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2019年5月19日日曜日

県民の願いを省庁へ(上)

――金田峰生氏と日本共産党県・市議団が省庁要請


五月十三・十四日、金田峰生日本共産党国会議員団兵庫事務所長、党県議団、姫路・伊丹の市議団などが上京し、省庁要請・聞き取りを行いました。山下よしき、大門みきし参院議員、こくた恵二、清水ただし衆院議員が同席しました。

防衛省:オスプレイ配備撤回を

防衛省には、四月一日にオスプレイが大阪国際空港に緊急着陸した問題で、オスプレイの飛行中止・配備撤回、緊急着陸への具体的原因と対処内容を日本政府の責任で確認できるまで離陸・飛行認をめないことなどを申し入れました。
県議らは「緊急着陸とともに、この間、三田や氷ノ山など県内でもオスプレイ飛行が目撃されている。危険なオスプレイを県内の上空に飛ばさせることは認められない」と指摘しました。
緊急着陸したオスプレイが翌日には、点検を終え、〝安全が確認されて出立した〟とする防衛省の担当者に対し、金田氏は「確認と言っても、二十メートル程度離れたところからの目視と聞いている。とても安全を確認したとはいえない。緊急着陸にした原因もいまだ不明瞭なもとで、出立させるべきではないし、このまま、オスプレイを飛行させるわけにはいかない」と主張しました。
同席した山下氏は、「何かあるたびに、注意をうながしたというだけでは、何ら改善されず、事故が繰り返されているし、目撃などもさらに広がっている。言うだけで全部アメリカまかせ。これ以上こういう状況が続くのは我慢ならない。オスプレイ配備は撤回させるしかない」と強く求めました。

厚生労働省:補聴器購入補助制度を

厚生労働省には、加齢性難聴者への補聴器購入補助制度の創設を求めました。
この問題は、日本共産党県議団の提案により昨年十二月、兵庫県議会で全会一致で意見書を採択。三月には、大門氏が国会でもとりあげました。
要請に対し、厚労省担当者は「現在、難聴が認知症の危険因子となり、補聴器が、認知症の予防効果があるかどうか、研究を開始している」と答えました。
県議らから、「非常に要望が強く、障害者団体などからも意見書採択が喜ばれた」「ひきこもりがちの高齢のご夫婦などから相談会で相談が寄せられる」「研究会を立ち上げたということであれば、ぜひ前向きな制度設計につなげてほしい」と要望しました。
金田氏は、「私の母も、難聴で『好きなテレビが見られない』という。聞こえを補う補聴器は、心の健康を保ち、人間が人間らしく生きていくために必要。早急に具体化していただきたい」と要請しました。
大門氏は「安倍内閣が、高齢者の社会的参加を求めているときに、雇用、労働において耳は決定的だと思う。麻生財務大臣は『厚労省から何も提案がない』といっている。加齢性難聴者対策を、厚労省が提起することは大事な課題だ」と述べました。
これに対し担当者は、「いまは、子どもの難聴に対する対応が中心になっているが、難聴者全体でどうするか、省内でも検討が必要と考えている」と答えました。

内閣府:被災者支援拡充を

内閣府に対しては、被災者支援の拡充を求めました。
昨年の台風21号などの被害について県議らは、「床上浸水して畳の入れ替え、ガスコンロの買い替えなどで八十万円かかったけど、損壊割合が満たさず、県の制度も適用されなかったのが実態」「床下浸水でも、室外機が壊れ、掃除などで五十万円もかかったが、何の補償もなかった」「被災者の多くは年金二人暮らし」など実態を紹介し、被災者生活再建支援制度の適用範囲を、一部損壊、床上・床下浸水まで拡大することを求めました。
内閣府担当者は、「全国知事会からも、半壊までは支援対象にすべきとの提言をうけ、検討するための調査をはじめている。大きな被害は国で、一部損壊などは、地方自治体が支援というようなあり方が必要ではと考えている」となどと回答しました。
金田氏は、「被災判定と被害額は、必ずしも比例していない。一部損壊、床上、床下含め、国が責任もちつつ、各自治体と協力して対応する姿勢が必要ではないか」と指摘しました。
山下氏は、「検討開始したといっても、どういうスケジュールですすめるのか。今日の話でもあったように、一部損壊であっても、高齢世帯などで大変な状況におかれていることが浮き彫りになった。そこも視野に入れて、検討すべきだ」と重ねて求めました。

(兵庫民報2019年5月19日付)

西宮市:ひぐち光冬「要求実現に全力投球!」

がんばります! 日本共産党の新人議員


この度、西宮市議会議員選挙で初当選させていただきました、ひぐち光冬(35歳)です。
私は前市議の上田さち子さんの後継者として今回の選挙戦に臨み、その戦いの中で上田さんはじめ、支部や支援者の皆さんが自分のできることを精一杯やってくださいました。そんなみなさんのおかげで見事バトンタッチを成功させることができて、本当に感無量です。
私はこのみんなで勝ち取った勝利に感動すると同時に、共産党の支え合う姿に〝日本の未来〟を見た気がしました。まさにこの共産党のあり方こそが、今の日本に求められているものではないかと…。
というのも、今の安倍自公政権や維新は「生産性(儲け)」を優先させる政党であり、したがって彼らのつくる社会の下では「生産性のない人=価値がない」となり、どんどん排除されていく傾向にあります。
しかし、生産性だけで人間の価値を量るなんてそもそも間違っているし、生産性があろうがなかろうが一人ひとりの人間を尊重するのが人類の進むべき道のはずです。
そういう意味で今回の選挙では、その本来あるべき姿が実践されていたように思うのです。例えば、あまり動けない人を排除してしまうのではなく、ビラ折りや電話かけなどで活躍してもらいました。まさに〝全員野球〟で戦ったのです。この姿こそが今の日本に求められているものであり、世界中に拡げていくべき姿ではないでしょうか。
これから議員として、この〝共産党の姿〟を広めるべく奮闘してきたいと思います。
(西宮市議の任期は6月11日から)

(兵庫民報2019年5月19日付)

芦屋市:川島あゆみ「芦屋浜40年の議席のバトン」

がんばります! 日本共産党の新人議員

左から川島さん、森市議、田中元市議
四月二十一日の統一地方選挙で、芦屋市議会議員に初当選した川島あゆみです。現職の森しずか市議からのバトンタッチを無事に果たせた事が、何よりの大きな喜びです。
私が生活相談等を担当するエリアは芦屋浜・南芦屋浜が中心です。

あゆみ橋を渡って芦屋浜から南芦屋浜へ

特に芦屋浜は街開きから四十年を迎えていますが、それまでに田中えみこ元市議(七期二十八年)、森しずか市議(三期十二年)がしっかりと日本共産党の議席を守ってきた地域です。私がまさかその三代目になるとは思ってもみませんでした。
ちなみに選挙中は「母、娘、孫です(笑)」を何度も口にし、女性が三代続くということを地域の皆さんにPRしました。
さて、私自身は石川県出身で、学生時代を三重で過ごしました。大学の研究で芦屋浜の高層住宅と縁があり、芦屋市役所ヘ建築職として入庁。去年の十二月末までは都市計画課等で勤務しました。
芦屋が地元でもなく、約三カ月という短い準備期間、しかも選挙本番は表事務所無しという厳しい条件の中でたたかうことに。森議員と相談し「表事務所が無いなら、選挙カーは目立つ場所に置こう」などと工夫をしました。支部の皆さんと力を合わせ、また党以外の方も応援に駆けつけて下さるなど、苦しい中でも、力を与えられた選挙戦でした。
芦屋市はイメージ通り富裕層の多い地域だと思います。私も以前の仕事を通して「お金がある所にはあるんだ」と感じることが何度もありました。
しかし一方で、高齢化も進み、芦屋市内でも少ない年金で生活されている方が多くいらっしゃいます。地域をまわって、特に阪神・淡路大震災で復興住宅に移られた方が高齢化していると感じました。
行政はいま、地域のブランド化や駅前再開発、屋外広告物条例など、目に見える施策に力を入れています。一方で、本当に困っている人の立場に立てているのかと疑問に思うこともありました。
やはり今の芦屋市議会には、日本共産党の三議席が必要です。
これから四年間、初心を忘れずに頑張ります!

(芦屋市議の任期は6月11日から)

(兵庫民報2019年5月19日付)

党兵庫県文化後援会が学習会:統一地方選挙の教訓生かし参院選の勝利を


「統一地方選挙の結果と参院選について」をテーマにした兵庫県文化後援会の学習講演会を五月十二日、神戸市の兵庫勤労市民センターで開催しました。
段野太一文化後援会会長の挨拶に続いて、金田峰生参院選挙区予定候補者が挨拶し、安倍政権は憲法九条の改悪を日程にのぼせようとしているが憲法は九条だけでなく二十五条の「文化的生活の保障」を維持し発展させることが重要であることを指摘、文化を重視している日本共産党の勝利躍進を訴えました。
「統一地方選挙の結果と参院選挙について」は党県委員会の小林明男常任委員が報告を行いました。
小林氏は当日開催された日本共産党第六回中央委員会総会への志位和夫委員長の報告の骨子を紹介しながら、兵庫県内の統一地方選挙の結果について豊富な経験と事例に基づいて解明し、議席の面では一部後退という残念な結果もあるが学ぶべき多くの教訓があるとして、政治論戦の内容や組織活動の経験、教訓を報告しました。
野党共闘の前進と日本共産党の勝利躍進を同時にやり遂げるためには知恵と力が必要であり、参院選の勝利をめざし、地域職場で奮闘していくことの重要性を訴えました。
討論では、維新の党の評価や議席を減らした選挙区などについて、他党の動向や有権者の意識変化などよく見て、教訓を生かすことが大切ではないか、などが話し合われ、参加者からは「情勢の捉え方がよくわかった」「楽しかった」などの感想が寄せられました。
―堤隆二(同後援会)

(兵庫民報2019年5月19日付)

