分が家族、近所、町内に支持拡大を訴えて行きたい」(高砂)
「地方選の勝利は自信になっているので、再度点火してたたかい抜きたい。業者は景気回復の願いとは、政治は逆行していることを構成員対話で話題にしたい」(姫路)
「ビラまきや構成員対話など、出足早く動いている。『税金の集め方、使い方』の話、年金問題への怒りも大いに共有して、構成員対話をしていきたい」(揖竜宍粟)
「消費税増税絶対反対を軸に野党共通政策を対話していきたい。若い人は『選挙に行ったことがない』人が多いので共産党の政策を丁寧に話していくことが大事」(相生)
「対話では、『消費税を上げられると商売できない』と言う声ばかりだが、『保育料などを無償にしてくれるなら仕方ない』と言う声もある。『消費税で社会保障はよくなっていない』ことを強調した対話が必要」(加古川・加古)
―田中邦夫(同後援会)

(兵庫民報2019年6月30日付)

参院選比例代表予定候補 大野聖美さん「女性・子育て世代の願いかなえる日本共産党を」


この度、参院選比例予定候補として活動することになりました、大野聖美(さとみ)です。
私が初めて出た選挙は、神戸市議補欠選挙でした。次は統一地方選挙で県議選に、そして今回の参議院選挙で三度目の挑戦となります。
まさか、自分が国政選挙に出ることになるとは、夢にも思っていなかったし、私を知っている人もそうでしょう。それほど、ビックリなできごとです。
今度の参議院選挙は、国会や地方議会の選挙で男女の候補者数をできるだけ均等にすることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」が成立されて初めての選挙です。
これまで挑戦した市議補選も県議選も選挙区で私が唯一の女性候補でした。男性が多い議会で、果たして女性が抱える悩みは議論されているのだろうか。どうやって解決されるのか…とずっと疑問に思っていました。
私はこれまで、たくさんの女性の声や子育て世代の声を聞いてきました。みなさんの切実な願いを政治に届けるには、やはり女性である自分が選挙に出ることだと思い、今回比例候補として選挙に出る決意をしました。
いま、五歳の子どもが一人いて、色々と困難なことも多く、周りの皆さんにご迷惑をかけてしまうこともあるかと思います。
しかし、与えられたチャンスを精一杯生かして、明るい未来を迎えられるよう、参議院選挙で、日本共産党躍進を目指し、金田峰生さん勝利のために全力で頑張りたいと思います。
皆さん、共に頑張りましょう!

(兵庫民報2019年6月30日付)

中央区革新懇が総会:生活向上・民主主義・平和の「三つの共同目標」掲げる政治勢力の躍進を

神戸・中央区革新懇は六月十五日、神戸民商会館で総会を開き、活気にあふれる討論が交わされました。
目前に迫った参院選挙では、生活向上・民主主義・平和の「三つの共同目標」を掲げる政治勢力の躍進のためにたたかおうと、力強く提起されました。
討論では、業者から消費税増税ストップ、女性分野から活動の紹介、労働分野から最賃引き上げの取り組み、港湾労働者から平和のたたかい――についての発言の他、「九条守れ・改憲阻止」「安心して住み続けられるまちづくり」などの発言がありました。
*
全国総会の報告と今秋、神戸で開催される全国交流会についての訴えを宮田静則兵庫革新懇事務局長が行いました。全国交流会は二千人規模、地元兵庫県から千五百人以上の参加者を組織しようとの呼びかけに、総会参加者から驚きと共感の声が入り交じりました。中央区革新懇として百人以上参加することを確認しました。
「全国革新懇ニュース」の普及については百部に到達させること(現在六十五部)を確認、二十人の世話人を選出し、二〇二〇年秋に迎える結成三十五周年を胸を張って迎えよう(記念誌を発行する予定)と決意を固めあいました。
―漁島国弘(同革新懇事務局長)

(兵庫民報2019年6月30日付)