3000万署名・須磨が学習会:憲法の命運左右する参院選、野党共闘勝利で改憲阻止を


「安倍9条改憲NO!3000万署名・須磨」は、神戸大学名誉教授の二宮厚美さんを講師に招き、学習会を五月十一日、新長田勤労市民センターで開きました。
二宮さんは、安倍改憲ノーの運動に勝算あり、今は九回裏にさしかかって八対二で護憲派が上回り、勝利目前だと述べた上で、しかし、安倍政権は次の参議院選挙で勝ち、二〇二一年に延ばしてでも改憲を実現したいとの強い執念をもっていると指摘。三千万署名による改憲阻止の勢力が改憲スケジュールを遅らせており、参院選で全国三十二の一人区で野党の統一候補を出せば、改憲勢力に参院三分の二を占めさせることを許さず、改憲発議を阻止できる……と、七月の参院選が憲法の命運を左右し、野党共闘の重要性を強調しました。
―三好正子(「安倍9条改憲NO!3000万署名・須磨」代表)

(兵庫民報2019年5月19日付)

「10月消費税10%ストップ!兵庫県ネットワーク」学習会:増税中止要求に勝算あり

十月の消費税増税阻止に向け運動の契機としようと、「十月消費税一〇%ストップ!兵庫県ネットワーク」は五月九日に神戸市内で学習会を開催。「消費増税中止要求に勝算あり!」と題して神戸大学名誉教授の二宮厚美さんが講演し、医師・歯科医師、市民など約百人が参加しました。
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二宮さんは、七月の参議院選挙で野党が一人区で共闘する構えのなか、消費税増税が争点になれば、政権にとって非常に厳しいと見て、安倍政権は世論を伺っている状態であるとしました。
消費税について最低生活費非課税原則を侵害する憲法違反の税制であり、そもそも認められないと断じました。増税対策についても、政府は増収額五・八兆円を上回る六兆円をつぎ込んでいるが、実質消費税率の複雑化で混乱が予想され、さらにキャッシュレス決済が求められることやインボイス導入により、中小事業者の営業を脅かすと問題点を指摘しました。
消費税増税を中止するには、七月の参議院選挙に向けて、普段新聞などに触れることが少ない若い世代に、きょう学んだような消費税の問題点を発信するなど、安倍改憲ノー・消費税増税中止で一致していくこと、安倍政権の補完勢力である維新の正体を広く知らしめることが重要だと訴えました。
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加盟団体から、兵庫県農民運動連合会の田中信一郎事務局長、兵庫県労働組合総連合の土井直樹事務局、兵庫県商工団体連合会の村上健次副会長、兵庫県保険医協会の川西敏雄副理事長が発言し、増税で生活・営業が脅かされると、消費税増税の中止を口々に求めましたた。
兵庫県保険医協会の西山裕康理事長が開会挨拶。
日本共産党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生氏と立憲民主党の桜井周衆議院議員(秘書)が参加し、新社会党の粟原富夫神戸市会議員がメッセージを寄せました。
今後の行動提起として、新日本婦人の会兵庫県本部の岸本友代会長が、毎月第四土曜日に行う街頭宣伝への参加やSNSを使った情報発信を行うことなどを呼びかけました。
―前川蛍(兵庫県保険医協会)

(兵庫民報2019年5月19日付)

兵庫県原水協が総会と記念講演

草の根の運動と政治変える運動が重要

兵庫県原水協は二〇一九年度第一回理事会(総会)と記念講演を五月十一日、神戸市内で開催しました。
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午前に、今年の四月二十九日から五月十日までニューヨークで行われたNPT再検討会議の第三回準備委員会に参加した川田忠明日本原水協全国担当常任理事が「被爆七十五年・NPT再検討会議へ運動の展望と課題―再検討会議第三回準備委員会をうけて」と題して記念講演し、TPNW(核兵器禁止条約)をめぐる情勢を詳しく解明しました。
―核兵器保有国とその同盟国が強く反発・干渉する中で、条約の批准は二十三カ国(発効は五十カ国)に達した。二〇一八年に行われた国連総会では、「核軍縮のための条件づくりが先だ」という米英仏中ロが共同声明を出したのに反して、「TPNWへの署名・批准を訴える決議」が五十三カ国の共同提案で賛成百二十二、反対四十一、棄権十六で採択された。
―TPNWを焦点にしたくない五大国とNPTの補完の役割を積極的に認める非保有国との激しい論戦を経て、保有国に軍縮をせまる国際社会の多数の声が議長勧告に反映された。
―朝鮮半島情勢の変化などに、大きな可能性への戸口がある―などを報告。川田氏は、核兵器の非人道性の告発と核兵器廃絶の世論をひろげるために、被爆者国際署名など草の根の運動と核保有国と同盟国の政治を変える運動、とりわけ日本の運動の重要な役割を強調しました。
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昼食休憩の後、第一回理事会(総会)が行われました。
和田進代表理事の開会挨拶と黙禱の後、梶本修史事務局長から「二〇一八年度の運動経過と二〇一九年度運動方針案」「県原水協会則改定案」が提案され、討論に入りました。
▽被団協と一緒に団体申し入れをして、教職員組合(連合)から九百五十五筆の署名がおくられてくるなど、三年で六千四百筆、人口比率でいうと一番多い。全市議が署名した(芦屋原水協)、▽独自ののぼりやパッチワーク・刺し子など署名行動を工夫(灘区)▽首長署名に努力(高砂市長がまだ)、地域の行事で三桁の署名を集めた(加印)▽医生協中心に世界大会への参加にこだわっている(尼崎)▽六四年から毎月六・九にこだわってきた。ピースフェスタを十五回開催、新社会党なども一緒にやってきた。必ず被爆者体験を語ることをお願いし、原爆展もしてきた(明石)▽洲本と南あわじの市長がまだしていないが働きかけている(淡路)▽篠山で原水協を結成へ。丹波市で「国への意見書」が九対十で否決されたが引き続き出す予定(丹波)▽兵庫労連では新しく専従になった二十代後半の若い世代が発言しました。
最後に事務局長からまとめの発言が行われ、原水協運動の三つの目的(核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護連帯)のために、①被爆者国際署名五十五万筆の達成②国民平和大行進の成功③二〇一九年世界大会(長崎)に二百人の代表派遣④非核「神戸方式」を守り全国に広げる⑤ノーモアヒバクシャ訴訟の勝利、被爆者援護連帯⑥原発ゼロ・自然エネルギーへの転換めざすとりくみ⑦憲法改悪に反対し民主主義を守るたたかい⑧二〇二〇年ビキニデーの成功⑨県らしい国際連帯の活動⑩原水協の組織・財政活動の強化――などの提案と財政報告、新役員の提案を拍手で採択。閉会挨拶を津川知久代表理事が行いました。

(兵庫民報2019年5月19日付)

西宮市借上復興住宅追い出し裁判の控訴にあたって

西宮市の借り上げ復興市営住宅シティハイツ西宮北口について、URからの借り上げ期間二十年の満了を理由に入居者に退去を求める市の主張を認めた神戸地裁尼崎支部(河田充規裁判長)の判決に対し、訴えられた入居者七世帯全員が五月八日に控訴しました。これにあたって借上復興住宅弁護団が発表した声明を紹介します。

二〇一九年五月八日 借上復興住宅弁護団弁護団長 佐伯雄三

本日、当弁護団は、本年四月二十四日に神戸市地方裁判所尼崎支部第二民事部(河田充規裁判長)が言い渡した西宮市の借上げ復興住宅である「シティハイツ西宮北口」の入居者全員に退去を求める判決に対し、控訴した。
本件訴訟は、一九九五年の阪神・淡路大震災で住宅を失った被災者に対し、西宮市がURから集合住宅を借り上げ、入居を決定した際に、借上期間や明渡しの必要があることを説明せず、復興住宅として入居事業を推進したにもかかわらず、入居者に対し、一律に退去を求め、提訴した事件である。
先日の判決は、公営住宅の入居者は、入居の際にあずかり知らなかった契約条件が、入居後に設定されたとしても従わなければならないなどとしている点で、公営住宅法の解釈を誤っただけではなく、不当に公営住宅に入居する者を差別した点で極めて問題がある。また、入居申込案内書というパンフレットに「借上期間について記載があった」と指摘しているが、当時のパンフレットには、入居者の借上期間満了時の明渡し義務について明記されておらず、借上期間を確認すれば、入居者が借上期間満了時の転居を予測できたという結論は全く承服できない。
阪神・淡路大震災の当時、入居者らは、車中生活や避難所などでの生活を余儀なくされていた。また、借上げ復興住宅とは、阪神・淡路大震災において初めて導入したものであり、当時の被災者らからすれば、西宮市職員から丁寧に説明されなければ、期限付きの復興住宅があろうことなど夢にも思わなかったのである。そのような入居者らが、避難所などで復興住宅の間取り部分以外の入居申込案内書の全ページをくまなく精読し、借上期間があるとの記載から借上期間満了時の転居義務を法律家と同じように容易に想像できたと三名の裁判官が考えられたのであれば、それはあまりにも、当時の震災の実態を知らないものと言わざるを得ず、当時の状況について思いを致さなかった点については猛省を促したい。
本件は、単なる公営住宅の退去の是非を超えて、入居者らの転居時の健康リスクやわが国の今後の復興住宅の在り方など極めて重要な問題を抱えている。さらに、同種の訴訟が、本件とは別に、現在、大阪高裁に三事件、神戸地裁本庁に四件、係属している。
弁護団は、「健康で文化的な生活」を守るために公営住宅があり、借上復興住宅の継続入居を認めることこそが、すべての市民が被災した際の「健康で文化的な生活」を守る闘いであることを深く自覚し、引き続き全力で闘う次第である。

(兵庫民報2019年5月19日付)

淡路島出身・島田邦二郎の「自由民権」憲法構想を学ぶ

治安維持法国賠同盟淡路支部結成準備会など


治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟・淡路学習講演会が十一日、洲本市総合福祉会館で行われ、用意していた資料がなくなる五十人以上の参加者がありました。
同淡路支部結成準備会と大阪民衆史研究会の共催で行われた講演会は、「淡路島出身・島田邦二郎の『自由民権』の憲法構想を学び顕彰する集い」として行われました。
映画監督で南あわじ市出身・大阪民衆史研究会会員の島田耕さんは、淡路島とのかかわりや、曾祖父の弟である邦二郎について語り、「淡路島での縁を感じる」と講演会開催へのお礼を述べました。
高島千代・関西学院大学法学部教授は、島田邦二郎の経歴や、論考「立憲政体改革の急務」の内容を紹介し、自由民権運動の思想的エッセンスを引き継ぎ、「どう立ち向かうのか考える」ことが必要なこと、「先人たちがいたことにもっと誇りを」と語りました。
田中隆夫・国賠同盟県本部役員は、過去の戦争の実態や、なぜ戦争を始めたのか、たたかいの歴史に学び、希望を語ることが重要であると述べました。
片岡ただし洲本市議が主催者を代表して挨拶を行い、えびす智彦市議は南あわじ市議会での「治安維持法犠牲者国家賠償法の制定を求める意見書」が採択されたことを報告しました。
同淡路支部結成準備会は今年八月に結成総会を行う予定です。
―岡田教夫(党淡路地区委員長)

(兵庫民報2019年5月19日付)

兵庫県AALA連帯委員会総会:中国の「いま」を考える

安井三吉神大名誉教授が講演


兵庫県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会は五月十二日、神戸市内で総会と「中国の『いま』を考える」学習講演会を開催。七十人が参加しました。
講師の安井三吉神戸大学名誉教授は、日本人の中国観の重層性にも触れながら中国の近現代史を説明。二〇二一年に迎える中国共産党創立百周年、二〇四九年の中華人民共和国建国百周年という「二つの百年」に向けた「中国の夢」などについて解説し、アメリカに対抗して「強国」をめざす中国の世界観やグローバル構想などを明らかにしました。
参加者からは「今回初めて歴史的にも詳しく学べて面白かった」「尖閣諸島の問題では、琉球王国を日本の領土にしたことは知っていたが、中国(清)と日本との間での取り決めなど知らなかったので驚いた」「中国問題についての学習意欲が高まった」などの感想が出されました。
*
なお、学習講演会に先立って開かれた兵庫県AALA第三十八回定期総会では、この一年間の活動を振り返り、二〇一九年度活動方針を採択。新役員を選出しました。
―井村弘子(同委員会事務局長)

(兵庫民報2019年5月19日付)

科学者会議兵庫支部が総会・フォーラム:福島第一原発事故から8年


日本科学者会議兵庫支部が年次総会と市民フォーラムを五月十一日、神戸市勤労会館で開きました。
フォーラムは「福島原発事故からの八年余を問う」を主題に公開で行われ、後藤隆雄さん(会員・元神戸大学)と原発賠償関西訴訟原告の加藤裕子さんが報告しました。
後藤さんは、チェルノブイリ原発事故(一九八六年)と福島第一原発事故を比較。チェルノブイリ被災者保護法により発生から三十年以上経過した現在も年間五ミリシーベルト以上を義務的移住地域としていることなどと比べ、地域解除を急ぐ日本政府の施策を批判しました。
加藤さんは、福島市では事故発生直後から当時十歳の長女は小学校に登校、自身も水や食料を得るため屋外の長蛇の列に並ぶなどしたことにより被曝。関西へ避難したものの、「避難を選択したのは間違いではなかったか」など悩んだこと、現在も避難元では毎時〇・二〇マイクロシーベルトの放射線量があり、目の前の空き地には袋入りの除染土が山積みにされていること、「避難の権利」「ふつうの暮らしを取り戻す」「安心の未来を紡ぐ」ため訴訟原告となったことなどを報告。
「声を伝える場を継続的につくってほしい」「放射線被害に関心をもってほしい」「無料健診・仕事づくり・安定した住まいを」「全国の原発賠償訴訟の傍聴を」「身近な避難者に手を差し伸べてほしい」と訴えました。
また、自身の経験を日本語、英語、韓国語で訴える本を五月下旬に出版する予定であることも紹介しました。
*
総会では、民主主義の回復、平和と安全な生活、災害復興、原発ゼロ、明日への確かな希望を求める人々の期待にこたえることを念頭におき活動をすすめることなどの方針を決めました。

(兵庫民報2019年5月19日付)

神戸映画サークル協議会6月例会『29歳問題』

すべての世代の観客の心に寄り添う香港からの贈り物


『29歳問題』は、三十歳を目前としたふたりの女性の生活や心の内を描いた作品です。
公開されるやいなや、香港で大ヒットし、その感動は本国のみならず、世界の映画祭で好評を博しました。
二〇〇五年、香港。化粧品会社に勤めるクリスティ。スーツを着てさっそうと歩く姿は、まさに都会のキャリアウーマン。イケメンの恋人がいるし、女子会を楽しむ女友達もいます。
最近、彼女は尊敬する女性社長に仕事ぶりを認められ、昇進が確定。新たなステージにあがろうとします。でも、望んできたはずなのに、なんだか心は憂鬱。
仕事の責任は増して、ストレスはたまる一方だし、認知症の父の事も心配です。最近は彼氏ともすれ違い。
そんな時、自宅のマンションが水漏れになり、パリに旅行するティンロの部屋を間借りすることに。見も知らずの同い年のふたりは、部屋を通じて繋がります。
二十九歳のふたりの女性を通して、人は表面に見えるだけがその人ではないということ、誰もが日々の喜怒哀楽を心に刻みながら、大小様々の決断を繰り返し、人生を生きてゆくという事をやさしく伝えてくれる作品です。
―宮下暢子(神戸映画サークル協議会)

映画『29歳問題』

2017年香港、111分/6月21日(金)①11時②14時③19時/22日(土)①11時②14時③18時/神戸アートビレッジセンター KAVCホール/一般当日1,700円(前売1,300円)、シニア・障がい者・大学生以下1,300円/Tel. 078‐371‐8550

(兵庫民報2019年5月19日付)

観感楽学

原水爆禁止世界大会をニューヨークで開催する――なんとも衝撃的なニュースが飛び込んできた。被爆七十五年の二〇二〇年NPT再検討会議に合わせて行うとのことだ▼今年のビキニデー集会で、米平和運動リーダーのジョセフ・ガーソン氏が構想を語っていた。核兵器禁止条約を採択させた運動を次の段階に進めるために何が必要か?▼日本の世界大会の基本理念―核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯の三目標での共同が原水爆禁止運動を育てた。これを世界の運動の共通認識にすることがカギだと言う▼特にガーソン氏は、被爆者の役割に着目してきた。彼の住むボストンに被爆者を招き、証言を聞いたことがアメリカの運動の質を変えたと言う。阪神・淡路大震災の被災被爆者を慰問し、「被爆したにもかかわらず、平和を訴えることで世界を励ましたように、地震に負けずに立ち上がる姿を見せて世界を励まして」と語りかけた▼核兵器禁止条約には「被爆者にもたらされた容認しがたい苦難と損害に留意」することが明記されている。被爆者の思いに応える世論と運動こそが核兵器禁止から廃絶への次のステージに進む力だということだ。(K)

(兵庫民報2019年5月19日付)

2019年5月12日日曜日

STOP!安倍改憲5・3兵庫憲法集会に9千人

戦争させない、9条壊すな!総がかり行動兵庫実行委員会


憲法記念日の五月三日、「戦争させない、九条壊すな! 5・3兵庫憲法集会」が神戸市中央区の東遊園地で開かれ九千人が芝生広場を埋めました。
集会を呼びかけたのは、兵庫県憲法共同センター、戦争をさせない千人委員会・ひょうご、九条の心ネットワークが共同する「総がかり兵庫県実行委員会」。ことしで三回目の開催となりました。
*
川口さん

集会はラジオパーソナリティの小山乃里子さんの司会で進行。戦争反対・護憲・反原発・沖縄基地建設反対などの運動にとりくむシンガーソングライター・川口真由美さんが開会の前と後に「闇は光に勝てない/うそはまことに勝てない/真実は沈まない/私たち 諦めない」(「真実は沈まない」)などを熱唱し参加者を励ましました。

羽柴弁護士

羽柴修弁護士が主催者挨拶で、「平和が続いてきたのは草の根の運動と憲法九条があったから」「無関心は戦争の最大の友達だ」と指摘し、「九条に何をも付け加えさせない」ため心を込めて訴えようと呼びかけました。

落合さん
ゲストスピーカーとして招かれた作家の落合恵子さんは、改憲をめざし、天皇・改元を利用して国民の意識をコントロールしようしている安倍政権に対し、ほんとうの生きる喜びを得るためには私たちは怒らなくてはだめなのだと指摘。世界を変え、前へ進む道をつくってきたのは市民だったと強調しました。憲法は私たちのホームランドであり誰にも明け渡せないと述べ、集会後、参加者一人ひとりが周りに訴えようと呼びかけました。
集会では、オール沖縄会議からの連帯メッセージが紹介されました。
また、立憲民主党の安田真理さんと日本共産党の金田峰生さんが紹介され、七月の参院選へ向けての決意を表明しました。


集会後、参加者は三コースに別れて元町までパレードを行い、市民に訴えました。

(兵庫民報2019年5月12日付)

第41回憲法を守るはりま集会

時代が求めているのは憲法を活かすこと

第四十一回憲法を守るはりま集会が「時代が求めているのは活憲」を掲げ五月五日、姫路市市民会館で開かれました。


集会は一部で、この集会を通じて生まれた平和を歌う合唱団・希望の合唱と井上ひさし「子どもにつたえる日本国憲法」などのスライドと朗読、二部で伊藤千尋さんの講演「憲法を生かす日本~今の日本を変えるには」が行われました。
松本滋実行委員長が開会挨拶し、発議させない憲法を守るたたかいが、ますます重要だと語りました。