県議会で入江次郎県議が一般質問:兵庫経済つぶす消費税増税中止を求めよ、「行革」・開発の県政戦略の転換を


六月十三日~二十五日まで、改選後初となる兵庫県議会が開かれました。
二十一日には、日本共産党の入江次郎県議が、一般質問を行いました。

増税推進の立場示す井戸知事

入江議員は、十月から予定されている消費税一〇%への増税に対し、「県内上場七十九社の一八年度決算で、約六割が減益・赤字になり、製造業を中心に中国の景気減速の影響が表れ始めている」「兵庫の経済をつぶし、国民の暮らしを壊す消費税増税中止を国に働きかけるべきだ」と井戸敏三知事に求めました。
井戸知事は、「前回は、五%から八%へと六〇ポイントの増、今回は、八%から一〇%へ二〇ポイント増であるので、負担増加率は前回と比べても小さい。今回の増税は、社会保障や保育無償化等の財源となるもの。ポイント還元等の景気対策が示され、財源構造の安定化のために必要」と増税推進の立場を鮮明にしました。

県庁舎など再整備の再検討を

七百億円かけて行うとしている兵庫県庁舎等再整備計画に対し、入江議員は、「県『行革』で福祉を削る中、庁舎再整備は、コストをかけず華美にならないようにすべき」「庁舎敷地の一部をラグジュアリーホテル誘致など民間提供するのは住民福祉向上のための県行政とは相いれない」「長く県民に親しまれた県民会館は、民間施設と複合化するのではなく、今より使いやすく整備するべきだ」とのべ、再検討を主張しました。
井戸知事は、これから基本計画において具体化するとしたうえで、コスト縮減や、県民会館のあり方などは検討していくと述べました。
入江議員は、県の地域創生戦略について、東京一極集中是正、人口減対策として全国総合開発計画をふまえて全国第二位にまで高速道路を建設し、工場誘致をすすめてきたが、兵庫県の人口減少はワーストクラスで効果が見られないと指摘。戦略の転換が必要だとしました。
さらに入江議員は、地域医療構想によるベッド数削減をやめ、必要なベッド数確保、在宅医療体制の充実、学校給食の無償化などを求めました。

オスプレイ飛行情報をウェブに

入江議員は、一般質問で、四月一日に伊丹空港に緊急着陸をしたオスプレイについて、四月に県議団として申し入れを行ったことなども踏まえ、あらためて「危険なオスプレイの飛行中止とともに、緊急着陸の原因などを明確にさせること、オスプレイの飛行情報などをつかみ、すぐに県民に知らせること」などを要請しました。
県当局は、この中の飛行情報について、「五月からウェブサイトで公開するようにした」と答弁。わが党の申し入れ内容が、一部実現しました。

(兵庫民報2019年6月30日付)

日本共産党兵庫県議団提案の「LGBT/SOGIに関する差別のない社会環境整備を求める」意見書を全会一致採択

六月議会で、日本共産党が提案した、「LGBT/SOGIに関する差別のない社会環境整備を求める」意見書が全会一致で採択しました。(SO=Sexual Orientation 性的指向、GI=Gender Identity 性自認)
政務調査会長会の中では、「SOGIに対する差別もあるのか」などの意見もだされましたが、実例なども示して説明。意見書には「国におかれては、社会全体が性のあり方の多様性を受け入れていくことを目指して、LGBT/SOGIに関する広く正しい理解の増進や差別解消を目的とした環境整備を行うように強く要望する」と明記されました。
共産党が提案した「コンビニ業界の健全な発展をはかるためのコンビニ・フランチャイズ法の制定を求める」意見書案に対しては、自民党と公明党が、「自由な経済活動を阻害する恐れがある」「コンビニ各社において二十四時間営業の見直しなどを動きも始まっており、推移を見守るべき。コンビニ本部と加盟店双方の経済的自由の問題があるため、法で規制することは慎重であるべき」などの理由から反対し、不採択となりました。

(兵庫民報2019年6月30日付)