講演する伊藤さん

伊藤さんは、「辺野古や沖縄の住民投票でも若者が動きだし、変わって来ている。市民の運動で政治は変わる」と東欧や韓国の例を紹介。メディアに頼らずネットで拡散する力は高齢者にもあり、楽しく運動し、あきらめないことが大事だと訴えました。
吉田竜一弁護士が閉会挨拶で、まだ関心がないような人たちをいかに結集するか、集会を力にがんばろうと呼びかました。

(兵庫民報2019年5月12日付)

宝塚市議:横田まさのり「誰もが暮らしやすい市政へ全力投球」

がんばります! 日本共産党の新人議員

東阪神メーデー会場で:(左から)となき正勝市議、たぶち静子市議、ねりき恵子県議、横田まさのり市議、田中こう市議

今春行われました宝塚市会議員選挙におきましては、皆様からの多くのご支援、ご支持をいただきまして本当にありがとうございました。
正直、当確ぎりぎりの得票数で、結果が出た深夜、帰宅すると妻は顔面蒼白状態。「もうこんな心臓の悪いことはいやや」と愚痴られました。しかしその後、妻はすぐに続けてこう言いました。「四年後は自分で二千票ぐらいとる気で頑張ってや」。その通りです。当選したこの地点は言うまでもなくゴールではありません。今、私はようやくスタートラインに立たせていただいたわけで、これからがいわば「本番」。そしてこれからの仕事ぶりが全て四年後の選挙にも繋がる、そのことを肝に銘じて市議としての一日一日の仕事を大切に、誠実に行っていきたいと思っています。
これまで私は二十年ほど障がい者福祉の現場で働いてきました。そこで知り合った利用者、またご家族の皆さんからいただいた励ましの言葉を私は忘れることができません。「福祉の現場を知っているのはあんたや。しっかり頑張ってや」。
私は選挙期間中、「障がいのある方が暮らしやすい町は誰もが暮らしやすい町です」と訴えてきました。このたび当選させていただいたおかげでその思いを直接、議会に届けることができます。どうか皆さん、これからも色々、ご意見ご要望お聞かせください。
私、横田まさのり、いよいよ「市政に向けて全力投球」です!

(兵庫民報2019年5月12日付)

播磨町議:野北ともみ「いのち・暮らし第一の播磨町に」

がんばります! 日本共産党の新人議員

田中久子前町議(左)、松岡光子町議(右)とともに訴える野北町議

四月二十一日投票の統一地方選で初当選しました野北ともみです。
二十五年の長きにわたり町議会議員として活動されてきた、田中久子さんから無事バトンを引き継ぐことができ、また、長年守ってきた複数議席を獲得できたことを、まずは喜びたいと思います。
昨年十二月に立候補を決意したときは、同居家族も親戚もなく、それまでほぼ職場と自宅の往復で、近所付き合いもあまりなかった状況での船出でした。そんななか、支持者の方や近隣地域の方々への訪問活動を地道に続け、対話を重ねていくうちに、住民の皆さんの要望が見えてきました。
先輩議員団の活動により、中学校給食の実現や子どもの医療費中学校までの無償化等で、子育て世代のお母さん方からは、子育てし易いとの声が多かった反面、高齢者の方からは高すぎる国保税や町内の交通機関がない等の声が多く聞かれました。
そういった住民の皆さんの声を受け、私は「三つの緊急提案」として、①町政アンケートでも一番要望の多かった、高すぎる国民健康保険税の引き下げ、②町内の交通手段の確保として、実現に至っていないコミュニティバスまたは、高齢の方へのタクシー券の配布、③子育て支援政策として給食費の無償化――の三点を、五日間の短い期間でしたが、特に重点的に街頭で訴えて選挙戦をたたかってきました。結果は、皆さんの応援もあり無事当選を果たすことができましたが、この先、町議会議員としての四年間が本当の勝負だと思っています。
今、勤労統計データの捏造などで明らかになったように、実質賃金や年金収入が下がっている中、食料品等の値上げが相次いでいます。また、十月からの消費税の引き上げや、税金・医療費等の負担が増え続けており、住民のみなさんにご協力いただいた「町政アンケート」にも、暮らしに対する不安が多く寄せられています。
こうした皆さんの声を播磨町政に届け、住民が主人公の立場で、「平和・いのち・暮らし第一の町政」実現のために全力で頑張ってまいります。

(兵庫民報2019年5月12日付)

姫路市議:村原もりやす「生まれ育った姫路に元気な未来を」

がんばります! 日本共産党の新人議員

市民と握手を交わす村原もりやす市議

前回は三十三票差で次点となり悔しい思いをしましたが、日本共産党は十二年ぶりに四議席を獲得し、議案提案権を持つこともできました。本当に多くの皆さんに支持をいただき、お世話になりました。
私は業者の経験、そして姫路民主商工会の局長・専務理事として活動してきて、本当に弱い立場で働いている業者が多くあり、日々悩み、苦しんでいる様子を見てきました。私も業者の時代には誰にも相談できず悩む日々をすごしたときがあります。しかし、民商で相談し、多くの皆さんと関わり合い、助けていただきました。
私の強みを生かし、暮らしや生活を守るため地元でも自治会長として、また姫路医療生活協同組合の理事として奮闘していますが、市内全域の皆さんに関係する社会保障や福祉なども再勉強し、少しでもよりよい生活が送れるよう、奮闘していきます。
地元の地域で二回のモモタロー宣伝を行い、地域の皆さんには本当にお世話になりました。「暮らしと生活を守るために奮闘し、要求実現のために行動します」と訴えました。有言実行で新人議員らしく精一杯頑張り、「生まれ育った姫路に元気な未来を!」をスローガンに、市民の皆さんが安心して暮らせる姫路をめざし、力を尽くしてまいります。


(兵庫民報2019年5月12日付)

女性後援会「子どもの日」宣伝ラリー


日本共産党兵庫県女性後援会が五月五日、恒例の「子どもの日」宣伝ラリーを行い、王子公園前・元町大丸前・板宿商店街南・西区西神中央駅前の四カ所で街頭演説。金田峰生参議院兵庫選挙区予定候補を中心に、味口としゆき・森本真・林まさひと神戸市議、市川幸美西区女性後援会長がそれぞれ訴えました。
連休の家族連れでにぎわう各地で、親子連れや中高年の人々が女性後援会が配布したチラシを受け取り、消費税増税反対・憲法九条改悪反対の署名に応じてくれました。大丸前では中年の男性が署名のあと、金田さんの演説を最後まで聞いて、「支持しています」と握手したり、西区では「安倍さんはやめるかな?」と言いながら署名をした高齢の女性が「頑張って」と期待の声をよせてくれました。宣伝カーが移動中も次々と手を振っての激励がありました。
この宣伝ラリーには各地の女性後援会から合計四十二人が参加。憲法署名は十四筆、消費税署名は九筆あつまりました。五月二十六日二時から大丸前での「志位委員長を迎えての街頭演説」の案内のチラシを配布し参加を呼びかけました。

(兵庫民報2019年5月12日付)

消費税増税中止を:西宮で藤井聡さん招き講演会


四月二十七日西宮市で、京都大学大学院教授の藤井聡さんを講師(写真上)に「消費税UP(10%)で、庶民の暮らし・商売はどうなるの?――十月消費税増税は中止を!――」(主催=藤井聡講演会を成功させる西宮の会、よびかけ団体=西宮中小商工協会、西宮民主商工会、憲法を生かす阪神連絡会、西宮革新懇)の講演会を開催しました。
藤井聡教授は、京都大学教授として、消費税増税はとんでもない話だと警告し続けている基本的立場を明らかにして、消費税増税は、「消費が減ると同時に所得も減っている。悪魔のスパイラスで消費が減り所得が減る」とわかり易く解説しました。実際のデーターも示しながら消費税増税すると「消費がカクンと下がるとともに、それ以後の成長率が鈍くなる。実質賃金も伸びなくなる」「消費が伸びなくなって所得が下がって経済が破壊され」「税収も減り借金(赤字国債)が増える」ことを解明しました。
安倍政権がマスコミ、財界の力を利用して、消費増税の世論づくりをすすめている実態も明らかにしながら、「十月消費税増税の凍結を判断させるためには国民世論にかかっている。国民が持っている唯一の圧力、政府・政権・権力に対する圧力は、投票行為です。もしも消費増税をするんだという政党が与党でいたら、落とせばいいんです。あるいは逆に消費増税凍結するんだという政党を応援してもいい。それしか方法がない」と強調しました。
閉会挨拶で、関西学院大学教授の冨田宏治さん(西宮革新懇代表世話人)は、「こういう話をできるだけ多くの方に広げて頂きたい。国民の暮らしや経済を守るために、それこそイデオロギーの違い、政治的な立場の違いそうしたものを超えてどうか力を合わして、できる事をご一緒に進めさせて頂きたい」と訴えました。開会挨拶は、魚谷直生西宮中小商工協会会長が行いました。
―樫村庸一(西宮革新懇)

(兵庫民報2019年5月12日付)

朝日新聞支局襲撃事件を忘れない集会


二十九歳の小尻知博記者が殺害された事件から三十二年となった五月三日、「平和と民主主義を進める西宮・芦屋の会」は、五・三集会「朝日新聞阪神支局襲撃事件を忘れない 言論・出版・表現の自由を活かそう」を西宮市役所東館大ホールで開き、二百名以上が参加しました。
最初に安宅正博会長の呼びかけで、小尻記者や世界各地で殺害されたジャーナリストらを悼み黙祷を行いました。
今年の講演者は、いわゆる「ヘイト本」を考える特設コーナーを設置するなどの取り組みを積極的に行っているジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡さんで、テーマは「書店と民主主義~『ヘイト本』と向き合いながら~」でした。
福嶋さんは、一定の国や民族への憎悪をあおる「ヘイト本」が数多く出版され、かなりの販売部数をあげているなどの事実を述べた上で、「ヘイト本」を店頭から外さず置き続けていることを紹介しました。そして「『ヘイト本』は排除の論理に立っている。だからといって現実にある意見を店頭から外して隠してしまってもその意見は消えてなくなるわけではないし、外すことはこちら側から排除の論理に立ってしまうことになる。むしろ意見を露わにし、その意見を知っていくことが大切で、それが民主的な社会の実現に必要なのではないか」などと述べました。
また新聞やテレビの情報はスポンサーの影響を強く受けるが、社会情勢も反映し多様な意見を主張する書籍を置く書店は民主主義そのものでもあると指摘しました。
安倍政権が行おうとしている憲法改悪に反対し憲法を生かす運動を進めようと奮闘している私たちにとって広範な人々との対話が重要です。これを進めていく上で、大きな示唆を得た有意義な講演でした。
―上田隆(平和と民主主義を進める西宮・芦屋の会)

(兵庫民報2019年5月12日付)

ゴンチャロフ長時間パワハラ過労自死事件解決を求める会が三宮で市民に訴え

〝遺族への謝罪と全面解決を〟


ゴンチャロフ製菓で働いていた前田颯人さんがパワハラと長時間労働に追い詰められ二〇一六年六月、自死。労働災害は認定されましたが、会社は「過重労働やパワハラがあったという認識はない」との見解を撤回していません。同社労組や市民でつくる「解決を求める会」は「労災を真摯に受け止め社会的責任を果たせ」の団体署名二百九十九筆、個人署名三千二百五十七筆を三月に社長に提出しています。解決へ向けさらに世論を広げようと四月二十一日には三宮マルイ前で署名・宣伝を行いました。
宣伝には颯人さんの母・和美さんや同社の青年労働者も参加して訴えました。横断幕やビラを見たろうあ者が筆談で激励してくれるなど、市民の関心を集めました。

(兵庫民報2019年5月12日付)

「私たちの青年集会」

奪われる睡眠・疲労回復時間…、学び、生活できる社会を


「大学に入ったばかりの学生がバイトに追われて深夜ゼロ時を過ぎて家に帰る実態はおかしい」「せっかく好きな仕事に就こうと努力したのに、長時間労働が原因で辞めてしまったり命を落としてしまう現状をなんとかしてほしい」
四月二十八日に開かれた「私たちの青年集会」では青年の切実な実態が交流されました。
集会では、まず初めに集めてきたアンケート結果について報告。「労働によって奪われている生活時間」では「睡眠時間」「疲労回復」「食事」などが上位を占めており、人間として生きていくのに最低限必要な時間が奪われていることが明らかになりました。
続いて、実際に働いている労働者の実態を告発。今年の二月まで看護師として働いていたNさんは「夜勤なのに、気がついたら夕方十八時ごろ日勤の人と一緒に帰るような働き方だった。月の残業は百時間を超えていたが、最初の一カ月は『ちょっとしんどいな』という感覚だったが、それがエスカレートし『早く楽になりたい』と思うようになった。気づいたら眠剤を大量摂取して病院に運ばれるということも経験した」と深刻な実態を話しました。
集会にあたって野党各党に参加を呼びかけ、立憲民主党の桜井周衆院議員と社会民主党兵庫県連からメッセージが寄せられ、日本共産党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生さんが参加しました。
金田さんは「日本は、まがりなりにも立憲主義の国だが、安倍政権が憲法を無視している。立憲主義というのは、憲法によって、国民が権力者を縛るということ。この憲法に、働くことについてどのようにうたわれているでしょうか」と話をきりだし、日本国憲法で保障されている労働基本権や生存権、幸福追求権などについてふれ「八時間働けばふつうに暮らせる社会を作ろうと訴えていますが、この呼びかけが新鮮に受け止められています。それだけひどい社会になってます。全国統一の最低賃金、同一労働同一賃金のシステムを作り、EUで当たり前になっている残業規制やインターバル規制などのルールを確立しなければなりません」と訴えました。
また学費・奨学金問題についても「高すぎる授業料を引き下げて無料を目指す。さらに学ぶことには生活がつきものだから、そこも含めてバックアップすることは当然必要です」と訴えました。
集会に参加した青年は「今の長時間労働が、多くの青年に社会と関わる時間をなくさせていることは深刻だと思った。『知る機会』が今の社会によって奪われていることについてもっと多くの人に知ってもらいたいと思った」「政府が日本国憲法をしっかりと守っていたら理想的な国になるというのは納得なので、安倍政権を市民と野党で倒して実現させたい」などと感想を寄せています。

(兵庫民報2019年5月12日付)

借上復興住宅「被災者追出し裁判」の不当判決に対する弁護団声明

二〇一九年四月二十四日 借上復興住宅弁護団・団長 佐伯雄三

神戸地方裁判所尼崎支部第二民事部は、本日、借上復興住宅の入居者に対する明け渡し訴訟について、入居者の退去を求める西宮市の請求を認める不当な判決を言い渡した。
私たち借上復興住宅弁護団は、現在、疾病のため転居困難な入居者を、公営住宅から追い出し、健康を大きく損なうこととなる神戸地方裁判所尼崎支部第二民事部の無慈悲な判決を強く批判する。
本日の判決は、借上復興住宅制度が創設された際に、新設された「事前通知」(公営住宅法二十五条二項)を怠った場合でも、「借上期間」満了を理由とすれば、住宅困窮者の追い出しを認めるものであるが、入居前の通知がない場合に貸主が期間を理由に明け渡しを求めることができないという法理は、同じ賃借人である以上、公営住宅の入居者も民間の賃借人と同様の保護を与えられなければならず、我が国の民間住宅と公営住宅の賃貸借において異なることがあれば、それは自ら住宅を確保することが困難な住宅困窮者を劣等処遇に置くものであり、明確に憲法十四条第一項に反する差別である。
本判決に対しては大阪高等裁判所へ控訴し、本判決の憲法および法律の問題点を是正していく。借上復興住宅からの転居が困難な入居者は、日々の健康な生活が自治体から脅かされ、健康が削り取られている。自治体からの理不尽な明け渡し請求を受けることなく、命と健康なくらしの基本である「住まい」が安心して確保されるように市民の皆様のご理解、ご支援のもと、大阪高等裁判所での審理に向けて、引き続き闘っていく。

(兵庫民報2019年5月12日付)


大門みきし「天皇の政治利用を許さない」

連載エッセイ39
大型連休中はテレビも新聞も「令和」「令和」とうるさいほどでした。個人的にも、高校時代に付き合っていた彼女の名前が令子でしたので、「令和」の字を見るたび、けんかのあと謝って仲直りした場面を思い出してしまいます。これから何千回思い出すことでしょう。
しかし「令和」には護憲の意味もあるとか。考案者とされる中西進・大阪女子大名誉教授は、「令和」のもとになった万葉集の大伴旅人の歌には権力者に対する批判がこめられており、「令和」の意味も「はっきりとした平和」と解釈すべきだとし、憲法九条の大切さを強調されています(「日経」五月一日付「令(うるわ)しく平和築いていく」)。
安倍首相にとって中西さんの解釈は想定外だったようですが、とにかく中西さんの思いとは逆に、憲法改悪に執念を燃やし、天皇の政治利用をさらに進めようとしています。
前天皇も新天皇も、被災者に寄り添う姿や平和を願う真摯な言葉から国民の人気は高く、世論調査でも八割近くが皇室に親しみを感じています。天皇による「ふわっとした国民統合」が広がっているとの指摘もあります(「朝日」五月二日付)。安倍首相はこの「ふわっとした国民統合」に乗っかり、天皇の平和への思いも「平和のための改憲だ」などと称して利用しようとするでしょう。
天皇の政治利用を許さず憲法九条を守るたたかいは、天皇と同じ気持ちで平和が続くことを願う保守的な方々とも共同できる課題だと思います。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2019年5月12日付)

亀井洋示「鎬を削る」

(兵庫民報2019年5月12日付)

みんぽう川柳〈四月〉「友達」

選者 島村美津子

特 選

友がいて晩菜一品やりとりす
 神戸市 伊藤マツ子

【評】日常生活の一部を切り取った何気ない温いこの句に忽ち虜になりました、
こんな友達が近くにいてくれたらどれ程生きやすいことか、でも考えてみたら昔はどこの家でもご近所とこんなやりとりがあったのではないでしょうか。
淡路にお住まいの川柳仲間の話では「食べ助け」と言う習慣があって、沢山作物が取れた時などご近所に配って助けてもらうのだそうです。
マツ子さん九十三歳、三千万署名に、選挙活動に、街頭にたっていらっしゃる姿をよく見かけます、しゃんとされて、九十三歳はまだまだ元気、熱い連帯の拍手を送りたいと思います。

入 選

増税を止める投票友と行く
 神戸市 玉山歳子

桜に友至福の時は短くて
 神戸市 熊谷敏子

会いたいな思って会える友大事
 神戸市 藤田幸子

釣り友も今は杖友でも元気
 明石市 川路政行

友人と語り合いたい補聴器で
 神戸市 高馬士郎

少子化で友だち百人できるかな
 神戸市 梶山洋枝

チューリップじゃれてはにかむ一年生
 尼崎市 中内眞佐子

夜間高校仕事勉学いまも友
 芦屋市 梶原嘉代子

友達は困った時のリトマス紙
 明石市 長井真理子

久しぶり友の名忘れしゃべり出す
 明石市 上河規江

旧姓で呼び合う友も後二人
 神戸市 山本尚代

よろこびも悲しみも本は友達
 尼崎市 富田明美

振りむけば数多の友に助けられ
 神戸市 松尾美恵子

被災地は月を閑居の友とする
 神戸市 長尾粛正

(兵庫民報2019年5月12日付)

兵庫山河の会「山河」より

配水管の噴き出す水音響くのみ焼野が原の不気味な静寂
 (昭和二十年三月 神戸空襲) 安武ひろ子

貝殻をマリア像とあがめたる重き沈黙遺品は語る
 (天草 津崎集落にて)  石井敏子

病院の待合室になつかしき讃岐なまりが耳に入り来る
 塩谷凉子

冬去りて指の冷たさ戻り来んエニシダの鉢われは贖う
 古谷さだよ

受け継がん安倍打倒の志しろたえ満つる梅に誓えり
 延原ちづ

コンビニの宅配サービスフル活用外出困難老夫婦のさま
 新井 幸

梅散りて彼岸過ぎたる庭先に赤き芽吹きの芍薬見つけぬ
 鵜尾和代

埋め立ては許しはせぬぞ沖縄県民は今日も多くの座り込み続く
 (うちなん) 西澤 愼

男女格差世界ランキング百十位貧困格差もしだいに広がり
 大中 肇

コンビニのおでんはきのうでおしまいに春一色の行楽弁当
 古賀悦子

(兵庫民報2019年5月12日付)