あったか神戸が「都市空間向上計画」緊急学習会を7月2日開催予定

地域切り捨てストップの声を――7月2日18時30分、新長田勤労市民センター


神戸市はこのほど、安倍政権が進める地域切り捨て政策(立地適正化改革)神戸版「都市空間向上計画」の素案を公表しました。この案では、「山麓・郊外居住区域」と名付け、垂水区や西区の市街地の大半を切り捨て、神戸市自ら開発した団地(渦森、鶴甲、ひよどり、須磨ニュータウン、西神中央)などにたいする責任を放棄しようとしています。その一方で、三宮都心部や利用者の多い駅周辺を「駅周辺居住区域」として区役所や基幹病院を集約して人口を誘導するとしています。
神戸市は七月八日から地域説明会・相談会を開催、九日から八月八日の期間で市民意見募集を行います。
これに対し、市民にあたたかい神戸をつくる会は、地域切り捨てを許さない広範な共同をつくろうと七月二日に「緊急学習会」を開催します(十八時三十分から新長田勤労市民センター大会議室)。この計画の問題点と切り捨てられようとしている地域の詳細について日本共産党神戸市議が報告。市の説明会・相談会や市民意見募集で地域・草の根から声をあげ、計画をストップさせたいとしています。

(兵庫民報2019年6月30日付)

神戸製鋼所株主総会会場前で「石炭をやめて自然エネルギーを」神戸の石炭火力発電を考える会が宣伝


神戸の石炭火力発電を考える会は六月二十日、「神鋼株主に市民の声を届けよう!」神戸製鋼所 株主総会会場前アクションを、ポートライナー市民広場駅頭で行いました。
「NO COAL GO RENEWABLE 石炭をやめて自然のエネルギーをえらぼう」の横断幕とペナントを掲げ、石炭火力発電についての「事業リスクレポート」を会場に向かう株主や通りすがりの市民に配りました。
「事業リスクレポート」には、▽環境影響が大きい石炭火力発電所建設を認めることはできないと市民が民事・行政訴訟を起こしていること▽環境相も「環境保全面からは極めて高い事業リスクを伴うものである」と指摘していること▽ダイベストメント(投資撤収)の対象となりうることなどを挙げ、①神戸発電所三、四号機の建設を見直すこと(石炭火力発電をとりまく事業環境は大きく変化しており事業の中止を)②パリ協定の目標達成のため、事業全体を見直すこと(石炭火力発電だけでなく高炉製鉄での石炭利用も問題であり、再生可能エネルギー利用など事業の方向性を検討すること)―を株主から提案してほしいと呼びけています。
総会では、地球温暖化や投資撤収などのリスクについて指摘する発言もあったと報じられています。

(兵庫民報2019年6月30日付)

関電株主総会:脱原発、地球温暖化対策、役員報酬など株主からの提案や質問に真摯に答えない関電

――伊藤善次(電力兵庫の会)


G20の関係で一週間早く関電の株主総会が大阪国際交流センターで六月二十一日開かれました。
大山の火山灰問題や対テロ対策の遅れによる若狭湾の原発停止が避けられないこともあり、マスコミも注目の中で開かれました。
関電の会社事業報告に続いて質問に対する関電の回答がありました。
その後、二〇二〇年四月に行われる「発送電分離」などの会社提案に続いてNPO法人「エネルギー未来を考える市民株主と仲間の会」「脱原発の会」や大株主の大阪市、京都市などからの議案提案が行われました。
大株主である大阪市、京都市は共同提案で原発からの脱却と再生エネルギーへの転換を迫りました。会場からも多くの株主が同様の提案をしました。
会場からは「西淀川の鉄塔撤去工事で大切な樹木を住民に説明もなく伐採した」「電柱建設問題で苦しんでいる」などの発言がありましたが、関電は「個別の案件には回答しない」との姿勢に終始しました。また「福島原発事故の国内難民問題に真摯に取り組め」との指摘にも「原発は安全」と述べ難民のことには触れようとしませんでした。
昨年導入された役員への「株式報酬制度」は役員にどのように支払われたのか、また役員の報酬を個別に開示せよとの質問にもまともに答えようとはせず、話し合いの場を設けるよう要求しても一切答えようとしない関電に大きなブーイングが沸き起こりました。
注目の原発問題では「エネルギーベストミックス」の観点から粛々と進めるとの回答に終始し、対テロ対策の遅れや火山灰問題について一言の謝罪もなく、関電は政府のエネルギー基本計画にのっとって原発推進を進める考えを示しました。
喫緊の課題である地球温暖化問題では十分な対策を示すことができませんでした。
質問にもまともに答えない関電に対する怒りがさらに大きくなった約四時間にわたる株主総会でした。

(兵庫民報2019年6月30日付)

日付順目次