観感楽学

二〇一九年のゴールデンウィークは十連休という大型連休でした。私は、地元を離れ遠方に住む息子が帰省し、久しぶりに会えたという嬉しいゴールデンウィークでした▼ただ息子の携帯電話が連休中に壊れてしまうというアクシデントがありました。休み中でも仕事の用件が携帯電話に入るため早速、携帯電話を買い替えに行きました。店員さんが壊れた携帯電話から新しい携帯に住所録など必要なデータを移行。そのとき息子が「写真データもちゃんと移さないとね」と言いました▼私は以前にソフト会社で働いており、携帯電話の開発にも長く携わっていました。そのときに聞いた話を思い出しました▼初めて携帯電話にカメラ機能をつけるという案が会議に出されたとき上層部は猛反対したそうです。反対の理由は「携帯電話にカメラ機能を必要と誰も思わない」ということだったそうです。しかし、今では携帯電話にカメラ機能がついているのは当り前です。この固定的な考え方にとらわれない発想力の大切さを感じた事を思い出しました▼固定的な考えにとらわれることなく「柔軟な発想」で周りを見直すと新たな気づき、改善点があるかもしれませんね。(ふ)

(兵庫民報2019年5月12日付)

2019年4月28日日曜日

米軍オスプレイ飛行訓練中止を:日本共産党県議団が知事に申し入れ


日本共産党兵庫県議団は四月二十二日、井戸敏三知事に対し「オスプレイの飛行訓練中止を求める」申し入れを行いました。一日にMV22オスプレイが大阪国際空港(伊丹空港)に緊急着陸、八日にはCV22オスプレイの三田上空通過が目撃されたことを受けてのものです。
県議らは――アメリカでは市街地で飛ぶのが禁止されているのに、日本では飛びたい放題。県内を勝手に飛び回られては県民の命が脅かされる。二〇一二年のオスプレイ配備の時には、党県議団などの要請ふまえ、知事名で防衛大臣に〝県民への影響がない対応をとるよう働きかけること〟を防衛大臣に要請しているが、今回、懸念した影響がでている。事態をふまえ、県として、厳しく国と米軍に抗議し、オスプレイ飛行中止と、移動は可能な限り水上とするという日米合同委員会合意の遵守を国に求め、県としても、飛行情報など事前につかみ、ホームページで周知する――など具体的な対応を求めました。
対応した企画県民部長は、知事も危険性は認識しているとし、「今日の訴えを知事にも伝え、対応を検討したい」と答えました。県議団として引き続き追及していきます。

(兵庫民報2019年4月28日付)

金田峰生「勝つまで負けないでがんばります」

連載エッセイ10

厳しい闘いだった統一地方選挙、衆議院補欠選挙でご支援頂き、ありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。
沖縄三区での屋良朝博氏圧勝を共に喜びたいと思います。
大阪12区の宮本たけし氏落選は悔しい結果ですが、本気の野党共闘へ向けての重要な経験となりました。
県内選挙結果も厳しいものがありますが、姫路市議選で一議席増を果たせ、宝塚市、西宮市、芦屋市、播磨町いずれでも新旧交代に成功したことは朗報です。
国民健康保険料大幅引き下げや、「医療費窓口負担無料化」「介護保険制度改善」などに共感が広がると共に、私たちの財源論に一定の理解と賛同が得られたことと相まって、「消費税増税」について政府内に動揺が広がり、増税中止の可能性が高まりました。
安倍政権による憲法改定阻止の闘いは、いよいよこれからが正念場です。
この間、伊丹空港へのオスプレイ緊急着陸、「忖度政治・国政私物化」、日米貿易交渉、原発促進の財界発言…と重大な問題が相次いで起こりました。どれも曖昧にさせてはならない問題です。
今度は参議院選挙。成功も失敗も教訓をしっかりと生かし、さらに気を引き締め、死力を尽くして勝利をめざします。
今回惜しくも落選となった候補者のみなさんの心中はいかばかりかと思います。私も胸に鉛を撃ち込まれたようなこころもちです。
けれどまた前を向いて歩きだそうとしている姿に、革命家の心意気を見る思いもしています。
私も、勝つまで負けないでがんばります。
(参院兵庫選挙区予定候補・日本共産党国会議員団兵庫事務所長)

(兵庫民報2019年4月28日付)

山下よしき「宮本さん、ありがとう」

連載エッセイ15

すばらしい友をもちました。衆院大阪12区補欠選挙に無所属で出馬し奮闘された宮本たけしさん。ともに青年運動に取り組んだ三十年来の仲間です。
よく知られるように、国会で森友事件を真っ先に取り上げ、徹底した調査と論戦で安倍首相を追い込み、籠池氏、佐川氏の証人喚問を実現したのが宮本さんです。その宮本さんが、衆議院議員の職を辞し退路を断って、そのうえ「共産党」の看板も外して無所属で出馬したココロはなにか。
ただただ、安倍政権を倒す本気の野党共闘をつくるため、日本の政治を変えるためでした。誰もやったことのない勇気ある決断です。
宮本さんの覚悟と行動にこたえ、出発式から「宮本さんを一人でたたかわせるな」と立憲民主、国民民主、社民、自由、共産と、すべての野党の代表が駆けつけ、日に日にその輪が広がりました。市民連合の呼びかけにこたえ、全国から千人を超えるボランティアが集まりました。
結果は残念でしたが、市民と野党の共闘は大きく動き始めました。渦が広がり始めました。三カ月後の参議院選挙に向けて、全国でさらに大きく渦を広げ、安倍政治を終わらせる基礎を築いてくれました。
前例のない挑戦を見事にたたかいぬかれた宮本さん。記者からの「笑顔ですがすがしい表情が印象的ですが、どうしてですか?」の問いに「野党共闘で希望ある政治をつくる。この決意には結果にかかわらず一点の迷いもなかった」。本当に誇らしい友です。
(党副委員長・日本共産党参院議員)

(兵庫民報2019年4月28日付)

原発をなくす尼崎の会第五回総会

原子力発電と石炭火力発電―二つのたたかい

同会事務局員 松岡宗治

原発をなくす尼崎の会は第五回総会を四月二十日、尼崎市女性センタートレピエで開きました。
今年の総会では、前半にお二人の方から報告をしていただきました。

◎原発さえなければ


お一人目は、宮城県からの避難者・伊藤貴子さん。伊藤さんは次のように語られました。
――夫の治療のためと原発からの避難のための二度も避難生活をすることになった。「避難」とは過酷であり、他の人にすがるしか生きていけないものということを実感した。
福島第一原発から八十キロメートルに実家があり、娘が原発爆発直後に鼻血を出した。その後すぐに、偶然三席がキャンセルになった飛行機で、巡り巡って伊丹空港に到着したら、「花が咲いている、助かったぁ」と思った。
また阪神・淡路大震災を経験されている方々の温かさを感じてきた。
半年後、夫のために取っていた介護休暇が切れて帰ったら、除染が全然進んでなく、集団訴訟を起こした。原発さえなければ自然災害だけですんでいるのに。
訴訟でお金が欲しいのではない、原発を止めること、そして被災者の生活や財産、再建の目途、職業などを守るための法整備をすることです。―
伊藤さんが原告として参加されている「原発賠償ひょうご訴訟」の次回の期日は五月十六日(木)午後二時から神戸地方裁判所一〇一号法廷で開かれます。同席された野田弁護士からも、「傍聴者の温かいご支援が力になります」と呼びかけがありました。

◎エネルギー政策の大転換を


お二人目は、石炭火力発電中止裁判原告の廣岡豊さん。廣岡さんは次のように語られました。
地球温暖化の原因がCO2であるにもかかわらず、安倍政権のエネルギー政策は「原発と石炭火力を主力電源」としている。今世紀末にCO2をゼロにするためには大きな転換が必要だ。
神戸製鋼の石炭火力発電所から一キロメートル以内に保育園や小中学校もある。そんな所に増設しようとしている。二〇一七年から公害調停を始めたが、神戸製鋼は調停手続きを無視する形で着工への手続きを行ったことから、昨年九月、建設・稼働などの差し止めを求め神戸製鋼所と関西電力に対する民事訴訟を神戸地裁に提訴。十一月には環境影響評価書の確定通知の取消し及びCO2排出規制を求め、国を相手に行政訴訟を大阪地裁に提起した。
民事訴訟の第三回期日は五月二十八日午後三時、神戸地裁一〇一号法廷で、行政訴訟の第三回期日は七月三日午後三時、大阪地裁二〇二号法廷で。ぜひ傍聴をお願いします。――と訴えました。
総会には三十数名が参加され、風評被害の実態や水素ガスについての質問、また事務局の提案に対して今後の宣伝活動のあり方など活発な意見が出されました。
また、この総会で一団体と個人二名の会員が増えました。

(兵庫民報2019年4月28日付)

神戸映サ5月例会『夜明けの祈り』

絶望のなか、灯り見いだし


人間は心と身体に生涯忘れられない痛みを負った時、何を支えにそれからの人生を生きていくのでしょうか?
映画『夜明けの祈り』第二次大戦後末期に起こったソ連兵によるポーランド修道女への性暴力事件を題材にしていますが、具体的な描写はありません。作品は史実を素に女性監督自身の視点で、突然の悲劇に遭った若き修道女たちのそれからと彼女たちを献身的に見守り、悩みながらも暗闇の中でひとすじの灯りとなるべく活動するフランス赤十字の若き女性医師マチルドを主人公にモノトーンと静寂、透明感を見る者に強く印象付けながら進んでいきます。
映画の中ではシスターマリアが信仰について自身の言葉で語る場面、戦時下の赤十字の役割、ポーランドとユダヤ人、修道院と地域との関係などわたしたちが知らない世界をこの作品は見せてくれます。また絶望の中から灯りを見いだし生きる力とする人間の強さも見せてくれる作品となっています。
―松本正憲(神戸映画サークル)

映画『夜明けの祈り』
2016年/フランス・ポーランド合作/115分、監督:アンヌ・フォンテーヌ/5月17日(金)①11時②14時③19時/5月18日(土)①11時②14時③18時/神戸アートビレッジセンターKAVCホール/一般当日1,700円(前売1,300円)、シニア・障がい者・大学生以下1,300円/☎078‐371‐8550、URL http://kobe-eisa.com/



(兵庫民報2019年4月28日付)

ひなたぽっころりん〈639〉

(兵庫民報2019年4月28日付)

観感楽学

久しぶりに松本清張を読んだ。『天保図録』(文庫全五冊)という水野忠邦を中心とする「天保政治の実相を描く時代長編」というのが裏表紙の宣伝文句。内容のことはさておいて、驚いたのは文中に知らない単語が次々に出てくること。陰私・私曲・荷察・青楼……▼この小説は一九六二~六四年、週刊朝日に連載されたものが単行本となり文庫本として発刊された。当時の大人たちはこれらの言葉を容易に理解していたのかと思うとなぜかため息が出る▼単語のみならず、初めてお目にかかる言い回しもいくつか。その一つに「衆口、金をとかす」というのがあり、ため息ばかりついておられないので大漢和辞典で調べてみた。「衆心は城を成し、衆口は金をとかす」と中国・春秋時代の歴史書にすでに出てくる。人びとの心が一致すれば城のように堅固となり、無責任なうわさは金石=正しいことも破壊してしまうという意味▼せっかく大漢和辞典を引っ張ってきたのだからとおもい「令和」も調べる。中国で使われた字(男子元服後、実名にかえて通用させた名前)とあり、万葉集以前に活躍した中国人名の例も記載。なるほど、ため息で終わってはならない。(T)

(兵庫民報2019年4月28日付)

統一地方選挙の結果について

二〇一九年四月二十三日   日本共産党兵庫県委員会

二十一日投開票で行われた統一地方選挙後半戦で、日本共産党は九市二町で三十二人の候補者を擁立し、二十五議席を獲得しました。四月七日投開票の兵庫県議選・神戸市議選挙に続き、ご支援をいただいた「しんぶん赤旗」読者、後援会員のみなさん、日本共産党に期待を寄せていただいた市民のみなさん、全県の党支部と党員のみなさんのご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。
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統一地方選挙の前半・後半を通じて、日本共産党は、消費税増税中止、国保料引き下げ、憲法九条擁護と、福祉の増進をすすめる自治体への転換・前進を基調にすえた論戦をすすめました。この論戦は広く有権者の心をとらえ、日ごとに熱い期待が寄せられ、ついに政府与党内でも、消費税増税の延期を口にせざるを得ない状況を作り出しました。
宣伝戦・組織戦では、二〇一七年総選挙の得票を出発点に、「現有議席確保も容易ならざる情勢」のもと「絶対に共倒れをつくらない」ことを重視してたたかいました。
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兵庫県議選では、どの選挙区も大激戦のなか、現有五議席を守り抜いたことは重要な成果でした。一方、自民党は単独過半数に届きませんでした。尼崎、東灘、姫路で党候補が安倍自公政権の補完勢力である維新候補に競り勝ち、宝塚でも得票で上回って勝利したことも大きな意義がありました。
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神戸市議選では、東灘区で現有二議席を守りましたが、参院選をにらみ各党がしのぎをけずる大激戦の中で、中央区、北区、垂水区で競り負け、現有議席を確保できず三議席の後退となりました。街頭の反応は強かったものの、四年前に比べて対話・支持拡大が下回り、確実に得票に結びつけられないまま、得票を減らし議席を失う選挙区を生んだことは残念です。
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後半の市議・町議選挙でも、各選挙区で大接戦・大激戦が展開されました。その中でわが党は、姫路市で一議席増、宝塚市、芦屋市、三木市、小野市、相生市、播磨町で現有議席を確保、全体で五人の新人議員が誕生しました。伊丹市・西宮市では、ともに二人の現職が落選。明石市では現有二議席を確保するも新人は及ばず前回比で一議席減、太子町は議席空白となりました。
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多くの選挙区で共通して痛感させられているのは、自力の不足から必要な手立てを尽くせない状況があったことです。次のたたかいに向けて、本格的な世代的継承と党の自力づくりをすすめる決意です。今回の選挙結果について、今後、党内外のみなさんのご意見をいただきながら総括を深めます。
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後半戦と同時にたたかわれた衆院補欠選挙では、沖縄3区でオール沖縄の屋良朝博候補が自民党候補を打ち破って勝利し、大阪12区では宮本岳志候補が敗れたものの、市民と野党の共闘の今後の発展にとって大きな財産をつくるものになりました。
こうした成果も確信とし、目前に近づいた夏の参院選挙で、兵庫で比例四十六万票の獲得、選挙区で金田峰生国会議員団兵庫事務所長の勝利をかちとるために、新たな前進を開始することをお誓いし、引き続いてのみなさんのご協力とご奮闘をお願いいたします。

以上

(兵庫民報2019年4月23日付)


2019年4月21日日曜日

山下副委員長の訴え:〝国政私物化政治〟終わらせよう

「共産党を勝たせてください」―山下よしき副委員長、伊丹・西宮・明石で訴え

日本共産党の山下よしき副委員長・参議院議員は四月十三日、伊丹、西宮、明石で訴えました。国政にかかわる訴えの一部を要旨で紹介します。(文責・編集部)

伊丹で訴える山下副委員長
〝総理と副総理を忖度して道路予算をつけた〟と発言した副大臣が辞めました。一週間もたっていないのに、〝復興以上に大事なのは自民党議員だ〟という発言をして大臣が辞めました。いったい何をやっているのでしょうか。国民や被災者の暮らしより、総理大臣や身内の議員のほうが大事だ――これが安倍内閣だということではないでしょうか。
この国政の私物化は、二年以上も続いています。もはや安倍政権には、みずから異常をただす力はありません。
ならば、ここは、主権者国民の出番ではないでしょうか。「こんな政治は一日も早く終わらせたい」「変えたい」――その願いを、安倍政権ともっとも厳しく対決するとともに、野党共闘の前進に真剣に誠実にがんばりぬく党、日本共産党に託してください。
私たちは、野党共闘の前進を主張するだけではありません。大阪では、森友追及の先頭にたってきた日本共産党衆院議員が議員の職を辞して、退路をたって無所属ででています。その心はただ一つ、安倍政権を終わらせるための本気の野党共闘をすすめるためです。
この本気の覚悟に野党各党のみなさんがこたえてくれています。出発式には、立憲民主党、国民民主党、自由党、社民党、日本共産党――すべての野党が勝たせようとがんばっています。
日本共産党をのばしていただき、つづく七月の参議院選挙で本気の野党共闘で安倍政権を終わらせるために、それぞれの地方の政治戦でも日本共産党を勝たせてください。

消費税増税中止に道開く

安倍政権は、みなさんの暮らしにダブルパンチを与えようとしています。
一つは、十月からの消費税一〇%への増税です。五年前に消費税を五%から八%に上げました。
安倍さんは〝景気の影響は一時的〟と言いましたが、五年たってももどっていません。家計消費は、増税前と比べて二十五万円も減ったままです。一〇%に上げれば消費はもっと冷えこみ、景気はますます悪くなります。政府みずから景気判断を三月から下方修正しています。こんなときに消費税を増税することは、坂道を下りかけた人の背中を後ろから、けとばすようなものではないでしょうか。暮らしも経済も谷底にころがり落ちます。増税は中止しなければなりません。
「増税は決まったことでは」という方もあると思いますが、そんなことはありません。
税金のあり方を決めるのは主権者、国民です。議会が誕生したのも、そのためです。議会は、税金のあり方を決めるいちばん大切な場所です。
その議会の代表者をきめる地方の政治戦、七月の参議院選挙と十月まで二回のチャンスがあります。二つのたたかいで日本共産党をのばしていただいて、消費税増税中止に道を開こうではありませんか。
日本共産党は、消費税にたよらない別の道を提案しています。
法人税は中小企業の負担率が一八%なのに、大企業は一〇%です。なんでこんなことが起こるのか。大企業しか使えない優遇税制がいっぱいあるからです。たとえばトヨタ自動車一社で五千億円にのぼる研究開発減税があります。せめて大企業にも中小企業並みに税金を負担してもらう――これで国の税収、年間四兆円増えます。
超富裕層は、資産が増えています。低すぎる株にかかわる税金をせめて欧米並みに負担してもらうだけで一兆円増えます。消費税を増税しなくても財源が生まれます。
この道をご一緒に歩もうでもありませんか。日本共産党は、大企業・財界から一円も献金を受け取りません。大企業に遠慮なくものがいえるのです。消費税増税中止の願いを安心して託してください。

西宮で訴える山下副委員長

国保料(税)値下げで一石三鳥

もう一つの暮らしへのパンチは、国民健康保険料(税)の値上げです。多くの自治体で、国保料(税)は、年収四百万円、四人世帯で年間四十万円ぐらいになります。一カ月分の収入が国保料(税)で消えてしまう。
安倍政権は、国保料(税)をさらに大幅に値上げする仕組みをつくりました。国保の都道府県化です。「これをやれば国保料がさらに上がるではないか」という私の参院予算委会での質問に、厚生労働省の局長が「ただちに上げるものではない」と答弁しました。「直ちに」ではないが、〝数年かけて上げます〟と認めました。
消費税増税に国保料(税)の値上げ――まさにダブルパンチではないでしょうか。試算では一世帯当たり数万円から十万円の負担増になり、暮らし破壊になります。共産党をのばして、国保料(税)の値上げをストップしましょう。
いま国保料(税)に求められているのは、値上げではなく、値下げです。全国知事会が一昨年、あまりにも住民負担が重すぎる国保料(税)を引き下げるため、公費を一兆円投入する提案をしました。大賛成です。日本共産党は、知事会提案を具体化する提案を昨年、発表しました。その肝は、赤ちゃんが生まれたら値上げになる「均等割」などをなくすことです。一兆円の公費投入で「均等割」「平等割」をなくせば、年間四十万円の国保料(税)が多くのところで二十五万円ぐらいに下がます。この仕事をやらせてください。
国保料(税)が下がれば「晩のおかずも一品ふやそう」となるでしょう。地域の商店街で買い物する、地域経済の好循環につながる、一石三鳥の仕事を日本共産党にやらせてください。

(兵庫民報2019年4月21日付)

8日、三田上空通過はCV-22オスプレイ


四月八日十七時二十二分ごろ三田市のウッディタウンで長尾明憲三田市議が目撃・撮影したオスプレイとみられる機体について、兵庫民報編集部が防衛省近畿中部防衛局に問い合わせたところ、「本省より〝八日夕刻にCVオスプレイ一機が横田を離陸し岩国に着陸、その後、同日夕刻、岩国を離陸し横田に着陸予定〟との連絡があった。当局は管内府県にこの旨を情報提供した。オスプレイの飛行ルートについては米軍の運用上の問題であるので当局は承知していない。三田で目撃された機体が同一のものかどうかも当局は承知していない」との回答がありました。兵庫県にも党県議団を通じて問い合わせたところ、四月八日十七時頃〈註〉、防衛省近畿中部防衛局から同様の内容の連絡があったことを県も明らかにしています。
このことから、三田市上空を飛行したのはCV―22オスプレイだと思われます。一日に大阪国際空港に「緊急着陸」したのは米軍海兵隊普天間基地所属のMV―22。八日の機体について近畿中部防衛局は所属を明らかにしませんでしたが、CV―22は米空軍横田基地に配備されています。
MV―22配備にあたっての日米合同委員会合意(二〇一二年)は「移動の際には、可能な限り水上を飛行する」とし、CV―22もこれを遵守することが日米で確認されていますが、八日の飛行はこれを逸脱するものです。
低空飛行解析センターの大野智久代表(アマチュア天文家・岡山民報元編集長)は長尾市議の写真を解析し、三田市での飛行高度を標高約八百八十メートル・地上から約六百九十メートルと推定しています。
なお、大野氏は八日十七時四十二分に三田から百三十数キロ西の倉敷市でオスプレイ一機が西へ飛ぶのを目撃・撮影しています。速度から三田と同一の機体と思われます。
*
兵庫県北部は米軍の訓練ルート「ブラウンルート」の東端にあたることから、従来から米軍機の低空飛行訓練が行われ、県民に不安を与えてきました。二〇一六年以来の三年間で、県が記録しているだけでも九回の「米軍機と思われるジェット機等の飛行」の目撃があり、うち四回は所属も明らかになっていません。

兵庫県内における米軍機と思われるジェット機等の飛行目撃の報告状況

(2016年4月1日~2019年3月31日、兵庫県調べ)
  • 2016年:4回
    1. 4月5日
      • 場所:朝来市生野町
      • 機体数など:不明
      • 所属:米軍機
      • 対応:防衛省に事実確認の結果、米軍機と判明
    2. 5月13日
      • 場所:朝来市生野町
      • 機体数:不明
      • 所属:不明
      • 対応:防衛省に事実確認→米軍機及び自衛隊機ではない
    3. 8月11日
      • 場所:宍粟市
      • 機体数:1機
      • 所属:不明
      • 対応:防衛省に事実確認→自衛隊機ではないが、米軍機であるか否かについては確認できない
    4. 10月25日
      • 場所:佐用町
      • 機体数:1機
      • 所属:自衛隊機
      • 対応:防衛省に事実確認の結果、自衛隊機と判明
  • 2017年:2回
    1. 5月16日
      • 場所:朝来市生野町・和田山町
      • 機体数:[生野町]2機、[和田山町]不明
      • 所属:自衛隊機
      • 対応:防衛省に事実確認の結果、自衛隊機と判明
    2. 9月4日
      • 場所:宍粟市
      • 機体数:[14:20]2機、[15:55]2機
      • 所属:自衛隊機
      • 対応:防衛省に事実確認の結果、自衛隊機と判明
  • 2018年:3回
    1. 3月27日
      • 場所:朝来市
      • 機体数:不明
      • 所属:不明
      • 対応:防衛省に事実確認→自衛隊機ではないが、米軍機であるか否かについては確認できない
    2. 4月16日
      • 場所:佐用町
      • 機体数:1機
      • 所属:不明
      • 対応:防衛省に事実確認→自衛隊機ではないが、米軍機であるか否かについては確認できない
    3. 6月14日
      • 場所:宍粟市
      • 機体数:1機
      • 所属:自衛隊機
      • 対応:防衛省に事実確認の結果、自衛隊機と判明
(兵庫民報2019年4月21日付)


〈註〉 鳥取県は中国四国防衛局から十六時五十五分に連絡を受けています。これは三田で目撃されるより前です。https://www.pref.tottori.lg.jp/238872.htm

〈付記〉 日本共産党倉敷市議団と須増伸子県議は9日、倉敷市長に飛行中止を申し入れました。申し入れ内容は、市として①事実関係を明らかにし公表すること、②飛行中止を中国四国防衛局に強く申し入れること、③飛行情報を倉敷市のホームページで事前に掲載すること―の三点を求めています。
岡山民報4月21日付

借り上げ住宅協議会が神戸市と交渉再開

認識の大きなずれ明白に

――段野太一(ひょうご借り上げ住宅協議会)


ひょうご借上げ住宅協議会は、神戸市の「提訴」以来断絶していた交渉を三年ぶりに再開しました。
四月十二日の交渉に、神戸市側は、松原整備課長と係長二名。協議会側は、安田秋成代表はじめ石田健一郎、岩田伸彦、段野太一の四名が交渉に臨みました。
交渉課題は、司法(裁判中の問題)以外の課題のうち、①転居した方々の健康、生活実態に対する認識、②民間借上げ住宅における三条件(八十五歳以上など)該当者の転居実態、③転居者の悉皆調査ならびに「みまわり活動」の状況などについて現状認識を質しました。
冒頭、安田代表は、自らが居住する住宅でも転居強要で不安な生活を余儀なくされ十一名の入居者が亡くなった事、転居者が転居先でコミュニティになじめず、『ふれあい喫茶』にも行けないなど居場所を失っている現状があると指摘し、当局の見解を質しました。
また、石田氏も民間小規模借上げ住宅では、三条件に合致していても転居を強要されている問題を取り上げ、転居を強要される入居者と、借り上げ期間の延長・継続を求めているオーナーの意向をとりあげました。
これに対して神戸市側は――悉皆調査は実施していないが転居者には職員が意見を聞きまとめている。この間の転居者(三百八十六人)の意見は、「良かった」が二百六十八名、「不満・不安」との意見は三十七名。「みまわり活動」は、転居者の希望があれば一年間だけ実施している。民間小規模住宅は三十団地(二百八十八世帯)のうち、退去合意団地は二十七団地の二百三十八世帯、残りのうち、転居準備十五世帯、空き待ち三世帯という現状だ――と回答しました。
この神戸市の見解は、私たち協議会の認識と大きなずれがあることが明白になりました。
私たち協議会は、裁判闘争をたたかいつつ、入居者・転居者全体の実態に神戸市が責任を持つよう追及していく決意です。

(兵庫民報2019年4月21日付)

優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会が発足

「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会」が三月二十二日結成されました。
「歩む兵庫の会」は、「優生保護法被害者国家賠償請求裁判を勝利に導き、障害のある人も人としての尊厳が守られ、差別や人権侵害を受けない社会とするための運動の推進」を目的として、「裁判の原告を支援し、多くの個人・団体に呼びかけ、訴訟運動への理解・賛同を広げること、裁判傍聴への参加、優生保護法による強制不妊・中絶手術の違憲性と優生思想の誤りを広く世論に訴え、裁判への関心・理解を広げる」などの活動を行うこととしています。
当面、①五月二十三日(木)十五時から行われる第三回裁判の傍聴、②「歩む兵庫の会」の個人会員(会費一口千円)への加入促進、③併せてこの運動に賛同する団体を増やすこと―に取り組むことが提案されました。
「歩む兵庫の会」は、兵庫障害者センターに事務所を置いています。Tel. 078・341・9544、Fax 078・341・9545(「兵障協ニュース」四月号より)

(兵庫民報2019年4月21日付)

10月消費税10%ストップ!兵庫県ネットワークが街頭宣伝行動


四月一日に発足した「10月消費税10%ストップ! 兵庫県ネットワーク」は、十三日、神戸・元町大丸前で街頭宣伝行動に取り組みました。
*
〝十月からの消費税一〇%への引き上げをストップさせよう〟と県保険医協会、県農民連、県民医連、新日本婦人の会県本部、年金者組合県本部、全国FC加盟店協会、自由法曹団県支部、兵商連など十一団体と税理士など四十三人が参加しました。
呼びかけ人の西山裕康県保険医協会理事長らが次々と訴えて県民に大きくアピール。兵商連の磯谷吉夫会長は「消費税は大企業の減税に使われた。国民の懐を温める政策に転換せよ」と増税中止を強調しました。大島誠税理士は「統計データを改竄し、増税の道をつくる政府こそ本物のワルだ。国民のくらしを苦しめる増税はストップさせよう」と訴えました。
呼びかけに応えて参加した金田峰生参院予定候補は、「増税しなくても財源はある。この次の選挙では増税ストップの勢力を伸ばしていただきたい」と訴えました。


この日の宣伝では一〇%中止署名を七十七人分集めました。シール投票では「増税、ほんま腹たつわ」と三枚も貼っていく男性もありました。
*
当面、毎月、街頭宣伝を行い、広く県民に「10月消費税10%ストップ」を呼びかけていく予定です。
―江浦亜希子(兵商連)

(兵庫民報2019年4月21日付)

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